懲りずに第百十五弾です。
★神奈
あゆ「威厳漂う発言だね、神奈ちゃん」
★あゆ
浩平「お前、俺をおちょくってんのか」
★浩平
聖「果たしてそうかな?」
★聖
浩平「だからそれはやめろー!」
★晴香
浩平「おお、まともな意見だな」
★澪
浩平「おい…どういう語りだ…」
<結局すくねー>
人物語りってそういや他作品が追加されるとリセットされるのかなあ、
なんていうのが少々考えどころ(また1からやるの面倒だし)
まあそんときは追加分だけにしときましょうかね。
『4行小説』
「今回の人物語りは折原浩平殿だ」
「傍若無人と無礼がひどいと聞くが…」
「柳也殿や往人殿と比べると果たしてどうであろうな」
「なんであろうと、余の進行を乱すならば容赦はせぬぞ」
神奈「ふふふ、余も貫禄が出てきたということよの」
あゆ「でも有言実行だよ。頑張ろうね」
神奈「うむ。では今回のめいんである浩平殿よ、参るがよい」
浩平「俺は召還獣か何かか…」
あゆ「いらっしゃい浩平くん」
浩平「しかも傍若無人だの無礼だの…俺はまともだぞ?」
神奈「まともかどうかは余達が判断する。それだけだ」
浩平「まあそれもそうだがな…。ところで、俺の他には誰が来るんだ?」
神奈「それは順次紹介してゆくゆえ、おぬしの気にかけるところではない」
浩平「なに…?」
あゆ「まあまあ。とりあえずはボクの四行だから」
浩平「そうか…そうだな」
「浩平くんは…」
「………」
「うぐぅ、そういえばあんまりお話してなかったよ」
「えっと…無礼一番って噂が流れてたけど本当なのかな?」
あゆ「うぐぅ、そういうつもりはないんだけど…」
神奈「あゆ殿にも失敗はあるということだ。大目に見るがよい」
浩平「見られるような内容だと思うか?」
神奈「余の友人であるがゆえ十分可能だ」
あゆ「うぐぅ、ありがとう神奈ちゃん」
神奈「何を申すか。当たり前のことではないか」
あゆ「うぐぅ、本当にありがとう」
浩平「こいつら…やっぱり俺をなめてやがる…」
神奈「さて、一区切りついたゆえ、次は浩平殿だ」
浩平「は?…ああ、自分で自分を語るってやつか」
神奈「そうであるぞ」
浩平「その前に、無礼一番なんてことは絶対無いと断言しておいてやる」
あゆ「あ、そうなんだ。そうだよねえ、出所がたしか佳乃ちゃんだったからね」
神奈「佳乃殿の?…あゆ殿、そのようなことを知っておきながら騙されるのはよくないぞ?」
あゆ「うぐぅ、ごめんなさい」
神奈「うむうむ。過ちを認められたならもう十分であるぞ」
あゆ「うぐぅ、ありがとう」
浩平「お前らってほんとに…まあいい、ともかく俺の四行だ」
神奈「うむ」
「初登場から含めて、ひどい目に遭いっぱななしの俺だが…」
「いつかは努力が報われることを信じているぞ」
「また、俺に関してあらぬ噂が立っているようだが…」
「断じてそれは誤解だと言っておこう」
浩平「おわっ!あ、あんたはたしか凶悪な医者?」
きらん
聖「ほう、どういう改造を施してほしいのかな?」
浩平「そういうところが凶悪だっつってんだ!」
聖「ほうほう、なるほどな…」
浩平「やめろ!そのメスをしまえ!」
神奈「…聖殿、いきなり勝手に出てきてそういうまねはやめていただきたいのだが」
聖「…そうだな、私は場を荒らすために来たわけではない。このどうしようもない輩を語るためにきたのだ」
浩平「えらい言われようだな、オイ」
あゆ「浩平くん一体何やったの?」
浩平「俺は何もした覚えはないぞ。っていうか、過去に働いた無礼の精算はもう済んだはずだ」
あゆ「本当はすんでないんじゃないの?」
浩平「そんな馬鹿な。仮にそうだとしたらとんでもないぞ」
聖「いいや、済んでないぞ。結局君を改造していない」
浩平「そんな精算の仕方ってありなのか!?」
聖「ああそうだ」
神奈「…聖殿、今は改造とかそういうことはおいといて人物語りをやってくれぬか」
あゆ「そ、そうだよね。今回は浩平君の改造がテーマじゃないし…」
聖「ふむ…仕方ないな」
浩平「何が仕方ないんだ…」
「さて、この折原君だが…」
「以前佳乃を馬鹿呼ばわりした」
「それゆえ、私が改造を施そうとしたのだが…」
「結局それは実現しなかった。こうなったら今強行手段に出ることにしよう」
聖「ふっ、冗談だ。神奈さんの手前そういうことは控えておいてやろう」
浩平「えらそうだなお前…」
神奈「しかし余の前ゆえに遠慮をした。すなわち余もえらいのだぞ?」
あゆ「うぐぅ、なんか方向性が違ってきてる…」
聖「この回が終わったら実行に移すまで…それだけのことだ」
浩平「だーかーらー!やめろって言ってるだろうがー!」
神奈「………」
あゆ「ねぇ神奈ちゃん、とりあえず次の人呼ぼ?」
神奈「う、うむ、そうであるな…では次の客人よ、参るがよい!」
晴香「はいはい、来てあげたわよ。なんか大変よねえ、改造とか無礼とか」
あゆ「そう、毎回人物語りは大変なんだよ…」
神奈「というわけで巳間晴香殿だ」
浩平「おお、たしか相沢から話は聞いているぞ。俺も仲間に入れろ」
晴香「はあ?何の仲間よ」
浩平「きつい態度で貧乳品評会だ」
晴香「頭おかしいんじゃないの」
浩平「…冗談だ」
聖「随分と落ち込んだみたいだな…軽々しく要らぬ発言をしているからだ」
浩平「くっ、相沢のヤロウ…」
あゆ「うぐぅ、祐一くんの責任じゃなくって浩平君が勝手に勘違いしただけでしょ?」
晴香「あら、そういうあなたは貧乳のあゆね」
あゆ「うぐぅ!ひどいよ!!」
神奈「あーあー、勝手にやっておるところ申し訳ないが、さっさと四行をやるがよいぞ」
晴香「あら、そういうあなたも貧乳の神奈ね」
神奈「要らぬことをいつまでも言ってないでとっとと四行をせぬか!」
晴香「怒るってことは自覚してるってことね。いいことだわ」
神奈「ぐぬぬぬぬ…」
あゆ「うぐぅ…」
聖「ふむ…傍若無人はまだまだいるということだな」
浩平「妙な納得の仕方だな…」
「浩平についてね…」
「あんまり話はしてないけど…ってのは禁句か」
「無礼とかって言われてるみたいだけど…」
「別に、無礼って見てる側が決めるもんだしね…ごくふつーの人じゃないの?」
晴香「あたしから見れば普通の頭おかしそうな人だけど」
浩平「…それが無礼っつーんじゃないのか?」
晴香「あらそう?それは失礼したわね」
あゆ「うぐぅ、晴香さんはなんかわざとっぽいよ」
神奈「余の人選がすこぶる悪かったということかの…」
あゆ「そうかもしれないね…聖先生もいきなりだったし…」
聖「私をそれに混ぜるのか?それは納得がいかないが」
晴香「人選が悪いとか言ってる神奈も無礼じゃないの?」
神奈「なんだと?」
浩平「まったくだ。人を語るのには適任というものがあるんだぞ」
あゆ「うぐぅ、浩平君えらそう…」
神奈「ええい、気を取り直して最後の客人であるぞ!」
澪『うぐぅなの』
神奈「というわけで上月澪殿だ」
あゆ「…ねえ神奈ちゃん、先にボクから澪ちゃんに報復与えていいかな?」
聖「ま、まあまあ月宮さん、そう目を据わらせないで…」
あゆ「聖先生は黙ってて!」
聖「う、うむ…」
神奈「あ、あゆ殿が珍しく怒っておる…」
晴香「ほうっておくと必殺技が火をふきそうね」
浩平「お、おい澪。早く謝れって」
澪『間違えたの。ずっと前に書いたのを出してしまってたの』
あゆ「へぇ〜?わざと間違えたんじゃないの?」
澪『違うの。…でもごめんなさいなの』
澪「…(ぺこり)」
あゆ「あ…う、うん、いいよ。謝ってくれたんなら」
聖「ほう、礼儀正しい子だな」
晴香「まったくね。誰かと違ってちゃんと謝るってことを知ってるわ」
浩平「その誰かって誰だよおい」
神奈「ようやく和みを見せたの。さすが余が選別した客人であるな」
あゆ「神奈ちゃんが言うこと?」
神奈「そうであるぞ」
あゆ「うぐぅ…」
澪『それはそれとして、こうへいについて四行やるの』
神奈「うむ、頼んだぞ」
『こうへいは…』
『とってもやさしいの』
『そしておすしをよくおごってくれるの』
『また食べたいの』
晴香「へえ〜、おすしなんて豪華ねえ」
神奈「初耳であるな。浩平殿にそのような特技が…」
あゆ「神奈ちゃん、特技じゃないよ…」
聖「やることはやっているということか…。時に上月さん、この折原君はやさしいのか?」
澪『そうなの。昔の思い出は…大切なの』
浩平「ああ、そうか…そうだよな…」
あゆ「お寿司の他にまだ何かあったの?」
浩平「俺をなんだと思ってる。これでもONEでは主人公だぞ。澪との繋がりはあるさ」
神奈「そのような楽屋的な言葉はやめてもらいたいがな」
浩平「いいや。それにどうせ語りというならば、繋がりのある6人を招いてほしかったものだ」
聖「6人とはどういうことかな?」
浩平「それは、この澪と…」
澪『みずか、るみ、あかね、まゆ、みさき、なの』
浩平「ということだ。…っていうか澪、よく名前列挙できたな?」
澪『でも列挙しただけなの。本当は呼称がどうかはナイショなの』
浩平「そうだよな…。作中でもお前の一人称って不明だもんな…」
澪『そうなの…』
あゆ「うぐぅ、すんごく楽屋的…っていうかこういう語りは澪ちゃんを語る時にやるべきじゃ…」
晴香「っていうか自身の一人称が不明って…二次創作家は苦労するわねえ」
神奈「ええいっ!何を違う話をしておるか!これだけこじれるのならばもうおしまいとするぞ!」
聖「おしまいにする方がいいと思うがな」
神奈「そうであるの…。ではおしまいであるぞ!」
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