『AIR偽小説第二十七弾』

懲りずに第二十七弾です。
話がだんだん疲れてきてるかも(爆)
とりあえず色んな人に司会をやらせてみようという方針。
だから柳也は今回でいったんお休み。


『4行小説』

★柳也
「今回のお題は入浴だ」
「昼間の疲れを癒し、体の汚れを洗い流す…」
「日常を過ごす中では大切な習慣だ」
「心身ともに健全でなければな」

神奈「余はむやみに入浴するのは嫌いじゃ」
柳也「しかし定期的にはしているだろう?」
神奈「それはまあそうじゃが…」
柳也「なら結構だ」
神奈「ところで柳也どの。今回は珍しくお主も4行をやったの?」
柳也「珍しいとはなんだ。まあ…進行役とはそんなものだ」
神奈「むうう……」
裏葉「まあ、今回のお題は入浴でございますか!」
柳也「随分と張り切っておるな、裏葉…」
裏葉「もちろんでございます。神奈様の…あ、いえ、なんでもございませぬ。おほほほ」
神奈「この痴れ者が…一体何を考えておった!!」
裏葉「神奈様、さような事など気にせずに。ささ、4行なさってくださいませ」
神奈「いいや!余は気にするぞ!!」
佳乃「しつこいと嫌われるよぉ?」
神奈「しつこいのではない!これは……って佳乃殿!いつのまに現れおったのじゃ…」
柳也「お、おい、何故俺の後ろに隠れる」
裏葉「佳乃様を恐れてらっしゃるのでしょう。以前誘拐されましたし」
柳也「言いながら裏葉まで俺の横に来るな!」
佳乃「うっ、うっ、かのりん神奈ちゃんに嫌われちゃったよぉ」
神奈「嫌っているのではなく、恐れておるのじゃ」
佳乃「ええっ?あたしってそんなにコワイのぉ?」
神奈「そうじゃ!」
裏葉「そうでございます」
柳也「この二人が揃って言うと妙に説得力あるな…」
佳乃「うぬぬぬ〜、柳也くんまでそんなこと言うなんて酷いよぉ」
神奈「…柳也くん?…変わった呼び方じゃな。柳也くん〜」
ぽかっ
神奈「あいたっ!何をするか無礼者!!」
柳也「無礼者はどっちだ!恐れている奴の真似なんかするな!!」
佳乃「いいじゃないの、柳也くん。これも試練だよぉ」
柳也「そんな試練嫌すぎるぞ……。とにかく!さっさと4行だ!いいかげん離れろ!!」
神奈「なっ、何をするか!余は今入浴などせぬ!!」
裏葉「りゅ、柳也さま…今神奈様のお召し物をはがそうなどもってのほかです!」
神奈「そうじゃそうじゃ!この痴れ者が!!」
裏葉「私の役目なのですから!!」
神奈「そうじゃそう……裏葉!今なんと申した!!」
裏葉「神奈様を入浴に導くのは私の役目なのです」
神奈「………」
佳乃「わっ、すっごく堂々としてるよぉ。かのりんも見習わないといけないねぇ」
柳也「どうでもいいからさっさと4行やらないか?俺は疲れてきた…」
神奈「余はどうでもよくないぞ?」
柳也「つーかお前はいいかげん離れろ」
神奈「助けてくれ柳也殿。裏葉も佳乃殿も余は恐い」
裏葉「あ、あんまりです…」
佳乃「あ、あんまりだよぉ」
柳也「…終わったら何とかしてやるから。だから早くしろ」
神奈「う、うむ」

★神奈
「古代の生き物は海からきたという」
「水に浸かると気持ちよいのはその所為かもしれぬの」
「それ故に入浴はいいものじゃ」
「心が安らぐ……」

柳也「…神奈、一体どこからそんな情報を仕入れた?」
神奈「どこでもよいじゃろ」
佳乃「びっくりだよぉ。あたしでもそんな言葉出てこないよ?」
裏葉「いつの間にか神奈様はここまで立派になられたのですね……」
柳也「立派とはまた違う気もするが」
裏葉「裏葉は嬉しゅうございます」
神奈「どうじゃ、見直したか」
裏葉「はい。これで堂々と入浴のお手伝いを……」
神奈「するでない!!」
柳也「そうだぞ裏葉。次はお前の番なのだからな」
裏葉「わかりました。ではこれが終われば早速行わせていただきます」
神奈「だからするでないと言っておろうが!」
佳乃「入浴が終わったらかのりんの誘拐劇だね〜」
神奈「お主もそこで悪ノリをするでない!!」
柳也「近頃神奈も現代語を使うようになったな…」

★裏葉
「入浴の際には神奈様とは裸の付き合いをなさいます」
「ああしてこうしてそうやって……」
「それはそれは楽しいひとときを……」

神奈「余は逃げる!!」
裏葉「ああっ!か、神奈様!」
神奈「では後は任せたぞ柳也殿!!」
裏葉「私がまだ三行しかやってないときに行動を起こすなど卑怯でございます!」
どたどたどた……
柳也「…どうして身勝手な連中が身の回りに多いのだろう」
佳乃「往人くんもそんなこと呟いてたねぇ」
柳也「お前も同類か……」
佳乃「わっ、ひどいよぉ」
柳也「というか、それだからあいつは俺に進行役を任せたんじゃないのか?」
佳乃「うぬぬぬ〜、あたしはそんなに身勝手じゃないよぉ」
柳也「神奈を誘拐した時点でそんな言葉は通用しないと思うが……」
佳乃「うぬぬぬぬ〜……。それはさておき、4行いくよぉ」
柳也「はいはい」

★佳乃
「あたしはよくお姉ちゃんと一緒に入浴してたねぇ」
「でもあんまり男の人と入ったことはないねぇ」
「お父さんとなら昔入ったことあるけど……」
「というわけで柳也くんを一緒にお風呂に入る人一号に任命するよっ」

柳也「勝手に任命するな!」
佳乃「ええ〜?」
柳也「それになんで俺が一なんだ……」
名雪「イチ!?イチゴ!!!?」
佳乃「あっ、いらっしゃいなゆりん〜」
柳也「驚いた……というか、佳乃は何故平気なんだ」
佳乃「ええ〜?これくらい平気にならないとへそでお茶が沸いちゃうよぉ?」
柳也「そんな馬鹿な…」
名雪「ねえねえ、イチゴはどこいったの?」
佳乃「イチゴなんてここにはないよぉ。時代を考えようよ、なゆりん」
名雪「う〜、イチゴ……。それよりなゆりんはしゃれになってないって以前言ったのに」
佳乃「あ、そかそか、そうだったね、なゆちゃん」
柳也「?なゆりんだと何か問題があるのか?」
佳乃「大ありなんだって。訳は教えてくれなかったけど…」
名雪「ヒミツ、だよ」
佳乃「いつかかのりんはその謎を突き止めるよぉ」
柳也「てきとーに頑張ってくれ。俺は知らん」
佳乃「ええ〜?いいもん、あたし往人君に頼むもん」
名雪「で、テーマはなに?イチゴ?それともイチゴサンデー?」
柳也「いや、入浴だが……」
名雪「ええ〜?」
柳也「…なるほどな、あいつが投げ出したくなる気持ちも分かる」
佳乃「わっ、柳也くんってばかなり投げやりになってきたよぉ」
名雪「よーしっ。だったらわたし達が進行役やってあげるよ」
柳也「するな!めげずに俺は続けるつもりだ」
名雪「ええ〜?」
柳也「まあ、いずれその時がくるだろう」
佳乃「こないよぉ。これはAIRだからね〜」
名雪「残念だよ……」
柳也「そんなことはいいから早くやってくれ」

★名雪
「冬のお風呂ってあったかくって気持ちいいんだよ〜」
「そして温泉!寒いときにはこれに限るね」
「そうだっ、今からみんなで温泉にいこうよ」
「お母さんに頼んで連れて行ってもらおう」

名雪「さ、早く早く」
佳乃「わーい、温泉だよぉ」
柳也「俺は遠慮したいが……」
名雪「ダメだよ。柳也くんも早く早く」
佳乃「温泉に浸かってお肌つるつるになろうよぉ」
柳也「い、いや、俺は……って腕を掴むな!」
名雪「かのりん、がっちり掴んだよ。早くいこうよ」
佳乃「こっちもばっちりだよぉ。よーし、でっぱーつ!」
柳也「裏葉ー!神奈ー!!」
佳乃「あの二人ならまだ鬼ごっこやってるんじゃないのかなぁ?」
名雪「仲いいんだね……」
柳也「そんないいものじゃなくて……って俺がなぜ連れて行かれるんだー!」

<そしてまたも司会交替>


戻る