懲りずに第百八十一弾です。
★神奈
あゆ「ちょっと神奈ちゃん…」
★あゆ
南「随分と支離滅裂だな…」
★南
あゆ「あれっ? 名前あったの?」
★葉子
南「なんだその曲がった解釈は…」
★聖
南「えっと、それはもちろん。席が近くだと気になることもありますし」
★茜
南「…それだけ?」
<南明義、南明義をよろしく!(謎)>
つい最近、此処より遠く、というAIRの二次作品を読みました(買ったの随分前なんですがねぇ…)
表紙がMOON.イメージで実に興味深かったのですが…内容はバトルと悲しみ憎しみメイン…?
書きたいものは分かる…のですが、どうも拍子抜け。
神奈の存在が謎過ぎるのですねぇ。母親がどうたらとかって言って…
裏葉の存在で解決させたってことなのかねぇ?なんかそこら辺がすっぱりと抜け落ちてる気がしました。
って、そんな感想は作者に投げるべきなんでしょうけどね…。
最近はどうもメールがまともに書ける気がせず…まぁ、気が向いたら文を改めて投げるとしましょう。
『4行小説』
「人物語り。今回は南殿だ」
「たしか、里村茜殿の前の席だとかどうとか言っていたぞ」
「それ以外は…特に余は知らぬな」
「ともかく、皆頼んだぞ」
神奈「どうしたあゆ殿、そうため息をつくでない」
あゆ「ため息もつきたくなるよ。もうちょっと語れそうな人を語ろうよ?」
神奈「しかし順番であるがゆえ」
あゆ「うぐぅ…」
神奈「更なる要素があるならば、本人が語るであろ」
あゆ「それ無責任って言わない?」
神奈「ええい、ともかく南殿、参るが良いぞ!」
南「なんだこの扱いは、まったく…」
神奈「では早速あゆ殿が語るがよいぞ」
あゆ「うぐぅ、そう言われても…」
「えっと…たしか…名字表示キャラ同盟とかそんなの結成してたよね?」
「あれから進展はあったのかな…」
「どんな活動をしてゆくのかな…」
「というくらいしか…あ、そうだ。茜さんとはどういった関係なの?」
あゆ「うぐぅ、そう言われても」
南「まず、同盟みたいなのについては、進展はないな」
南「住井と北川の奴がなにやらやっているという噂は聞いたが」
あゆ「そうなんだ…」
神奈「よからぬことではなかろうな?」
南「さあな。あいつらは無駄な事にも一生懸命だから」
神奈「無駄であると?」
南「世の中には逆らえないことがあるんだろ。なんかな、俺は主張できないんだろうなって…」
神奈「ふうむ…」
あゆ「えっと、茜さんとは?」
南「それについては…四行でやってやるぞ」
神奈「うむ」
「さて、里村とは前の席であるが…」
「実は中学も同じクラスだったりした」
「深い関係があるかどうかは、ここでは伏せておこう」
「あと、俺の名前は明義というんだぞ」
南「お前、それすごく失礼だぞ」
神奈「余には斯様な情報は渡ってきておらぬぞ」
南「ふっ、まぁ二次創作上の設定だからな」
あゆ「へえ…?」
南「雨上がり、という作品だっけかな。なんと俺視点だ」
神奈「ふむ?」
南「これで俺についての語りもまた深みが出るというもの」
あゆ「…でも、他の人たちはその作品って知らないでしょ」
南「は?」
神奈「であるな。よって、南殿がどのような設定を持とうとも変わりはあるまい」
南「おいこら!」
神奈「おほん。では客人を呼ぶぞ。参るがよい!」
葉子「相変わらず偉そうですね」
神奈「と、鹿沼葉子殿だ」
南「…俺の名前とか、知ってる?」
葉子「知っていなければいけませんか」
南「がくっ…」
あゆ「えっと、とりあえず四行お願いするね」
葉子「…はい」
「南さんは…」
「そう、茜さんの前にいるのだと聞きました」
「それだけの情報ではありますが…」
「きっと、茜さんの視界をずっと遮ってきた存在なんでしょうね」
葉子「いけませんか」
南「いや、解釈を改めてくれよ」
葉子「…茜さんはどのような印象をあなたにお持ちですか」
南「そう聞かれてもなぁ…」
葉子「答えがないのでは、解釈を変えようがありません」
南「そういう問題なのか?」
あゆ「ま、まあまあ。えーと、さえぎってきたってどういうことかな?」
葉子「邪魔ということです」
あゆ「うぐぅ…」
神奈「茜殿にとって南殿は邪魔な存在だということかの?」
葉子「そうですね」
南「だから! そういう曲がった解釈は改めてくれー!」
神奈「ううむ…さて、次なる客人よ参れ!」
聖「まったく、ぐだぐだじゃないか」
神奈「何でも知っている聖博士、もとい聖殿であるぞ」
聖「私はなんでも知っているわけではないが…」
神奈「医学に通ずるものは万能の知を得る必要があると聞いたのだが…」
あゆ「神奈ちゃん誰からそんなの聞いたの…」
葉子「それこそ曲がった知識というものですね」
聖「たしかに医者として知っていなければならないことはたくさんだ」
聖「だが、だからといって何でも知っている事にはつながらないぞ」
南「それはそれとして、俺に対する四行、びしっと決めてください」
聖「ん? どういうことだ?」
南「このままじゃあ俺は誤解されたままです! 里村にとって邪魔な存在とかなんとか!」
葉子「事実ではないのですか」
南「違うって!」
聖「ふむ、まあとりあえずやってみるか」
「先に、席が前だとかいう情報は聞いた」
「だがしかし、それより他が一切無いのが腑に落ちない」
「そうそう、同じクラス…要するにクラスメートだという話が聞こえてきたな」
「それゆえ、ある種の気遣いもあったのではないだろうか。それについてはどうかな?」
聖「なるほど。それはたとえばどういったことかな?」
茜「それはしゃべってはいけません」
南「おわっ、里村!?」
神奈「む、余に断りもなく登場してはいかんのだぞ」
あゆ「聞いていられなかったんじゃないかな」
葉子「事情がおありのようですね」
茜「ええ。葉子、決して私は邪魔な存在と思っているわけではありません」
葉子「そうですか」
茜「そうです」
葉子「なるほど…」
聖「ふむ、これで誤解は解けたのかな?」
南「…こんなとけかたってあり?」
あゆ「うぐぅ、納得しておいた方がいいと思うよ」
神奈「うむうむ」
南「うーん…。ま、まあありがとう、里村」
茜「いえ…。…神奈、次は私の四行ですか」
神奈「うむそうだ。分かっているならばさあやるがよいぞ」
聖「やれやれ、彼女は相変わらずだな」
あゆ「彼女って神奈ちゃんのことですか?」
聖「ああ、まあそうだな」
葉子「高圧的…偉そう…色々表現はありますね」
南「客の呼び方も乱暴だしな」
神奈「ええいっ、やかましいわ!」
「さて…」
「南君は…」
「普通に…」
「まじめな方…という事で」
茜「いけませんか」
南「いや、いけないっつーかなんつーか…」
神奈「葉子殿の口癖がうつっておるの」
あゆ「そうだね。“いけませんか”ってのが」
葉子「バイト仲間ですから」
聖「そういう関連付けでいいのだろうか…」
神奈「では、もう堪能したであろ。しめに入るぞ」
南「う、うーん…」
茜「南君」
南「ん?」
茜「詳細は…今後のために…」
南「なんだそりゃ…」
あゆ「なんだろ、秘密の会議?」
葉子「まだ不明確な点があるので今は避けたい、というところでしょう」
聖「よくわかるな、君は」
葉子「そうですね」
聖「そうですね、って…」
神奈「ええい、これにておしまいとするぞ!」
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