まもって守護月天外伝小説外伝4

夢…?

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「…zZZ…zzZZ」
「1192年たー様は、鎌倉に幕府を作ったの〜」
何時ものように授業が進む。
「………………」
「………………」
太助と、寝ていた龍太が窓の外を見る。
「どおかしたのたー様?、それと授業中余所見しない、龍太!」
「何故俺だけこんな注意を?」
「どおかしたって…窓の外に誰か居たような…」
「ココは3階よ窓の外って言ってもベランダには誰も居ないし…」
その時、街の建物が巨大化して動き出した、
「……???」×4
どおやらこの状況が見えるのは、太助、龍太、シャオ、ルーアンだけらしい。

同刻:一年三組 教室

「(アレはキリュウさん?それとルーアンさん?いやルーアンさんは今授業している筈だし…)」
「如何したの、楊ちゃん?」
「えっ…いやちょっと具合が…」
「先生、楊ちゃん具合が悪いみたいなんで保健室連れってってあげて良いですか?」
「解った、行ってこい。」
教室から出て行くヨウメイ&花織。
「どおしたんだろう、楊ちゃん。」
「さぁ…」

戻って、二年一組 教室

「おっ、キリュウ。」
「主殿外、はどおなっているのだ?」
「キリュウの仕業じゃ無いって事か、行って見よう。」
「今から自習よ各自で勉強してて。」
そう言うとルーアン、シャオ、キリュウ、太助、龍太が教室から出て行く。
「うおぉぉぉぉシャオちゃん待ってくれ〜」
「ルーアン先生待ってよ〜」
「何か有るな。」
たかし、乎一郎、翔子も追っていく。

廊下…
「あっ、主様。」
「ヨウメイ、それに愛原?」
「七梨先輩?」
「外の状況は何なのよ、ヨウメイ調べてくれない?」
「ルーアンさん…それが統天書が…」
「えっ、統天書がどおかしたの?」
「読めないんです。」
「…えっ!」
そこにいた全員が叫ぶ。
「仕方ない、街まで行ってみるか。」

一応 街
「ここら辺だったんだけどな…」
「あっ、あの子、さっき窓の外にいた、なっ太助!」
「…そうだ……」
「追い掛けるわよ。」
そう言って皆で追い掛ける、が少女が見えているのは、
太助、シャオ、ルーアン、キリュウ、ヨウメイ、龍太だけなのだ。
1キロも走らない内にヨウメイがダウンした。
「陽天心招来!」
陽天心が掛からない。
「来々 軒轅!」
軒遠も、出てこない。
それどころか、水晶球、短天扇、龍の飛翔も使えない。
「…仕方無いか…」
何故か龍太がヨウメイを抱えて走る。(俗に言うお姫様抱っこ)
飛んで行くのを諦め走っていくことにした
少女を追い掛けている内に何だか知らない所に迷い込んだ。
「何処だ?」
「さぁ、兎も角追い掛けよう。」

しばらくして…
「何か何時もより疲れないか。」
「太助…お前もそう思うか…何か何時もより重力が掛かってるって言うか…」
「気のせいでは無い、私もそうだからな。」
「俺もだ。」
「私もです。」
「私もです。」
「私もだ。」
「私もよ。」
「僕もだよ。」
全員が違和感を感じている。


「…こんな所に洞窟なんて有ったか?」
今まで無かったはずの洞窟が…
「行きましょうたー様。」
「行くか…」
長い長い洞窟…とても暗い…
「そうだ懐中電灯ならカバンの中にあった。」
龍太はカバンの中から懐中電灯を三個取り出した。
「まだ先は長いようね。」
何処までも…何処までも続いているような洞窟…
「本当に出口有るのかよ。」
どれ位洞窟の中を歩いたか…
「あっ」
思わず全員が声を上げた、先の方に微かに見える光…
「もう少しだな…」
……………………
「やっと出れた。」
「…………」
全員絶句…そこには地球か?と思うくらいの緑…綺麗な川が有ったのだ、
その先に…追い掛けていた少女の姿も有る。
「&%$!*?」
「…そうか…#!%&*?&$」
「何言ってるのよ、龍太。」
「何って自己紹介。」
「は?何で誰もいない所で自己紹介してるんだ?」
「そうだったか…%$#!&*??*%$!&」
龍太が何か言うと少女がたかし達にも見えるようになる。
「%%$&!?*&#」
「後は言葉か…そう言えばカバンに…有った!」
翻訳コンニャク御味噌味!と書きたいところだが作品が違うので止めとこう。
「これこれ、皆これ耳にはめて。」
龍太に言われた通り耳栓みたいなのをはめる。
「*!$$#&?$」
少女も同じくはめる。
「こんにちは、私は、ユリア。」
「ちゃんと聞こえてる…」
一応皆は自己紹介を済ました。
ユリアは、この世界に来た時に心の清い者にしか自分が見えないようにしたと言う。
「そうか、だから太助と龍太しか…」
「私達も見えましたよね、ルーアンさん、キリュウさん、ヨウメイさん」
「えぇ一応はね。」
「私もはっきりとユリア殿が見えたぞ。」
「実は、ココに着いた時乗り物が壊れてしまって。」
「修理か、俺ができるが。」
「本当ですか?」
「あぁ…構造が難しくなければ、兎も角その乗り物を見せてくれ。」
ユリアに乗り物の所まで連れてって貰う。
「これか…修理個所も少ないし、余り難しい所じゃないし、一時間弱で直せるよ。」
「全然解らない…」
この乗り物は今現在地球上では存在しないの乗り物、
この構造が見ただけで解る奴は地球上には居ないだろう、龍太を覗いて。
「まぁ、皆手伝ってくれ。」
「解った、何をすれば良いんだ?」
「先ずは手前の切れてるパイプを奥のパイプと繋げる。」
そう言って太助にビニールテープを渡す。
「こんなので付くのか?」
…龍太が渡した時点でただのビニールテープじゃないと解って欲しいものだ…
「兎も角付けろ。」
「それから、そこの切れてる青いパイプどおしを付けて。」
数箇所切れているパイプを繋ぎ合わせた。
「後は…空調だけか…多分…ココがこうなってて…こうなって…」
一時間弱、龍太の予想通り修理が完了した。
「これで星に帰れます。」
「また来て下さい。」
「待ってますから。」
「では、さよおなら。」
ユリアは乗り物に乗って飛んでいった。



…気が付くと全員廊下で倒れていた。
「私達、何処かの洞窟でユリアさんの乗り物修理したんじゃなかったけ?」
「花織殿…私も同じような事をしていたような。」
「………私も。」
「私もそんなような気がします。」
「私もそんな気がするは。」
まぁ例の如く全員がそのような事を話している。

「そうだ、統天書。」
ヨウメイは統天書をめくる。
「見える?」
「見える。」
「いやそんな事より授業…俺たちのクラスは自習って言って行ったけど。」
「楊ちゃん、私達は授業抜け出して来たんだ!」
「早く戻らなきゃ。」
「七梨先輩また後で。」
大はしゃぎして教室に戻っていく花織とヨウメイ、教室で先生に怒られたのは言うまでも無い。
今日起きた不思議な事は現実なのか…疑問が残るが深く考える者は居なかった。

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tatsuの後書き

書いちまった…
実はこれ、俺の夢物語なんだよな…
けど本当の俺の夢だと月天キャラ一人も出てこないし。
夢での設定が11歳:5年3組だったし出てきたキャラがライジンオーのキャラ達だったし
ユリアは最初から皆見えてたし。
ちょっと変えた所も有るけど…
この夢、最初に見たのが中一の時かな…
そして8月3日高校の危険物取扱の講習会で爆睡こいた時に見たし
この時書こうと思った。
今度、浪漫倶楽部キャラで書いて見ようかな…(激無理)
さて、続きがどうなるか………
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