まもって守護月天二次小説18

肝試し



8月15日:9時 海

昨日と同じように全員が……
いや龍太、タナ以外が昨日と同じように海で遊んでいる。


同日:9時 〜〜旅館

「ここがこうで…」
「いや、こうだろ。」
「これは、こうだよな。」
「あぁ。」
「俺は、煙発生装置作るからこっち宜しくなタナ。」
「あいよ。」

「ここがこれで…この部品がここで…これが……うわっ!」
「ゲホ、ゲホッ…如何した?」
「ちょっと失敗。」
「ちょっとか?これが…」
「ちょっとだ…多分…」
こうくだらない(?)事をやっているうちに…


同日:11時半 〜〜旅館

昼ちかくになった。
「そろそろ昼か…こっちは終ったし、お前は?」
「こっちも終ったぞ。」
「何か作ってくる。」
龍太の昼食作り………
ドッカ〜ン
「出来たぞ、宇宙一美味しい、俺の料理が。」
「(い…今の爆発音は?)」
「食わないのか?美味いぞ。」
………調理場を爆発させて作った料理美味いのか?
しかしこのネタはロ…
「はい、はい、ナレータストップ!これ以上言ったらナレータ交代だからね。」
…………ナレーターに突っ込むとは……
「そう言えばあいつ等弁当持ってて無かったよな、持ててやるか、作りすぎたし。」


同日:12時 海

「おぉ〜い弁当持ってきてやったぞ〜」
「昼か…」
『いただきます』
全員で元気良く挨拶をしてたべ始めた。
「結構いけるな、誰が作ったんだ?」
「宇宙一の料理人のこの俺だ!」
「シャオさんの料理に比べたら、まだまだですよ。」
「文句言うならなら食うな。」
「誰も文句何て言ってませんよ。」
「調理場爆…ムグムグ…」
「タ〜ナ〜それ以上言うな。」
タナの口と鼻を抓んで凄い形相で睨む。
「は…はひ。」
「…翔子さんちょっと…」
龍太が翔子を呼び出し人影の無い所まで行く。
「何だ、飯島?」
「肝試しの仕掛けは出来たのだが場所が…」
「場所か…そこら辺の無人島辺りで良いんじゃないのか?」
「無人島か…じゃぁ午後は無人島探しだな…」


同日:1時 海

「…気持いな〜」 浮き輪に捕まりながら海に浸かり黄昏れる、太助、
かなり親父臭い……しかし気持ち良さそうだな沖縄の海…
「七梨…本当に親父臭いな。」
山野辺がその状況を見て呟く。
「………こうゆう所じゃないと泳げないからな、泳いどくか。」
タナも水着に着替え泳ぎ出す。


同日:1時10分 空の上

「何処が良いかな〜肝試しの場所……」
龍天剣に乗って空から肝試しの場所を捜す龍太…
「ここは………もうちょっと捜して見るか。」


同日:2時半 海

「おっ、龍太何処行ってたんだ?」
「んっ、ちょっと用事があってな。」
肝試しの場所を見つけてきて、皆と一緒に海で遊ぶ。


同日:9時30分 無人島

「何処なんだよここ。」
「まぁ落ち着けたかし、これから肝試しを始める、
ペアでここの奥にある所である物を取って来て貰う
一応朝の内に置いて来たから。」
「(肝試し…しかもペアか…)」
「(肝試しですか…シャオさんとペアになって…)」
「(肝試し…ここは何としても七梨先輩と一緒になって…)」
「クジを引け…同じ数字のヤツがペアの相手だからな。」

ペア表
1:太助、シャオ
2:ゆかりん、熱美
3:出雲、離珠
4:たかし、花織
5:キリュウ、ヨウメイ
6:乎一郎、翔子
7:龍太、タナ

「それじゃあこれ、ある物が置いてある所までの地図
そして、順番を決める、今流行りのスペース爪楊枝で。」
龍太はある物が置いてある場所までの地図を一ペアに一枚渡す。
「そんなの流行ってるのか?」
「何っ知らないのか?マッハV6。」
全員知らないようだ……
兎に角スペース爪楊枝で順番を決めた。

順番
1:龍太、タナ
2:出雲、離珠
3:たかし、花織
4:乎一郎、翔子
5:キリュウ、ヨウメイ
6:ゆかりん、熱美
7:太助、シャオ


同日:9時45分
「じゃあ、先の人が出発してから、五分後に出発する事。」
「行ってくるぞ。」
第一組:龍太、タナ出発
「さて何処にどうゆう仕掛けしようかな…」
「まだ仕掛けてなかったのか?」
「あぁ昼に捜したのは場所だけで仕掛けはしてない。」
「はぁ〜」
「何、溜息吐いてるんだよ、その為にクジに仕掛けしたんだから。」
「仕掛け、て事はペアも仕組まれた事なのか?」
「あぁ、それにこの企画考えたのは翔子さんだよ。」
「納得…そうか、山野辺が考えた時点でペアは決まったようなものか。」
「その通り。」


同日:9時50分
第二組:出雲、離珠出発
「(しかし、何故離珠さんと?)」
「(出雲しゃん如何かしたでしか?)」
「いえ、離珠さん行きましょうか。」
「(はいでし)」
………
何やら白いシーツを被ったようなマヌケなモノが出てきた。 「(出雲しゃん怖いでし)」
「大丈夫ですよ離珠さん、これは先に行ったタナ君と、飯島君の仕業でしょう。」
出雲は離珠に微笑んで答える。
「あ、アレはシャオさん?」
「(シャオしゃまでし)」
「離珠さん、追い掛けましょう。」
「(はいでし)」


同日:9時55分

第三組:たかし、花織出発
「はぁ〜何でシャオちゃんじゃ無いんだ〜」
「野村先輩…私も七梨先輩が良かったです。」
「しか〜し、俺の熱き魂の前にはオバケだろうと敵うまい!」
「(………)あっ、七梨先輩!」
「ここに太助がいるはず無いだろ…あっ、シャオちゃん!」
「野村先輩こそ、こんな所にシャオ先輩がいるはず無いでしょう。」
「兎も角俺は、シャオちゃんを追いかけてみる! 俺の魂がそうしろと言っている!」
これは…魂がDNAになるとVS騎士ラムネ&40炎のパクリになる気がするぞ…
「それじゃあ、私は七梨先輩を追いかけますね。」
そう言って二人は道をそれ何処かへと消えてった…


同日:10時

第四組:乎一郎、翔子出発
「ルーアン先生何でいないんだろう……」
「仕方ないだろう、十回も夏休みの宿直休めば当然の結果だ。」
「あっ、ルーアン先生!」
「何でここにルーアン先生がいるんだよ!」
「行ってこよう!」
「待て、遠藤私も行く!」
ルーアンらしき人物を追って林の中に入っていく乎一郎&翔子、
………しばらくして、翔子の姿が消えたが、
乎一郎はルーアンを追いかけていてそれに気が付かない
「わ……ウグウグ。」
「しっ!」
「何だ、飯島と、タナじゃないか。」
「お前の言った通りに作戦を進めたぞ。」
「そーか。」


同日:10時5分

第五組:キリュウ、ヨウメイ出発
「ヨウメイ殿…」
「何ですか?」
「肌寒くないか?」
「そう言えば、肌寒いですね。」


同日:10時10分

第六組:ゆかりん、熱美出発
「本当に出そうだよ…」
「ゆ…ゆかりん、あれ…」
『きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜』
二人共叫んで何処かに逃走。


同日:10時15分

第七組:太助、シャオ出発
「シャオ大丈夫か?」
「太助様、どうかなさいましたか?」
「いや、何でも無い。」
「そうですか?」
シャオは『?』を浮かべ不思議がる。


一寸戻って、
同日:9時40分
「なぁ、シャオ、これから肝試しやるだろ、その時何か出てきたら、
 キャ〜怖いって言って、七梨に飛び付くんだ、そうすると七梨が喜ぶからやってみろよ。」
「太助様が、喜ぶ?」
「そうだ、七梨が喜ぶ。」
「はい、翔子さん、私やってみます。」


同日:10時20分 太助、シャオ組
シャオの前に、一体のホログラム映像が出てきた。
「キャ〜〜〜〜太助様、怖いですぅ〜。」
翔子の言い付け通り太助に飛び付く、
肝心の出てきたモノは、顔が確認出来ないほどグチャグチャで、上半身は血塗れ、
下半身は普通の人間なら絶対に歩けない程に骨折している(間接が曲がらない方に曲がっている)
「シャ…シャオ、大丈夫だから。」

「何だ、ちゃんとゴールしたのは俺の組と、太助の組、
 ゆかりんの組、キリュウの組+翔子だけか?」
「私が継いで見たいな言い方だな。」
「それにしても皆、何処で油売ってんだ?」
「解らない…よな、タナ。」
「あ…あぁ、解らない。」
「仕方無い、ここに連れて来るか。」
龍の術により、皆がゴールに付いた。
まぁ、こんな事が有りながらも無事(?)肝試し終了!
皆、宿に戻り就寝



tatsuの後書き



タナの後書き
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