『AIR偽小説第百三十五弾』

懲りずに第百三十五弾です。
TVアニメ版AIRを全話見る事ができたので、特別企画です。
つっても、あまり語る事は無い気がするんですけどね…。
だいたい、こんなところ見てる暇あったら、
ネット巡回して別の方の感想ページでも見た方が…(爆)


『4行小説』

★往人
「えー、今回はAIRTVアニメ化記念特別企画という事でだ」
「TVアニメたるものについて四行を行う」
「AIR限定じゃなくて、他の登場人物にも参加してもらうぞ」
「俺的にはだな、原作を忠実に再現するのみではなく、詰め込みすぎず…」

観鈴「往人さん往人さん、四行におさまってないよ」
往人「細かいことを言うなアシスタントの観鈴」
観鈴「にはは、肩書き付いちゃった。いつもどおりだけど」
往人「最近のここは何がいつもどおりなのかわからん」
観鈴「うーん、たしかにそうかも」
往人「まあそれは置いといて、俺の四行の続きを…」
観鈴「わ、それルール違反」
往人「何がだ」
観鈴「ちゃんと四行に収めたままでやらないと」
往人「俺は出だし部分まで含めさせられてるんだぞ。増やして悪いことあるか」
観鈴「メッ。司会がルール破っちゃダメ」
往人「…分かったよ。じゃあ、俺が語った四行を元にコメントをつけろ」
観鈴「えーっと…往人さん四行に納まってなくて残念だったね」
往人「なんだそのコメントは!そうじゃなくて、内容について言えと言ったんだ」
観鈴「だって、あれじゃあコメント無理」
往人「何を言おうとしたのーとか、何を伝えようとしたのーとか、色々あるだろ?」
観鈴「あ、そかそか。…詰め込みすぎに思ったの?」
往人「そこにきたか…。ああ多分そうだ。一話で全員出てくるとは思わなかったぞ」
観鈴「わ、すごく具体的」
往人「いや、それは別にいいんだ。なんつうかな、走り過ぎだ、全体的に」
観鈴「うんうん」
往人「観鈴の家を出てくと俺が言った時も、前置きとか繋がりが見えなかったように思うし…」
観鈴「わ、そうなんだ」
往人「…言われた本人がそんな反応でどうするんだ」
観鈴「うーん、でもそんなに違和感あったかなあ…。わたしは大丈夫だったけど」
往人「何がだ」
観鈴「ちゃんとゴールできたしね」
往人「いや、それはできないとまずいだろ…違う作品になるし…」
観鈴「それもそうだね。えっとじゃあ観鈴ちんの四行いっていいかな?」
往人「まだ俺の話が途中なんだが…」
観鈴「うーん、往人さんのその話はゲストさんも交えた方がいいように思う」
往人「そうか?」
観鈴「うん」
往人「分かった。じゃあ後でな」

★観鈴
「てれびアニメとはー!」
「ずばり面白くあるべきであーる」
「なんちて、誰かのマネ…かな?」
「あとアニメ化って言うからには、原作の雰囲気を壊さないのが一番だよね、にはは」

往人「それ、俺言ってないか?」
観鈴「一番とは言って無いよ」
往人「そうか…。まあなんだ、観鈴としてはそれが一番だ、と」
観鈴「うん。だって、大好きな作品がアニメになって雰囲気変わってたらやだもん」
往人「だろうな」
観鈴「やっぱりね、原作の登場人物が、“お、アニメになって動いてる〜”っていうのを期待するよね」
往人「ふむふむ」
観鈴「それなのに“こんなの主人公のキャラじゃなーい”とかって思ったらすっごくやだ」
往人「そうだな…だが、酷い扱いを受けてるメインキャラに少しは花を持たせてやってもいいんじゃないか?」
観鈴「えっと、それって往人さんのこと?うっはうはな往人さんは往人さんじゃないって話?」
往人「…もういい客呼べ客」
観鈴「わ、怒った…。TVアニメではいつもの往人さんだったのに…」
往人「いいから呼べ!って、俺が呼ぶのか…。おーい来やがれー!」
名雪「凄い呼び方するね…」
観鈴「にはは、いらっしゃい」
名雪「しかもわたしがどうして呼ばれたの?」
往人「お前TVアニメに出てただろが」
名雪「わ、そうだったね。あれはびっくりしたよ」
観鈴「特別出演、にはは」
名雪「制服も揃えちゃって…。あゆちゃんが相変わらず羽リュックしょってたしね」
往人「まあそんなとこでだ、TVアニメとは…という事について四行だ」
名雪「そうだねえ…」

★名雪
「普通、マルチシナリオを一本につなげるのってすっごく難しいよ」
「だってね、それによってないがしろになる人とか、存在が成り立たなくなる人とか…」
「誰を中心におくかで随分と変わってくるもんだよ」
「わたしの場合は…いい思い出がないけどね…」

往人「そういやお前も別作品でアニメになってたんだっけ」
名雪「うん…。けど、それについては触れてほしくないよ」
観鈴「ないがしろにされたんだ…」
名雪「そうじゃないけど…あれじゃああんまりだよ、って思われちゃうこと必至だよ」
観鈴「わ、そうなんだ…」
往人「おほん、じゃあそれはそれで終わろう。次の客を呼ぶぞ」
観鈴「わ、早い」
往人「さっさと全員そろえて俺のテーマに移る。というわけで最後の客人来い!」
観鈴「わ、もう最後?」
往人「劇場版と違って今回は少数精鋭だ」
名雪「聞こえはいいけど、サボリだよね」
観鈴「うーん、たしかにそうかも」
往人「いちいち五月蝿い奴らだな…」
すぱこーん!
晴子「居候!あんたサボりすぎや!!」
観鈴「わ、お母さん」
名雪「いきなりハリセンでひっぱたいたよ…」
往人「いたたた…。アニメでもやったような事やるな」
晴子「あのなあ居候。サボってる場合やないで?」
晴子「仮でなくても、TVアニメやでTVアニメ」
晴子「劇場版の時は小出しに色々やったっちゅーのに、今回のこのサボりようはなんや!」
往人「ほぼ原作どおりだと感じた身としては特に語る事も無いだろうと思って…」
すぱすぱこーん!
観鈴「わ、またたたいた」
名雪「しかも今度はニ連撃だね」
晴子「ある!あるっちゅーねん!全話についてコメント入れるんや!各々絶対思うことあるっちゅーねん!」
往人「そんな面倒な事ができるか。だいたい、原作どおりだと原作どおりだーというコメントで終わってしまう」
すぱすぱすぱこーん!
観鈴「わ、またまたたたいた」
名雪「しかも今度は三連撃だね」
晴子「あんたあほちんかい!まったく原作どおりちゃうやろ!?所々の違いもあるやろ!?そこも踏まえるんや!」
往人「…そうまでして何を語りたい」
晴子「語る内容はいっぱいあるわい!まぁ、それは各々に尋ねるべきやろうけどな」
往人「…だそうだが、観鈴はあるのか?」
観鈴「え、わ、わたし?えーっとえーっと…うん、あるかもしれない」
往人「なんだその優柔不断なのは…」
晴子「見てみい、観鈴がある言うてるやないか。いや、あって当たり前なんや!」
観鈴「そだね。観鈴ちんメインキャラだし、ぶい」
晴子「ぶいっ」
晴子「そういうわけで居候。ちゃんと小分けにしいや、企画をな」
往人「お前な…。まあいいが、いくらなんでも12回もやれんぞ」
晴子「なんでや」
往人「せめて、dreamの3つ、summer、AIRと5つくらいに勘弁しろ」
晴子「ほう、そうくるかー。…まあええわ、それで許したる」
往人「よしよし、納得したな。…くそっ、晴子を最後のゲストとしたのは失敗だったか」
晴子「あん?何か言うたか?」
往人「い、いや、なんでもない」
観鈴「えっと、それじゃあ次回から5回連続ドラマの始まり?」
往人「ドラマじゃないぞ…」
晴子「よっしゃ!ええつかみや観鈴!」
観鈴「にはは、ぶい」
往人「今のつかみなのか?」
名雪「あの…わたしおいてけぼりなんだけど…」
観鈴「わ、そだった。ごめんね」
往人「成り行き上これ以上お前を絡めることができなくなった、すまんな」
晴子「特別編で呼んだりーや」
往人「あんたは何回この企画でやるつもりだ」
晴子「やるだけやったらえーやん。ほな居候、次回から頼むでー」
往人「あ、ああ…」
観鈴「ねえ往人さん、最初に往人さんがやりたかったテーマについては?」
往人「それはもう最後にする…。この状態じゃもうしょうがない」
観鈴「そうなんだ…」
名雪「なんだか大変だね。でも…そういう企画、わたしの時にもやってほしかったよ」
往人「その頃はこの四行小説の場が存在してなかったんじゃないのか」
観鈴「してたと思うよ。でもそれをテーマにする企画が立ち上がらなかっただけじゃないかな」
名雪「そうなんだ?じゃあ今からでもやってよ」
晴子「ちょい待ち。だいたい、そのあんたのアニメってのはいつの話やねん」
名雪「えーっと…」
往人「待て待て待て、いくら企画をあげても記憶を頼る結果になるのはいただけないぞ。またの機会にしろ」
名雪「う〜…」
往人「唸ってもだめだ。第一にここはAIR中心だという事を忘れるな」
名雪「…そっか、じゃあ仕方ないね」
往人「ああ、仕方ない」
名雪「じゃあ頑張ってね、アニメ化企画」
往人「ああ、頑張ってやってやるぞ。折角だしな」
晴子「それにしてもあれやな…楽屋的事情の多いことこの上ないな」
観鈴「お母さん、それ今更」

<次回から本腰を>


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