懲りずに第五十八弾です。
★神奈
あゆ「ねえ神奈ちゃん、一体どういうことなの…」
★あゆ
神奈「そういえばあゆ殿はうぐぅちゃんと呼ばれておったの」
★栞
あゆ「だよねえ…」
★繭
あゆ「うぐぅ、ボクもたい焼き食べたいよ」
★佐祐理
あゆ「うん、たしかに佐祐理さんはよく笑ってるよ」
<あはははーっ>
日記にもちらっと書きましたが、
DC版AIRをやって、今までの神奈の書き方は至極間違ってると気付きました。
ついでに裏葉さんの笑い方も。
まあ、どうせ偽なんで妥協してもいいんですが・・・(蹴)
どうやら、他の漫画に強く影響されてしまっていたようです。
けどまあ、今回からはなるべく合わせて(今更だけどね。だいたいONEのキャラも…)
『4行小説』
「紆余曲折あり、余の口調が変わったそうだぞ」
「…よくわからぬが、余は非常に納得がいかん!」
「これも季節の移ろいからかの…」
「だから今回のお題は口癖であるぞ」
神奈「だから余にもよくわからぬ」
あゆ「しかもまたボク達なんだね…」
神奈「出番が増えていいことではないか。共に我慢しようぞ」
あゆ「我慢、ねえ…」
神奈「そのようなことよりあゆ殿。今回のお題はなかなかによいと思わぬか?」
あゆ「そうだね。多分この一回では収まりきらないよ」
神奈「ふむ、二回続けてやるということか」
あゆ「別にいいけどね。頑張ろうよ」
神奈「その通りであるぞ」
あゆ「うぐぅ、何が変わったのかって“じゃ”じゃなくなったんだね」
神奈「…余はどちらでもよかったのだが、超楽屋的なことがどうやらあるらしいぞ」
あゆ「超…。うぐぅ、よほど凄いんだね」
神奈「余は凄いのだ。えっへんなのだ」
あゆ「…神奈ちゃん、キャラ変わってるよ」
神奈「ごほごほっ。…ただの戯れであるゆえに気にするでない」
あゆ「それじゃあボクからだね、四行」
神奈「うむ」
「口癖…うぐぅ、かな」
「この口癖のおかげで名前で呼ばれなくなったりするのは嫌だけど…」
「でも仕方ないもん」
「あと、真似されると嫌だなあ」
あゆ「うぐぅ、そんな事言わないでよ!」
神奈「す、済まぬ…。相当気にしておるみたいだの」
あゆ「気にしてるっていうより、口癖でからかわないで欲しいって事だよ」
栞「そうですよね…」
神奈「うわわっ!…栞殿、司会に断らずに登場はよくないぞ?」
栞「そんな事言う人嫌いです」
神奈「………」
あゆ「栞ちゃんの口癖ってそれだよね」
栞「そんな事言う人嫌いです」
あゆ「………」
栞「…すいません、冗談ですから」
神奈「おぬしのそれは冗談に聞こえぬ」
あゆ「うぐぅ、本気で嫌われたのかと思うよ…」
栞「失礼致しました。では早々に四行いきますね」
「癖で言ってるようなものですから、口癖ではないです」
「…と言いつつも、言ってることで既に口癖なんですよね」
「それはそれとして、祐一さんからはなかなか好評なんです」
「けれども、真似する人は嫌いです」
栞「はい、まったく」
神奈「そういえば裏葉が真似をしておった気がするぞ」
栞「私のですか?」
神奈「うむ、そうだ」
栞「…ひどいです」
神奈「たしかあの時は、柳也殿に言っておったぞ」
あゆ「ちなみに何て言ってたの?」
神奈「…あまり言いたくはないの。思えば、あの頃から裏葉の挙動はどこかおかしかった気がする」
栞「そうですか、大変ですね」
神奈「なぜ栞殿はそう人事のように…」
栞「だって、私にはどうしようもないですから」
神奈「…それもそうだの」
あゆ「神奈ちゃん、落ち込んでないで次の人招かなきゃ」
神奈「そ、そうであった。次の御人はこの方であるぞ!」
繭「みゅーっ」
あゆ「…あからさまに口癖がみゅーっだね」
繭「ほえ?」
栞「しかも状況がのみこめてない気がします」
繭「うー…」
神奈「繭殿、おぬしの出番であるぞ。はようやらぬか」
繭「ほえ?」
神奈「ほえ、ではない。四行をやるのだ」
繭「よんぎょう?」
神奈「そうだ。…おぬしは以前もやったであろう?」
繭「うん」
神奈「では頑張るのだ。余も傍で見ておる」
繭「はんばーがー…」
神奈「半分が良いとな?贅沢であるの…贅沢は敵だぞ?」
あゆ「うぐぅ、神奈ちゃん佳乃さんみたいなこと言ってる…」
神奈「はっ!?い、今のは罠に引っかかっただけであるぞ!」
栞「罠なんてどこにも無いと思いますけど…」
神奈「う、うう…」
あゆ「あの、神奈ちゃんが困ってるから、繭ちゃん早くやろう?」
繭「みゅーっ…」
「くち…ぐせ?」
「うー…」
「はんばーがー、たべたい…」
「みゅーっ」
栞「私もアイスが食べたいですね」
神奈「二人とも、ここは食べ物をねだる場所ではないのだぞ?」
あゆ「神奈ちゃんは何が食べたい?」
神奈「余は胡桃が食べたいぞ」
繭「くるみ?」
神奈「うむ。柳也殿の胡桃割りはそれは見事で…」
繭「みゅーっ」
神奈「余が話しておる最中にみゅーっとは何事か!」
繭「みゅーっ」
神奈「…まあよい。余は寛大なのでな、許してつかわす」
繭「ほえ?」
あゆ「うぐぅ、当の繭ちゃんはわかってないみたい…」
栞「それに、怒った時点で寛大とは言えないと思います」
神奈「いちいち余計な事を言うでない、栞殿は」
栞「…ひどいです、あゆさんはお咎め無しなんですか?」
あゆ「うぐぅ、ボク何か悪い事したっけ…」
神奈「あゆ殿は別に何もしておらぬぞ」
繭「みゅーっ」
栞「うう、繭さんまで…」
神奈「…繭殿は何か言ったのかの…」
あゆ「…えっと、つ、次の人!」
佐祐理「こんにちはーっ」
神奈「おお、佐祐理殿。余は待ちかねたぞ」
佐祐理「アシスタントとして呼ばれてたのに遅れてすいませんーっ」
神奈「そう気に留めなくてよいぞ。ここまでご苦労であったな」
佐祐理「あはははーっ。佐祐理は特に何もしてませんよ」
神奈「…ということは、裏葉かの?」
佐祐理「多分そうですね」
神奈「まことに裏葉はよく裏で動いておるの…」
あゆ「積極的だよね…」
栞「繭さんも、ですか?」
繭「………(ふるふる)」
栞「違うんですか?では佳乃さんですか?秋子さんですか?」
繭「………(ふるふる)」
栞「うーん、難しい問題です」
神奈「多分気にしてはならぬぞ。おぬしらは二人で悩んでおれ…」
あゆ「えっと、それはそうと佐祐理さんの番だよ」
佐祐理「はいっ、口癖ですね」
「あはははーっ」
「何故だか佐祐理の口癖にされてしまいました」
「皆普通に笑うのに、これって変ですよね?」
「それだけ佐祐理がよく笑ってるってことなんでしょうか」
神奈「明るい、という事かの。余は傍にいて気分がいい」
佐祐理「あはははーっ、ありがとうございます」
栞「うーん、祐一さん?それともお姉ちゃん?」
繭「………(ふるふる)」
栞「うーん…」
佐祐理「その傍らで、栞さんと繭さんが悩んでますねっ」
あゆ「今回はここで終わりかな」
神奈「佐祐理殿は次回からも余のあしすたんととして頑張るのだぞ」
佐祐理「はいっ、佐祐理頑張りますよーっ」
神奈「うむうむ、大儀であるぞ」
あゆ「ところで、結局また次回もボク達なんだね」
神奈「その通りである。ではまた次回!」
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