=宝玉の継承者=

「第八話 シャオの心と夢・そして・・・」

太助「ここがシャオの心の中?」
ジュピター「うん。あ、自己紹介しとくね。あたしは天星ジュピター」
太助「俺は七梨太助」
ジュピター「それと、あたしが女だってことは皆に内緒にしてて」
太助「わかった。それより、どうすればいいんだ?」
そのとうりである。
この世界でどのようにすればシャオに出会えるかなどわからない。
ジュピター「とりあえず、ここに浮いている球体の一つ一つがあの人の記憶や夢なんかだから、
それに入っていけばそのうち行き着くはずだけど」



翔子「よし、シャオがいるのはあそこだな」
影から翔子が跳び出して来た。
翔子「よし、ここを登るか」
?「そうはさせないよ」
いきなりの声に翔子は驚き振り返る。
サキュバス「あなたは、私たちが足止めしちゃうから」
翔子「言ってくれるじゃねえか、この謎のモンスター軍団」
サキュバス「謎のモンスター軍団って私たちは魔物なんだけど」
はっきり言って、みてるほうには謎のモンスター軍団といっても別におかしくなかった。

スライムに蛇男に木のオバケなど、個性豊かな雑魚キャラだらけである。
翔子「・・・とりあえずは、喰らっとけ。闇の弾丸!」



ルーアン「まったく、こいつ等数多すぎなのよ」
キリュウ「そんなことを言ってる場合ではないだろう。万象大乱!」
キリュウは近くにいたヤタガラスを小さくした。
ルーアン「それもそうね。陽天心、招来!」
ルーアンは焔狐の炎に陽天心をかけた。
キリュウ「よし、万象大乱!」
キリュウがそれを大きくする。
ルーアン「さぁ、全部焼き払いなさい」



たかし「シャオちゃんを運ぼうとしてるのになんだよこいつ等」
乎一郎「囲まれちゃったけど、どうやって逃げよう」
花織「早くしてください。シャオ先輩抱えてるの大変なんですよ」
魔族に囲まれてもきついことを相変わらず言っている花織。
ちなみに、彼女がシャオを抱えているのは男子に任せるのはいけないという、個人の判断である。
裕「しょうがないな。応援を呼ぶからそいつらと一緒に秀のところに行ってくれ。
あいつの能力は『癒しの腕』だから、シャオを治すにはちょうどいい」
花織「はい、わかりました」
裕「おい、聞こえるか?今すぐ救援を頼む」
裕は腕時計を開いて救援を呼び始める。
たかし「いまからじゃ攻撃受けるだろ」
裕「There is no problem.反力結界展開!」



那奈「た、助けてくれ〜〜〜」
マシロ「あんなところから落ちたら大変なことに」
ニナ「私とエルスティンは地上のやつらを止めないと」
エルス「うん。じゃあ先に行くよ」
地上の鬼めがけて突撃していくエルスティン。
ニナ「私も」
マシロ「まって、僕も下に」
アリカ「そんなことしたら危ないよ」
ニナ「そうです。怪我などされては困ります」
マシロ「ううん、そうすればアリカちゃんは那奈さんを追いかけれて、その上敵と戦える」
マシロの言葉を聞き那奈がさらわれた方向を見るアリカ。
アリカ「わかった。戻ってくるまでマシロちゃんをお願いね、ニナちゃん」



秀「腕も治ったことだしいくぜ〜!尸魂界(ソウル・ソサエティ)で手にいれた力!
卍!解!『牙王翼竜』!」
彼がなぜ死神化でき、しかも卍解までできるかは突っ込まないでください。
キルト「私も!『木縛符』、『炎上符』、『土柱牢符』、『金城符』、『水輪符』、発動『五行兵糧』の術!」
・・・ナレーターの私もこれはかなり困ります。
圧倒的すぎるんですから。
虚「!!!!!」
オーク「俺らってもしかして一番ヤバイんじゃ?」
ご名答です。
・・・・・現段階では。



太助たちは現在1つ目の球体に入っていた。
太助「ここって、中国なのか?」
ジュピター「たぶん、昔来たこと有るよここ。・・・たしか『元』だったと思うんだけど」
元、もう予想はできたと思うので詳しくは語りませんが、実は現在、
ちょうど『弘安の役』の準備をしているところなのです。
太助「しかし、どうするかな?」
ジュピター「この港の風に聞いてみるね」
しばらくジュピターは黙っていたが、なにか手がかりを手に入れたようで太助にそれを報告する。
太助「しっかし、ヤバイな」
ジュピター「うん、多分あったらその場で殺されかねないしね」
太助「それだけじゃなくて俺は中国語が話せないんだけど」
ジュピター「それならあたしが通訳するから」
そう言ってジュピターは太助を連れてある場所へと向かった。
太助「ここは?」
ジュピター「ここが今のシャオお姉さんの主が居る所。軍の第参部隊指揮官の屋敷だよ」

太助「ええ!」


シャオのこの時代の主(女将:紗 美凛)「方面,??入伍,并且?名?
(ほう、貴殿たちが入隊志願のものか?)」
ジュピター「是是那个父?。美凛様(はい、そのとうりです。美凛様)」
美凛「但是在小孩二人出?什??(しかし、子供二人でなにができるのだ?)」
ジュピター「当是那个的?候使?的??在我?破?能?人看
(それでしたら貴方様の軍を私たちで壊滅させてみせる事もできますが)」
美凛「是有趣家?。可以||?可入?(面白い奴だ。よろしい、入隊を許可する)」
ジュピター「??。分配是什?地方??(ありがとうございます。配属はどこでしょうか?)」

美凛「下来?。当正看的?候有趣,是
(私の側近にいる小?の部下として来てもらおう。見ていると面白いしな)」
ジュピター(よし、これでなんとか)
美凛「是否那个和第一次跟那里的下等人??是位数的?西,但是主人?什?回答?
(それと、最初はそこの下郎に話かけたのだがなぜおぬしが答える?)」
ジュピター「那个||我?||旅途的者||是因?作?。在?个人不能??个国家的?言的?西
(それは、私たちが旅の者だからです。この人はこの国の言葉を話せぬもので)」


太助「せめて失語症とかにしろよ。むちゃくちゃ怪しまれたじゃないか」
ジュピター「でもこっちの方があたしはあなたと話せるってことになって楽なのに。それにあの人は暗殺されてこの部隊は解体、組みなおしされるんだよ」
太助「!!それっていつだ!?」
ジュピター「えっとたしか時間と聞いた話しを合わせるとあと・・・1刻後」
太助「え!!」
ジュピター「ここは[はずれ]だったね」
太助「いや、一刻って・・・」



翔子「なんでヒュドラとかデーモンとかみたいな強い奴までいるんだよ」
???「助っ人到着」
???「なにかあったのか?」
突然スピカとそっくりな女の子と見るからに状況を理解する気のない男の子が現れた。

ルナ「あたしはルナ。よろしく。っにしても・・・面白そうな奴らがいっぱい。喰らえ!『炎上拳』!!!」
凌「俺は凌。とりあえず・・・『破壊砲』装備。くらえぇぇぇぇぇ!!!『破壊滅皇弾』!!!!!」

翔子「うわ、ヒュドラとデーモンが一撃」
さっきからナレーターの私の出番は・・・。



翼「太陽翼(たいようつばさ)参上」
ミイナ「安達ミイナ(あだちみいな)登場」
二人「誰!?」
助っ人二人「あ〜やっぱり」
当たり前だよ。
ミイナ「とりあえず、『女神の逆鱗』!」
翼「くらえ、『翼人の弾撃』!」
一人で1、2、3、4、5、6、・・・・・20も倒しちゃった。
ルーアン「あたしたちの出番は〜〜〜」
キリュウ「試練だ、耐えられよ」
・・・



裕「お、来た来た」
???「なんでこんなとこによびだすんだ」
???「そのとうりだ」
裕「だまれ、カズキに斗貴子」
カズキ「核金ないのに呼び出したくせに」
裕「あ」
・・・・・
裕「それじゃあ、帰っていいよ。空間転移」
二人は消えていった。
けっこう短かったな〜。



アリカ「なんで追いつけないの」
翼鬼「俺の速さはおまえと同じくらい見たいだな」
それじゃあ、追いつけるはずがない。
理由 元々の離れている距離/(自分の速度-相手の速度)=追いつくまでの時間
???「カグツチ!!!いけっ!!!」
???「デュラン!!!ロード!!ダイヤモンド=カートリッジ!!!
−てェッ!!!」
???「ミロク!!!兜率剣!!!」
アリカ「え!」
放たれた炎と冷気、そして斬撃に驚くアリカ。
???「おい、カグツチの上に4人も乗るなんて無茶苦茶じゃないか」
???「いいのよ」
いいのかな?



???「おーい。来たぞ」
???「まったく、なんで俺が」
???「文句を言うな。さっさとしろ」
???「そのとうりだね」
???「待ってくれ」
???「あたしたちは生身の人間なんだよ」
秀「おお、やっぱり来てくれたかおめーら。えっと、一護と・・・etc etc」
なんでetcを使うかというと、実際彼に台詞をどうするか聞いたらこう応えたからです。(注:役の人)
キルト「久しぶり。一護兄ちゃん、恋次兄ちゃん、ルキア姉ちゃん、雨竜兄ちゃん、チャド兄ちゃん、
織姫姉ちゃん。ってそんな場合じゃなかった。私は斬魄刀を開放するよ。『猫又』!」

人型に戻ってる。
ってあれ?
死神化して・・・る?
一護「卍解、『天鎖斬月』」
恋次「卍解、『狒狒王蛇尾丸』」
ルキア「舞え、『袖白雪』」
織姫「『孤天斬盾』、私は、拒絶する」
秀「じゃあ、俺はもう一本の斬魄刀を。卍解!『王皇聖姫』!」(←注:誤字ではない。)

秀がなぜ二刀一対ならまだしも、二種類の斬魄刀を持っているかというと、
ある人から譲ってもらったからです。(『翼竜』を)
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=中継地点=
オリキャラも結構でてるし、他作品キャラもいっぱいですね。
本当は私たちが居る所でワタルとミツル(ブレイブ・ストーリー参照)出したかったんですが、
原作、映画、漫画でストーリー及び設定の違いが大きいためやめました。
注)↑事実


おまけ

昼休み、シャオが1年生の面倒を見に行ってる間(設定:シャオは風紀委員になってます)
太助「そういえばどうやって偏差値100なんかとったんだ?」
マシロ「平均点が50点で100点取ったから」
太助「納得だな、それなら」



7話と8話の間の移動中にて
ルーアン「妹花はどこいったの?」
キリュウ「6話と7話の変わり目にシャオ殿を探しに飛び出したと裕殿が言っていたが」

ルーアン「6話と7話ってなによ〜〜〜!!!」
キリュウ「・・・たしかにわからないな」(なぜいつも私に・・・)



8話開始直後
ヨウメイ「いきなり、妖怪が体当たりしてきたせいで、飛翔球から落ちちゃいました。それに統天書まで落としてしまうし。今日はとんだ厄日です」
???「・・・・・・」
ヨウメイ「あ、あの“あんまり聞きたくないですけど”」
???「・・・・・・」
ヨウメイ「ここがどこか教えてくれませんか?」
???「・・・・・・」
ヨウメイ「ごめんなさい。あんな言い方ですみませんでした、どうか教えてください」

???「・・・・・・」
(↑実は目が見えない、耳も聞こえない、喋ることもできない、その上、指文字や、点字も理解不能)
ちなみにヨウメイが調べない理由は、霧が濃い森の中なのでむやみに動けないので方位を調べるための切り株も捜せないし、太陽も隠れていて見えないからです。



皆が戦っているころ
ランリン「主上たちはまだ帰ってませんね」
チュン「それじゃ、私たちも行こうよ」
ランリン「そうですね」



テレパシーにて(現在)
ジュピター『あんな人本当に主にいたの?』
裕『いや、あれ多分ひずみの修正のためになっただけ』
ジュピター『ひずみ?』
裕『いや、人間にしちゃって。それまでにもずっと居たってことになったから記憶を戻して、
シャオの主と送った人生を保たせるために生まれた副産物だと・・・』
・・・



このあたりで別作品をまとめておきます。

アリカ、ニナ、マシロ、エルス
『舞-乙HiME』参照
舞-HiMEプロジェクト第二弾の漫画。


一護、恋次、ルキア、雨竜、チャド、織姫
『BLEACH』参照
漫画(=原作)今読んでる人は混乱するだろうな〜。


カズキ、斗貴子
『武装錬金』参照
最終回結構前にしちゃってしかもそのとき核金返しちゃったからね〜。

???で埋まって人たちはあとがきにて。(技は別の機会にて。)
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太助「ここは?」
ジュピター「う〜ん?もしかして鶴ヶ丘かな?」
太助「え、でもこんなところ見たことないぞ」
太助が見たことないところなら違う可能性が高いのですが。
ジュピター「覚えてないだけだったらどうする?」
これももっともである。
記憶の中なのだから、シャオしか知らない場所、もうなくなっていて思い出せないほど過去のことということもありえるわけで。
太助「っていうことは、ここは人間としてのシャオの記憶ってことか」
ジュピター「そのとうり!」
そしてそうならば過去の自分がいることもありうるわけで。
???「お兄さんたち誰?」
???「誰ですかぁ?」
あきらかに自らと、大切な人の子供時代と思われる声が聞こえてきたので太助は考えることをやめた。
太助「えっと、俺たちはこの町の子にプレゼントを届けに来た、サンタさんのお手伝いさんなんだ」
太助はすぐそばにあった、クリスマスツリーを見てそうこたえた。
ちびシャオ「そうなんですか。それでしたら、私のお母さんかお父さんの居場所を調べて、クリスマスプレゼントとして届けてください」
ちび太助「俺からもお願いします」
太助はこれに途惑った。
なぜなら、母親に会っていて、自分の周りで問題(学校に怪談話をふやすことまでした)を起こす引き金となっていたからである。
太助「それなら、大丈夫だよ。何年か後、きっと会えるから」
ちびシャオ「本当ですか!」
太助「うん。それから、仲良くしてるんだよ。そうすればきっと会えるから」


ジュピター「ここも同様だったね」
太助「ああ、だけど」
ジュピター「だけど?」
ジュピターは太助の言ったことが、よく分からずそちらを向いた。
太助「ここに来たのは無駄足じゃないんだ」
ジュピター「?」
自分の知らない過去の出来事。
それを知った太助はシャオの願いを思い出す。



翔子「このやろう、『暗黒・邪龍拳』!」
ルナ「燃えろ!焔奥義『鳳凰・焔翼武闘』!」
ありきたりなネーミングで、強力な技での応戦の中もう一人はエネルギーをチャージしている。
ちなみに翔子の技は、闇のエネルギーを龍に変えて拳に纏って放つというもの。
ルナのものは、鳳凰の力を借り、その燃える翼を装備して戦う、いわゆる型である。



ミイナ「いでよ、『騎士の鎧』」
ルーアン「陽天心、招来!」
キリュウ「万象大乱!」
この三人はすでに意気投合。
コンビネーションばっちりである。
翼「そいつ飛べるのか?」
翼のつっこみどうりに落下、でも陽天心の力で浮かんできた。
ミイナ「ならばいでよ、『鋼の眷翼』」
ルーアン「陽天心合体!」
キリュウ「万象大乱!」
翼を鎧に装備させ、陽天心合体を使って、さらに万象大乱は危険度が高いです。
<理由:暴走したときの後始末が難しい>
ルーアン「あたしたちまで攻撃しないでよ〜」
キリュウ「しかたがない、万象大乱」
陽天心は小さくなって力が弱くなった。
翼「なんでコントロール出来ないものを、使役するかな?」
どこぞの青のHiMEと似たような(っというよりほぼ同じ)台詞ですね。



裕「おお、来てくれたか。赤ずきんに白雪にいばら」
注)コミックブレイドの三銃士(おとぎ銃士赤ずきん参照)です。
赤ずきん「ずっきゅ〜ん!手伝ったらまたご飯に招待してくれるんだよね」
白雪「赤ずきん、もしかしてそんな理由でここまできたのですか?」
赤ずきん「そ〜だよ〜」
いばら「ふわわ」
赤ずきん「それじゃ、いっくよ〜!」
三銃士「1、2、3、じゅ〜すぃ〜っ」
ポーズをとる三銃士。
たかし「なにものだ、あいつら」
乎一郎「シャオちゃんたちの時には、そんな疑問はなかったよね」
(ルーアンは先生として会ったため疑問無し)
花織「か、かっこい〜い」
そしておのおのの反応。
裕「よし、こいつ等一気に吹っ飛ばすのたのむ。下手に移動できないんで」
赤ずきん「わかった。グリムテイラー」
白雪「アイスキューブ」
いばら「ガーデンオブエデン」


そして離れたところからみる二人組。
???「ねえ、草太。ここ巻き添えにならないかな?」
草太「大丈夫だよ、りんご。こんなおっきな塔がそんなに簡単に折れるはずないもの」

りんご「そうかなぁ」



アリカ「あ〜、学園長先生!それにミコト!それに・・・・・えっと・・・・・・・・・・だれでしたっけ」
(↑注:漫画版)
???「なつき、命。この人しってるの?」
なつき「いいや。初めて見るやつだ」
命「私も見たことがないぞ、舞衣」
アリカ「え〜、そんなことないですよ、学園長先生」
注)漫画版キャラです。
???「鴇羽!急がないと見失うぞ」
舞衣「そうだったわ。カグツチ!」
なつき「私が右の翼を撃つ。命、おまえは左の翼を斬れ」
命「なんで私がおまえの言うことを聞かなければならない」
???「今は協力しろって!人がつかまってんだぞ」
二人ともびっくりして固まった。
台詞の前半は別の女の子の台詞とかぶる。
でも、自分でも似たようなことは言っていた。
もっと仲良くしろというふうに。
(漫画版舞-HiME参照)
舞衣「祐一の言うとうりよ。今はあの人を助けるのが先決よ」
命「わかった。今回だけだからな」
なつき「それでいい」



秀「よっしゃ、燃えるぜ!バーニング!!!」(←役の人曰くテニプリ(著者はあまり詳しく知らない))
キルト「師匠うるさい」
秀はキルトの一撃で気絶、
秀「復活(リ・ボーン)!!!」
が、根性で復活。
一護「うっせえ!」
今度は完全に沈黙。
織姫「『双天帰盾』、私は拒絶する」
治療開始。



太助「ここって、鶴ヶ丘中学だよな」
ジュピター「そうなるね」
校庭の隅で隠れて話をする二人。
シャオ「あれ?太助様、今日は試練があるんじゃないですか?」
太助「シャオ!」
太助は驚いてとびあがる。
シャオはジュピターを見て目を細める。
シャオ「その子は誰ですか?」
太助「え・・・この子は・・・・・・えっと・・・・・・・・・その」
シャオにうまく誤魔化しておかなければいけないため、太助は言い訳を考える。
だが、シャオはその太助を見て、何か勘違いしたようで、支天輪を構える。
シャオ「浮気者の太助様なんて知りません。来々、雷電!!!」


ジュピター「大丈夫?」
太助「なんとか」
結果:ハズレ



翔子「やっと全員いなくなったか」
ルナ「まだまだ焼き足りない」
凌(それでいいのかな〜)
・・・とりあえず、シャオのところへGO!
ナレーター(テンションを上げたい)



ルーアン「もう居ないみたいね」
キリュウ「どうやらそのようだな」
ミイナ「それじゃ、案内するね」
翼「俺にやらせる気だろ・・・」
ミイナ「しないよ」
移動開始。



赤ずきん「それじゃあ、私たち食堂に行くね」
白雪「それではまた」
いばら「ふわわ」
三銃士は飛び降り離脱。
乎一郎「でも、ここからどうするの?」
たかし「ふふ、そんなもの・・・・・・俺の熱き魂で、みんなを運ぶんだ!」
花織&裕「無理だし、ほかの人には意味がありません!」
たかし撃沈。
死屍累々、移動不可。



那奈「ありがとう。ついでにこのままシャオのところに連れて行ってくれないか?」
舞衣「別にいいわよ」
命「私もだ」
なつき「ふん、自分の足で歩かせればいいんだ」
祐一「そんなに怒るなって」
こちらも移動開始。



秀「よし、復活、戦闘再開〜!!!!!」
キルト「うるさい、『黄龍翔』」
一護「『月牙天衝』」
ルキア「破道の三十一『赤火砲』」
秀「うお、と、ほ。なに俺が敵みたいなことしてんだよ。つーか、本当の敵はどこ、ぶっ!」
???「せっかく、仕事押し付けて来たのにもう終わってるの。それと秀うるさい」
秀「たた、畜生、今度は誰だよ?あと、もう終わったってどういうことだよ、おい」
???「『マリオネット』って言ってもわからない?」
秀「なんだおめーか、ほんと月天に関係ない人よくだすな、俺」(←楽屋的な話は控えてください。それとだれが出るかはあなたの決めることではありませんよ、役の人)
雪奈「あんたに紹介を期待したあたしがバカだった。あたしは雪奈。よろしくね」
(仕事=ナレーター(急遽出演に変更))(←これも楽屋的な話)
(現在のナレーター:??? 本編での登場をお待ちください。)(←それなら書かないでください)



ジュピター「へー、こんなとこまで来るとわね。多分ここが中心だよ」
太助「それはいいけど、ここはどこなんだ?」
周囲は見渡す限りの大自然。
太助にはまったく心当たりのない場所である。
ジュピター「ここはきっと心の最深部の一画、夢の世界」
太助「夢ってあの、眠ったときに見るあの夢?」
ジュピター「そっちじゃない。将来の夢だとかの、いわゆる願いのこと」
太助「それで、どうすればいいんだ?」
ジュピター「ここではあたしはほかの人には見えないから。それに干渉もできない」
太助「じゃあ、どうやって」
ジュピター「それはあなたがやればいい。ここでおかしいと感じることに干渉して、それを動かせばいいの。守護月天の運命から解き放つのに比べれば全然楽。あなたたちはお互いに心を開いているから、きっとわかるはすだよ」
太助「・・・・・・」
ジュピターの言葉に沈黙する太助。
少し考えて思い当たるところを捜す。
すると、その答えは日常の中に簡単に見つかった。
太助「わかった。まずはシャオたちのところへ行こう」
しかし応えはない。
太助「ジュピター?」
ジュピター『あ〜〜〜、ごめん、聞こえる?ここから追い出されちゃった。まだ心の中にいるから、あなたとは話せるけど、たぶんそれもすぐ駄目になっちゃうから。ここからは一人で頑張って』
太助「ああ、きっとシャオを助けてくる。そのときは改めて友達として自己紹介しような。シャオにも紹介するよ」
ジュピター『うん。ありがと。それじゃ』
太助「ああ、また外でな」
ジュピター(あの人を受け入れるってことは、それだけこの人にとっての存在が大きいってことね。それにあの人も同様だし、きっといい恋仲になれるね。あたしもなんだか気があいそうだし、それにしても、この人たちが“あの子”の両親なんだ)


太助(こっちのほうから誰かの声がするな。いったい誰だろう)
花織「あ、いたいた。七梨先輩なにしてるんですか。早く来ないとシャオ先輩の料理がなくなちゃいますよ」
たかし「そうだぞ、ルーアン先生も結構、我慢してるけど、そのうち先に食べ始めるぞ」

太助「!!!・・・・・・あ、ああ。わかったもうすぐ行くから先に食べててくれって、ルーアンに言っておいてくれ」(び、びっくりしたな〜)
たかし「わかった。じゃあ、先に行ってるか花織ちゃん」
花織「はい。野村先輩」
太助はたかしと花織を見送りながら少し笑っていた。
太助(フェイが言ってたとうりだな。シャオは愛原がたかしを好きだって思ってるって、あとたかしが愛原を好きになりかけてるって。心が読めるみたいだけど、はっきり言ってほかの人に言ってるとプライバシーがなくなるよな。俺は大丈夫かな?)(←正論)


太助「ヨウメイ、どうしたんだ?それに熱美さんに、ゆかりんさんも」
ヨウメイ「お菓子を持ってくるの忘れてたんで買出しに行ってくるんです」
ゆかりん「そして私たちは、付き添いで行くんです」
熱美「楊ちゃんが疲れたときのために」
太助「そうなんだ。それじゃ、俺は先に行ってるよ」


シャオ「太助様、待ってたんですよ。みんなでピクニックに行くから美味しいお弁当作ったのに、太助様が食べられないなんてことになってしまわないかと」
太助「大丈夫だよ。ルーアンだってちゃんとほかの人の分くらい残しておいてくれるよ」

ルーアン「当たり前よ。そんなことしてたら、楽しくなくなっちゃうじゃない」
乎一郎「そうだよシャオちゃん。みんなもそんなことはしないって」
シャオ「そうですね。はい、太助様のお弁当です」
太助「ああ、ありがとうシャオ」
太助は受け取って辺りを見る。
そして、そこにいなければならない存在がいないことに気付く。
シャオの親友である翔子、クラスメートのたかしと乎一郎、同じ精霊のルーアンやキリュウそれにフェイ、後輩である花織、そして出雲や那奈までいるのに、たった一つの存在が忘れられていた。
シャオのかけがえのない家族が。
太助「シャオ」
シャオ「なんですか、太助様?」
太助「離珠たち、・・・・・・星神は呼ばないのか?」
シャオは首をかしげ、やがて応える。
シャオ「“星神”ってなんですか?」
この言葉には俺だけでなく周りに居たみんなも動揺した。
ルーアン「ちょっと、小?。あんたいったいどうしたの?」
キリュウ「そうだぞ、シャオ殿。ふざけるのはやめてくれ」
シャオ「私はふざけてなんかいませんよ」
ルーアンとキリュウから責められるが、シャオはわからないと主張する。
太助「・・・・・・・月天は・・・・・」
心の悪魔によって壊された場所がわかると、太助はすばやく口に出していた。
翔子「どうしたんだ、七梨」
太助「呼ぶんだ。きっと応えてくれるから」
フェイ「大丈夫だよ。きっと呼べるはずだよ。太助」
フェイがなにをするか気付き、太助に声をかける。
太助「天明らかにして星来たれ―――月天は心を帰せたり―――来々」
太助が言葉を紡ぐと、支天輪が現れ、光り出し、そして星神たちが現れた。(詠唱については再逢の『呼ぼう』をご参照ください)
シャオ「ほし・・・・・がみ・・・・・」
シャオが言葉を発した瞬間、あたりが光に包まれた。
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中間地点
なんというか、内容不明なものですみません。
以前の中間地点から、ここにくるまでが大体・・・。
わかりません。
遅れた理由は、部活動の本格化による、自由時間の減少(いつも帰って、お風呂に入って、ご飯を食べるとすでに11時すぎくらいに・・・)、それともう一つ、それより重大なことは、役をやってる人とのスケジュールが合わなくて時間が取れなかったということでしょうか。
2/26(月)の今日のこのごろ
今日も勉強の後、最後の太助の部分の仕上げと、ここをやっています。
(なんとか少しだけ時間のやりくりができた)

おまけ

楽屋裏
フェイ「私やシャオたちが行方不明になってた理由を教えて」
裕「シンから聞いてきたなそれ、大丈夫、すぐにわかるから」
フェイ「なんで?」
裕「それはネタバレだから詳しくは言えない」
フェイ「なんで?」
裕「気になるなら俺の頭の中見れば?」
フェイ「やってみたけど、この世の心理や、遊びや、小説なんかのネタや、ゲームの攻略や、神話の内容や、将来の夢とかが無茶苦茶になっててわからないのに」
裕「・・・・・・そういえば今日も自転車で学校に行きながら、この世の心理だとか、最近の教育だとか、最近の小説の感想だとかを考えてたな〜」(←バランス悪すぎ)



楽屋裏その2
裕「今度はなに?」
ヨウメイ「この作品についてです」
裕「何か問題でも?」
ヨウメイ「許可申請を忘れていた理由についてです」
裕「それは、知教空天楊明の小説が、普通の月天小説だと思っていたから」
ヨウメイ「どうしてそんなことになるんですか?」
裕「基本的にTVアニメしか見てなくて、小説なんかあるということしか知らなかったから」
ヨウメイ「そんなことでどうするんですか。しかも、これすら許可の申請がない責任追及コーナーなんですからね」
裕「だから、こんな責任追及のスペースとってるのに」
ヨウメイ「そんな調子でどうするんですか」
裕「はい」
ヨウメイ「それに、勘違いにしてはおかしいじゃないですか」
裕「なにが?」
ヨウメイ「オリジナル版ってどういうことですか!?」
裕「それは、バージョンを複数作ることにしてるから、まずオリジナルの『旧約』ちなみに、これの正式名は『飛約』フェイがキーキャラね、そんでもって、今こういう責任追及コーナーやってるこれが『空約』もちろんヨウメイがキーキャラね。それでもって、あと、予定段階が『地約』キリュウがキーキャラのやつで。あと、企画が出来上がってるのが、『人約』キーキャラは太助。こんなかんじになってて、ベースは全部『飛約』だから。それにここまでは内容がほとんど同じになってて」
ヨウメイ「それは統天書ですでに調べてあります」
裕「それならここまでネタバレする前に止めてよ」
ヨウメイ「自業自得です」
裕「了解」
ヨウメイ「そろそろやめにしておきますか」
裕(よかった。このままだと、さらにネタバレの危険性があったから)
ヨウメイ「でも、また今度しますんで」
裕「え?」
ヨウメイ「今日のところは、来たれ、石降り」
裕「いた、いた、やめてよ〜」
ヨウメイ「せめてこのくらいはしておかないと、実際に訴えられたときのために」
裕「う〜、これって、今回出番が少ないことに対する仕返しじゃ・・・」
ヨウメイ「まだ足りませんか?」
裕「どうせなら、落雷で、一撃で終わらせて、自己再生で、復活した方が痛くないような」
ヨウメイ「そうですか。来たれ、落雷」
裕「ギャー」
ヨウメイ「一度に受けて回復するのは、回復は楽ですが、受けているときはとんでもなく痛いんですよ」
裕「もう、身をもって実感させられました」
ヨウメイ「それでは、次までに準備をしておいてください」
裕「・・・了解です」
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太助「ここは、どこだ?」
ジュピター「心の外だよ。あ、もう時間だから行くね。また今度」
太助「あ、待って」
しかし、ジュピターは話を聞かずに飛び去ってしまった。
太助「・・・・・・お礼、まだ言ってないんだけどな・・・」
紹介についてはいいのか?



えっと皆さんいきなりで困惑すると思いますが、マシロたちのお別れ会です。
裕「えっと、主催である俺から一言。理由は納得いかないと思うけど、別の時代の住人だからどうしても、帰らなければなりません。その上あちらの王国が一箇所、機能停止状態で止まっていますので。ですが、ここに来ればいつでもタイムトラベルで、会いに行けますので、そのあたりはご了承ください。それでは皆さんも御一緒に」
みんな「カンパーイ!!!」


花織「へ〜、真白先輩って男の子だったんですね」
マシロ「うん。これからもよろしくね」
アリカ「マシロちゃん。はい、あ〜んってして」
エルス「アリカちゃん、私の女王様を取らないで〜」
花織「本当に幸せそうですね」


たかし「へ〜、君たちって魔法の世界から来たんだ」
赤ずきん「えへへ、実はそうなの。そうだ、ねえ、あなたも今度ファンダベーレに遊びに来てよ」
たかし「おう、もちろん行くぜ」
乎一郎「それはいいけど、今年受験だよ。たかし君」
白雪「そうなのですか。せっかく気の合いそうな人が見つかったというのに、残念ですわ」
(気の合いそうな人=仲間の暴走を止める役(ツッコミ的役わり)=乎一郎)(←翔子を中心とする他のツッコミ役の人とは、話していません)


那奈「あんたは飲まないのかい?」
なつき「いや、私はまだ未成年なのだが」
那奈「じゃあ、おまえは?」
命「それでは一口だけ」
祐一「やめろ。舞衣に怒られるぞ」
命「そうか、わかったやめておく」
那奈「なんだ、誰も飲まないのか。仕方ないなぁ、職員室でも捜して、そこで飲むか」



ルーアン「へー、この刀って生きてんの。すごいわね〜」
一護「ああ、『斬月』って言うんだ」
ルーアン「へー。月を斬るんだ。じゃあ、守護月天も斬れるかしら?」
一護「いや、そういうために使う刀じゃないんで」
キリュウ「そもそも、ルーアン殿はシャオ殿を斬る気か?」
ルキア「それにしても、なぜここ人には我々の姿が見えているのだ?」
恋次「そういや、なんか、この島に特別な結界張ってるっていってたな」


翔子「それでさ、あたしは七梨がもっとしっかりすればいいと思うんだよ」
織姫「そうなんだ」
チャド「井上、あいづちを打つだけじゃ意味がないぞ」
織姫「そうかな〜」
翔子「いや、いい。あたしのこの気持ちを、正面からぶつかってくれるだけでいい」
雨竜「それで本当にいいのかい?しかも、ぶつかってくれていないと思うよ」


ヨウメイ「はい。夢さん、口を開けてってわからないんだっけ」
夢「・・・・・・」
いばら「ふわわ」
ゆかりん「この人も」
熱美「よくわからないよね」
ヨウメイ「こういうときはどうすればいいのか、統天書で調べます」
ゆかりん「楊ちゃん、ついでにこの人の起こし方も調べて」


裕「けっこう厨房って疲れんのな」
舞衣「当たり前でしょ」
シャオ「でも楽しいですよ」
りんご「話してないで、手を動かしてよ。じゃないとこっちが困るんだゾ」
裕「了解」
シャオ「わかりました」
舞衣「ちょっと、少しくらい休ませてよ」


フェイ「遅かったね」
メイファ「したないじゃない。迷ったんだから」
チュン「そもそも、来る予定じゃなかったもの」
ランリン「チュンさんに同意です」
フェイ「メイファ、道を確かめたら?それに二人も主の様子くらい、ちゃんと見守ってたら?」
三人「ううっ」


ジュピター「改めて名乗るな。俺はクリスタのA(エース)クラスの天星(てんせい) ジュピター。冠名があるが、それは一族のものなので伏せておく」
太助(女ってことを内緒にしろってこういうことだったのか)
太助「ああ、よろしくな。それと、ありがとう」
ジュピター「どういたしまして」
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あとがき
なんとか書けました。
卒業式の後、部活に行って、その後帰ってから書き始めて現在H19/3/1(木)の18:24です。
前回から約4ヶ月です。
時間かかりすぎました。
って言っても実際の作業時間って本当に短いんだけどね。
ここのおまけはちょっとした設定話をかきます。
それでは。


おまけ

太助たちが14歳のころ。
シャオ「太助様。ご飯ができましたよ」
太助「わかった。今行くよ」


ルーアン「わー、これおいしいわね」
シャオ「そうですか。あ、でも太助様の分は残して置いてくださいね」
ヨウメイ「私のも残しておいてください」
キリュウ「できれば私の分もたのむ」
ルーアン「わかったわ。ねえ、キリュウそれよりも、これ大きくしてくれない?」
キリュウ「だから私の力はそういうことのためにあるのでは・・・」


みんな「いただきます」
ヨウメイ「シャオさん、これはおいしいですね」
シャオ「はい、それは自信作なんです」
ヨウメイ「そう・・・
???「つかまってたまりますか」
???「いい加減止まれ!!!」
いきなり、謎の人物が壁を突き破って――もとい、焼き払って現れる。
五人「わ〜」
???「ルナ、止まる気がないんなら・・・・・くらえ!『夜桜花吹雪』!!!」
ルナ「そんなもの、『爆砲』!!!」
弾かれた花吹雪が――いや、刃が部屋に飛び散る。
そして、次の瞬間。


スパン
刃が支天輪を切り裂いた。
シャオ「支天・・・・輪が・・・・・・・・」
???「あ・・・・・・・・ご、ごめん。これ、切っちゃって」
シャオ「みんな・・・・・・・もう・・・・・・・会えないのかな」
太助「シャオ!」
???「ご、ごめんなさい。それって・・・・・・あの、もしかして、それって支天輪?」

太助「そうだよ。シャオと大事な家族の絆」
???「それじゃ、直すから。えっと、ちょっと手伝って」
太助「直せるのか。たのむ、やってくれ」
???「りょ、了解。それじゃ」
翔子「お〜い。七梨。こっちの方に、変な炎だす子供と、赤い刀持った奴来なかったか?」
???「あ、さっきの」
翔子「人の家壊していって、なにが『あ、さっきの』だ。ふざけんな」
???「すいません、すいません。あとで直しますから」
太助「それより、早く直してくれ」
???「あ、はい。えっと、山野辺翔子さん、あなたも手伝って」
翔子「なんで名前」
太助「いいから、早く」
翔子「なんだよ、さっきから」


さっきの刀の奴は裕といって、暴れまわって逃げた子供を追いかけていたらしい。
そして、翔子にも事情を話して協力してもらえることに」
裕「それでは。我、ここに願いの力を集め、下のものを直さん。願」
奇妙な詠唱が終わると、光が溢れ、支天輪を包んだ。
裕「これで直ったけど。あとは定着と子のこの記憶をもとに戻さないと」
太助「記憶?」
シャオ「太助お兄ちゃん、翔子お姉ちゃん」
シャオはいきなり、太助と翔子に跳び付いた。
裕「一応、元から、人間だったってことになっちゃたから。シャオの記憶もそうなってるの」
そしてその後、異変を感じてフェイたちがやってくる。

間に食事、お風呂などを挟むことになり。現在H19/3/1/21:09です。




第8.5話 楽屋内及び短編

楽屋
フェイ「なんで私はこんな格好なの?」
裕「いきなりなにを言う?」
太助「その服に関する講義だろ」
フェイの姿は・・・・・・・どこぞの、紅蓮の髪と瞳を持つ高校生(には見えない少女)を思い浮かべてください。
裕「それは、書いてから気付いたんだが・・・・・・声優ネタになりかかってた」
フェイ「?」
裕「えっと、この本の、この部分読んでくれる?わかる人にはわかるから」
フェイ「これ?」
裕「うん」
『できるよ、悠二』
・・・・・・声が同じであるのでわかりやすい。(アニメ版ではありません)
太助「あのシャオの夢の中のことか」
裕「そう!しかも故意にやったのではない。まったくの偶然だ」


楽屋
ちびシャオ「居場所がわかりませんでした」
裕「なぜ、それを言いに来る」
ちびシャオ「責任追及のためです」
裕「小さいのにえらいね」
ちびシャオ「頭をなでるのはやめてください」
こんなかんじでうやむやに。


短編
ヨウメイ「夢さん?」
夢「・・・」
ヨウメイ「・・・返事をしてくれませんか?」
夢「・・・・・・」
ヨウメイ「・・・・・・通訳できる人はいませんか?」
???「それなら、テレパシーを使える私が」
ヨウメイ「それは助かります。たしか、超能力者の竜火さんでしたよね」
竜火「そうですよ」
ヨウメイ「助かります。ありがとうございます」
竜火「ふぇ。(赤面)あ、あの・・・その・・・・・・テレポーテーション」
ヨウメイ「あ、待ってください」


楽屋
裕「それで、なんで俺はこうして捕まって?」
キリュウ「試練だ、考えられよ」
裕「教えないんなら、テレパシーで直接おまえの脳内から調べる」
キリュウ「・・・・・・わかった。それは、翔子殿が文句を言うから、逃げられないようにしておくようにとのことだからだ」
裕「んだども、おみゃーが一緒におる理由にはならんがな。まあ、そこはええわな。そんだげの理由でなして、うちは捕まってはるんや?」
キリュウ「すまない。方言が重複しすぎてわからない」


短編
フェイ「私が通訳することになった」
ヨウメイ「それではよろしくお願いします」
夢「・・・・・・・・・」
フェイ「裕以外に話す気は今ないんだって」
ヨウメイ「なんでですか?」
フェイ「調べたら?」
ヨウメイ「そうですね」
・・・・・・・・・・・・
ヨウメイ「なるほど、初めて声を聞いた相手で、言葉も教えてもらっているから、一緒じゃないと、上手く話せないと」
夢「・・・・・・・・・・・・・・・」


楽屋
裕「んで、来たわけですか?」
翔子「あたりまえだ」
裕「んで、どげな用事できたんだ?」
翔子「その複数の方言はやめろ」
裕「了解。でも、この拘束は解いてよ」
翔子「いやだね」
裕「なんで?」
翔子「おまえが逃げるからな」
裕「それなら、こんなもの関係ない。『空間転移』」
翔子「あ、逃げやがったな。あいつ」


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