『AIR偽小説第二百九弾』

懲りずに第二百九弾です。
PS2版うたわれるものを少しずつ、亀の歩みで進めてる状態です。
声がつくとやはり違うなぁと思うのは、
たった一つの台詞が、あっという間にそこの場面を展開させる。
まさに、声優さんの演技って凄いなぁと思う瞬間を味わわせる所なのです。
CLANNADやる時も、まずは声無しからつめたいものですな……。


『4行小説』

★佳乃
「さあ、今回も特別ゲストさんを招くよぉ〜」
「今回はなんと5人! まぁ正確には3人と2匹なのかな?」
「仲良しさんたちってことでこの組み合わせなんだよぉ」
「そしてテーマは、森、なのだぁ〜」

みさき「なかなかに大人数だね」
ポテト「ぴこーっ」
佳乃「今回は、みさきちゃんとポテトにアシスタントをお願いするよっ」
みさき「よろしくお願いするね」
ポテト「ぴこぴこっ」
みさき「ところで、どうして私とポテトを呼んだのかな」
ポテト「ぴこっ」
佳乃「今回呼ぶゲストさんは、若干みさきちゃんとも繋がりがあるんだよぉ。そして、ポテトとも」
みさき「そうなんだ?」
ポテト「ぴこ?」
佳乃「最初は柳也くんや裏葉ちんに頼むはずだったんだけどねぇ。そしたら多分かくかくしかじか……」
佳乃「……と、そんな流れになったりする予定だったんだよぉ」
みさき「具体的なような抽象的なような、よくわかんないけど……うん、納得しておくよ」
ポテト「ぴこぴこ」
佳乃「それじゃあ招くねぇ」
佳乃「アルルゥちゃんにカミュちゃんにユズハちゃんにムックルちゃんにガチャたらちゃん、どうぞ〜」
アルルゥ「ん」
カミュ「え、えへへ」
ユズハ「お願いします……」
ムックル「ヴォフ」
ガチャタラ「クルルル〜」
みさき「うっわぁ……一度に呼びすぎじゃない?」
佳乃「大丈夫っ。これがここの慣わしだから」
みさき「そんなのあったっけ……」
カミュ「ねえねえ、ここって何をするところなの?」
佳乃「いい質問だねぇ、カミュちゃん。ばっちり教えてあげるよぉ」
みさき「っていうか、ちゃんと説明してから連れてこようよ」
佳乃「もぉ、みさきちゃんがそんなツッコミ入れるなんてらしくないよぉ」
みさき「うーん、そうかな……」
アルルゥ「よんぎょう」
カミュ「え?」
アルルゥ「ここ、よんぎょうやるとこ」
カミュ「ほへ〜」
ユズハ「四行とは……なんですか?」
佳乃「その前に自己紹介の時間だぁっ」
佳乃「まず、的確に応えたアルルゥちゃんから!」
アルルゥ「?」
佳乃「いじょうっ」
みさき「い、いやいや、待ってよ佳乃ちゃん」
ポテト「ぴこっ、ぴこぴこぴこっ」
佳乃「ん? どうしたの、ポテト」
ポテト「ぴこっ! ぴこぴこ、ぴっこり」
佳乃「なるほどっ。というわけで、ポテトが先にそこの二人を先導して案内するって」
カミュ「二人?」
ユズハ「二人というのは……」
アルルゥ「ムックルとガチャタラ?」
ムックル「ヴォフ?」
ガチャタラ「キュ〜」
佳乃「うんっ。いきなり四行やらせるのはきついだろうから、まずはポテトが色んな所連れてってあげるって」
ムックル「ヴォ〜……」
ガチャタラ「クルルル〜」
ポテト「ぴこっ! ぴっこ、ぴっこ、ぴっこり」
ムックル「……ヴォフ」
ガチャタラ「クルル〜」
ポテト「ぴこっ」
佳乃「うんうん、納得してくれたって」
アルルゥ「う〜、ムックルガチャタラ、そっちがいい?」
ムックル「ヴォフ」
ガチャタラ「キュ」
アルルゥ「ん、わかった。ふたりをよろしく」
ポテト「ぴこっ! ぴっこ、ぴっこぴっこ」
ムックル「ヴォフヴォフヴォフ」
ガチャタラ「クルルル〜」
カミュ「……行っちゃった。すごぉい、よく会話できたね」
ユズハ「ポテトさんは凄い方です」
みさき「何か、厄介払いって空気が密かに漂ってるよ」
佳乃「違うよぉ。気の合う同士でやりたかったんだよ、ポテトは」
アルルゥ「ん」
みさき「そっか、なるほどね。さすがポテトちゃんは素敵な毛玉ちゃんだね」
ユズハ「毛玉……?」
カミュ「あ、うん。ユズっちは見えなかったんだね。ぴこぴこ鳴いてたのはふわふわの毛玉だったんだよ」
ユズハ「そうなのですか?」
カミュ「うんっ。……って、毛玉って生き物なの?」
佳乃「ポテトは犬だよぉ」
アルルゥ「?」
佳乃「まぁ細かいことは置いといて! 早速四行に入るよぉ」
佳乃「さ、まずはみさきちゃん。森で四行をお願いするねぇ」
みさき「うん、わかったよ。ところで、自己紹介しなくていいのかな……」
アルルゥ「アルルゥ」
カミュ「カミュだよ」
ユズハ「ユズハです……」
みさき「え、あ……えっと、川名みさきだよ」
佳乃「じゃあ自己紹介も終わったところで、早速やってみよーう」

★みさき
「うーん、唐突だね。さてと森は……森の幸が一番だね」
「山菜……特別にここはトリュフを挙げておくよ」
「あ、でも松茸がいいかな。あの芳醇な香りはたまらないらしいね」
「しかしここは、筍を一番に推しておくね」

佳乃「……やっぱりみさきちゃんは食べ物の話題たっぷりだねぇ」
みさき「食通だからね」
アルルゥ「ん?」
みさき「食べるのが大好きだと食通っていう称号がもらえるんだよ」
アルルゥ「お〜」
カミュ「なんかわかんないけど凄そう……」
ユズハ「ユズハもあやかりたいです」
佳乃「と、好印象だったところで、早速四行をお願いするよっ」
佳乃「まずはアルルゥちゃん! もう要領はわかったよね?」
アルルゥ「ん」
佳乃「じゃあよろしく〜」

★アルルゥ
「森。おねーちゃんと一緒に、薬草採りいく」
「あと、おとーさんと一緒に、ハチミツとりいく」
「カミュち〜やユズっちも一緒」
「今度、みさきちも一緒」

みさき「みさきち?」
アルルゥ「ん」
みさき「なかなか斬新なあだ名だね、恐れ入ったよ」
アルルゥ「んふぅ」
カミュ「なんか、アルちゃんも食べ物の話題が多いね」
佳乃「そんなアルルゥちゃんを、食通えーと……第三号に任命するよっ!」
アルルゥ「お〜」
ユズハ「三……みさき様の他にも食通様がいらっしゃるのですか?」
みさき「ちゃん付けでいいのに。えーとね、神奈ちゃんって言って……」
みさき「あ、そうそう、丁度カミュちゃんみたいに翼を持ってるんだよ」
カミュ「へ? カミュと同じ?」
みさき「うんそう」
佳乃「あれっ? みさきちゃん、カミュちゃんが翼持ってるって言ったっけ?」
みさき「最初からバサバサ音は聞こえてたからね。それでぴんときたんだよ」
佳乃「さすがだねぇ〜」
カミュ「あれっ、ちょっと待って」
アルルゥ「みさきち、ユズっちと一緒?」
みさき「一緒、ってのはどういうことなのかな」
ユズハ「それは……」
佳乃「ユズハちゃんはねぇ、目が見えないんだって。だからみさきちゃんと同じなんだよ」
みさき「なんだ、そうだったんだ。目が見えないと不便だけど、その分お話を沢山しようね」
ユズハ「あ……ハイ……」
アルルゥ「ん」
カミュ「う〜ん……」
佳乃「どうしたのかなカミュちゃん。難しい顔をして」
カミュ「ううん。その、神奈ちゃんって子、どんな翼を持ってるのかな、って……」
カミュ「多分、お姉さまみたいに真っ白で綺麗な……」
佳乃「色を気にしてるんだったら、多分神奈ちゃんがカミュちゃんをより羨ましがると思うよぉ」
カミュ「え?」
佳乃「ま、それはいずれ本人と会ってからね」
カミュ「う、うん」
佳乃「さあ、次はカミュちゃんの四行だよぉ」
アルルゥ「がんばれカミュち〜」
ユズハ「期待、してます」
カミュ「あ、アハハ、なんだか照れちゃうなぁ……」

★カミュ
「森にはね、夜……」
「うん、そう、夜にね、その……」
「えっと、沢山の可愛い光達がいて……」
「一緒に飛び回ったりして、たんだよ、うん」

みさき「なんだかしどろもどろだよ?」
カミュ「緊張しちゃって……」
佳乃「光と飛び回って、だって。それはそれは幻想的な光景なんだろうねぇ」
アルルゥ「ん」
ユズハ「夜のお散歩、楽しそうです」
カミュ「うん。夜風って気持ちいいんだ」
みさき「飛べるってのも素晴らしいことだね。神奈ちゃんもそうやって飛びたいだろうに……」
カミュ「え?」
みさき「あ、ううん、なんでもない、なんでもないよ」
みさき「あんまり本人の居ないところで話題にしちゃいけないよね」
佳乃「そうだよぉ、みさきちゃん。というわけで、流れるままに最後はユズハちゃんだよぉ」
ユズハ「ハイ」
佳乃「随分としおらしいよね。みさきちゃんとはちょっと正反対かな」
みさき「あまり表に出ないのかな。でも、いいお友達が傍にいるから寂しくないよね」
ユズハ「ハイ。……二人とも、大切で大好きな友達です」
カミュ「カミュも、大好きだよ」
アルルゥ「アルルゥも〜」
佳乃「って、このままいくと終っちゃうよ。改めて、ユズハちゃんの四行だよぉ」

★ユズハ
「ユズハは、森の奥の、砦の中で、生活していました……」
「オボロ兄様が大切にしてくださる時間が流れる中……」
「ハクオロさまは現れました」
「それは、ユズハにとって、とっても大きな……大きな、出会いになりました」

カミュ「……うわぁ、壮大な物語の始まりだね」
ユズハ「ハイ」
アルルゥ「ユズっち、おとーさん好き」
ユズハ「……ハイ」
みさき「これまたしてやられたね。初回の四行でこれだけこなすなんて、雪ちゃんが目をつけちゃうよ」
ユズハ「雪ちゃん……?」
みさき「私の友達でね、演劇部部長さんなんだよ」
ユズハ「演劇……?」
みさき「それについてはまたね。それにしても、そのハクオロちゃんって相当の人なんだろうね」
アルルゥ「う〜」
カミュ「ハクオロちゃんなんで呼んだら、エルルゥ姉様に怒られるよ?」
みさき「エルルゥちゃん?」
アルルゥ「お〜」
カミュ「うわっ、エルルゥ姉様までちゃん付け……」
ユズハ「……クスッ」
佳乃「と、様々な使われないような伏線を残しつつ、今回はこれにてお開きとするよぉ」
みさき「随分とあからさまだね、佳乃ちゃん」
佳乃「お楽しみはいくらでも沸いて出てくるのだぁ。じゃあねぇ〜」
ユズハ「ハイ」
カミュ「またね〜」
みさき「また会おうね」
アルルゥ「会う!」

<流れ流れ>


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