まもって守護月天二次小説19

台風?



8月16日 9時30分

「皆、昨日肝試しした島、探検しようぜ!」
今日の行動は、たかしのこの一言から始まった。
特にやる事が無かったのでその問いに全員がOKを出した。
水晶球に、ヨウメイ、花織、ゆかりん、熱美、たかし、乎一郎、タナ、
短天扇に、キリュウ、翔子、
軒遠に、シャオ、太助が乗っているという状況だ。
勿論、たかし作(多分)のクジによる決定である。
ついでに言うと、龍太は剣に乗っている。
「ここか、昨日肝試しやった所は?」
「そうだ。」
「こうして見ると結構綺麗な所だね。」
「そうだな。」
「さぁ〜て、何処から行くかな。」
「ちょっと、ここはハブが出るから気おつけてね。」
「龍太それ本当か?…」
「嘘。」
『へ?』
全員が(タナも)呆気に取られた顔をしている。
「だから、う・そ(ハート)大体ハブって言うのは、
 昔、海に飲み込まれた沖縄の孤島には生息してないの
 一応ここはハブの生息地じゃないから安心して、
 それとハブが生息してるのは奄美大島(辺り)だから気にする事無いよ。」
龍太の可愛い冗談が入ったようだが、
龍太はこの後シャオ、キリュウ以外に袋叩きにされました。
気をとり直して島の探検を開始、
そこには昨日龍太&タナが仕掛けた物が沢山有った。
「こんな物で騙されてたのか…」
「良く出来てるね。」
乎一郎は龍太&タナ作のホログラムを見て関心している。
肝試しとは違う道に入って行ったら一つの洞窟を見つける。
「おい、ここ入ろうぜ!」
全員の返事を待たずに洞窟に入るたかし…
呆れながら他のメンバーも後を追う。
「お〜い、たかし〜」
「たかし君〜」
「お〜い、皆こっち来いよ!」
たかしの声がする方に皆走っていく。
「如何した野村?」
たかしの手には、一本の警防らしき物が握られていた、
「たかしそれ何だ?」
「さぁ?ここに落ちてたんだ。」
「お…落ちてったて…」
「それは、風天鞭…」
「…私は、この人苦手です…」
「ヨウメイ殿も苦手か…」
「たかし、一寸それ貸してくれ。」
「あぁ…」
たかしは、風天鞭を龍太に渡す。
「お〜ここだ、心清き者がココを押すと…」
カチッ
「そうカチッって………カチッ?」
龍太が風天鞭を見ると、先が出ていた…
「やべ〜〜〜押しちまった!!!!!!!」
「馬鹿だろう?」
「始めまして…御主人様は?」
「き…君の御主人は、そ…そこに居る、た…太助君だよ…」
「はぁ?呼び出したのは龍太だろ。」
「龍太、観念しろ!」
「そんな〜(これ以上御約束以外の事やると、読者の反感を買うぞ…)
 解ったよ…俺が呼び出した…」
「私は、安樂風天 風螺宜しく御願します、龍ちゃん。」
「…(キリュウさん&ヨウメイさんが苦手な訳が解った…)…兎も角外に出よう…」
「…之から、台風が来ます…」
『へ?』
「風螺さんの天気予報は、必ず当たるんですよ。」
「シャオ、それ本当か?」
「はい、風螺さんの天気予報がハズレたのは見た事無いです。」
「それは困ったな…」
「何でだ? 龍太。」
「忘れたのかよたかし、今日は花火大会だぞ!」
「そうだったか?」
「そうだ、東京とかじゃ殆ど打ち上げられない一号球だから、見たかったのに〜」
「なぁ、ヨウメイ一号球って何だ?」
「一号球って言うのは花火球の大きさです一号が一番大きくて、
 それから二号・三号…と一回りづつ小さくなっていくんです。解りましたか翔子さん?」
「あぁ、解った。」

(注意:作者は花火に関して知っているのは、号数だけです、号数が増える毎に一回りづつ小さくなっているは、不明です)

「…仕方無い、俺が何とかするか…」
龍太はカバンの中から地球儀位の大きさの球体を取り出した。
すると、龍天剣無で飛んでいった。
「何する気なんだろう…」


「台風が消えました。」
『へ?』
「台風が消えたんです。」
「龍太、何やって来たんだ?」
「ん、台風が来ると、今日の花火大会が無くなるから、台風の元を酸素と水素に電気分解して来た。」
「そんなのありかよ…」
「うん、この対極符印で元素を操った。」
おぃおぃ、それは封神…
「ナレータ、五月蝿い!黙ってろ!本当にクビにするぞ!」
はい!(おー怖ー…)


同日 20時

「いや〜こうゆうのは時間が自由に進んで楽だ。」
「そう結う事は読者以外解っちゃいけないんじゃ無いの、龍ちゃん。」
「別に良いんだよ、この作者作品をギャグ小説化作戦を考えてるから。」
「風螺さん、飯島さんそう結う事は御約束で禁止されてるんですよ。」
「楊明…如何でも良けど花火大会始まるぞ。」
ヒュ〜〜〜〜パァァン!!!
ヒュ〜〜〜〜ドッカァン!!!
「たまや〜!」
ヒュ〜〜〜〜パァァン!!!シュルルル〜〜〜
「かぎや〜!」
「なぁヨウメイ、たまや、かぎやって如何有意味だ?」
「たまや、かぎやって言うのは江戸時代の花火屋(師)の名前です、
 これは花火(師)に対するお礼(誉め言葉)みたいなものです。」
【作者はこの辺の事は余り詳しく有りませんが、昔の花火屋(師)の名前と言うのは本当です】
二時間弱の間花火が打ち上げられていた。
宿に帰り、今日の部屋割りのくじ引きをして皆床に付いた。
…面倒臭いので部屋割りは省かせていただきます。



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