アクセス
ガイド
さて、雨竜沼湿原にアタックするためには、まず、山道を車で走って、ゲートパークまで行かなければなりません。このゲートパークには、南暑寒荘という山小屋と、キャンプ場が整備されており、行程を考えれば、出来るだけ前泊するのがいいでしょう。
目的の雨竜沼へは、ここから徒歩で向かうわけですが、出発前に、管理棟で登山手続きと整備にための協力金を支払っておきましょう。
手続きが終わるといよいよ出発ですが、最初は平坦な道を川沿いに進んでいきます。しばらく行くと対岸へ渡る橋があり、そこから次第に上りがきつくなっていきます。
途中、落差40mの白竜ノ滝を見下ろせる場所があり、ここで少し休憩するのがよいでしょう。
ここから、さらに上りはきつくなりますが、1時間ほど行けば、次第に道は平坦になってきて、前方に雨竜沼湿原の入り口が見えてきます。
雨竜沼湿原は、東西4Km、南北2Kmに広がる高層湿原で、大小100以上の地塘が点在しています。湿原の中は、1周約1時間30分ぐらいで回れる木道が整備されていますので、木道から足を踏み外さないよう注意して歩いてください。
この湿原では、6月中旬から7月にかけて様々な高山植物が花を咲かすのですが、私達が訪れた時は、丁度エゾカンゾウの開花期で、湿原全体が、黄色に染まるほど咲き乱れていました。
湿原を半周したところに、南暑寒岳への登り口が分岐していますが、登山道を少し登ったところに、湿原展望台があります。そこまで行けば、広い湿原全体を見下ろすことができるので、是非いって見てください。
展望台を降りると、再び湿原に戻り残りの半周を歩くのですが、もし、丁度午後2時頃だったら、地塘の中を見てください。エゾヒツジグサが可憐な白い花を水面に浮かべているかもしれません。
湿原を出ると後は、来た道をゲートパークまで戻るだけですが、多少滑りやすいので、足元には注意しましょう。
注意
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