まもって守護月天二次小説25

最終部プロローグ



どこだか分からないが、薄暗い地下室、
二人の少年が向かい合っている、
いや、向かい合っていると言う表現は良くないだろう。
二人とも大体は同じ様だが、
一人ホロマリン漬けにされている少年の方がルックスが良い。
そのホロマリン漬けの少年を見ながら呟く、
「すまない。」
(何を、誤ってるんだ、お前は何か悪い事でもしたのか?)
「君は今まで俺を信じてくれていた、それを裏切る事になるんだ…」
(そんな事か、こうなる事はお前が小五の時から気付いていた。)
「何で、君は俺の主を降りなかった?」
(何と無く、それに、まだ、お前の心が完全に清く無くなってた訳じゃない。)
「けど、今の俺は汚れきっている、
それに君の体も完成した、これで君は自由だ。」
(本当に清き心を失ってしまったのか?)
「あぁ、そうだ……」
(そうか…仕方ないな……)
「この体は君の物になる、
今までのシャオ、ルーアン、キリュウのデータを元に俺のDNAから作り出したクローンだ。
いろんな事に対応できるはずだ、精霊として。」
(良いのか、俺に体を与えて?)
「あぁ、今度逢う時は敵同士だがな。
元主とかそうゆう感情は一切無しで戦ってくれ。」
(敵?どうゆう意味だ?)
「分からないのなら構わない。」
喋らないホロマリン漬けの少年の前で、
独り言を呟いてホロマリン漬けの少年の前から立ち去る。



tatsuの後書き

イキナリシリアス(?)な展開に…どうなる!?
一応構想は立ってるけど、戦闘があるのか?
先の事を考えてないバカが書く最終部御楽しみに!
でも最終部1話と2話は考えてる(おぃ!)
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