まもって 守護月天! 一 過!!

〜第一話〜「発生!」

――PM6:00――

「くそっ!」

 俺は七梨太助。訳あって、こうして山で追われる身となっている。

 正直、自分でも何が何なんだか分からない。

「何なんだよ一体・・・」

 何を言っても仕方がないのだが・・・

 元はと言えばやはり親父の送ってきた手紙、もとい郵便物のせいなのだ。

「大体なんで俺が・・・」

「・・・・・・!」

 俺が愚痴をこぼし、何か声がしたかと思うと、

   ヒュンッ!

 風きり音とともに前方の木が矢に打たれ、大きくしなり・・・

「いっ!?」

 俺めがけて跳ね返って来た!

 間一髪でそれを避けた俺は、上を見上げる。

 そこにいる小柄な人影は何やら考え込んだ後、次の攻撃態勢を整え追撃しようとしていた。

 俺は一も二も無く、その場から逃げ出した。

   ・・・・・・

「七梨さーん、郵便でーす」

 昼になった頃、なぜかここのところ俺にとって馴染み深い人物の声が聞こえた。

「ハンコお願いしますね」

「ああ、はい」

 渡されたそれもまた、非常に馴染み深い包装の小包だった。

「・・・」

 裏には案の定、中国の放蕩親父の名。

 俺は溜め息を漏らし、その包みと手紙を家へ運んだ。

 この後俺はヤな予感のとおり、凄まじい被害を被るのだった・・・

 今日は日曜。

 シャオは買い物。

 ルーアンは宿直。

 キリュウは爆睡。

 ヨウメイは愛原達と遊びに行った。

 なんというか、久々に一人でゆったりとしていた、のだが。

(ニーハオ太助! 父さんはまだ中国をさまよっているよ、ハッハッハッ!)

「親父・・・ いい加減別のとこ行けよ・・・」

 ぺしりと手紙に突っ込みを入れながら続きを読む。

(それはさて置き、今度は凄いぞ!)

「はいはい・・・」

(なんと質屋で二個セットだ!)

「二個!?」

(それぞれ『遠天杓(えんてんじゃく)』『先天弓(せんてんきゅう)』というそうだ)

「○天シリーズだー!! 名前からしてー!!」

 飛び上がって絶叫する俺。

 その拍子に小包がテーブルから落ち、

『いたぁっ!』 『いたいでつっ!』

 二つの声がした。

 俺はピシッと固まる。

(またか!? また増えてしまうのか!? しかも二人同時!!)

『ほけ? 真っ暗ー?』 『何も見えないでつねー』

 小包からはなおも声が出続けている

 しばらく床のそれを眺めていたのだが、

『ほむ〜? さっきからなんか聞こえるその声は、どっかの全自動空回り機ぃー?』

『あっ!? そういうこの声は、不良園児さんでつねっ!!』

 どうやらお互い見えないなりに言い争っているようだ。そして・・・

『さては閉じ込めたでつねー! 許せないでつっ!! ばーくら−い・・・』

『そっちこそー! 風よ風天の名の下に・・・』

 明らかにやばそうな会話の後、俺は試練(と日常)でつちかった感覚で危機を感じ取ったが、部屋を飛び出す間も無く・・・

   カ

 我が七梨家は通算何度目かの崩壊を向かえた。

   ・・・・・・

 で、現在に至る。

 この山っぽいとこに来た辺りの記憶はないけど・・・

「最初は何なのか分かんなかったけど・・・ 要するにこれは、俺に対しての試練みたいなもんなんだな!」

 俺は度重なる襲撃によって、ボロボロになっていた体を奮い起こし、駆けだす。

「よっ!!」

 今まで俺のいた位置に穴が開く。

「これだけやっても一発も当たらないなんて・・・ すごい運動力でつ・・・」

 さっきから電気の塊の様なものを、宙に浮いた(まず間違いなく精霊の)小柄な女の子は撃っていた。

「でつっ!」

 掛け声か何だか微妙によく判らない(でも多分かけ声)ことを叫んで、また一つ電気玉が飛んできた。

 紀柳の試練をほぼ毎日受け続けている俺にとっては、実はこれを避けることくらい大した事じゃない。

「はずれでつぅ・・・ 運動力の他も見たいんでつが・・・ 自分で当てるしかないでつよね・・・」

 ふと気になることを言った気がしたが、それを気にする余裕は無くなっていた。

「えいでつ!」

「なっ!?」

 やはりどこか気の抜けるかけ声(ということにしておこう)からは想像できないような巨大な電気玉が、俺の頭上に出現する。

   ボオォォォンッ!!

 2mは宙に浮きながら吹っ飛ぶ俺だが、夢中でとった受身が上手く行きなんとか地面に叩き付けられることはなかった。

 振り向けば、爆弾でも落ちたかのような大穴が・・・

「シャ、シャレになってない・・・ 当たったら死ぬって!」

「今のも駄目でつか!? 手強いでつね・・・」

 空飛ぶ女の子は、背景に炎を背負って・・・

「こうなったら絶対当てるでつ! ふむむむむぅ・・・」

 彼女はあからさまに力を溜める。その体をまるでSF映画のあれのように、幾本もの電気が走る。

(どんなのだよっ!?)

 もうひたすら全速力でその場から逃げ出す。しかし・・・

「逃がさないでつよ・・・」

 後ろから、怖い笑いを含んだ口調で声がする。

「・・・!!」

 反射的に振り返った俺が見たのは、幾重にも枝分かれした雷の群れ。

 俺は消し炭になることを覚悟した。

 

 その頃――

「はわぁぁぁ・・・」

「・・・れ?」

 買い物から帰ったシャオリンと、見事宿直をサボったルーアンが唖然としていた。

「ハデにやったわねぇ・・・ これって試練?」

「今、何があったのか調べてますからちょっと待ってください」

 問うルーアンに、花織達と帰って来たヨウメイが総天書をめくりながら応える。

「ていうか、無事なの七梨先輩?」

「そうよ! もしこの中に七梨先輩が埋まってたりしたら・・・」

「そんな・・・ 来々、雨林軍!」

 心配する花織達とシャオリンは瓦礫の山へと向かって行った。

 そう、そこにあったのは『七梨家』では無く『瓦礫の山』だったのだ。

 塀で囲まれた敷地にコンクリートの破片が散乱し、周りの家にもひびができている。

 しかも素人目にも爆心が判るほど、リビングのあった辺りは1mほど陥没していた。

「何も直接探さなくても、コンパクトで見たらいいじゃないですか」

「そういえばそうね、また忘れてたわ」

 その会話を聞いて、シャオリン達はルーアンのもとに駆け寄る。

「・・・?」

 汝昴が怪訝な顔をする。

「どうしたんですかルーアン先生?」

 その答えを発したのはヨウメイだった。

「やっぱり、主様はこの次元にいないんですね・・・」

「・・・どういうことですか?」

 何かとてつもないことが起きている・・・

 その場にいる全員が押し黙った。

 事件のあらましを知る方法はヨウメイの能力しかないので、みなヨウメイの言葉を待つ。

「・・・どうやら、主様はまた新たな精霊をひきつけられてしまったようです」

「ええっ!?」

「まあ・・・」

 驚きの声を上げる一同。

「そんなこと言っても、あたしの知ってる精霊じゃもうそろそろネタ切れよ?」

「はい、私も会ったことの無い方みたいです」

「待ってヨウちゃん! その精霊がこれをやったってこと!?」

 ゆかりが鋭い事を聞く。

「ええっ!? それってキリュウさんみたいな人が増えたってことですか!?」

 続けて叫ぶ花織。

「・・・」

 応えず無言で総天書をめくり、書かれているであろう文をすごい速さで読んでいくヨウメイ。

 そして、ある一点でその目の動きが止まる。

 ヨウメイの顔が引きつった。

「あまり長く説明しては、いられないみたいです」

「どういうこと?」

「主様を助けに行きましょう。速くしないと本当に危険です」

 ヨウメイの様子からただならぬ気配を悟った面々は、緊張して黙る。

 バタンと総天書を閉じ、ヨウメイはルーアンへ顔をむけた。

「ここにやって来た精霊は一人じゃありません」

 驚愕の表情をするみんな。

 特に、ルーアンは何かに思い当たったらしく顔を青くする。

 ルーアンの反応を確かめ、ヨウメイは続けた。

「ルーアンさんはご存知ですね? 明道風天(めいどうふうてん)・包遼(パオリャン)と伝技雷天(でんぎらいてん)・敬凛(ケイリン)・・・」

「・・・」

 恐怖に引きつった顔であとずさるルーアン。

 その無言は、へたな驚愕の声よりもその事態の危険を示していた。

 

「ん・・・?」

「ああ! 目が覚めたでつか!?」

 俺はどうやら地面に寝かされているようだ。

「し、死ななかったぁ・・・」

 腹の底から安堵の息を吐く。

「で、でつ! あ、あう、その、私ってばいつも周りが見えなくなって見境も無しにいつもい!?

 小柄どころか本当に小さな子だ。愛原や紀柳ほどの身長もない。

 ちょっと混乱気味の記憶が戻ってきた。

 たぶん思いっ切り俺を攻撃したことを謝っているんだろう。

 ・・・一息に喋りすぎたか舌を噛んで、のた打ち回るその子を見て俺はやっとそこまでを考えた。

「×☆△$!!」

 言葉にならない悲鳴をあげて、地面を転がっていた女の子だが待っているとやっと落ち着いてきたようだ。

「あー・・・ 大丈夫?」

「へ、平気でつ!! あの、あう、ほんとに何とお詫びしていいのかもうどうしようかともうぐ!?

「あ・・・」

 こんどは倒れずに、・・・涙目になりながらもその場でじっと耐えている。

「えぐっ・・・えぐっ・・・」

 よっぽど痛かったか、しゃくりをあげている。

「無理しないで、落ち着いてから言ったほうがいいと思うよ?」

 コクコクと首を縦振りして待つこと1分。

「・・・・・・」

 どうやら落ち着いてきたようだ。

 彼女はため息を吐いてから、俺に向けて言ってきた。

「あ、あの、ほんとにどうもすみませんでつ・・・」

「いいよ。助かったし・・・ それに、もう気にしてないしさ」

「・・・あう・・・」

 俺の言葉から、何かまた変な罪悪感がこみ上げてきたらしい。

 大きくうな垂れてしまった。

「ああ! またそんなに気にしてないでさ、俺はホントにもういいって思ってるから!」

「・・・うう・・・ 許してくれまつか・・・?」

「ああ、うん・・・ ほらもう元気だって!」

 なかなか納得しないので、俺は立ち上がって体を動かして見せた

「よ、よかったでつ・・・」

「・・・はぁ・・・」

 何だか大分疲れてしまった。この子もどこかテンポがずれている・・・

 そこで俺はようやく気付いた。まだ名前も聞いていない。

 さっきまで(気絶してたから正確には解らないが)ずっと追い回されていたので聞けなかったというか、これが始めての会話だ。

 説明も何も無く、いきなり試練の様なものを始めてしまうなんて(いや、キリュウもそうだったけど)、かなりそそっかしい子だなと俺は思った。

「そういえばさ・・・ まだ何にも聞いてなかったよな?」

「でつ?」

「ほら名前とか・・・」

 彼女の方はまだそこに思い至っていないようだ。

「・・・でっつぅ?・・・」

「・・・・・・」

 キョトンとして数秒。彼女はポンと手を打って閃いた。

「そうでつ! そういえばそうでつね」

 やはり、一拍空いている。

 少々体勢を崩し気味な俺に彼女が声をかける。

「あれでつ? 何やってるでつか主たま?」

「・・・いや、何でもないよ・・・」

「そうでつか?」

 彼女はう〜んと考えて・・・

 うっ、と呟いて緊張した面持ちになり言った。

「私は人間ではないんでつ」

「うん、それは分かるよ」

 何気ない一言だったが、

「あれでつっ!? 話しましたでつか!?」

「いや、浮いてたり、エネルギー弾みたいなの飛ばすし・・・ それに俺にはもう四人、精霊がいるしね」

「バレてるでつっ!? 精霊でつっ!? 四人でつっ!?」

 ちょっと予想外の反応だった。

 たしかに何人もの精霊を抱えるのは珍しいことらしいけれど、今まで他のみんなはここまで激しいリアクションをしたことが無かった。

「よ、よかったでつ!! 化け物とか、怪物とか言われて追い出されたらどうしようかと思つ!!

 ・・・どうももともと舌が回っていないので、切らずに長く喋ると噛むみたいだ。

 気を付けるように言うと、あせってまた噛むきっと。いや、間違いなく。

 しかし、なるほど。

 何も知らない人の印象だと、

いきなり爆発に巻き込まれ → ぜんぜん知らない山に連れてこられ → よく分からないうちに殺されかけ → 相手は人間じゃない

 となるわけで、そう言う反応をしてもおかしくはない。

「でつっ! でっつ! でつぅ!!」

 でつ三連発か!? いや別にいいけど・・・

 よっぽど嬉しかったのか、何だか飛び跳ねて喜んでいる。

 俺はそんな事を思いながらも、シャオ、ルーアン、キリュウ、ヨウメイの事を話した。

「ふむでつ・・・ 日月に地空でつか、大変でつね主たま」

「え? あ、ああ、まぁね」

「私はケイリンと言いまつ。伝技雷天という精霊なんでつ。主に技術を与えることが役割でつ」

 いきなり話題を変えられて戸惑ったが、とりあえずそのまま彼女の話を聞く。

 ケイリンは、人差し指を口に当てて、喋るべき言葉を探しているようだ。

「あとは・・・ そうでつね、この先天弓・・・」

   フォゥッ!

 一瞬・・・

 俺は何が起きたかわからなかった。

 ただ、再び死の危機に瀕していることだけはハッキリとわかった。

「見ぃーつけたぞぉー、ケーイちゃーん!!」

 俺にはそれを聞きとる以外の力は無かった。

 

「うっ・・・」

「あ・・・」

(ここは・・・)

 柔らかい布団を押しのけて、キリュウは起き上がった。

「大丈夫? 強く体を打ったはずだけど・・・」

「うくっ・・・」

 全身が悲鳴を上げて、キリュウに打撲のダメージを伝えた。

(たしかに・・・ 体の自由がきかん)

「布団とかは気にしなくていいから、もう少し休んだほうがいいわ」

「すまない・・・ あなたは?」

「わたし?」

 キリュウの前の少女は、きょとんと首を傾げた。

 黒髪の似合う、美しい少女だった。

 キリュウは混乱して礼儀を欠いていることに気付き、フッと苦笑をもらして言った。

「そうか、いかんな。人に素性を尋ねるときは自分から明かさねばな」

「そうね、驚いたわ。突然落ちてきたんだもの」

 キリュウはすばやく、今までのことを思い出した。

(落ちてきた・・・? そうか私は、下から何かとてつもない力に吹き飛ばされて・・・)

 辺りを見回すと、どうやら誰か別の人の家のようだった。

「私はキリュウ。何が起きたのかはよく私にもわからぬのだ」

 彼女は考え込むように視線をわずかに上に上げ、呟いた。

「あなたの名前はキリュウ? そう、万難地天キリュウなのね?」

「なに・・・?」

 自分が精霊であることばかりか、万難地天である事も知っている。

(この方は一体・・・?)

 キリュウは困惑しながら彼女に問う。

「あなたは・・・ あなたは誰だ?」

「わたしはね・・・ わたしはあなた達が一番よく知っているもの」

「達?」

 ここにはキリュウしかいない。

 その言葉が何を指すのか理解できなかった。しかし・・・

(なんだ? この懐かしさは・・・)

 キリュウは言葉に出来ない感覚に包まれていた。

「その辺にしておいた方がいいでしょう。今は七梨太助の方が重要です」

 突然、少女の後ろから硬質で冷たさを感じる男の声が聞こえた。

「主殿・・・?」

 主の名を聞いたキリュウは思い出す。

(主殿はあの時家にいたはず・・・ まずい、あの爆発では・・・!)

 キリュウが顔を青くしていることにはかまわず、あるいは気付かず少女が後ろに声をかける。

「そうね、わたしも彼には会っておきたいし、一緒に行くわタヅマ」

 意識がハッキリしないせいで、キリュウは自分が取り乱していることに気付かなかった。

 先ほどまでは冷静になろうとしていたものの、彼女にとって特別な、そしてひどく大切な存在である少年の危機を知って激情が止まらなくなっていた。

「主殿を知っているのか!? いやそれより、主殿は無事なのか!? む、タヅマ・・・?」

 キリュウの記憶にその名は引っかかった。

「久しいですね」

「樹磨(タヅマ)殿!!」

 口をついたキリュウの叫びの先には、濃緑のコートに身を包んだ長身の青年が立っていた。

「あら? 知り合いなの、二人とも?」

 きょとんと少女が声を出す。

 タヅマは表情を変えなかったが、キリュウは嬉しい様な、嬉しく無い様な複雑な表情をしていた。

 ・・・それは別れた恋人に再会したような表情だった。

 はっ、とキリュウが息を呑み、

「ま、まさか、タヅマ殿がここにいるとすればこの方は・・・!?」

「そういうことです」

 間髪いれずタヅマが答える。

「ああ・・・ 無視しないで・・・」

「気にするようなことではありません」

 そっけなく少女にそう告げ、タヅマは外に歩き出した。

「あ! ま、待って、もう・・・」

 あわてて、少女がそれを追う。

「あ・・・」

 一人残されたキリュウは言うことも無くベットにその身を沈めた。

 

   つづく・・・



あとに書くからあとがき
あとに打つからあとうち
というわけで

あとうち

 「いやー、終わったねー」
 雷「わざわざ、ここにまでその顔貼り付けなくても・・・」
 「ダメ?」
 風「というか、ちっちゃいし」
 「その分無駄にブラウザが重くなるしな」
 お「っと、これでいいんじゃないか?」
 司「こうか?」
 お「“司”はやめろ」
 む「ちっ・・・」
 雷「小ネタしてないで後打ちするでつ」
 む「しかたないしてやるか」
 風「なんで態度デカイかな・・・」
 お「むねたけ、一つ聞きたいんだが」
 む「なにかね、おさりん」
 お「おさりんとか言うな。それはそうと最後のは何だ?」
 む「なんだ、キリュウの元カレとその現在の恋人がどうかしたのか?」
 雷「あれはそう言うキャラなんでつかっ!?」
 お「俺はそういう話、聞いてねえんだが・・・」
 む「言ってないからな」
 お「・・・この小説は合作だよな」
 む「自分の書いた先で何が起こるかわからない、まさにリレー小説のノリだな」
 風「どんどん話がかみあわなくなって、破綻するっぽいねこの小説」
 雷「そ、それは最悪でつ!!」
 お「なにをぅ! こいつにそんなまねはさせねぇ! 俺はこの小説をちゃんと完成させるぞ!」
 風「がんばれ、おさちゃん」
 む「ちなみに次回では○○○○が○○○○に出くわすぞ」
 お「てめえ、やっぱり風雷一過やる気ねえだろ!!」
 む「なにもかも司令権限よ!」
 雷「ご、極悪人でつ・・・」
 風「そういう奴には、風縮弾だ!」
 む「おごほっ!」
 お「あ、コラ倒れんな! 次が書けねえだろうが!!」
 風「なんか大惨事だけど次回も(たぶんある)見てねー」


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