「……本当にいいのか。太助を一人にしたりして……お前の、主なんだろう。」
「主の、頼みだからな。……それに、戦うしか能が無い私が居て、何が出来る訳でもないだろう。」
“まもって守護月天”外伝
新説・紅零の章 第二話~いきなり最初の大問題~
窓から降り注ぐ朝日が、新たなる住人の顔を照らす。
「……朝、か。」
眩しくなったからか、その女性――コウレイは、目を覚まし、ソファからゆっくりと起き上がった。
結局昨日、コウレイはシャオやキリュウとの昔話に花を咲かせ、長旅の疲れもあってそのままリビングで寝てしまっていたのだ。
改めて、人のいないリビングを見回す。
生活感に溢れ、とても綺麗に掃除、整頓された部屋。窓から見える庭の花壇は、とても手入れが行き届いており、何よりも暖かい愛情が注がれているのが見て取れた。
恐らく、シャオの頑張りが大きいのだろう。それを見て、コウレイの頬が緩んだ。
リビングの入り口では、まだルーアンが凍り付いているが、まぁ、あえて見なかったことにしよう。
(……まぁ、もう少しで解けるから、いいだろう。)
凍り付いてる最中は意識も停止するから、そこまで苦痛ではないはず……多分。
「さて……部屋はどうするかな。」
昨日は昔話やら自分の情に脆いとかの話で後回しにされていたが……自分の記憶が正しければ、この家に空いている部屋は、ない。
流石に、誰かの部屋に押しかけるのも気がひける……。
「どうしたものか。」
などと、真剣に考え込んでいると……。
「あ、コウレイさん、おはようございます。」
二階から、丁度シャオが降りてきた所だった。
「おはよう、シャオリン。相変わらず、起きるのが早いな。」
「はい、朝ごはんのしたくとか、色々しないといけませんから。」
そう言うシャオの手には如雨露が握られていた。
「花壇に水遣りか?」
「はいっ。」
それを見て、何処かまぶしそうに目を細めるコウレイ。
「……よし、私も手伝おう。といっても、庭の掃除ぐらいだが。」
そういいながら立ち上がり、袖をまくる。
「え、でも……。」
「……なに、私も何もしないというのは心苦しくてな。」
「……はいっ、よろしくお願いします。」
「コウレイさんは十二年間、太助様から離れて何をされていたんですか?」
花壇に水遣りをしながら、唐突に強い口調でシャオが尋ねてきた。
竹箒で庭を掃きながら、コウレイがシャオの方を振り向く。
「……まぁ、主を放っておいて……って話だからな。お前が怒るのも無理は無い話しだが……。」
「別に、怒っている訳じゃありませんけど……太助様は、とても寂しい想いをされていました。」
水を遣る手を止めて、シャオがコウレイを見つめる。
「もし、コウレイさんが居てあげれば、そんな想いはしなかった。……違いますか?」
その言葉に、コウレイの手が止まった。コウレイを見つめるシャオの目は、何処か切なそうだった。
「理由が合った……なんて、言い訳に過ぎないか。」
足元を見つめながら、コウレイは呟く。
「全部を話すのは……まだ、早いんだ。」
「……それって、どういう意味ですか?」
真剣な瞳でこちらを見てくるシャオに、コウレイは瞳をあわせ、口を開いた。
「時が来れば、全て話す。私が何故十二年前に、この家を離れたのかも、この十二年間何をやっていたのかも。……それまでは、主にはこの話はしないでおいてくれ。」
「……分かりました。信じます。コウレイさんが、訳も無く、太助様を放っておくはずがありませんもの。太助様にも、秘密にしておきますね。」
その言葉に、コウレイが安堵の表情を浮かべる。
「……ありがとう、シャオリン。助かるよ。」
そして、互いに水遣りと庭掃除を再開したのだった。
「あ、コウレイさん。何か、食べたいものはありますか?」
「食べたいもの、か。中華は食べ飽きているから、できれば和食がいいな。あと、烏龍茶があるなら頼む。」
「そういえばコウレイさん、烏龍茶好きですものね。」
そんな会話が、みなが起きてくるまで続いたという。
「……なんか、やたら体が硬いんだけど、どーしてくれるのよ。」
朝食の席で、ルーアンが(なんだかんだ言って)何時もの速度でご飯を口に運びながら、コウレイを睨みつけていた。
流石に、昨日のようにいきなり陽天心を使う事こそなかったが、機嫌は悪いようだ。(まぁ、一晩凍り付けにされていたら当然だが)
相変わらずのルーアンの食欲に少々圧倒されながらも、ご飯を口に運ぶコウレイ。
「自業自得だ、といいたい所だが……すまん。」
「……あら、意外に素直じゃない。一言多いと思うけど。」
案外簡単に謝ったコウレイに、気勢をそがれたルーアン。
「でも、あれはルーアンが悪いと思うけどな。」
「なんでよ、たー様!?」
太助にそう言われるとは心外だと言わんばかりのルーアン。
「だって、問答無用で陽天心使ったのはルーアンだろ? 危うく、また家が壊れるところだったし。」
「ルーアン殿は、頭に血が上ると見境が無さ過ぎるのだ。気をつけたほうがいいぞ。」
「うっ……悪かったわよ。」
太助とキリュウの言葉に、しぶしぶと引き下がるルーアン。
「まぁ、今回は敵じゃないんだ。仲良くやろうじゃないか、ルーアン。」
「……仕方ないわね。でも、今までなめさせられた苦汁を忘れたわけじゃないわよ。」
楽しそうなコウレイと、苦虫を噛み潰したかのようなルーアンであった。
「しかし、なんでルーアンはそんなにコウレイにつっかかるんだ?」
「そ、それは……。」
太助の問いに、思わずひるむルーアン。
「……まぁ、理由は単純だ。やたら私とルーアンが敵同士になっていたという事と、互いの相性問題だ。」
「相性問題?」
その問いに、コウレイは頷いた。
「ルーアンの陽天心と、私の封渦冰銷は相性が(ルーアンにとって)最悪でな。結果、私の全勝となっている訳だ。」
「……その所為で、私の完璧な計画がいくつもパーにされてるのよ……。」
(ルーアンの完璧な作戦って、元々穴だらけな気が……)
とか、そんな考えがよぎる太助であった。(おおむね事実であるが)
「そういえば、コウレイの部屋どうするんだ? もう部屋に空きはないんだけど……。」
「うむ、それが問題なのだ。……最悪、アパートでも借りようと思うのだが。」
「そっか、アパートを……って、そんな金あるのか!?」
思わず聞き返した太助に、コウレイはさも当然のように答えた。
「……伊達に十二年間現世していないからな。」
そう言いながら不適に笑い、鞄から預金通帳を取り出した。
思わず、全員が覗き込む。そして、太助が驚愕の声を上げた。
「なっ!?」
「えっと、6が一つに、0が一つ二つ……わぁ、七つも並んでますね。」
暢気に数を数えるシャオ。キリュウがそれを聞いて、軽く数える。
「とすると……大体、六千万になるのか。……って、大金ではないか、コウレイ殿!」
「本当はもっとあったのだが……色々と使ってしまってな。これぐらいしか残らなかったのだ。」
「いや、これぐらいって……十分だろ。」
とりあえず突っ込みを入れてみる太助。
「まぁ、最悪近場で部屋を借りる事を覚悟して、どうにかこれだけ工面してきたのだが……。」
と、真剣に悩み始めるコウレイ。
そこに。
「……なんでしたら、羽林軍に部屋を作らせましょうか……?」
その、何気ないシャオの提案に、食卓が凍りついた。
「……そう言えば。」
「……そうだったな。」
太助とコウレイが、思わず呟いた。
元々羽林軍は、建物の建築と解体を司る星神である。断じて、解体と修理だけではない。
「じゃあシャオ、羽林軍にお願いするよ。」
「はいっ、お任せください。」
言うが早いか、支天輪を取り出し、召言を唱えだす。
「『天明らかにして星来たれ。玄武の星は召臨を厭わず。月天は心を帰せたり……来々、“羽林軍”!!』」
言い終わるが否や、支天輪からお馴染みの小人が、総勢45名飛び出してきた。
「それじゃあ羽林軍。コウレイさんのお部屋を作ってあげて。」
それを聞いて、羽林軍たちが活気立つ。……まぁ、久々の本来の仕事だし。
「羽林軍。必要な材料があったら言ってくれ。すぐに私が買ってくる。金ならあるから、無茶でない程度なら大丈夫だ。」
コウレイの後押しの一言に、羽林軍たちの“職人魂”に火がついた。
自分達の実力を遺憾なく発揮できる機会だけでなく、更に材料までも問題がないと来たのだ。
彼らの職人魂に火がつかないわけが無い。
更に言うのならば、彼らは恐らくこの世界の誰よりも、七梨家の構造を熟知している(そりゃ、あんだけ壊れたのを直せばね)
最早、彼らは最強である(謎)
と、そんなこんなで、コウレイの部屋作りが始まったのだった。
「……しかし、何処に作るのだ?」
コウレイの素朴な疑問によって、部屋作り計画は開始早々一瞬で頓挫した。
いま、リビングにみんなで集まり、羽林軍が書き起こした間取り図を見ながら、計画を立てていたのだが……。
正直、一階部分に部屋を増設しようとすると、どうしても何処かの窓をふさぐ形になり、またキッチンの横に作ろうとすると、キッチンから入ることになる。
バスルームの隣、という案もあったのだが、それは入れない、という基本的問題が発生する為却下となった。
「だとすると、二階に作ればよいのではないか?」
と、キリュウからの案がでた。
だが、それだと空中に部屋が浮く形になる、との意見が出た。
……のだが、それを聞いた羽林軍の代表は、急に筆を取り出し、間取り図に付け加えていった。
ちなみに、補足説明だが、七梨家は正面から見て、階段を境界線に大きく右側と左側に分けられる。
一階右側の手前にリビング、奥にキッチン。
一階左側の手前にシャオの部屋(和室)、中央にトイレ、その奥に洗面台とバスルームが存在する。
二階右側の手前にルーアンの部屋、奥にキリュウの部屋。
二階左側の手前がベランダ、中央に太助の部屋、その奥に廊下(とトイレ)が存在する。
更に、七梨家はかなりの面積の庭が存在しており、家がもう一軒建ちそうな庭(例の花壇のある庭である)だけでなく、外周にもそれなりのスペースが存在している。
補足終了。
羽林軍が付け加えた間取り図を見ると、一階のバスルームと洗面台の横、二階の太助の部屋と廊下の横に書き加えられていた。
二階部分が部屋で、それは廊下から行き来できるようになっており、一階部分はそこを支える形になっていた。
また、一階部分は物置スペースになっている。更に、確り耐震構造まで考えられている辺り、流石は羽林軍といった所だろう。
まぁ、若干横長の部屋になるのは致し方ないが。
「……流石は羽林軍だな。文句のつけようも無い。」
「私の一言だけでここまでひらめくとは……流石だな、羽林軍殿。」
「まぁ、シャオの星神にしては……いいんじゃない?」
と、他の三精霊からのほめ言葉に、照れる羽林軍。
「それじゃ、頼むよ。羽林軍。」
「お願いね、羽林軍。」
その言葉に、『お任せを!』といわんばかりに胸を張って、羽林軍は駆け出していった。
――トンテンカンカン、トンテンカン。
小気味いい音が七梨家を包み込む。
今、七梨家の庭には、コウレイがキリュウと羽林軍買出し担当者と共に買い出して来た木材などが山と積まれていた。小さなサイズで。
「……相変わらず、便利な能力だな。」
持ち運びが簡単なサイズにまで縮小された木材を見て、コウレイが思わず呟いた。
普通ならトラックを用いても何回もかかる量を一回で、しかも歩きでやったのだから、労働力がかからないにも程がある。
「しかし、思ったより早く終わりそうだな。」
大きさを戻した木材を、新たに呼び出された星神、軍南門が軽々と運んでいた。
更に、細かいところをルーアンの陽天心が補うなどして、普通ならプロでも一週間はかかるであろう作業が、開始一時間程度で、既に終わろうとしていた。
……まぁ、途中、陽天心が一度か二度暴走するような事があったが……まぁ、何時もの事なので気にしない。
「何やら、私がやれる事はないようだな。」
流石に、精霊がこれだけ集まれば至極当然のことなのだが、やはり自分の能力はこう言う時には役に立たないと、しみじみ実感するコウレイだった。
そこに。
「あれ、たかしくん。太助くん家、何やってるのかな?」
「なんだろうな……。よし、見に行こうぜ乎一郎!」
「う、うん。」
丁度通りすがった何時もの二人――たかしと乎一郎がなにやら大掛かりな作業中の七梨家に乗り込んできた。
真っ先のその二人に気が付いたのは、コウレイだった。
「……む? お前たちは、誰だ?」
腕を組んで、こちらを見てくる長身の銀髪の女性に、思わず二人はたじろいでしまった。
「そ、そういうあんたこそ誰だよ!?」
「た、たかしくん。そういう聞き方は無いんじゃないかな……。」
その二人を見て、少し頬を緩ませるコウレイ。
「私はコウレイ。昨日から七梨家に厄介になっている者だ。」
「俺は野村たかし。太助の友達だよ。」
「ぼ、僕は遠藤乎一郎。太助くんの友達です。……よろしく。」
友達、と聞いて、コウレイは少し優しく目を細めた。
「あ、あの……。」
乎一郎が、恐る恐る声をかけてきた。
「ん? どうした。」
「あの、中国の人みたいな名前って事は……コウレイさんも、精霊なんですか?」
その言葉に、少しだけ目を丸くするコウレイ。
(……やれやれ、ここまで馴染みがあるのか。とすると、本当に平和な所、という事か)
「あぁ、そうだ。私は戦軍氷天。主の障害を切り払う事を使命とする、氷の精霊だ。」
それを聞いて、目を丸くする二人。
「じゃ、じゃあ何かシャオちゃん達みたいな、不思議な力が使えるんですか、やっぱり?」
ちょっと敬語気味のたかし。
「もちろんだ。まぁ、言うより見せたほうが分かりやすいか。」
といって、足元の小石を器用に蹴り上げる。
そして、それが落ちる前に腰のベルトに差してある蒼天剣を抜き出し、一閃する。
「……封渦冰銷。」
すると、小石が空中にあるまま凍りついた。もちろん、そのまま落ちてこない。
「「おぉ!?」」
「私は森羅万象一切合切を凍り付いたかのように停止させる事ができる。まぁ、それだけの能力さ。」
「いや、十分凄いと思うけど。」
乎一郎の冷静な突っ込み。
「じゃあ、あの今作ってるのは……?」
「うむ、私の部屋だ。」
とか何とか話をしていると、ようやく二人に気付いた太助とシャオがやってきた。
「たかしに乎一郎、どうしたんだ?」
「おはようございます、たかしさん。乎一郎さん。」
「あ、おはようシャオちゃん。太助くんも。」
「おっ、シャオちゃんおはよう! あ、太助もいたのか。」
「たかし、俺はおまけか!?」
などと、何時ものやりとりが始まっていた。
そのやり取りをコウレイは、暖かい目で見つめていた。
「やけに優しい目をしているな、コウレイ殿。」
と、唐突に声が聞こえた。
「やはり、十二年間気にかけていたのだな、主殿の事を。」
そのキリュウの問いに、遠くを見ながら、コウレイは答えた。
「……まぁ、その通りだ。流石に、十二年間も主を放っておいて平気でいられる精霊はいないよ。」
「ならば、何故コウレイ殿は十二年間も主殿を……。」
問い詰めようとしたのか、声を少し荒げかけたキリュウ。だが、続きを言う前にコウレイが言葉で制した。
「シャオリンにも、同じような事を聞かれたよ。」
そう言われ、キリュウの言葉が止まる。
「シャオリンに言ったことと同じ事だが……まだ話すには早い。だが、時が来れば必ず話す。……それまで、待っていてくれ。」
その言葉に、押し黙るキリュウだったが。
「……わかった、コウレイ殿を信じよう。」
「助かる。」
キリュウのその言葉に、目を細めるコウレイ。
「……しかし。」
「ん? どうしたのだ、コウレイ殿?」
少し楽しそうに、嬉しそうにコウレイが呟いた。
「本当に大切なのだな、主が、七梨太助が。」
「なっ、と、当然だろう。」
「主だから、だけでは考えられないぞ。特に、お前はな。」
そういわれ、押し黙るキリュウ。
「昨日あった時、最初は別人かと思った。妙に吹っ切れた顔をしていたからな。」
「……。」
「シャオリンも、キリュウも。昔とは全然違って驚いたよ。……まぁ、ルーアンは相変わらずだったが。」
(ま、ルーアンは、大人だからな)
「やはり、よい主だったようだな。彼は。」
「ああ。自慢の主殿だ。」
そのキリュウの言葉には、強い思いが込められていた。
それを聞いたコウレイは軽く微笑み、聞こえないような小さな声で呟いた。
『……そうか。私も、苦労の甲斐があったというものだ。』
「? 何か言ったか、コウレイ殿。」
「いや、何も?」
そう言って、コウレイは増築中の七梨家を見上た。
(長くなるか、短くなるかは分からないが……これからよろしく頼む。)
心の中でそう呟いたコウレイは、眩しそうに目を細めたのだった。
「ところでキリュウ。」
「どうかしたか、コウレイ殿?」
「いや、暑さは大丈夫なのか、と?」
「…………。」
――バタンッ
「なっ!?」
「……忘れて、た。」
「いや、忘れるなよ!」
その後、当然コウレイの封渦冰銷で気温を下げたリビングに担ぎ込まれたのは言うまでもなかった。
あとがき
と、いう訳で第二話です。
微妙に謎、というか何とやらを振りまきつつ、コウレイの部屋を増設中。
第三話の冒頭で完成披露になるかと思われます。
いやぁ、実際問題部屋がないのには困った。
当初はアパートでも本当で借りさせようかとも思ったのですが……。
原作第一巻を読み返していたら、目に付いたは羽林軍。
『建物の建築と解体を司る星神』
……あ、建て増しすりゃええやん。
との結論に至り、ほこりを被っていた設定資料を引っ張り出して、あーでもない、こーでもないと考えた結果こういう間取りに。
まぁ、ようするに二階の太助の部屋へと続く廊下をまっすぐ進めばコウレイの部屋に行き着く、という形になるのです。
いやぁ、よくよく考えれば建築には強い味方が沢山居るじゃあありませんか。
羽林軍しかり、万象大乱しかり、陽天心(微妙か?)しかり。
え? 陽天心が出る割にはルーアンの影が薄いって?
それはですね……自分がルーアン先生を書くのが苦手だからです!(いや、まじで。
あの独自のノリを引き出すのは難しく、高度なバランスで保たれているルーアン先生のキャラクターは正直まだちょい無理?
いや、必要があればいくらでも書くのですがね。
まぁ、個人的にルーアン先生は、最終的に太助とシャオのピンチに颯爽と登場して助けてくれるような存在なので、何時か必ず目立たせますのでご安心を(?)
とかまぁ、そんなこんなで第二話、最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
これからも(出来る限り)頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。
※なお、文章中に存在する七梨家の間取り図の説明は、公式の設定に基づいてのものである。
参考資料:エニックス出版の『まもって守護月天!
FAN BOOK 桜野みねねのほん』24~25Pの七梨家間取り図である。)