<二日目-2002.12. 8 > さて、物語もここまでくるとおしまいである。…と、言うべきなのかもしれない。 |
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画像では夕焼けのように見えてしまうかも知れないが、ようやく朝らしくなってきた太陽が眩しいこの港から宇高国道フェリーで四国へ渡る。 途中、最近ではコンビニでフェリー料金も割引きクーポンチケットを購入できるので、宇野港へ来る途中のコンビニでモーニングコーヒーを購入するついでに買ったのはいうまでもない。 |
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このフェリーというのも、実際予想以上に楽しい。船内はそこそこのビジネスホテルのロビー並の内装だし、これで、何にも煩わされることもなく一時間もしたら四国に着いてしまうのである。それに、なにより、前回の旅行の時、真鍋島へ渡った時に感じられなかった「海を渡る風を感じてみたい」という希望も展望スペースに上がれば達成できてしまうのである。…いやはや、こりゃ、いいわ。これで、波間に漂う×××とかがあったりしたら、またしても横溝気分を掻き立てられたところであろうが、ま、さすがに、こんな朝早くからそんな重大事件に遭遇しても差し障りがあるので、そこはちょっとした妄想の中だけに留めておくことにしよう。 了 |