『AIR偽小説第百三十二弾』

懲りずに第百三十二弾です。
AIRサウンドタイトルが尽きたら今度はKanonかなあ…
とか思っていますが、それをやるからにはKanonキャラを司会に、
アシスタントをAIRキャラに、としないといけませんな…。


『4行小説』

★観鈴
「今回のテーマは双星っ」
「双子の星なんて、ロマンチックだね」
「もしも観鈴ちんが双子だったら…」
「どんな生活になってたのかな」

瑞佳「双子の星がロマンチック?」
観鈴「わ、いきなり根底崩す発言」
瑞佳「崩すとかじゃなくて…どういう点でロマンチックって思ったの?」
観鈴「うーんとね、星って空を見る限りではすっごく近く見えるけど…」
瑞佳「うんうん」
観鈴「実際はうーんと離れてるでしょ?」
瑞佳「そうだね。宇宙って広いし」
観鈴「双子として生まれたのに、遠く離れ離れ…でも、お互いをしっかり思って光るの」
瑞佳「ふーん…それで、ロマンチック」
観鈴「うん。遠くから思い合う星々…ロマンを感じるよね」
瑞佳「なるほどねえ…」
観鈴「でね、観鈴ちんがそんな双子だったら…」
瑞佳「うん」
観鈴「………」
瑞佳「?」
観鈴「…実は、今もそうかもしれない」
瑞佳「え?」
観鈴「この空のどこかに…もうひとりのわたしがいる…そんな気がするから」
瑞佳「へえー…それって双子?」
観鈴「双子、のような気がする」
瑞佳「ふーん…」
観鈴「でもね、すっごく身近にもいる気がするの。なんでだろ?」
瑞佳「…ねえ観鈴」
観鈴「なになに」
瑞佳「場合によっちゃあそれってかなりわざとらしいと思う人がいるかもね」
観鈴「え?どしてどして?」
瑞佳「まあそれについてはわたしは触れない事にして…」
観鈴「わ、そんな」
瑞佳「わたしの四行いくね」
観鈴「あ、うん…」

★瑞佳
「双星ってことだけど遠く離れているって話を観鈴がしてたけど…」
「多分、二つの星が出会う時は来ないんだろうね…」
「だって、凄く遠い…」
「それはなんだか寂しいと思うんだよ」

観鈴「なんだか暗い話だね…」
瑞佳「そうなんだよ…」
観鈴「うーん、たしかに原曲も明るい曲ってわけじゃないけど…」
瑞佳「遠くに居て永遠に会えない…破局を表してるんじゃない?」
観鈴「そんな…もしそうだと…寂しすぎるね…」
瑞佳「うん…」
観鈴「はあ…」
瑞佳「はあ…」
名雪「なんか暗いよココ…」
観鈴「あっ、お客さんいらっしゃい…」
瑞佳「一緒に寂しい星を励まそうよ…」
名雪「えーっと、そういう暗い雰囲気は抜きにしないの?」
観鈴「でも…」
瑞佳「語ってるうちに暗くなっちゃったんだよ…」
名雪「そ、そう…。でも、わたしはとりあえず四行やるからね?」
観鈴「うん、どうぞ…」
瑞佳「どうぞ…」
名雪「う〜、暗いよ〜…」

★名雪
「たとえば、芸能界に双子のスターっているとするじゃない?」
「二人でとっても輝いてるよね」
「お互いがお互いを照らしあって…それこそ双星じゃないかな」
「お互いを意識しあってるって事で、十分寂しくなんかないと思うよ」

観鈴「…そっか、そうだよね」
瑞佳「照らし合ってる、か…いい表現だよ」
名雪「よかった。明るくなったみたいだよ」
観鈴「にはは、やっぱりこの場は明るいのが一番」
瑞佳「そうそう、そうだよ。元気がなくっちゃつまらないもん」
観鈴「にはははは」
瑞佳「あはははは」
名雪「…随分とノせられやすくない?」
観鈴「気のせい気のせい、にはは」
瑞佳「ところで、名雪は双子のスターって誰を思い浮かべるの?」
名雪「えっと…双子じゃないけど…」
瑞佳「ないけど?」
名雪「さっきの観鈴と瑞佳は双子みたいだったよ」
観鈴「わ、わ、そうなのかな」
瑞佳「どんなところが双子?」
名雪「はあ…ってため息ついて暗くなってるとことか」
観鈴・瑞佳「………」
名雪「そうそう、そうやって二人ダンマリしてるとことか」
観鈴「が、がお…」
瑞佳「多分似てないもん」
名雪「長らく司会とアシスタントをやってると似てくるもんだよ」
観鈴「そうなのかな…」
瑞佳「だったら、一方でやってる神奈とあゆも?」
観鈴「あの二人は背中に羽があるよね」
瑞佳「それで双子…」
観鈴「どうなのかなあ…」
名雪「あの二人がどうとかはよくわからないけど…今の二人はやっぱり似てる気がするよ」
観鈴「そうなのかな…」
瑞佳「そうかなあ…」
名雪「ま、まあわたしの話題はもういいよ。ゲストさんは呼ばないの?」
観鈴「わ、そだった。えーっと、次なるお客さんいらっしゃいませー」
友里「どうもー。こんちわー」
観鈴「にはは、名倉友里さん」
友里「すっかりこの場の一員になっちゃったわねえ…」
瑞佳「一員って、すっごく今更…」
名雪「まったくだよ…」
友里「う、うるさいわね…で、双星だっけ?」
観鈴「あ、はいそうです」
友里「じゃあちゃっちゃといこうかしらね」

★友里
「双星…という事は、ふたご座が出てくるのよ」
「だって、双子だし、星つながりだし」
「というわけでおしまいっ」
「っていうわけにはいかないか…でもおしまいっ」

名雪「なんだかズルイ終わり方だね」
瑞佳「実質二行を無理矢理四行にしたって感じだよ」
観鈴「にはは、ズルっこさん登場」
友里「ひどい言われよう…。思いつかなかったんだからしょうがないでしょ」
瑞佳「誤魔化し方が悪いって事だよ」
観鈴「うんうん、そうそう」
瑞佳「何か要素を出して四行にするのがルールだもん」
観鈴「うんうん、そうそう」
友里「うーん…そう言われてもねえ…」
名雪「それはそれとして、ふたご座…で何かないの?」
友里「無いわねえ」
名雪「………」
瑞佳「ますますダメだよ」
観鈴「うんうん」
瑞佳「しょうがないから最後のお客さん呼ばないと」
観鈴「うんうん」
友里「…何なのこの扱いは…」
名雪「仕方ないかもね…」
観鈴「えーっと、それでは最後のお客さんいらっしゃいませー」
美凪「…こんにちは」
美凪「星の神秘をあなたに…天文部長、遠野美凪とは私のことです」
美凪「ではさようなら…」
観鈴「わーっ、ちょっと待って遠野さん」
美凪「…なんちゃって、冗談です」
観鈴「にはは、また引っかかっちゃった」
美凪「…いえいえ、引っかかってくださる神尾さんに感謝感激流星群」
友里「…ねえ、このやり取りは何?」
瑞佳「わたしに聞かれても…っていうか観鈴って遠野さんをアシスタントにした方がよくない?」
観鈴「え?どうして」
瑞佳「そっちの方がテンポ合ってそうだし…」
美凪「…ぽ」
名雪「うーん、わたしの見立てでは、観鈴ちゃんがひっかきまわされちゃってオシマイに思うよ」
美凪「…ぽぽ」
観鈴「なんで遠野さん照れてるの…」
美凪「…お約束」
観鈴「が、がお…」
名雪「ほら…」
瑞佳「…そっか、大変そうだね、観鈴が。やっぱりわたしが頑張らなくっちゃだね」
観鈴「う、うん。瑞佳、よろしくお願い頼むね」
瑞佳「もちろん」
友里「こっちはこっちでまとまっちゃったわね…」
美凪「…さて、それでは本命の四行に移るとしましょう…」

★美凪
「天文部が見上げる夜空に…」
「双星は果たしていくつ見えるでしょう…」
「見事正解した方には…」
「そうそう、オリオン座のある星は…」

美凪「…残念、時間切れでした」
観鈴「ちょ、ちょっと待って」
美凪「はい?」
瑞佳「いくらなんでもこの四行ひどくない?」
友里「私のより酷いわね…」
名雪「途中まで語って話題最後に変えてそれも途中だよ…」
美凪「…現実とは…酷なものですね」
観鈴「が、がお、そんな言葉で片付けちゃっていいのかな…」
瑞佳「あのねえ、仮にも天文部部長なんだよね?」
美凪「仮ではありません…」
名雪「うんうん、仮じゃないよね。わたしと同じく、実際に部長だよね」
友里「あら、あなた部長だったの?」
名雪「わたしは陸上部部長だよっ」
友里「へええ…さぞかし足が速いんでしょうねえ」
名雪「それはもう」
美凪「…というわけで、今回はオシマイにしちゃいましょう」
美凪「ゴキゲンよう、皆々様…」
観鈴「わわっ、遠野さん勝手に終わっちゃだめっ」
瑞佳「…こりゃ大変だわ…っていうか観鈴、改めて締めよう?」
観鈴「う、うん…これにておしまいっ」

<ふたつの輝きが…>


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