まもって守護月天二次小説21 後期生徒会選挙が終わり、二学期最大のイベント、文化祭が一ヶ月後に迫ったホームルームの時間に… 「ちょっと早いけど文化祭の出し物を決めるわよ!」 「ルーアンちょっとってどれ位早いんだ?」 「そうね…文化祭が一ヶ月後だから…一〜二週間じゃない?」 「ルーアン先生それ早すぎだろ…」 ルーアンの気まぐれでで早く文化祭の出し物を決める事になった2年1組… たかしはやる気満々…勿論勝手に話は進み勝手に劇と言うことに… そしてたかしが台本を出そうとしたら 「ちょっと待て、台本なら俺が書いてやる!」 龍太が乱入してきた。 「何だと! 台本ならここに有るんだ!。」 「ふっ…、誰かに書いてもらったんだろ。」 「あぁ、親戚の宿に泊まっていた売れない小説家に。」 「じゃぁ勝負だ! 三日後二人の台本を読み比べて貰い、どっちが良いかをクラスの皆に決定してもらう!OK?」 「あぁ、良いだろう、じゃぁ俺の台本は全員に配っておく、読んでおいてくれ。」 「俺は、明日までに仕上げてくる。」 「そんなにわか台本俺が持って来た台本に勝てる筈が無い!この勝負俺が貰った!!!」 予告通り次の日龍太が書き上げた台本が全員に配られた。 運命の三日後… 「じゃぁ開票を始める。」 …………開票中………… 「25票対7表で龍太の勝ち!」 「にわか台本が勝ったぞ、如何だ俺の凄さが解ったか、たかしくん。」 龍太が嫌味を言うようにたかしに言った。 「あぁ、俺の負けだ…俺は燃え尽きたよ…」 「そうか…で、キャストだけど。」 「やっぱりくじ引きだろう!」 たかしが復活して大きな声で言う。 「残念だがキャスト決まってるんだ…」 『へっ?』 クラスほぼ全員が声を上げる。 「…決まってなかったらこんな台本書けないよ。」 「で、キャストは?」 「キャストは、登場人物の名前の通り。」 「愛原やヨウメイは?」 「大丈夫、一応許可取ったから。」 「何時の間に…」 「で、会場だけど、校庭に特設の舞台が出来るらしい、 それと文化祭終了後の後夜祭で全参加団体の中から利益+利用客数の総合一位が発表される 実行委員会によって強引な客引行為があったと見なされた場合は除外 一位の団体には教師側から『秋の遠足好きな所に行ける権』が与えられるだって、話を戻して その特設会場を午前10時〜11時までと3時〜4時までの二回公演で行う事にした。」 「何で先生達しか知らない事知ってるのよ。」 「…生徒会長に教えてもらった。」 今年から文化祭は生徒会が主催する事になった、後期生徒会長が先生方にお願い(脅)して決定したらしい。 龍太の言葉に反応してクラスの全員が後ろを見た。 全員の目線は巨崇に注がれた。 「何じゃ、ワシが何かしのか?」 「そう言えばこのあいだ選挙で決まったな、生徒会長…」 「そう結う事、この学校は(株)OATに乗っ取られたって事。」 「飯島、死にたいようじゃな…」 「滅相も御座いません、会長様。」 こうして鶴ヶ丘中学2年1組の波乱(?)の文化祭準備が幕を開けた… tatsuの後書き 如何しよう…波乱(?)って書いちゃったけど波乱させられるか… 無理だと思うけどまぁ、良いか書いちゃったもんは仕方無い |