『AIR偽小説第三十四弾』

懲りずに第三十四弾です。
登場人物多いけど内容が薄いかも。
ま、しったこっちゃないですがね。
しっかし厳密に分類すると大変そう。


『4行小説』

★往人
「随分と前回はおだやかだった」
「これからもこの調子でいきたいものだ…」
「さて、今回もテーマは髪の毛の色でまとめてみた」
「赤毛と銀髪だ」

晴子「居候は白髪やないか」
往人「もうそのジョークは聞き飽きた」
晴子「ジョーク?何言うてんねん、うちは本気やで」
往人「そらよかったな」
晴子「………」
往人「いつまでもちんたらやってると無駄に長くなる。とっとと晴子行け」
晴子「…なんか居候強うなったな」
往人「そうか?」
晴子「センスない人形劇でもやめたんか?」
往人「何の関係がある…」
晴子「ま、ええわ。髪は女の命!張り切っていくで〜」

★晴子
「…って、何語ったらええんやろ」
「そや!うち、実は散髪ごっつうまいんやで〜」
「ひょっとしたら理容師になってたかもしれへんくらいにな」
「早速切ったるわ居候、そこ座り」

往人「遠慮する」
晴子「なんでや」
往人「嫌な予感がする…」
晴子「あん?なんやと〜?」
往人「それ以前に、別に散髪したいとは思ってないから遠慮する」
みちる「だってこの前美凪に切ってもらってたもんね〜」
晴子「なんやと!?…居候、裏切りおったな」
往人「俺がいつ裏切りをかました!…それはともかくみちる、あまり余計なことは言うな」
みちる「その時は美凪が商店街で臨時の床屋さんやったんだよね〜」
晴子「ほう?それでどうなったんや?」
みちる「なんと稼げちゃったんだよ!しかも国崎往人の人形劇より多く!」
晴子「そんなん当然や無いか。居候の人形劇は0円のもうけしかあらへん」
往人「………」
みちる「比べる対象がわるかったかな…その日は豪華なおかずだったよ」
晴子「ほう……。そんなに儲かったっちゅうんなら、一度手合わせ願わんとな…」
往人「んな挑戦するな」
みちる「ちなみにこの出来事はある人のお話だからあんまり広めちゃ駄目だよ」
往人「お前もお前で楽屋ネタを話すな」
晴子「ふ〜ん。で、みちるちゃんが話すんは床屋の出来事かいな?」
みちる「んに、さすがにそれだと国崎往人の思うつぼになっちゃうから…」
往人「俺はそんな事思っちゃいねえ」
みちる「ちょっとムカついた過去を振り返ってみるね」
晴子「ムカついた過去?」

★みちる
「ある日、国崎往人が駅のベンチで寝ていたんだよ」
「なかなか起きないから、みちるがバケツをかぶせて“がんっ!”って叩いて起こしたの」
「そしたら、やっと起きてきた国崎往人が…」
「みちるのもみあげ掴んでぐいぐいってひっぱんだんだよ!」

みちる「うにゅ〜…あれは悲惨だった…」
晴子「…そんなんうちでもするわ」
みちる「ええっ?」
往人「おお、晴子も俺の気持ちがわかるか」
晴子「うちの場合は多分ぽかっと殴るんやろうけどな」
みちる「えええっ?」
晴子「居候みたいにもみあげひっぱるんは…思いつかへんかったなぁ…」
みちる「にょわっ、なんか、かみやんママ感心してる…」
晴子「…ちょっとやらせてもろてええか?」
みちる「だ、だめっ!」
晴子「ええやん、減るもんでもなし。未来の理容師としては触っておきたいんや!」
みちる「にょわわわーっ!」
往人「…仲がいいな」
みちる「これのどこが仲がいいんだー!!」
美汐「子供をいじめては駄目ですよ」
晴子「おっ!?新手出現!!」
美汐「………」
往人「呆れてるぞ」
晴子「ちっ……」
みちる「よくわかんないけど助かった…あんたはだーれ?」
美汐「天野美汐といいます。この中で髪の毛は多分一番短いです」
往人「残念だったな。俺の方が短い」
美汐「国崎さんはもちろん数に入れてませんので心配いりませんよ」
往人「………」
晴子「なんとなくきっつい表現する子やなあ。ふむふむ、あんたも赤毛やな」
みちる「赤毛どうしよろしくねっ」
美汐「おそらく、正確に細かく分類すると赤毛ではないかもしれません」
晴子「………」
美汐「では私の出番ですね」

★美汐
「髪の毛は、毎日のお手入れが大事です」
「何日もお風呂に入ってなかったりすると、すぐ痛みます」
「気をつけましょう」
「To Be Continued」

晴子「…続くんか?これ」
美汐「いいえ」
みちる「ねえ、とぅーびーこんてぃにゅーど…って、なに?」
美汐「不思議な言葉です」
みちる「ふーん???」
往人「…いかん、やはり俺ではまだ勝てん」
晴子「居候、これは張り合うんがまちごーとるんとちゃうか?」
美汐「張り合うんですか?この私と?それは酷というものでしょう…」
往人「…さ、さて、次のやつ」
晴子「逃げおったな…」
柳也「よお、久しぶりだな。俺に責任を押し付けた駄目人形使い」
往人「なんだと?俺はお前を信頼して司会を任せたんだぞ」
柳也「裏葉にさんざん振り回された俺の立場を想像してみろ」
往人「ふっ、一人じゃないか。俺は毎回色んな奴に振り回されてるぞ」
みちる「自慢するようなことじゃないと思うけど…」
美汐「そうですね」
晴子「んなあほちんはほっといたらえーねん」
柳也「…なるほど、俺はまだまだ甘かったようだな」
往人「そういうことだ。…くそっ、なんだか空しくなってきたぞ」
柳也「気を落とすな。そのうちいい日が来るさ」
往人「なんだ?やけにおとなしいな」
柳也「さて、俺も四行をやるとするか」

★柳也
「…って、俺が髪の毛について何を語れというんだ」
「そうだな…俺は髪を後ろでしばっている」
「間違ってもそれを引っ張るな」
「俺は本気で怒るからな」

くいっ
柳也「うっ!…言ってるそばからやったのは誰だ!!」
ポテト「ぴこ?」
柳也「………」
ポテト「ぴこぴこぴこ」
往人「おお、良く来たなポテト。お前を銀髪と認めたくはないのだが、白は他にいないからな」
ポテト「ぴこ〜」
往人「そうかそうか、頑張れよ」
ポテト「ぴっこり」
晴子「…居候、正体不明生物と話できたんか?」
みちる「知らなかった…ポテトって名前を知ってただけじゃなかったんだねぇ」
美汐「可愛いですね」
なでなで
ポテト「ぴ、ぴこ、ぴこ…」
美汐「真っ赤になりました」
往人「初めての人だから照れてるんだろ」
ポテト「ぴこ!ぴっこぴっこぴこ!」
往人「弁明しても無駄だぞ。やるなプレイボーイ」
ポテト「ぴ、ぴこ〜…」
美汐「国崎さん、この犬さんは雄なのですか?」
往人「知らん。多分そう思うだけだ」
美汐「そうですか…」
柳也「つーかこれは犬なのか?」
晴子「犬ぅ!?…世の中は広いんやなあ」
みちる「むむむぅ、認識されてなかったなんてみちるしょっく…」
往人「好き勝手喋り始めたところで…ポテト、最後の締めだぞ」
ポテト「ぴっこり」

★ポテト
「ぴこ!ぴこぴこぴこ!」
「ぴっこ、ぴっこ、ぴっこりん」
「ぴこ〜ぴこ〜ぴこ〜」
「ぴっこり…ぴこ?」

往人「そんな事聞かれても困る」
ポテト「ぴこ〜…」
晴子「なんか尋ねたんかこいつ…」
みちる「すっかり話しちゃってる…いいなー…」
美汐「私達にはわかりかねますので、柳也さんが締めてください」
柳也「そうか?で、ではこれにて…」
くいっ
柳也「うぐっ!」
ポテト「ぴこ〜!」
往人「ポテトが出番をとるなと言ってる」
晴子「…こうなったら居候が通訳せえや」
みちる「むむむむぅ、みちるもいつか言葉が完全にわかるようになってやるー!」
美汐「大変ですね…」
柳也「俺って一体なんの為に呼ばれたんだ…」

<ぴこぴこぴこ>


戻る