懲りずに第七十二弾です。
★神奈
あゆ「呼ぶの?」
★あゆ
神奈「…あゆ殿、司会は苦手かの?」
★観鈴
あゆ「そういえば観鈴ちゃんが司会の時にボク呼ばれたね」
★北川
あゆ「謙虚だね…祐一君と大違い…」
★住井
観鈴「でもそれって、往人さんが決めた事だから」
★広瀬
神奈「謙虚であるの」
<結局中途終了>
最近主旨がなんかずれてきているような…。
主旨つっても、無いに等しいですけど…。
根底にある主旨がそろそろ見え出した気分、ですね(笑)
『4行小説』
「余達が楽しんでいる間、何やら不穏な動きがあったようだの」
「慰める意味も含めて、その者達を呼ぶ事にしようぞ」
「題して、脇役達を慰める会!」
「ちなみにお題は…司会を務めての感想であるぞ」
観鈴「そう、呼ぶんだよ」
あゆ「うわわっ!観鈴ちゃん?」
神奈「観鈴ちんは司会経験者故に、二番目のあしすたんととして招いたのだ」
あゆ「そっか…そういやボクも既に経験したよね」
神奈「うむ、そうであるぞ」
観鈴「神奈ちんさすが。ちゃんと考えてるね」
神奈「さすがであろう。余は凄いのだ」
あゆ「…えっと、まずは四行やればいいのかな?」
神奈「そうであったな。ではあゆ殿」
あゆ「うん」
観鈴「あゆちゃんふぁいと」
「司会、つい最近やったんだよね」
「たしかアシスタントが神奈ちゃんで…丁度立場を変えた感じかな」
「でもあんまり司会をやってる気分じゃなかった…」
「やっぱりボクはアシスタントに向いてるんだね」
あゆ「神奈ちゃんのアシスタントをしてるだけで十分だよ」
神奈「そうか…ならば余も頑張らねばなるまいな」
観鈴「司会は緊張するよね」
あゆ「そうだよね、積極性が無いと」
観鈴「だから神奈ちんはばっちりだったんだ…」
神奈「ばっちり?…余はそうであるかの?」
観鈴「うん。神奈ちん凄い」
神奈「ふむ…いい気分であるの」
あゆ「だからボクも喜んでアシスタントしてるしね」
神奈「うむうむ。では次は観鈴殿であるぞ」
観鈴「わかった」
「初めて司会をやった時、お母さんがアシスタントだったんだ」
「二回目は柳也さんと瑞佳がアシスタントで…」
「うーん、一回目はちょっと失敗、かな。でもたくさん喋れて楽しかった」
「二回目は頑張った。和やかに終わったし」
神奈「余は呼ばれておらぬ…惜しい場に出損ねたの」
観鈴「にはは、そんな事無いよ。これからもがんばろ」
神奈「そうだの。それが一番…ちなみに今回は何故あしすたんとが2人か分かるかの?」
あゆ「それは、観鈴ちゃんが二回目司会をやった時みたいにする為だね」
観鈴「そうなんだ?」
神奈「そうだ。一人招いて去ってもらい、また一人招く、という寸法であるな」
あゆ「これだと混乱が少なくて済むんだよ」
観鈴「上手くいくかな…」
神奈「行ってみせるぞ。まずは一人目、潤殿であるぞ!」
北川「…やっぱ俺は名字表記なのか」
観鈴「なんだかいきなりめげてる…」
あゆ「潤君潤君、司会やってどうだった?」
北川「ああ、今回のテーマそれだっけかな…じゃあ四行で」
神奈「うむ、心置きなくするがよいぞ」
「思うに、あれは非常に理不尽に思ったぞ」
「勝手に振り回されて気絶させられ…」
「俺はもうやる気をなくした」
「ただのゲストでいいぞ」
北川「相沢も相沢で、司会なんてやる気はないと思うぞ」
神奈「それに関してたしかあゆ殿は伝言を預かってきたのではないか?」
あゆ「うん。自分の部屋でなら司会やってもいいぞ、って」
観鈴「わ、すごい…」
北川「…俺の方が全然ましじゃないか」
あゆ「うぐぅ、だからそういう事だよ」
神奈「さて潤殿、他に言いたい事はないかの?」
北川「あるぞ。ゲストを呼ぶのは司会の権限なんだよな?」
神奈「そうだ。進行役の名の元に…」
北川「ならなんであんなテストをやる必要があるんだ?呼ばないんだろ?」
観鈴「それは甘い、北川さん」
北川「甘いのか?」
あゆ「そうそう。呼ばないのに来る人もいるからね」
北川「なるほどな…それがあの連中ってことか…」
神奈「聖殿はそうでもないが…佳乃殿は要注意だ」
あゆ「来たが最後、ボクと神奈ちゃんでは歯が立たないから」
観鈴「かのりん無敵。スゴイ」
神奈「観鈴ちん…煽るでない…」
北川「けど、今こうやって平和に司会してるじゃないか?」
神奈「それは裏葉のおかげであるゆえ。あの2人は牽制しあっておるのだ」
あゆ「裏葉さんは神奈ちゃんにつきっきりの人だしね」
北川「なるほどな、上手くバランスがとれてるってわけか…」
観鈴「裏葉ちん、スゴイ」
あゆ「うぐぅ、観鈴ちゃんそればっかり…」
神奈「他に聞きたい事はあるかの?」
北川「いんや、もういいわ。さーて、何か食って帰るとするか。じゃーな」
あゆ「ばいばい」
観鈴「またね〜」
神奈「では次に、護殿であるぞ」
住井「…話はすべて聞かせてもらった」
観鈴「わ、盗み聞き?壁に耳あり障子に…なんだっけ?」
あゆ「口だよ。たい焼きを盗み食いされるんだよ」
神奈「まことか!?恐い事実だの…」
住井「ボケるのはいいから…。とにかく四行やらせてくれ」
神奈「う、うむ」
「あの組み合わせは非常に陰謀めいたものを感じた」
「あからさまに、司会をやらせない方向のな」
「だから、普通に皆に司会をやらせればいいと思うぞ」
「呼ぶ人員もある程度自由にして」
住井「平等に扱ってほしいと俺は言ってるんだ」
あゆ「うぐぅ、立場的に強いじゃない、護君は」
神奈「その通り。余もあゆ殿も暇さえあれば遊ばれるのだ」
あゆ「護君は遊ばれるなんてこと滅多にないでしょ?贅沢だよ」
神奈「贅沢は敵であるぞ。もう少し自分を見つめ直すがよい」
住井「………」
観鈴「わ、神奈ちんもあゆちゃんもちょっと言い過ぎ」
あゆ「だって…事実だもん…」
神奈「まことに報われないものであるの…」
住井「わかったよ…けど…俺はまだ諦めたわけじゃないからな」
神奈「もっとも、全員に司会を、という案はよいものだの」
住井「だろう?検討しといてくれ」
観鈴「わかった、往人さんに相談しておくね」
住井「頼んだ」
あゆ「行っちゃった…ねえ神奈ちゃん、本当にやるの?」
神奈「布令を出すのは往人殿だ」
あゆ「うぐぅ…」
観鈴「とにかく今度話しておくね」
神奈「うむ。では最後に広瀬真希殿であるぞ」
広瀬「…別に言う事無いけど」
観鈴「司会をやってどうだった?」
広瀬「ああ、それは四行でね」
「結局名字表記のまま、か…」
「まあいいけどね。…ダッサいけど」
「司会は私に向いてない。そうは思ったわね」
「だからゲストで十分よ」
広瀬「いちいち洗礼をやるのも面倒だもの」
あゆ「うぐぅ、洗礼って何やるの…」
広瀬「こたえる必要なんてないわね…じゃあまたね」
観鈴「あれ?もう帰るの?」
広瀬「変なゲスト呼ばれて暴走されちゃあかなわないもの。じゃ」
あゆ「うぐぅ、行っちゃった…」
神奈「えらく不機嫌であったの…何かあったのであろうか」
観鈴「変なゲストって誰かなあ?」
あゆ「少なくとも佳乃さん達じゃないよね。更に別の人が来たんだろうね」
神奈「しかも暴走となると…難しい問題であるの…」
観鈴「なんだか正体が気になる」
あゆ「多分気にしちゃいけないと思うよ」
神奈「うむ。そんなところで終わりにしようぞ」
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