『亞凛と星神』
「亞凛と離珠」
ちゃわ~ん、みなしゃん、離珠でし。今日はあしゃいちに起きたのでし。
るんるん♪
・・・ちゃわ?あそこに何か人影がいるでしね。・・・さてはどろぼうでしか!?
そしておそ~るおそ~る言ってみると・・・・・
「ありゃ?離珠ちゃん、どうしたの?」
えっ・・・亞凛しゃんでしか?・・ということは離珠が一番じゃないんでしか~!?
せっきゃく、みなしゃんの役にたとうと思ったのに・・・・。
離珠がしゃぼんとすると亞凛しゃんが顔をのぞきこんで聞いたでし。
「離珠ちゃん、どうしたの?」(2回目)
別になんでもないでし・・・。それより前朝、こんなに早く起きて何してるんでしか?
「さ~てと、いっちょいってみるかあ!」
ええ?質問に来るのが先でし!・・って声は聞こえないでしね。っていうかどこに行くんでしか~?
離珠が亞凛しゃんの肩にすわっていると・・・
びええええっ!なんとすごい速さて走ったでし。ちょっと待ってくだしゃい~あ、
ふりおとされるでし~。
離珠は亞凛しゃんのサングラスを振り落としたでし。
「あっ。ありぃ~?なんで落ちるのっ・・・ってあれ?離珠ちゃんなんでこんな所に?」
ふい~やっと気づいたでしか~。
「あぶないじゃんか!落ちたらひとたまりもないんだからねっ!」
びえ、すみましぇん~・・・・
なんてぺこぺこ謝ってると亞凛しゃんはくすっと笑ってなにかをとりだしたでし。
「さて・・と、一息一息♪・・あ、離珠ちゃんも食べる?」
なんでしか、それは?わあ、おまんじゅうとよもぎもちー♪
・・あれ?でももうすぐこばんでしか・・・。
「これは無限のお饅頭とよもぎもちだから、食べてもおなかいっぱいにならないの。
・・さ、どーぞ。」
そういうと亞凛しゃんはおまんじゅうとよもぎもちにかぶりついたでし。
ちゃわ、ではお言葉に甘えて・・・・ん~おいしいでし~♪
「あはっ、おいしい?どんどん食べてね。」
にこりと笑って離珠を見てくる亞凛しゃん。
でもどうしてそんなにどんどんおまんじゅうやよもぎもちがででくるんでしか・・・?
「おだんごもいい?おだんごの空間!」
するとおだんご大量に・・。ってちゃわ~!?
「ふは~亞凛甘いのはあんまり好きじゃないけど、おだんごはとおっても好き~」
おいしそうにぱくぱくとおたんごを食べる亞凛しゃん。
ちょっと待ってくだしゃい、離珠も食べるでし~っ。・・・って急いでたべなくてもいいんでしね。
「さーてと。そろそろかえろっかあっ。」
亞凛しゃんは立ち上がったでし。
「さっ。行くよ離珠ちゃん」
離珠は亞凛しゃんの肩につかまったでし。
やはりすごい速さでし。しゅこしよったでし・・・・。
でも朝は亞凛しゃんにとって楽園の時間なんでしねっ!
「亞凛と虎賁」
「おなかすいたあ・・・・。」
おいらの前で鈴問水天亞凛がいる。
実は会うのが初めてで、それでおいらはこいつを観察しようと思っているんだ。
うーむ、身長は楊明よりちょっとひくいくらい。体重は太ってもやせてもいない系。
顔はちょっと童顔で、髪は短くて最後の方がくりりんと・・・。
でもこのカッコは・・。どー見てもスポーツ少女としか思えない・・・・。
「たしか今日のご飯は麻婆茄子だっけ・・・。」
そういうと亞凛は立ち上がりくるっとおいらの方をむいた。
「やっほー♪えっ・・と虎貴だったね。」
むむっ、おいらのことを気づいてたのか。なかなかカンがするどいな・・・。
ぴんぽーん
「あっ、お客さんだ。」
たたっと玄関に行く。おいらもあわててついていく。
がちゃ・・・
「あ、出雲兄っ。どうしたの?何か用?」
「亞凛さん。実は母がつくってくれた薄皮饅頭を・・。」
そうするとごそごそとまんじゅうを取り出している。
あっ、そうだ!
「なあ、二人共。これからおいらの言うスポーツをしてみてくれよ。」
「へええ・・。まあ、いいけど。ねっ、出雲兄。」
「え?あ、・・はい。」
まずはテニス。
「では行きますよ、とりゃっ!」
すごい出雲のボールが飛ぶ。これなら亞凛も・・・・。ってなんでおいら出雲の味方してるんだ?
「そんなボール・・・・えいっ!」
すっ、すっげー!!当たったらひとたまりもないようなボールが出雲の所に飛ぶ。
「ぎょ、ええええええええええええええええええええっ!?」
・・・出雲の負け。
次はかけっこ。
「くっ、亞凛さ~ん。まってくださ~い。」
これも出雲の負け。
いろいろやったけど全部出雲の負け。スポーツ万能の出雲がなあ・・・。
そこでテニスをもっかいやっておいらか出雲の味方になった。
「次こそは負けませんからねっ。はあっ!」
さっきと同じボールを投げる。するとすごいボールが帰ってくる。
「ラケットふりまわせー!!」
「はっ、はい!!」
なんとか亞凛のボールを投げられた出雲。
だか亞凛はひるまずボールを投げる。
「行けー!!普通にふれっ。」
「はいっ!!」
普通にふって亞凛のボールを投げる。
そして引き分け。
「ど、どうですか?私だってやれば・・・。」
「わあ、すごいんだねっ、虎貴くんって★」
亞凛がおいらに話しかける。
「当たり前だろ。おいらは球技の星神なんだからなっ!」
ちょっと偉そうに言うと亞凛はますますおいらをほめる。
「ちょ・・ちょっと亞凛さん?」
「今日のテニスおもしろかったよ。また遊ぼうね。」
「ああ、いいぞ。」
そしておいらと亞凛は握手。
「ちょっと私の努力はどうなるんですかあ!?」
♪あとがき
はあ~・・・・やっと亞凛と星神ができました!
虎貴とは仲がいいのはお約束?ってかんじです。
離珠ともけっこうなかいいですよ。続きを楽しみにしててくださいませ~♪
「亞凛と瓠瓜」
よく翔子ねえがすりすりしている星神ってどういうこだろう?
ぼーっとしてて可愛くて・・・「ぐぇ」って・・・
なんか苦しんでるかんじだけど・・・なんで苦しいんだろう?翔子姉の力が強すぎ?だから。
「いっ、いけない!!任務の時間始まっちゃうよーっ。」
あ、でも主ぃは試練してるみたい。じゃあの星神をちょっとかしてもらおーっと♪
「翔子姉。その子ちょっとかしてくれない?」
「なんで。」
「その子の秘密をさぐるの。」
「そんなことのためにこの愛しいコカをわたせるかっ。」
愛しい・・・・?翔子ねぇの彼氏なのかな。あっ、そっかー。
だから抱きついたり食べ物を食べ合ったりしてるんだあ!
「うん。わかった。じゃあごゆっくりーっ♪」
にこにこしながらいったら翔子姉はつまらなそうな顔をする。
「んー。ちょっとまて!5分ぐらいならいいぞ。」
そういってその子を貸してくれた。
お礼をいって自分の部屋にいく。
「こんにちは!私亞凛!君の名前は?」
「ぐぇ」
ぐぇっと名前なのかな・・・?とりあえずまた質問しよう!
「ぐぇくんっ、翔子ねぇと仲がいいの?」
「ぐぇ」
ぐぇ・・・。でもなんか可愛い♪
そうするとドアがノックしてくた。
「亞凛さん、そこにコカがおじゃましてませんか?」
シャオねぇだっ。
「この子コカくんっていうんだね。どうぞ~」
「やっぱりここにいたのね!亞凛さん、ごめんなさいね。」
「あのさ、コカくんってどんな能力もってるの?」
「え。えっといくらでも胃袋にものがはいるという能力があるんです。」
「ふ~ん・・・。どれくらいなの?その入る量って。」
少し考え込んだような顔をするシャオ姉。
「無限、なんだね。」
「あ、はい!それと翔子さんがコカを抱きたいっていってますよ。」
「えーっ。ありん、気に入っちゃったんだけどな♪コカ君♪」
ばたんっ!
「おい、亞凛、なにやってんだ?お前。コカは5分くらいしか駄目なんだ!
5・54!!さあ、はやく~」
翔子ねぇだ。細かいなあ。
「わかったよお、もう・・・。」
そうやって渡すけど・・・実はあきらめてないんだ。
今度またコカくんの秘密をじっくりとね♪
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