パラレル日記後書き集

『プロローグ』
本来書いたものから大幅に変更、省略したものがこれです。
なんといっても、あれだとこれ以降の話がややこしくなり過ぎなので。
とりあえずパラレルワールドがどういうものかを説明する話。
だけど、あんまり説明になって無い・・・。
二人の目的は、
翔子:とにかく楽しむ事。
紀柳:太助に与える試練を見つける事。
という事になっています。

『茶・ちゃ・チャ』
桜野みねね短編集より、一つ目です。
一言コメントにある様に、三番目に仕上がったお話です。
とにかくお茶、お茶、お茶。お茶を色々考えるのがそれなりに楽しかったりします。
出会いは、漫画とかにも良くある街角で“ドン!”とぶつかる。(笑)
試練ノート、と最後にちょこっと書いたものが何故か反響を呼んだ様です。
というわけで、これは紀柳の必須アイテムとなりました。

『ヨコハマ買い出し紀行』
アルファさんの視点で書いてます。なんとも、ほのぼのを出すのが難しい漫画です。
ちなみに、私の友人(この人からこの漫画を教えてもらった)
BCDさんから“ー50点”をくらいました。(100点満点)
それでも、ほのぼのがそれなりに出てて良いよ、と言ってくれましたが。(笑)
本来ならヨコハマ買い出し紀行の二次小説として書くつもりだったんですが、
まあしょうがないかな、という事でこちらに分類しているわけです。

『レベルE』
沢山ある話の中から、「カラーレンジャー」を元に書きました。
丁度色もあってるし、という事で五行説の設定も出したり。
最後のバトルがなんか強引な気もしましたが・・・まあいいでしょう。←おい
本気で戦うと、やっぱり紀柳は最強ではないかと思うのですが・・・。

『ショーウィンドウのエミリー』
桜野みねね短編集より、二つ目です。
初の紀柳一人称。何故か凄く書きやすく感じました。
ただ、書いても書いても終わらなくなり、結局かなり長く・・・。
パソコンのあたりは、書いてて非常に楽しかったですね。
ただ、強引に伸ばしてしまった為、最後にあんなものを書いてしまいました。
もともとこのパラレルワールド日記のモチーフは、頭の中で考えていた空想世界ですからね。
もちろん、他の話に影響を与えない為、その後何か変わるという事は一切書いてません。
また、デート日記なるものを気まぐれにも書いてしまいました。
エミリーと交さんのデート風景なんて私以外に書く人は居ないだろう、なんて自負してたりします。

『ドラえもん』
あまりにも有名な漫画です。書くのを少しためらいましたが、思い切って書きました。
ただ、これも最初は翔子さんは更に小さくなってる、という設定でした。
けれど暴走しそうなので却下。というわけで、登場したドラえもんの秘密道具は、
「人探し傘」と「どこでもドア」になりました。
いずれは大長編を書いてみたいと企んでいます。

『るろうに剣心』
これもかなり有名でしょう。話を短くする為、登場人物を極力少なくしました。
最初の方、それなりに気取って説明文を書いてあったりしますが、やはり最後までは続きませんでした。
できれば剣術を使った戦いなんかを書いてみたかったのですが、結局は無しで終わりました。
この後、紀柳が門下生として再び訪ねるかどうかは未定ですが・・・。

『浪漫倶楽部』
書き出しからして、もっとも難しい作品でした。
全て誰かの一人称で書く、という事をモットーとしてきましたが・・・。
とにかく難しい!原作の様な雰囲気が、本当に出てきません。
恵ちゃんが出てきた話でも、なんだか誤魔化して終わってしまった感じがするし。
なぜかギャグ的な物が多くなってしまう・・・悪い癖です。
一つくらいは感動させられる話を書いてみたい、と願って止まないです。
また、このパラレルワールド日記を私が書いた事によって浪漫倶楽部を知り、
ファンになった方が居るくらいです。それだけに、力を入れたい作品ですね。
で、密かに悩んでいるのが冒頭に出てきた変わる張り紙。これもう闇に葬ろうかな・・・。

『幻想大陸』
本当は、「レヴァリアース」を書きたかったのです。(この作者の話の中では一番好き)
ですが、どうしても私には書けないキャラが居る為却下となりました。
登場した三人の場面ごとに変えて書くという事に挑んでみました。結果は、まあまあでしょう。
で、最初にジェンドが登場した場面で、男という単語を書いてしまったためにそれなりに指摘が来ました。
「幻想大陸」と「刻の大地」は違うんです、と言ったものの、やはり直しました。
やはりこういう作品を書く時は注意が必要ですね。

『TWIN SIGNAL』
なんの話だ?これは。と思う方も多くいらっしゃるかもしれません。
前半は訳もわからず家に到着して試練の質問。後半は紀柳の寝ぼけ話。
しかも無理矢理多人数登場。好きだからといって書くのにも限度がありますね。
個人的に序盤の二人のやりとりは好きです。(翔子強し)
一番のお気に入りは、試練のひらめきを求む場面。(紀柳熱心だ)

『謎の制服泥棒・黒マント参上!!』
アニメ「まもって守護月天!」より、取り出しました。
折角アニメやってるんだから一つくらいは・・・という事です。
本当は全話について書いてみたかったりもしたんですが、今はもうその気がうせました。
で、話の作りですが、アニメのストーリーになぞらって書いてます。
他のパラレル日記と大きく違う点はそこですね。
で、いかにパラレル日記らしくするか。これが重要かつ困難でした。
一時間もかけずに仕上げたものですから、非常に短く大雑把です。

『ダスト8』
ものすごくマイナーです。原作者は手塚治虫先生と、非常に有名なんですけどね。
そろそろ手塚作品を書きたいなあと思っていた頃に、目に付いたものです。
とにかく雰囲気作り、そしてどんな話の内容にするか、という事で悩みました。
でも、すぐにそれも解消。原作になぞらって書こう、って事で。(笑)
説明とか、セリフとか、かなり原作を見ながら書いてます。
だから、所々(ほんのちょっとですが)に普段私が使わないような表現とか見付かると思います。

『りびんぐゲーム』
実はこの漫画、大学の数理の部屋というものに一・二巻が置いてあって、
それを読んで続きが気になって古本屋で集めてきた、というものです。
出会いが異様なまでに難しかったですね。
なんといっても、すんなりこの二人が入れるような話じゃ無いですから。
家に付いて語るのも最小限にとどめて・・・。
紀柳の一人称で書いてますが、あんまり意味が無かったですね。

『カードキャプターさくら』
アニメを見てはまったという作品です。
とりあえず最初は桜の並木道から、とまでは考えたものの、後の展開が・・・。
結局はキャラの流れるままに頼ってしまいました。(一人称は便利だ)
折角だからオリジナルなクロウカードを出そうと、それなりに資料集め(ネット巡回)をしました。
それで思いついたのがグラヴィティ、『重』のカードです。
あっさりやられてしまったのはもったいなかった気もしますが・・・。
それなりに好評を戴いて、自分でもそれなりにお気に入りの作品です。
気が向けば、新たな話を作ってみようと思っています。

『小休止』
これまでのパラレル日記の話を纏める意味でのお話です。
紀柳が見つけた試練、そしてそれぞれの話の中では語られなかった疑問等。
最大の特徴は、会話のみで作っているという事。結構書きやすかったりします。
ただ完成は、ある程度のパラレル日記が終わるまで、ありません。
この話から『紀柳の試練日記』へ続くかどうかはまだまだ未定です。

『仮休止』
後書きは小説の中にあるので深くは書きません。
ただ、全部の世界を挙げて行くと大変なのである程度に納めました、という事です。

1999・10・20(水)


『烈火の炎』
はーい、久々にパラレル日記を仕上げました〜。(ほんと久々だ)
実はこれリクエストを受けて作ったものでもあるんです。
結構行き当たりばったりな展開。謎もいろいろ。・・・ま、いつも通りか(爆)
人質取るより他にいい方法もあったような(だいたい水鏡自身変わり過ぎっぽい)
キリュウが柳を連れ去って(もちろん皆の力を試すために)
それを皆で取り戻しに行くという筋も考えてましたが、それはボツにしました。
長くなりそうだから・・・。
書いてる途中はとにかく本を見ながらでしたね。
魔道具や容姿の説明はまだまだ要修行って感じですが。
やっぱりパラレル日記って、手元に本が無いと書けないですわ。
途中からキリュウが好戦的になったりしてますが、これは世界の影響って事で。
もうちっとちゃんとしたバトルを書きたかった気もしますが、それはまたいつか。

2001・5・2(水)


『カスミン』
またまた久しぶり(なんてやってる辺り、かなりダメダメだよなあ)
えーと今回はNHKのアニメ「カスミン」でございます。
知ってる人は多分少ないでしょうが・・・。
ヘナモンってのがある意味テーマであるんですが、
日常の様々なモノにちょいと焦点を当ててみた、みたいな内容、でしょうかね。
まあとりあえず、再放送やってる最中に間に合ってよかったよかった、気分。
書きたい事はたくさんあったのですが、長くなりすぎるためおさえました。
まぁ、多少の交流場面かけたからよし、ってことにします。
相変わらず問題となるのは描写なんですが・・・。
どんな場面か多少は想像できたでしょうか?
やはり、原作が分かってないとつらいものがあるんですけどね。
ちなみに本がなかったのでアニメの印象のみで作成しました。
・・・ええーい、ちょろっとだけでもアニメを見てくれーい。
そうすればわかるから〜(おいおい)

2002・7・23(火)


『観光王国』
須藤真澄先生の作品の一つです。
実は話の筋はほとんどそのままなのですが…
原作の話の個人的最大の謎は最後の部分です。
「本日の出し物はこれにて一巻の………」ってやつ。
おわり、ってのに繋げられないこともないですけど、一巻の終わりなんて言われたって、
出し物って言葉を関連させるとどうも違うように思えまして…。
…そんなミステリアスな部分が、個人的に好きなところでもありますが(笑)
で、パラレル日記では、どうも話的につまらなさそうに思えたので…
いや、実際つまらないかもしんないですね。
あんまり意味無いようにも思えるから、二人がこの世界行ってるのが。
だからせめて喋らせてみました。たーくさん。
関係ないですけど、この原作が載ってる単行本の中で、
もう一つパラレル日記に書いてみたいのがありまして。
「アスパラガス・ハイ」というお話なのですが…ま、無理でしょうけどね(汗)
麻薬が絡んでるのがまた問題でもありますが…。(一番は、表現力がおっつかねぇ)

2003・10・30(木)


『ナナカド町綺譚』
最初の後書き。次に書くのは七つ目が仕上がった時となりましょう。
二人を分けて書こうと思ったのは、原作を知ってる方ならば
なんとなく予想がつくやもしれません。
それはさておき、とりあえずこの話は前々から書いてみたいと思った話です。
ただ…結局原作の後を追うような格好となってしまいますねぇ。
しょうがないさ、しょうがないよね、うん(爆)
っていうか…ちゃんと最後まで仕上げないとなあ…。

2004・1・13(火)


戻る