東京国際キルトフェスティバル2006
東京ドームにて開催中(1月20日〜28日)のキルト展を見に行ってきました。今年はタヒチ・ハワイアンの特集という事だったのでとても楽しみにしていました。期待に違わずとても素晴らしい作品が多多あり感激しました。特に古い作品(1900年初頭)のものなど滅多に見ることの出来ない作品を目にしたときにはジーンとして涙が出そうになりました。(写真撮影禁止でお見せすることが出来ないのがとても残念ですが)やはりいいものは世紀を超えても見る者に感動を与えるのだとしみじみ思いました。これからの作品を作るにあたり励みにもなりました・・・
キングカメハメハ大王の血を受け継ぐジョン・セラオ(男性)さんの作品。左は「火の女神ペレ」という作品。ハワイのキラウエア火山に住む火の女神ペレをイメージした作品。真中は「キングカメハメハT世」という作品でロイヤルカラー(黄色と赤)を用いて王様のケープ・兵士の兜・カヌーのパドルなどをモチーフをしている。奥様はプアカラニさんという有名なキルターでセラオさんも元は警察官で退職後本格的に始めたと言う・ハワイの文化・歴史を大事にしたいという気持ちで作品を作っているそうです。
メアリー・シーザーの作品。右はペトログリフ(岩盤彫刻)の絵を手書きで写してアップリケしたもの。1988年から1995年に30点ほど作られたそうです。