祐一「そうだな」
名雪「なんと猫さんは気象予報士の資格を持っていた!ってことだよね」
祐一「なんでそうなる!」
名雪「これにはわたしもびっくりだよ〜」
祐一「そんな発想をするお前に俺はびっくりだ」
名雪「というわけで“猫さん天気予報をする!?”ってニュースだよっ」
祐一「ニュース…これニュースなのか?」
名雪「うん」
祐一「いや、そうあっさりうなずかれても…」
名雪「猫さんの新たなる門出に乾杯、だよ」
祐一「つーかそれは今更だと思うんだが」
名雪「どうして?」
祐一「だって以前から言われてきた言葉なら、とっくの昔に気象予報士になってるだろが」
名雪「あっ、そうだよね!」
祐一「だろ?だからなあ…」
名雪「実は猫さんを師匠とした天気予報が行なわれてたんだね!」
祐一「は!?」
名雪「ますますびっくりだよ〜。よーし、わたしも猫さんに天気予報を学ぶよ〜」
祐一「………」
名雪「あれ?どしたの祐一」
祐一「俺はお前の将来が心配になってきた」
名雪「大丈夫だよっ。わたしは気象予報士にはなれないから」
祐一「いや、そういう問題じゃなくてだな…」
………………
香里「そんじゃま、フォロー入れとくわね。
『猫が顔を洗うと雨』…そのまんまの意味よ。つまり、
“ネコが顔を洗う様なしぐさをすると雨が降る”ってわけね」
栞「でも水をばしゃばしゃ使うわけじゃないでしょ?」
香里「当たり前でしょ。そんな漫画みたいな事あるわけないじゃない。
猫が洗面器用意してそれに水入れて二本足で立って縁側に持ってきてばしゃばしゃなんて…」
栞「そこまでは言ってないんだけど…」
<おしまいだよっ>