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そ ら み た こ と か


一瞬見えた幻日
2002年7月1日(月) 15時48分 
梅雨の中休みにちょっと陽が射してきたので外へ出てみると、太陽の左に鮮やかな幻日が…。 あわててカメラを持って再び外へ出ると、もう幻日は淡くなっていて、 あっという間に消えてしまいました。 それにしても、太陽高度が40度もあるのに幻日を見たのは初めてです。

すぐ後に、上部タンジェントアーク
2002年7月1日(月) 15時49分 
幻日が見えなくなった後も何か見えないかと空を見上げていると、 今度は上部タンジェントアークが見えました。 なるべく左右に傾かないように写したつもりなのですが、 左下がりに見えるのはたぶん右の方が見えていないから…。 でも、これもあっという間に消えてしまいました。

今日は内暈
2002年7月2日(火) 13時18分 
昨日に引き続いて雨は降らず、晴れたり曇ったり…だったのですが、 お昼頃に外へ出ると少し太陽の内暈が見えたり消えたり…。 しばらくすると、太陽のまわりをほぼぐるりと取り囲みました。 太陽高度が約70度もあるので、暈の一番上はほとんど天頂。見づらい…。

3日目は朝からタンジェントアーク
2002年7月3日(水) 08時25分 
朝からくっきりとしたタンジェントアークが…。 よく見ると、上部タンジェントアークだけじゃなく、 太陽の下に下部タンジェントアークも見えています。 でも、通勤途中にあわてて写したらカラーバランスが蛍光灯になったままだったので、 ちょっと青みの強い写真になってしまいました。

今日の暈は半分だけ
2002年7月3日(水) 13時09分 
朝から鮮やかなタンジェントアークが見えたので、今日もいろいろ見えるかな?と思っていると、 お昼頃には少し暈が見えました。 でも、今日はせいぜい半周どまり…。 それにしても、やっぱり見づらい…。

太陽のすぐまわりには光冠
2002年7月3日(水) 13時14分 
暈が出ているのを見ていると、太陽のすぐまわりにもちょっと色が…。 ND4+ND8でなんとか写すことができました。 暈が半径22度もあるので、かなり広角でないと全体を写せないのに対して、 光冠は半径数度なので、カメラレンズを望遠側(35mm版で111mm相当)にしてこのくらいです。

4日目は、とりあえずきれいな暈から…
2002年7月4日(木) 11時22分 
7月に入ってからいろいろ続けさまに見えていますが、 昨日・一昨日と比べると、ずっときれいな暈が見えました。 でも、かといって雲はムラがないわけではなく、 ムラのある雲にしてはきれいな暈になりました。

しばらくすると、環水平アークが
2002年7月4日(木) 13時37分 
ずいぶん空高くに見える暈から視線をおろすと、環水平アークも見えていました。 これまで見た3回の環水平アークよりハッキリしていて、15分間くらいも出ていました。 でも、いつまでたっても右半分だけで、太陽の真下から左は見えませんでした。 暈を含めた全体の様子はこちら

暈というより外接ハロ
2002年7月4日(木) 13時57分 
太陽のまわりに見えているのは、よく見ると少し上下につぶれた感じで、 左右の部分があまりハッキリしない…。 暈じゃなくて外接ハロですね。 以前見たときも気になったのですが、 外接ハロは鉛筆型、環水平アークは六角板型の氷の結晶でできるはず。 どうして相性がいいんだ?

夕方には幻日と光冠も
2002年7月4日(木) 16時56分 
夕方になって、太陽の左にうっすらと幻日も姿を現わしました。 太陽に近い側に、少し赤い色も付いています。 太陽のまわりにはまだらな雲がかぶさっていますが、 その雲のせいか光冠も出ているようです。 まぁ、太陽のまわりは少し露出オーバーなので、わかりにくいですが…。

太陽の右側の幻日も
2002年7月4日(木) 17時13分 
しばらくすると、太陽の右側にもうっすら幻日が姿を現わしました。 残念ながら、左右の幻日が同時に…というわけにはいきませんでしたが。 7月に入ってから何か見える日が続いていますが、 特に今日はいろいろと見えた1日でした。

今日はうっすらと暈だけ
2002年7月5日(金) 13時34分 
今日は、うっすらと暈の一部が見えただけ…。 しかもNDフィルターが手元になくて、露出オーバーになってしまいました。 太陽の右上に出ているのがわかるでしょうか? 緑と青は完全に露出オーバーですが、 赤色成分だけからモノクロ画像を作ると、 暈の姿が見えやすくなりました。

彩雲
2002年7月6日(土) 09時46分 
ちょっと早めの夏休みで、飛行機に…。 空港での待ち時間に空を見上げてみると、ところどころ、雲にうっすら色が…。 彩雲ですね。 ここのところいろいろな現象が見えているし、これは飛行機の上からも何か見えないかな。

機上から鮮やかな暈
2002年7月6日(土) 10時44分 
それでなくても狭くて外の見づらい飛行機の窓から太陽を見上げると、 きれいな暈がとりまいていました。 といっても、太陽の下半分を見るのが精一杯でしたが…。 なにせ太陽高度が70度くらいもありますから、飛行機の窓からではしかたないですね、

もっと見やすいところに環水平アーク
2002年7月6日(土) 10時47分 
暈よりもっと見やすい高さに、環水平アークも出ていました。 でも飛行機の窓が二重なので、どうしてもレンズやカメラが写り込んでしまいます。 薄雲が飛行機のそばを通り過ぎた瞬間、 声をあげそうになるほど鮮やかに見えたこともありましたが、 カメラに収められたのは、この程度…。

スバル アルシオーネSVX、再び
2002年7月7日(日) 
前にアルシオーネを見たときは薄暗くなっていましたが、 今回は明るいところで見つけました。 でもこの車、スバルのマークは付いていませんし、 アルシオーネの名前も後ろのナンバープレートの上に ALCYONE (Nは小文字のnの形) と小さく書いてあるだけ。

北緯40度シンボル塔
2002年7月7日(日) 
なんと、こんなところまでやってきてしまいました。 ふだんとは5度あまりも緯度が違うので、 星が見えればそれなりに差を感じるのでしょうが、あいにくのお天気が続いています。 右には太平洋も見えているのですが、水平線もあまりはっきりしません。

伊能忠敬測量記念碑
2002年7月7日(日) 
北緯40度シンボル塔のすぐ近くに、こんなのもありました。 これには、伊能の測量で「閉伊郡黒崎村四十度三十秒」だったと 記されています。 あれっ?30秒というと1km弱。 測量精度がその程度だったのか、測量位置がここじゃなかったのか、 シンボル塔が北緯40度にないのか…。

日時計花壇
2002年7月8日(月) 
宮沢賢治記念館の下にある「ポランの広場」という庭園の日時計。 南斜花壇という斜面の花壇とこの日時計花壇は、宮沢賢治の設計とのこと。 でもこの日時計、ノーモンが垂直に立っています。 これでは時計としての役割はあまり…。

下ノ畑ニ居リマス
2002年7月8日(月) 
花巻農業高校の敷地内にある宮沢賢治の家。 入り口横の黒板には、今も「下ノ畑ニ居リマス 賢治」と書いてあります。 文字が薄れてくると、消えないように農業高校の生徒がなぞっているとか…。 農業高校で鍵を借りれば、中に入ることもできます。

右側の幻日だけ
2002年7月8日(月) 17時26分 
あまり天気が良くなくて、太陽も厚い雲に隠されているのですが、 右側の幻日だけが雲から顔を出しました。 車で走っている最中だったのですが、珍しく今日は助手席なので、走っている車から撮影。 結構色がはっきりした幻日でしたが、すぐに見えなくなってしまいました。

雫石 銀河ステーション
2002年7月9日(火) 
宮沢賢治がしばしば雫石を訪れていたのにちなんで、 「雫石 銀河ステーション」ということですが、 これは駅の建物の名前であって、 駅の名前に「銀河ステーション」は付いていないようです。 こんな所にはくちょう座の絵があったりと、 星にちなんだものがいくつか見受けられました。

もう一つの北緯40度
2002年7月10日(水) 
こちらも北緯40度のモニュメントですが、奥に見えているのは日本海…。 男鹿半島北西端の入道崎です。 北緯40度には、東西南北の方向に切り込みが入った石が立っていて、 そこから南北に切り込みが入った石が並び、 さらにその先に日時計がありました。

台風接近
2002年7月10日(水) 
台風6号が日本に接近ということで、帰れるのかどうか心配になりましたが、 幸い大阪からはそれましたので飛行機も飛びました。 でも、これから東京方面に接近ということで、東京行きの便は欠航になっていました。

白い雲・赤い雲・黒い雲
2002年7月25日(木) 04時58分 
昨夜早く寝てしまった代わりに、早起きしました。 日の出少し前、高層の雲にはもう太陽の光があたっていますが、 中層の雲は朝焼けの太陽に照らされて赤く色付いています。 さらに、黒っぽく見えているのはまだ陽があたっていない低い雲ですね。

暈というよりタンジェントアークか
2002年7月26日(金) 11時34分 
途切れ途切れですが、久しぶりに太陽のまわりに輪がとりまきました。 太陽高度が高くてしかも輪が途切れ途切れだったのでなんとも言えませんが、 結構色がくっきりしていたのでタンジェントアークかもしれません。 でも、妙にハッキリしたゴーストが入ってしまいました。

今日は暈
2002年7月27日(土) 13時34分 
昨日に引き続き、太陽のまわりに輪がとりまきました。 今日はぐるっと一周全部が見えましたが、 色があまりくっきりしていなかったので、タンジェントアークじゃなくて暈でしょう。 でも、写真じゃあまり差がわからないか…。

日没30分前の真っ赤な夕日
2002年7月29日(月) 18時29分 
まだ高度は6度くらいあるのですが、雲が絶妙な厚さのようで、 真っ赤で全然眩しくない太陽が見えました。 もしかしたら肉眼で黒点が…と思いましたが、やっぱり見えませんでした。 でもこの日は大きな黒点が出ていたそうで、真ん中やや左下に写っているような…。

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