懲りずに第百弾です。
★柳也
裏葉「柳也さま、裏葉は非常に悲しうございます」
★裏葉
晴子「裏葉さんらしいなあ…うちではかなわへんわ」
★晴子
柳也「…無理だろ?」
★みちる
裏葉「可愛い抱負でございますね」
★聖
裏葉「うふふふふ、さすがでございますね、聖さまは」
★敬介
晴子「あんたなあ、それは禁句やで?」
★ポテト
柳也「さ、終わるか」
<そんなこんなでEND>
きちまいましたねえ、こんな数字に。
そしてやはりめざすは“●●●…”ですけどね。
どうせ追いつきっこありませんけど(苦笑)
書物にしてみたくも思う先日このごろ(謎)
『4行小説』
「記念すべき回数の特別企画において…」
「俺が進行役だ。思えば久しいものだな…」
「さて、今回もお題は今後の抱負だぞ」
「俺としては…往人と同じだろう。平和な場としたいものだな」
柳也「いきなりなんだ」
裏葉「何故に神奈様がおられないのでしょうか?あんまりでございます…」
柳也「そう言われても今回のはメインではなくて脇の…」
晴子「ちょっと待った!うちはメインもやってるはずやで〜」
敬介「晴子の場合は数えないのじゃあないのかな」
晴子「なんでやねん!あれだけメインはったうちがなんで外されなあかんねん!」
敬介「立場ってものだろう」
晴子「立場ぁ〜?立場だけやったら十分やないかい!」
聖「まあまあ、晴子さん落ち着いて。そこは大人らしく受け止めてあげようじゃないか」
裏葉「聖様はしっかり心構えができていらっしゃるのですね…。しかし私はそうではありません」
柳也「裏葉、いいかげんにしろって」
裏葉「ああ、神奈様…」
みちる「んに、なんだか大人の人ばっかり…」
敬介「やあ、君はたしかみちるちゃんだったね」
晴子「大人ばっかりか…たしかにそうやな。平均年齢むっちゃ上や」
柳也「さて、納得したところでいくとしようか」
裏葉「柳也さま!いつからそのような強引さを身につけられるようになられたのですか?」
柳也「強引…って、お前なぁ…」
敬介「進行するためには必要な技術だろうね」
柳也「そのとおりだ。いつまでぐだぐだやっていたのでは進まない。さ、まずは裏葉だぞ」
裏葉「…私は最後で構いませぬ」
柳也「わがまま言ってないでやれって。大人気ないぞ?神奈が怒るぞ?」
裏葉「かようなことで神奈様が怒りあそばすはずもございません」
柳也「うーん…」
聖「ならばこうしよう。私と晴子さんと裏葉さんとで…」
晴子「うちを合わすんか?なんでや?」
聖「某女神三姉妹というのは…」
裏葉・晴子「………」
聖「…ダメなのか?」
敬介「聖先生、あなたからそのような発言が飛び出そうとは…」
聖「うーむ、発売前から有名な話だとして上がっていたのだが…」
柳也「あがってんのかよ…」
みちる「そういえばかみかみから聞いたけど、似たようなネタで前にお話があったんだよね」
聖「そうだ。あの時は佳乃に随分迷惑をかけてしまった…」
晴子「お酒でめいっぱい盛り上がったもんな〜。楽しかったわ〜」
柳也「ま、それはそれとしてだ。いいかげん本題に入ってほしいんだが…」
裏葉「…分かりました。私がいつまでも拗ねていてはどうしようもありませんね。素直にやるといたします」
柳也「やっとその気になってくれたか…」
敬介「皆が皆止まっていたのではどうしようもないからね」
みちる「うんうん」
「ところでお題は…そうそう、この場での抱負でございましたね」
「いつも裏で動いておりましたので…」
「積極的に表で動こうかと思うております」
「もちろん神奈様をお守りしつつ…でございますが」
聖「裏葉さんが動くとなれば…私も動かざるを得ないだろうな」
裏葉「聖様?それはどういう了見で?」
聖「佳乃がおそらくからんでくるだろうからな…」
裏葉「なるほど…姉妹で神奈様を狙うというのですね…受けてたちましょう…」
聖「ふふ、のぞむところだ…」
柳也「一体ここは何の場だ…」
みちる「んに、うらはさんもひじりさんも目がこわい…」
敬介「欲望の渦が蠢いているのを感じるね…」
柳也「さてと、気を取り直して…いや待て、裏葉」
裏葉「はい?なんでございましょう」
柳也「お前表に出て積極的に、って。神奈つれて何をするつもりだ?」
裏葉「それはもちろん…イイことでございます」
柳也「…わかった、もう何も言わん。さて次いくとするか」
晴子「えらいあっさりとまあ…」
柳也「深くやるのもどうかと思ってな。さて、次は晴子の番だ」
晴子「ほいほい。ほなあっさりとやったるで〜」
「抱負はなあ…」
「酒や!」
「毎回色んな酒が紹介できるとええな〜」
「ほんで毎回宴会やー!」
晴子「なーに言うてんねん。最初っから無理とか思とったらあかん!」
敬介「…無理だと思うけど。お酒がすきなのは晴子だけだしな」
晴子「敬介ぇーっ!」
聖「お酒が絡むとなったら私は毎回出番がありそうだな…」
晴子「そやろそやろ?な、聖先生。一緒に頑張ろうや〜」
聖「いや、私は佳乃なら出番が欲しいと思うが私自身が出番が欲しわけでなく…」
みちる「お酒かぁ…みちるには無理かな?」
晴子「いけるでぇ〜。修行次第で誰でもおっけやー!」
敬介「そんなわけないだろ…」
裏葉「どうやら晴子様だけのようですね。お酒によってあれこれしたいというのは」
柳也「その様だな。というわけで次いこうか」
晴子「なんやと〜!?」
柳也「えーと次はみちる、だな」
みちる「んに、りょうかいー」
晴子「こらー!無視すんなやー!」
「抱負は…うーん…」
「そーだっ、美凪と一緒に司会とかやりたいな〜」
「楽しいことたくさんやって…」
「お食事はハンバーグっ」
柳也「さすが子供だ。穢れが無いな」
晴子「あん?うちは穢れがあるいうんかいな?」
敬介「ありすぎだろう。お酒だしな」
晴子「酒は百薬の長って言うんやー!」
聖「少しなら酒もよいが、飲みすぎは良くない」
敬介「ホラ、聖先生もこうおっしゃっている」
晴子「くううう…」
柳也「ところでみちるは具体的に司会の中でどんなことをやりたい?」
みちる「んに、それはねぇ…」
裏葉「神奈様達とご一緒に、可愛いもの協議会に出られては」
みちる「かわいーものきょうぎかい?」
柳也「なんだそれは…」
敬介「可愛いものを集めて品評する会のことかな?」
聖「可愛い人達を見て、その可愛さについて語り合う会のことではないかな」
裏葉「そうでございます聖様。さすがでございますね」
晴子「どんな会やねん、それ…」
みちる「どんなこと語るんだろ…」
柳也「とんでもない思念が渦巻いてそうだ…。さて次は聖だ」
聖「わかった。…時に柳也さん」
柳也「なんだ」
聖「あなたは他人を呼ぶ時は常に呼び捨てなのか?」
柳也「一応そうなっているが」
聖「そうか…」
柳也「それがどうかしたのか?」
聖「いや、少し尋ねてみただけだ」
裏葉「柳也さまが無礼なのは今に始まったことではありませぬゆえ、お気になさらないでくださいませ」
柳也「そうそう…ってこら裏葉!」
「さて、私の抱負は既に決まっている」
「裏葉さんが神奈のためにどうこうであるならば…」
「私は当然佳乃のためにどうこうあるべきだな」
「佳乃がやりたいことには全力をもって手伝おう」
聖「姉として当然のことだ」
晴子「世間ではそういうんを姉バカとか言うんやろーなー」
聖「アルコール中毒よりはいいと思うがな」
晴子「ぐ…」
柳也「どっちも似たり寄ったりだと思うが…」
みちる「んに、みちるも美凪に応援を要請しなきゃ」
柳也「お前もそのクチかよ…」
敬介「支えにしているものが居るというのはいいことだよ、柳也さん」
柳也「まあなあ…。おっと、最後はあんただぞ」
敬介「了解した」
「抱負は…司会だな」
「もっと司会をこなすということ」
「そしてまた、出番を増やすということ」
「できれば観鈴にも会いたいが…それも無理な話だろう」
敬介「分かっている。楽屋的事情を考えると無理な話だからね」
聖「どうして無理なんだ?」
晴子「色々と事情があるんや。それで納得しといてんか」
裏葉「斯様なことをおっしゃられてしまうと…あの方にも出会えなくなってしまうではありませんか」
みちる「それは誰?」
裏葉「神奈様の母君でございます」
柳也「おおなるほどな。しかし…こちらの場合は大丈夫ではないのか?」
裏葉「しかしですね…」
敬介「そう、そのしかしだ。しかし、僕は会ってみたい、とこうなるわけだ」
晴子「そやけん無理やっちゅーに」
聖「佳乃にかかれば大丈夫だろう」
晴子「あの子の次元の問題やないんやけど…」
柳也「とにかくこれで全員だな。さて、と最後の締めを…」
くいっ
柳也「うっ!」
ポテト「ぴこっ!」
みちる「あっ、ポテトだ〜」
裏葉「そういえばポテトさまがいらっしゃいましたね」
晴子「毛玉にまで様付けはどうかと思うで…」
ポテト「ぴこぴこっ」
柳也「分かった分かった、忘れてたのは悪かったから」
聖「最後の締めはポテト、ということか」
みちる「頑張れポテト〜」
「ぴこっ、ぴこっ」
「ぴこぴこぴこぴこぴこぴこぴこ…」
「ぴこ!」
「ぴこ〜」
敬介「コメントはつけないのかい?」
柳也「俺にはわからん」
敬介「消極的だね…」
晴子「いや、それは無理いうもんやろ…」
聖「まだまだポテトとの交流は難しいか」
ポテト「ぴこー…」
みちる「落ち込まない落ち込まない。いつか有名になるよ、ポテトは」
ポテト「ぴこ!」
裏葉「既に有名だと思いますが…」
柳也「ま、ともかくだ。思い思いにいう事は言えただろう。終わるぞ」
裏葉「では進行役らしくしめてくださいませ」
柳也「…終わりだ」
裏葉「ちっちっち、違います柳也様。る〜る〜る〜終〜わ〜り〜♪でございます」
柳也「………」
聖「やはり裏葉さんだな…」
敬介「これは負けてられないね」
晴子「張り合ってどうすんねんな…」
みちる「んに、頑張らないと」
ポテト「ぴこっ」
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