まもって守護月天二次小説22 本編に行きたい所だが皆様は劇の内容を知らないと思います… ので最初に劇の簡単な荒筋をお書き致しましょう。 クリスマス・イブ(12月24日)に今年度から始まった学校行事で劇をやる事になった10人、 (太助、シャオ、ルーアン、キリュウ、出雲、たかし、乎一郎、翔子、花織、龍太) 劇の題名は『もう一人のサンタ』何をやっても駄目な青年(?)が クリスマス・イブに不思議な袋を拾う その袋は人が欲しい物を何でも出せると言う不思議な…サンタの袋 その袋を使って子供たちを幸せにしよおと街中を回って歩く、 街を一周してきて、少女に会う、少女が望んだ物を巡って言い合いに成り… はたして、龍太はシャオの望むプレゼントをあげられるのか? ここからは本番でのお楽しみ。 さて本題の文化祭準備はと言いますと… 皆さん台詞を覚えるのが精一杯で、劇に必要な物は一切手を付けていない状態で… 文化祭まであと2週間という所まで来てしまいました。 「じゃ、具体的な役割分担を決めるぞ!」 「衣装は皆の普段着と、サンタの服…サンタの服は俺がクリスマスパーティーで一回使った奴があるからそれで良し、 背景の殆どはバックのスクリーンに映し出す方式だからこれもタナがやるから… BGM、効果音、照明の細部決定これは台詞合わせながら考えていけるから後回し、 明後日(来週の月曜日)には台詞合わせしたいから役者の人は台詞を覚えてくる事、以上!」 次の日(日曜日) 七梨家では…役者全員が揃い、台詞を覚えようと悪戦苦闘していた。 練習は夜遅くまで続いた。 月曜日… 「おぃおぃ!本当に昨日アレだけ練習したのか?」 「そうは言たって台詞の量が多すぎんだよ。」 「そうかな…」 「そうだ。」 役者全員が台詞が多いと文句を言って来る。 「劇中の台詞は殆どアドリブで良いから、『もう一人のサンタ』の台詞だけは覚えといてくれ。 それから、BGMの方は要らない、効果音はプレゼントを出す時と、 『もう一人のサンタ』の最後のシーンこれはサンプルが有るからタイミングを合わせればOK 他に質問は? 無い様だったらもう10分休憩して一度台詞合わせに入る。」 「だからそこのセリフが多いんだってば。」 日は流れ文化祭当日2年1組教室… 「今日はついに本番だ、間違えても『間違えた』と顔に出さずアドリブで誤魔化してくれ!」 クラス全員でエンジンを組んで龍太が気合を入れる、皆『おぉー!』と一斉に叫ぶ。 野外特設舞台では、軽音部がライヴを始めた… 劇公演まで後1時間…全員緊張を隠せずオドオドしている。 tatsuの後書き どうやら波乱させられなかったよ… |