小説「まもって守護月天!」(例えばこんなお話)


「幸せの・・・」

雪がちらりちらりと降っている中、大きなもみの木の前で、私は笑顔で太助様に言いました。
「本当に嬉しかったです。ほんとに。ほんとに・・・。」
・・・あれ、いつの間にこんな事になってたんだろ。
自分が喋った後にふと我に帰り、太助様の顔を見ました。
私が知ってる太助様の顔・・・。でも、なんだか違う、少年の顔・・・。
おかしいな、確か今は・・・。
その次の瞬間、太助様は無言のまま私を抱きしめました。
「太助様?」
と私は尋ねます。
そうだ、思い出した。今日はクリスマスイブで、太助様とお買い物に行ったんだわ。
映画を一緒に見たり、レストランでお食事したり・・・。
翔子さんや那奈さんにいろいろ教えられたんだ。普通の人間の女の子みたいにできるようにって。
自分でも、周りの人たちを見て、いろいろ真似してみたり。
でも守護月天でありながらこんな勝手なことをしている私に、太助様は何も言わないでいてくれて・・・。
そうだわ、この後太助様が笑顔で、
「よかったな。」
って言ってくれるのよね。
太助様はしばらく私を抱きしめていた後、私の肩に手を置いたまま、少し距離をおいて言いました。
「・・・シャオ。」
「はい。」
「楽しかったよ、今まで・・・。」
「え!?」
その言葉に驚きながらも、太助様の顔をよーく見ました。
太助様・・・泣いてる・・・。どうして、笑顔じゃないの?
どうしてそんなに涙を流しているの?
太助様はあふれ出てくる涙をぬぐわず、続けて言いました。
「俺、絶対忘れないよ、シャオのこと・・・。」
「・・・太助様?」
どういうことなの?
忘れないもなにも、これからも私達はずっと一緒・・・
「シャオ・・・!!」
再び太助様は私を抱きしめました。
今度はさっきよりも強く。そしてただひたすら涙を流しながら・・・。
そんな太助様を見て、私の脳裏に一つの恐ろしいものが浮かびました。
それと同時に、私の目からも大量の涙があふれ出てきました。
そんな、そんな・・・。どうして・・・。
恐怖で胸がいっぱいになりながら、私は大声で叫びました。
「太助様!!」

次に私は、上半身を起こした状態で布団の上に居ました。
「ここは・・・私の部屋。あれは・・・夢?」
自分の叫んだ声で目が覚めたみたいです。
夢の後を引き継いだかのように私の目に残る涙。
それに先ほどの恐怖が頭の中をよぎり、思わず横のほうを見ました。
そこに見えたのは、太助様、そして愛しい娘の愛花の寝顔・・・。
「そうか・・・。川の字になって寝て・・・。」
自分のつぶやきが終わらないうちに、新たな涙があふれ出てきて、
無我夢中で二人を、上から覆い被さるように抱きしめました。力一杯・・・。
「う、うーん。シャオ!?ど、どうしたんだよ・・・。」
「ままー、くるしいよー。」
二人が目を覚ましたようです。
それでも私は涙を流しながら、ただひたすら二人を抱きしめていました。
自分は今とっても幸せなはずなのに。
別れという不幸がいつ訪れるんじゃないかという不安にかきたてられ、必死に・・・。
そんな私の心を感じ取ったのか、太助様が私の頭をなでながら優しく言ってくれました。
「怖い夢でも見たのかい?何も不安になることなんか無いんだ。
本当に幸せに成れたんだから。」
「太助様・・・。」
それを聞いた愛花も、私に笑顔を見せて言いました。
「愛花も、そしてぱぱもずうっとままと一緒にいるよ。だから泣かないで、まま。」
「愛花・・・。」
再び新たな涙があふれ出て、二人をさらに強く抱きしめました。
今こうして、太助様と愛花と一緒にいる事に幸せを感じながら・・・。


『ルーアンの熱血リポート』(前編)

はあーい、みんなのアイドル、ルーアン先生よん。
結局キリュウが出ないままアニメが終わっちゃったって事で、対談をリポートしようと思ったの。
名づけて、『オープニングアニメに出ておきながら本編に出なかった人達の話』よ。
すごいでしょ、もう、ルーアンたらなんて偉いのかしらん。
「ルーアンさん、それってそのまんまじゃないですか?」
シャ、シャオリン、いつのまに・・・。
「うるさいわね、あたしのせっかくの案に文句つけないでよ。
だいたいあんたは関係ないでしょ。どうしてこんな所にいるのよ。」
「八穀を連れてきたんです。だって本編には出てなかったじゃないですか。」
シャオリンの手には八穀が乗っていたわ。まったく、このこったらアニメ見てないのかしら。
「八穀はしっかり出てたでしょ、最終話の星神総登場のシーンで。
だから、あたしの陽天心達と話をしてあげようと思ったのよ。」
「まあ、そうだったんですか。では失礼しますね。」
そう言って立ち去ろうとするシャオリン。
ちょっと気になってあたしは呼びとめた。
「ねえシャオリン、キリュウはどこにいるか知らない?」
「キリュウさんですか?・・・良く分かりませんけど、なんだかあれてるって太助様が言ってましたわ。」
荒れてる?嫌な予感がするわね。
「じゃあルーアンさん、失礼します。」
「ああはいはい。キリュウにあったら、早くこっちに来るようにいっといてね。」
「ええ、分かりましたわ。」
そしてシャオリンが立ち去って五分もしないうちに、
「万象大乱!!」
とかいう声が聞こえてきたと思ったら、巨大な植物の枝が!!
間一髪でそれをかわし、あたしは延びてきた方向をきっとにらむ。
「ちょっとキリュウ!!いきなり何するのよ!!」
そしてキリュウが現れた。良く見ると、その目は涙目になっている。
「ぐすっ、八穀殿だけは信じていたのに・・・。こんな事があってよいものか!?」
「あのねえ、信じるも何もしょうがないでしょ。さっさと座ってよ。」
するとキリュウのやつ、座るどころか・・・。
「万象大乱!」
いきなり椅子を小さくしやがったの。
まるで子供ね・・・、よーしこうなったら・・・。
「陽天心召来!」
家の中にあった水槽の水に陽天心をかける。
「さあ!キリュウを落ち着かせるのよ!!」
「ル、ルーアン殿!それは落ち着かせるとは違う・・・!」
反論してくるキリュウに襲いかかる水。
びしょぬれになって、ようやくおとなしくなったわ。
まったく大変ねえ。大丈夫かしら・・・。

『ルーアンの熱血リポート(後編)』

「さあキリュウ、どんどん喋りなさいね。」
「・・・・・・・。」
やっとの事でおとなしくなったキリュウ・・・と思ったら、ずっとだんまりじゃないの!
まったく、対談の席で黙ったまんまじゃ対談にならないわ。
「キリュウ、ほら、なんか一言。」
「・・・・・・。」
せっかくあたしが急かしてあげてるのに、どういうつもりかしら。
まさか一言も喋らずに居るつもりなの?
「ルーアン殿・・・。」
おっ、やっと口を開いたわね。
「はい、なにかしら?」
「陽天心達と対談したくはないのだが・・・。」
まあー、なんてぜいたくなんでしょ。
でも、また荒れられたりしちゃあ、迷惑この上ないしね。
こうなったら作戦変更!題して、『キリュウの愚痴を聞いてあげたルーアンは超お偉いー、で、
たー様に「頑張ったな、ルーアン」と誉めてもらう』計画よ!
というわけであっさりあたしは陽天心を解いたわ。
「キリュウ、あたしが代わりに話を聞いてあげることにしたからね。なんでも言って頂戴。」
「ではまず一つ。どうして私はあんなおどりを踊っていたのだろう?」
「おどり?」
ああ、あのオープニングテーマの。軽快で良かったんじゃないかしら?
たー様の隣にシャオリンがいたってのが気にくわないけど。
「なあ、ルーアン殿。どうしてなのだ?」
「さあ、あたしは知らないわ。あんたが踊りたいから踊ってたんじゃないの?」
「・・・それではあんまり答えになってないのだが。」
「うるっさいわねー、話を聞いてあげると言ったけど、答えてあげるなんて言った覚えはないわよ。」
そしたらキリュウは黙っちゃった。あらら、余計な事言っちゃったかしら。
「まあいい、ではもう一つ。私はおおぶいええとやらに出られるのだろうか?」
「おおぶいええ?・・・ああ、OVAね。
OVA・・・あんたどっからそんな知識仕入れてきたのよ!」
「ふっ、秘密だ。“大きな、試練を、与える”の略でOVAなのだろう?
なぜ試練がVなのかは分からぬが。」
・・・何勘違いしてんのかしら、この子。
どっからそんな歪んだ情報を手に入れたのかしらねえ・・・。
一応聞き手として言っておかないと。
「あんたの言うOVAは間違ってるし、あたしにもOVAに関しては何も知らない。
あたしに言えるのはそれだけよ。」
「なんと、そうなのか・・・。では最後にもう一つ質問するぞ。
影が流れる場面で、1回目とそれ以降で少し違っていたのはどういう訳だ?」
「・・・ちょっと待ってね。」
もうちょっと分かり易い質問をしなさいっての。
えーと、影が流れるってのはエンディングテーマの事よね。
少し違う・・・?
「ねえ、キリュウ。少し違うってどこの事?」
「宮内殿と主殿が・・・という所だ。」
ああ、たー様が自転車こいで・・・。たー様って影でもかっこいいわねえ。
・・・でも、何が違ったのかしら?
「ねえキリュウ、一体どこが違っていたの?」
「主殿の自転車の速さがな。最初は宮内殿と同じくらいだったのだが、
それ以降はだんだんと離されていくような、そんな感じだった。」
「へえー、そうなんだ。」
良く見てるわねえ。さすがって気がするわ。
うん、こんな所で終わらせるのはもったいない。もう一度やりましょ!
・・・続く、かも?

『ルーアンの熱血リポート(OVA発売記念)』

いやっほうー!!みんなお久しぶりね〜ん。元気にしてたかしら?
ついにOVAが発売されたって事で(本当はキリュウが登場したって事で)
アニメ放映終了の際にやったリポートを再びやろうって事なの〜!!
「ああーん、もうルーアンったらさすがね。
あたし自身は結構蔑にされてるのに、それでもキリュウについて語ってあげようなんて。
親切過ぎて、地球が地震を起こしちゃうじゃないかしら。」
「そんな訳ないだろう、ルーアン殿・・・。」
「あ、噂をすればキリュウ!相変わらず地味ねえ。
こういう時くらいお洒落しようとか思わないわけ?」
「わざわざそんな事は気にしなくていい・・・。それで、何を語る?」
なんだかんだで嬉しいのかしら。顔がそう言ってるわ。
「まあまあ、立ったままもなんだからそこ座りなさいよ。」
以前の時と同じセット。
今回はシャオリンが気を利かせてくれたのか、おいしいデザートつき。
さすがね。OVAでは必要以上にたー様とベタベタしちゃってるから気にくわないけど。
「さあ、座ったぞ。何を語る?」
「そうねえ・・・何を語りたい?」
「まずはOVAについて。」
「大きな試練を与えるじゃなかったでしょ?」
「いや、画面で見るとやはり試練用に大きくした物はかなり大きく感じた。
やはり私の読みは間違っていなかっただろう。」
何言ってんのかしら。うかれちゃってネジでも外れちゃったんじゃないの?
「で、どうよ感想は。」
「いい表情をしているな。」
「まあOVAだもんねえ。」
「少しシナリオが変わっているのだが。」
「そこよ!!」
すかさずあたしはガタンと立ち上がる。
「なんで冒頭の方、あたしが出ないのよ〜!!」
「“ぐるるるる〜、お腹空いた〜。”など出すだけ無駄だと思うが?」
「ふん、それは違うわ。あの場面では、キリュウが無意味に大きくしたものがいっぱい!」
「うっ・・・。」
「だからそれで好感度を下げたくなかったのよ。
良かったわねえ、スタッフの皆さんが気を使ってくれて。」
「・・・・・・。」
あらら、黙りこんじゃった。今回はもうちっと何か言ってくるかと思ったのに。
やっぱりいつも通りおとなしい子だわ。
「ところでさあ。」
「な、なんだ?」
「あんたって素早いわねえ。あれ絶対忍者よ。」
「ああ、屋根の上を移動している様子がか。試練を与えるものとしては当然だ。」
「一体どんな修行をしたのよ。」
「試練だ、考えられよ。」
むかー。やっぱり直に言われるとなんか腹が立つのよね。
でもまあ、強引に攻めたって言いそうも無いし。ここは一つ・・・
「ねえキリュウ、あーん。」
「な、何をするいきなり・・・だから口に近づけないでくれ!」
「もう、いいから食べなさいってば。ほらあーん。」
「や、止めろルーアン殿!・・・ぱく。」
おっしゃあ!無理矢理あーん作戦大成功!!
「まったく・・・もぐもぐ・・・。で、一体何の目的でこれをした?」
「えー?これって何かしら?具体的に言って頂戴。」
「・・・・・・。」
「キリュウ。試練よ、言いなさい。」
「!・・・ほらあーん、って・・・その・・・。」
「ええ〜?聞こえないわよ〜?」
わざとらしく耳を近づけてやる。するとキリュウは顔を真っ赤にさせて・・・。
「ほらあーん、とやった事だ!!!!」
「実演して見せて?」
「そ、それはさすがに・・・。」
ちぇ、ここまでかあ。あーあ、つまんないの。
「言われた事ぐらいパパっと出来る様になりなさいよ。」
「無茶を言うな。それに本題とまるで外れているではないか。」
「じゃあ戻しましょうか。でも、別に他言う事無いわねえ。」
「わざわざ席を設けた割には随分な内容だな。」
「うっさいわねえ・・・。無いものは無いのよ!!
つーわけで、後は食事会と行きましょ。ね、これおっきくして。」
「まったく・・・万象大乱!」
なんだかんだで始まった食事会。
さあって、次は何を語りましょっかね。
ふむ、CDドラマについてでも語ってやりましょうか!
・・・これまた続く?

『ちょっと小説考察してみよう』

翔子「こんにちは!山野辺翔子だ。このコーナーの名前どおり、今回から小説についての考察を行うことになった。みんなよろしくな!」
紀柳「万難地天紀柳だ。私は解説などほ苦手なのだが…翔子殿と同じく考察を担当する。よろしくお願いする」
翔子「けどさあ、こういうのは某過去掲示板のテーマにすりゃいいのにさ…」
紀柳「それは言ってはならぬぞ翔子殿」
翔子「はいはい。ところで…なんであたし達なわけ?」
紀柳「私達が適役だという結果だろう」
翔子「そうじゃなくてさ、あたしと紀柳っていう組み合わせは既にやっただろ?ってことなんだ」
紀柳「そういうことか。描きやすいからではないのか?」
翔子「でもねえ…原作とか考えると無理に無口な紀柳を引っ張り出す必要もないだろってことだよ」
紀柳「ふむ…。では、たとえば相手役は誰が?」
翔子「那奈姉は?」
紀柳「翔子殿と那奈姉だと勝手に話がずれていって解説にならないから却下だそうだ」
翔子「おい、そんな勝手な」
紀柳「私に言われても困るが…」
翔子「そうだよな…。えーっと、じゃあシャオは?」
紀柳「シャオ殿だと、翔子殿と漫才になってしまって終わってしまうからダメだそうだ」
翔子「漫才?」
紀柳「聞き慣れない言葉が出てきてしまうとシャオ殿は首を傾げるだろう?」
翔子「そりゃそうだろ。あたしだってそうだ」
紀柳「シャオ殿はかなりたくさんの事に対してそうなってしまいそうだから、それの解説で長くなる」
翔子「だよなあ…」
紀柳「そうなると、最初の翔子殿の解説だけでその回が終わってしまう。だからだ」
翔子「それこそ勝手な見解じゃ…って、漫才ってのはなんで?」
紀柳「翔子殿とシャオ殿のやりとりが勝手にそうなるらしいぞ。さすがだな」
翔子「何がさすがなんだよ!…言っておくけど、紀柳と大差ないとあたしは思うけど?」
紀柳「私とシャオ殿か?ふむ、言われて見れば…」
翔子「ちがーう!あたしと紀柳!!」
紀柳「私がシャオ殿と!?心外だな。私は漫才などかけらもしたことないぞ」
翔子「こいつわ…。この時点で既にヤバいってこと気づけよ!!」
紀柳「やばいとはなんだ」
翔子「はあ、もういいよ…。…そうだ、愛原とかルーアン先生は?」
紀柳「翔子殿の相手か?その二人の場合だと翔子殿が疲れてしまうからだそうだ」
翔子「疲れるのは誰でも同じだと思うな…って!大体なんであたしがやる事は必須になるんだよ!」
紀柳「それは翔子殿が適役だから」
翔子「違うー!解説ならもっとやりたい奴がいるんだ!」
紀柳「翔子殿の他に解説者が?」
翔子「だからあ!そんなもんはあたしじゃなくっても適役が居るんじゃないの!?ってことだよ!」
紀柳「…それはしょうがないだろう。話を事前に読んでないと●●殿の事など知ろうはずもない」
翔子「伏字なんか使いやがって…何と言おうとあわしはやらないからな!」
紀柳「唐突に勝手だな…冒頭ではやるとか言っていたくせに。…ではこの企画はどうするんだ」
翔子「頓挫でいいじゃん。没ってことでさ。代わりに某過去でやるだろ」
紀柳「いいかげんだな…」
翔子「いいかげんな気持ちで書き出したものはそうなる運命なんだよ」
紀柳「なるほど…。私の行う試練とは大違いだということだな」
翔子「…なあ紀柳、あんたどっちのキリュウだ?」
紀柳「どっちのとはどういうことだ」
翔子「楊明が絡んだ紀柳なのか、普通の二次小説の紀柳なのかってことだよ」
紀柳「どういう区分けなんだ…私は普通だぞ?」
翔子「全然そうは思えないんだけど…そのボケ具合とかさ」
紀柳「ボケだと?失礼だな、翔子殿は」
翔子「いいじゃん。そんだけトシくってりゃボケもするだろ」
紀柳「翔子殿!」
翔子「あははは。…はあ、おわろ。紀柳相手だと漫才になるな、やっぱ」
紀柳「翔子殿!それは更に失礼ではないのか!?」
翔子「頑張れ紀柳。負けるなよ」
紀柳「人の話を…」
翔子「はい終わりー!ばいばいー!」
紀柳「な、また勝手に…翔子殿!」

<終わり>

後書きみたいなもの:書こうと思って途中でだれて終わりにした話です。
ま、解説の必要も何もないですな(この二人の会話ならパラレルワールド日記でも書けるし)
まぁそういうことですわ。2003/03/30

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