懲りずに第六十一弾です。
★佳乃
美凪「じゃん。そしてアシスタントは私です」
★美凪
佳乃「うぬぬぬ〜、そうだったんだぁ」
★ドッペル郁未
佳乃「残念ながらそれはお茶の子さいさいだよぉ」
<でも来るだろう>
更に無茶をやりました。(っていうか、これは絶対キャラ間違えてる)
単に犠牲者を増やしただけの様な気もするんですが…(爆)
それにしてもこの話をやる意味はなんだ。
『4行小説』
「じゃじゃじゃ〜ん、またあたしが司会だよぉ」
「そしてまたまた新しい特別ゲストさんの登場なのだぁ」
「ちょっと変わってて一人しか居ないんだけどね」
「肝心のテーマは常識だよぉ」
佳乃「なぎー、頑張ろうねっ」
美凪「はい、アシスタントと司会は常に一蓮托生。まずは誓いの印、お米券です」
佳乃「やったぁ、ありがとう〜」
美凪「いえいえ。進呈できて光栄です」
佳乃「そしてまた2人で一緒にできて光栄だよぉ」
美凪「はい。この日をどんなに待ちわびた事か…。晴れの日も雨の日も…雲の上ではお日様が」
佳乃「きんきらきんと光っててさりげなかったんだよねぇ」
美凪「お米券が光ってまぶしい…です」
佳乃「うぬぬぬ〜、もしかして黄金のお米券!?」
美凪「…実はこの世に存在しているらしいです」
佳乃「ええっ!あの、手にすれば億万長者も夢のかなたに現れるというお米券が!!」
美凪「はい…。しかし、なかなかその手がかりはつかめず…」
佳乃「うぬぬぬ〜…あっ、このゲストさんに聞いてみようよぉ」
美凪「…そうですね」
佳乃「さあ教えて、お米券の在処を!」
??「………」
美凪「ダンマリですね」
佳乃「うぬぬぬ〜、黙ってちゃわからないよぉ」
??「…なにをしているの、あなたたちは」
美凪「ざ・ツイセキ、お米券です。…そういえばかのりん、こちらの方は?」
佳乃「ああっ、言い忘れてたよぉ。ドッペル郁未さんだよぉ」
美凪「そうでしたか。ドッペルさん、私は遠野美凪と申します。なぎーとお呼びください」
佳乃「あたしは霧島佳乃。かのりんだよぉ。よろしくね」
ドッペル郁未「…それで、私にどうしろと言うの」
美凪「…まずは賄賂が要り用でしたか…進呈致します」
ドッペル郁未「…こんなものいらないわ」
佳乃「ええっ?だめだよぉ、贅沢は敵だよぉ」
ドッペル郁未「…私がそんなものを活用できると思ってるの?」
美凪「…残念。お米券の道は断たれてしまいました」
佳乃「うぬぬぬ〜、やっぱり手強いよぉ」
美凪「仕方がないので四行だけで我慢致しましょう」
佳乃「頑張れなぎーっ」
「常識…それは、人によって違います」
「ある人にとっての常識は…お米券」
「そしてまた、ある人にとっての常識は…お米券ますたー」
「やはり日本人はお米族…」
ドッペル郁未「………」
美凪「ドッペルさん、反応をしてください」
ドッペル郁未「…ねえ、あなたたちはなんなの」
佳乃「ええっ、人間だよぉ」
美凪「そして学生です、えっへん」
ドッペル郁未「…どうやってここにきたの」
佳乃「それは魔法の力だよぉ」
美凪「かのりんは魔法が使えるのです。えっへん」
ドッペル郁未「…非常識だと思わないの」
佳乃「ええっ?なにがぁ?」
美凪「お米券を活用しないよりは、非常識ではないと思います」
ドッペル郁未「…ここは郁未の中の世界。あなたたちが来るのはお門違いだわ」
佳乃「それを打ち破るのが魔法の力だよぉ」
美凪「常識は、時として覆るものです」
ドッペル郁未「…そう簡単に常識がひっくり返ってたまるものですか」
佳乃「甘いねえ、ドッペルちゃんは」
ドッペル郁未「…はあ、また要らぬ想像をしているのかしら」
佳乃「想像は無限の力があるんだよぉ」
美凪「空想してから寝ちゃってください」
ドッペル郁未「…このままじゃあやはり私達は報われないわ」
美凪「そんなあなたにお米券。きっと、報われます」
ドッペル郁未「…やっぱり報われないわね」
佳乃「そんなことよりほらほら、四行をお願いするよぉ」
美凪「テーマは常識、です。びしっと一発」
ドッペル郁未「………」
「…結局やらされちゃってるわね」
「…人の心の中に入ってくる事をやってる連中から」
「…よもや常識について語れなんて言われるとは思ってもみなかったわ」
「…これが終わったらさっさと帰ってくれないかしら」
美凪「いいえ、かのりん。へそでちゃをわかす、です」
佳乃「あっ、そういえばそうだねぇ」
ドッペル郁未「…それで、結局あなたたちは何をしたいの」
佳乃「ええ〜?あたしたちの話聞いてなかったのぉ?」
美凪「それではいけません、ドッペルさん。あなたは失格です」
ドッペル郁未「…この時点で既に意味がわからないわね」
佳乃「残念だねぇ、失格で」
美凪「だから残念賞…お米券、進呈します」
ドッペル郁未「…だから、私がもらっても活用できないのよ」
佳乃「まあまあ、もらっておいて損はないよぉ」
ドッペル郁未「…いらないって言ってるんだけど」
美凪「遠慮はよくありません」
ドッペル郁未「…遠慮じゃないわ」
佳乃「うぬぬぬ〜、強情屋さんだぁ」
美凪「一つください」
ドッペル郁未「…そんなものないわ」
佳乃「うぬぬぬ〜、偽強情屋さんだぁ」
美凪「それならお米券をどうぞ」
ドッペル郁未「…うざったいわね。私は要らないって言ってるでしょ!!」
佳乃「うわわ〜、今度は怒りんぼさんだ〜」
美凪「…もしかして正体は、りんご?」
佳乃「なぎーなぎー、りんごじゃなくてりんぼだよぉ」
美凪「いえ、実はカモフラージュ…」
ドッペル郁未「してない!!」
佳乃「うーん、術は見破られちゃったよぉ」
美凪「こうなったら…なぎーの必殺術いきます」
佳乃「わっ、どうするの?」
美凪「…ほぉーら、あなたはお米券がほしくな〜るほしくな〜る…」
ドッペル郁未「…ねえ、あなた達どこかへ行ってくれない」
佳乃「あっ、お散歩だねぇ。ドッペルちゃんも一緒に行こ」
美凪「お米券がほしくな〜るほしくな〜る…」
ドッペル郁未「…散歩なんてしないわよ。私はここに居るの」
佳乃「あっ、そかそか。じゃああたしがばっちり色んな人を連れてくるからねぇ」
美凪「ドッペルさんはお米券がほしくな〜るほしくな〜る…」
ドッペル郁未「…連れ…ちょっと、いいかげん非常識な事はやめて欲しいわね」
佳乃「うぬぬぬ〜、それには従えないよぉ」
美凪「ドッペルさんは死ぬほどたんまりお米券のとりこにな〜る…」
ドッペル郁未「…従わなくてもなんでも…。…それより、この子を止めてよ」
佳乃「ええっ?駄目だよぉ、なぎーの邪魔しちゃいけないのだぁ」
美凪「お米券にうずもれたくな〜る、うずもれたくな〜る…」
ドッペル郁未「…本当に帰って。これ以上やると、私達がマジに報われないわ」
佳乃「私達?でもドッペルちゃんは一人だよぉ?」
美凪「ドッペルさんはお米券モード発動お米券モード発動…」
ドッペル郁未「…あなた達に言っても仕方ないわ」
佳乃「うぬぬぬ〜、気になるよぉ」
美凪「お米券うぃずドッペルさん、ドッペルさんうぃずお米券…」
ドッペル郁未「…だからさっさと帰ってちょうだい」
佳乃「…しょうがない、又来るからねぇ〜」
美凪「ドッペルさんはお米券と共に来たり、ドッペルさんはお米券と共に滅ぶべし…」
ドッペル郁未「…一生こないでほしいんだけど」
佳乃「そうはいかないよぉ。これは宿命なのだぁ。今度はもっとたくさんの人を連れてくるねぇ」
美凪「…ドッペルさんはお米券と人生を共にしました。以上」
ドッペル郁未「………」
佳乃「じゃあなぎー、帰ろ」
美凪「はい…。次回こそはドッペルさんをお米券に変えてみせます…」
ドッペル郁未「…二度とこないでほしいんだけど…」
佳乃「またねぇ〜」
美凪「りべんじをおたのしみに」
ドッペル郁未「…本気で、来ないで欲しいのよ…」
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