まもって守護月天二次小説8

龍天剣に宿る者!



龍太の召集によっていつものメンバーは七梨家に集まった。
龍「まずは自己紹介だな、俺は神近梵天 龍(しんきんぼんてん ろん)と申す。宜しく願いたい。」
楊明「ぼ…梵天って…確か五百年前に亡くなられたはずじゃぁ…。」
楊明は統天書を見ながら驚いている。
龍「あぁその先は統天書でも載ってないよ、なにせ俺が拒否したから。」
太助「拒否?そんな事できるのか?」
龍「一応な…で五百年位前に主と共にこの国に来たのだが、肉体と龍天玉を無くしてしまったんだ…、
  かれこれ十年位さまよったかな…んで今の龍天剣を祭ってある所を見つけて乗り移った。」
翔子「乗り移ったって…?」
龍「そこから先の事を統天書に記載する事を拒否した。」
たかし「そんでお前にはどうゆう役目があるんだ?例えばシャオちゃんみたいに主を護る、とかさ。」
龍「一応精霊の監視と主を護る事だ。」
一同「せっ…精霊の監視?」
楊明「えぇそうです、龍さんは普通の精霊と違って他の精霊の監視が役目で精霊界最強と言われています、
   それにシャオさんの運命(さだめ)の開放の仕方も知っています。」
龍「そういう事。で、悪い事した精霊はこの世から消したりもするんだ。」
太助「ふ~ん…って、えっ~~~!?シャオを運命から開放できるのか?」
龍「えぇ一応は…けど今は出来ないと思いますよ。」
那奈「何故?」
龍「何故って、今言うと神様から爆弾のプレゼントが有るから…。」
一同「ばっ…爆弾!?」
龍「はい、死にたくないですから俺、けど言った所で太助は、何も出来ないと思うけど。」
太助「どーゆー意味だ?」
龍「それは太助が超が付くほどの奥手って事で…」
那奈「って事で…って他になんか理由でも有るのか?」
龍「無いと思うけど…他に質問は?」
那奈「どんな事出来るんだ?」
龍「一応、物の移動と治療等々…他の精霊の○天アイテムを使用する事もできるよ。」
太助「そんな事もできるのか。やってみてくれないか?」
龍「ではシャオさん支天輪を貸して下さい。」
シャオ「はい龍さん。」
龍「ありがとう…では来々南極寿星!」
南極寿星「何でしょうかシャオリン様?」 シャオ「いえ私は呼んでないです、呼んだのは…」
龍「呼んだのは俺だ、方向音痴のじーさん。」
南極寿星「なんじゃと小僧!ワシが方向音痴だと?」
太助「そうじゃないかじーさん。」
南極寿星「なんじゃとお主まで言うか。」
龍「もう戻って良いよ南極のじーさん。」
南極寿星「何でお主に指示されなきゃならんのじゃ!。」
龍「あぁ、そんな事言って良いのかな?昔のあ~んな事やこ~んな事ばらしますよ」
南極寿星「なんじゃと?」
楊明「南極寿星さんこの方は姿は違えど一応龍(ろん)さんですよ。」
南極寿星「なんじゃと!!?それは真か?」
楊明「本当ですそれは…かくがくしかじかで…です。」
南極寿星「そうか生きておったのか。」
龍「そういう事もう戻っていいよ。」
南極寿星は素直に支天輪に戻っていった。
龍「他にはこの間やった傷の回復とか足りないものを補わせたりかな。けど自然現象は操れないよ。」
こんな風に説明が一時間弱続いた。


龍「疲れたから少し休んで良いか?」
太助「あぁ、少し休もう。」
花織「そう言えばこの人誰ですか?」
花織は龍太が連れて来た少年を見て言った。
龍太「あ~!忘れてた…こいつはたな…」
  ドッカ~~~~ン
龍太が激しく吹き飛んだ。
一同(龍太+少年以外)「な…なんだ?」
龍太「痛たた…やっぱり本名言おうとしたのが間違いだったか…解ったよ…
   こいつはタナって呼んでくれ、本名言おうとすると今みたく成るから。」
タナ「宜しく。」
龍太「そう言えば休憩だったな、少し散歩して来る。」
そう言うと龍太は外に出た。



tatsuの後書き
ど~もtatsuです
今回の第2部は誤字脱字修正者のタナが『長いのはよしてくれ』と
言うもんだから短く区切っていく事にしました。
ふふふ、でも第3部は無茶苦茶な長編書いてやる。
それと今回は会話ばっかりなので誰が喋っているか分るようにしました。



タナのぼやき
今回はタナは忙しいからお休み。
テストが最悪だそうです。



次回予告
話の合間の休憩…
一息吐いて散歩に出る龍太。
一体何が…
次回お楽しみに
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