『AIR偽小説第五十弾』

懲りずに第五十弾です。
いつのまにこんな数値になってたんや(苦笑)
ようもまあ、ここまで書いたもんやな〜。
お次は目指せ百かいな。


『2行小説』

★往人
「記念すべき数字ということで、全員参加!」
「テーマはこの○行小説企画について言いたいこと!」

観鈴「にはは、そしてわたしがアシスタント」
往人「全員を軽くこなしていくからな、しっかり頼むぞ」
観鈴「うん。でも…無事終わるか不安」
往人「お前が一番キャリアが長いんだ。大丈夫だ」
観鈴「よっし、頑張る」

★観鈴
「思えば…わたしよくここまで付き合ってきた」
「観鈴ちん、スーパーアシスタント?」

往人「…かもしれないな。思えば、アシスタントとしてはお前が一番まともだった」
観鈴「にはは、ばんざい」
祐一「…で、なんで俺が即座に呼ばれるんだ?」
往人「おおよくきたな。さ、何でもいいから語れ。そしてさよならだ」
祐一「………」
観鈴「わ、冗談だからね、冗談。にはは」
祐一「脳天気だな…ったく…」

★祐一
「企画について以前に、俺はさらわれたんだよな…」
「ったく、面倒事は嫌いだってのに…」

往人「いっそのこと、いつかお前も司会をやってみろ」
祐一「名雪もしくはあゆとならやってやるぞ」
往人「いや、無理にアシスタントはいらないんだが…」
観鈴「わたしは特別」
往人「名目上つけてるだけだ。本当は一人でやるのが望ましい」
観鈴「でもお手伝いは大切」
往人「そういうわけだ」
祐一「…ま、考えさせてくれ。じゃあな」
往人「さてと、次は…」
みちる「ひゃっほーい。やってるねえ、国崎往人」
観鈴「にはは、こんにちは」
往人「みちる…やけにおとなしい登場の仕方だな」
みちる「んに?もしかして蹴り飛ばして欲しかった?」
往人「いや。蹴られたら蹴り返すまでだ」
みちる「ん、んに…」
観鈴「往人さん、ちいちゃい子をいじめちゃダメっ」
往人「俺はいじめっ子か…」
みちる「さ、さっさとやっちゃおうっと」

★みちる
「それにしてもよくここまでやってこれたよね」
「ところで人形劇は全員に見せた?」

往人「それはまだだな…」
みちる「じゃあ頑張って見せなよ。みちるは応援してるぞっ」
往人「…ありがとうな」
観鈴「そういえばわたしもどろり濃厚を全員に飲ませてない」
みちる「おおーっ、かみやんブラック発言〜!」
観鈴「が、がお…」
ぽかっ
観鈴「イタイ…」
往人「飲ませようとするな、んなもん」
みちる「にゃはははは、国崎往人はあの味の真実を知らないんだよね〜。美味しいのに」
往人「なんだと?」
観鈴「そう。美味しい、にはは」
みちる「んじゃあね〜」
観鈴「ばいばい〜」
往人「…まあいっか。次の奴」
名雪「くー…」
観鈴「わっ、なゆちゃんまた寝てる」
往人「寝てるままできるらしいからこのままいってもらおう」
名雪「くー…」

★名雪
「くー…にんじん…ポテト…」
「…ぴこー」

往人「…こいつ、実は起きてる?」
名雪「くー…」
観鈴「ううん、寝てるよ」
往人「はあ…とっとと行ってくれ…」
名雪「くー…」
観鈴「相変わらず器用。わたし真似できない」
往人「するな。さて次は…」
茜「…こんにちは」
観鈴「えっと…誰、ですか?」
茜「里村茜、です」
観鈴「は、初めまして、神尾観鈴です」
往人「あれ?お前会ったことなかったっけか?」
観鈴「うん、わたし初対面」
往人「そういやまだ一度しか来てない上に、あの時は遠野に交替したっけな」
茜「あの…何故私がまた呼ばれたのでしょうか…」
往人「今までを振り返るためだ」
茜「………」
往人「ま、いいから2行やっちゃってくれ」

★茜
「相変わらず思うのですが…」
「この企画の意図が私にはわかりかねます…」

観鈴「そうなんだ…じゃあどろり濃厚要らない?」
茜「要りません」
観鈴「が、がお…」
ぽかっ
観鈴「イタイ…」
往人「叩くのは面倒なんだからがおって言うな」
観鈴「そう言われても…」
往人「ま、ご苦労だったな。これでお前の出番は終わりだからな」
茜「…嫌です」
往人「は?」
茜「わざわざ連れてこられてたったこれだけなんて…」
往人「…多分後で何かあるから」
茜「…本当ですか?」
往人「ああ、本当だ。多分な…」
茜「…わかりました」
往人「じゃあな」
観鈴「ばいばい。…里村さん、ちょっと怒ってた」
往人「怒られてもな…」
観鈴「ねえ往人さん、本当に後で何かあるの?」
往人「だから、それは多分だ」
観鈴「多分…」
往人「じゃあ次の奴〜」
神奈「待たせたの」
往人「別に待ってないから気にするな」
神奈「…やはりお主は柳也殿より無礼者じゃ」
観鈴「神奈ちゃんはいっぱい語りたいんじゃないのかな」
神奈「いいや、そこをあえて二行に纏めるのが技量。とくと見るがよい」

★神奈
「余を進行役にせよ!!」
「そして補佐役は裏葉以外でな!!」

観鈴「わ、凄い…」
神奈「どうじゃ、参ったか」
往人「いい叫びだったな。叫びで多分終わるが」
神奈「いいではないか、たまには余にも進行役をさせよ」
往人「一度やったんだろう?柳也から聞いたぞ」
神奈「あんな少しので余は満足できぬ」
往人「…じゃあ、ま、いつか譲ってやるよ」
神奈「ふっ、期待しておるぞ」
観鈴「神奈ちゃん凄い。一回で挫折しないんだ」
神奈「…かなり振り回されたからの」
観鈴「わ、遠い目…」
往人「なるほど、結構苦労してるんだな、お前」
神奈「まったくじゃ…。ではな…」
観鈴「はあ…。わたしも司会やる気出してみようかな」
往人「無理に出すなって。で、次は…」
栞「こんにちは。お元気してましたか?」
観鈴「栞ちゃんこんにちは」
往人「アイスをねだるなよ」
栞「そんな事言う人嫌いです…」
観鈴「どろり濃厚シリーズならご馳走できるよ」
栞「では、後でいただきます」
観鈴「にはは、どうぞどうぞ」
往人「そういや栞は飲んだんだっけな。まったくよく飲むな…」
栞「世の中には不思議がいっぱい。では参ります」

★栞
「そういえば、私も司会をやってみたいです」
「できればお姉ちゃんと一緒がいいです」

往人「お前ら姉妹がやると多分真面目な語りになるんだろうな…」
観鈴「ねえねえ、それってどんな?」
栞「とりあえずテーマは…絵、風邪、雪、アイス、バニラ、チョコ、等々です」
観鈴「わ、スゴイ…」
往人「前半はともかく後半部分やけに偏ってないか?」
栞「そういう事気にする人嫌いです」
往人「ま、いいけどな。面白そうだから頑張れ」
栞「はい。それでは失礼します」
観鈴「…相変わらず真面目だね、栞ちゃん」
往人「一部冗談めいたものも感じるが…。さて次は…」
ポテト「ぴこーっ」
往人「…なるほど。じゃあとっととやれ」
ポテト「ぴこぴこっ」
観鈴「………」

★ポテト
「ぴっこ…ぴっこ…ぴっこ…」
「ぴこっ」

往人「いくらなんでもお前には無理だろ」
ポテト「ぴこ…」
往人「はいはい。いいからお前はここでお終い。じゃあな」
ポテト「ぴこーん…」
観鈴「…全然わかんない」
往人「大した事は言ってないから気にするな。じゃあ次…」
佐祐理「こんにちはーっ」
観鈴「あっ、佐祐理さん」
佐祐理「観鈴ちゃん。久しぶりだね〜」
観鈴「う、うん。あんまり会う機会なかったし」
佐祐理「新しいお弁当のメニューを開発したんだよ。今度一緒に作ろう?」
観鈴「うんっ」
往人「積極的だな…。さて、出番が少ない倉田だが…」
佐祐理「そういう事言わないでください…佐祐理は傷つきました…」
観鈴「わ…。往人さん、酷いこと言っちゃダメッ」
往人「いや、多分まだマシだと思うぞ。もっと回数少ない奴も居るし…」
佐祐理「…それもそうですね。とにかく2行やりますねっ」

★佐祐理
「でも佐祐理はなんだか許せません…」
「いつか乗っ取ってみせますよーっ」

往人「恐い事を言うな」
佐祐理「あはははーっ、冗談ですよ」
観鈴「佐祐理さん、ひょっとして手強い?」
佐祐理「まだまだ。佐祐理は序の口だよっ。それではーっ」
往人「あわただしく行ってしまったか…」
観鈴「あっ、いつお弁当作るか決めてない」
往人「後で相談しに行けばいいだろ。で、次…」
澪「………」
『こんにちは、なの』
観鈴「あっ、たしか澪ちゃんだね。こんにちは」
澪「(うんっ、うんっ)」
往人「笑顔の連中が続くのはいいことだ。では頼んだぞ」

★澪
『あのね』
『人形劇、また見たいの』

往人「よし、見せてやろう」
観鈴「わ、往人さん凄くやる気」
往人「今まで見たいと言った奴が居ただろうか?いや居ない!だから俺はやる!!」
観鈴「澪ちゃん、人形劇、そんなに見たいの?」
澪「(うんっ、うんっ)」
『前回、不思議で楽しかったからなの』
往人「おおっ!嬉しいことを言ってくれるなー!」
澪「(にこにこ)」
『お願いするの』
往人「任せとけ!…さあ、楽しい人形劇の始まりだ…」
………

<次回に飛ぶ(爆)>


戻る