『AIR偽小説第三十一弾』

懲りずに第三十一弾です。
こっから連続ドラマ小説になります(大嘘)
まあ、テーマが何になろうと、話のテンポは変わらずですけどね。
頑張れ往人、いじめられてもめげるな(爆)
あと、重大なミスに書いてしばらくした後に気付きました。
しかしこの話はそのままで、後の話で無理矢理なフォロー入れてます。
何やってんだ…いくら偽ったって…


『4行小説』

★往人
「さてさてさて、今回のテーマは髪の毛だ」
「見ての通り俺は銀色だが、他の奴等も色んな色が…」
「そうだな、色にしよう、髪の毛の色」
「各自のそれを見て思う存分述べてくれ」

美凪「あの…」
往人「なんだ、黒髪の遠野」
美凪「国崎さんの髪は…」
往人「ん?」
美凪「………」
往人「………」
美凪「…白髪…ではなかったのですか?」
往人「…これは銀髪だ」
美凪「でも…見た目があまり変わりませんね…」
往人「ほっとけ」
美凪「………」
美凪「…わかりました」
美凪「国崎さんを…ごみ箱にポイします」
往人「するな!!」
美凪「え…」
美凪「…どうして、ですか?」
美凪「…捨てろとおっしゃったのに…」
往人「そんな事言ったか?」
美凪「…まあ、いいです。それは次回に後回し」
往人「だから捨てるなって」
美凪「ではまいりますね」

★美凪
「私の髪は黒髪…」
「そして国崎さんは白髪…」
「二人そろってオセロ…」
「さあ国崎さん、勝負しましょう…」

往人「…俺はやらん」
美凪「…がっくし。何故ですか?」
往人「俺のこれは白髪じゃないって言ってるだろうが!」
美凪「でも、お米と同じ色…」
往人「そんなの知るか!!」
聖「国崎君、女性を邪険に扱うのはよろしくないぞ」
往人「くっ、新手か…」
聖「………」
美凪「ところで聖先生は何色でしょう…?」
聖「見ての通り黒髪だが」
往人「実はカツラだったりしてな」
聖「………」
キラン
往人「おおーっ!なんて色艶の素晴らしい髪の毛なんだー!!高く売れそうだ!!」
聖「…君はやっぱり司会をするべきじゃないな」
往人「冗談のわからない奴だな…」
美凪「髪の毛…売れるんですか?」
往人「まあ、な。今はどうか知らんが」
聖「昔の話だ。さて、私も4行やるとしようか」

★聖
「実は毛髪は、体内の様子を表すシグナルの役割も果たしている」
「長さ、太さ、形、そして色。特に色は寿命をも表す」
「例えば銀髪は目つきが悪い、とかな」
「…なーんちゃって、うそだよぉ〜」

聖「こほん、こんなところだ」
往人「…お前、顔まっかだぞ」
聖「やかましい」
美凪「名演技。ぱちぱちぱち」
聖「そ、そうか、それなら結構だ」
往人「ついでに聞くが、誰の真似をしたんだ?」
聖「可愛い我が妹に決まっているだろう。わからないとは国崎君もモグリだな」
往人「こんなんでわかるか」
美凪「…モグリ…ハマグリ…手探り…ごそごそ」
往人「………」
舞「………」
往人「…ん?おわあっ!!」
舞「………?」
往人「急に現れるな!!」
舞「……黒」
聖「そうだな。舞さんは黒だな」
美凪「…聖先生は川澄さんの事を知ってるので?」
聖「当然だ。佳乃が連れてきた人物はすべて知っていなければならない」
往人「そんな馬鹿な。まだ紹介してないはずだぞ?」
舞「はちみつクマさん」
聖「ふっ、それは企業秘密というものだ」
美凪「…どうやら…とっぷしーくれっとの情報が密かに行き交ってるようです」
往人「はあ、もうなんでもいい。で、黒髪の川澄、4行いけ」
舞「………」

★舞
「黒……」
「暗い……」
「でも、佐祐理は髪の毛奇麗だと言ってくれた」
「………」

美凪「…セリフとは裏腹に…とても楽しそうです…」
往人「楽しいとは違う気もするが…」
聖「ところでその佐祐理さんの髪の毛は何色なんだ?」
舞「…亜麻色」
聖「ほう…」
美凪「聖先生は一度お会いしたのでは?」
聖「いや、少々忘れてしまっててな」
往人「和んでるとこ悪いが、トリオが出そろったところで終わりだ」
聖「…トリオ?」
美凪「…確かに三人ですね…」
舞「………」
往人「次回!青髪トリオの巻!!」
ぼかっ
往人「ぐはっ!な、殴るな!!」
聖「トリオなどと呼ぶとは許せんな…」
往人「俺は負けん!今回はこれで終わりだ!!」
美凪「国崎さん…強くなりました…」
舞「強引…」
聖「そう、強引なだけだ」

<とにかく次は青>


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