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そ ら み た こ と か


雪でかすむ太陽と彩雲?
2002年1月2日(水) 15時49分 
この冬、たぶん初めての雪です。 チラチラ降っていたかと思うと、一時は近くの山がかすんでしまうほどでした。 太陽も雲間から顔を出して霞んで見えていたのですが、 まわりが光冠か彩雲のように少し色づいて見えています。 このような天気でも、彩雲が見えるのでしょうか?

積もるかな?
2002年1月2日(水) 15時55分 
道路に比べると車の屋根には雪が積もりやすいのですが、 今日の雪は車の屋根の上でもすぐに融けてしまっています。 かろうじて、葉っぱの上に少し雪がたまっていました。 明日の朝には一面の雪景色に…なっていないだろうな。

太陽の内暈
2002年1月7日(月) 11時10分 
朝から筋状の雲が…と思っていたら、案の定、太陽のまわりに暈が見えました。 この後お昼過ぎまで天気は良かったのですが、夕方から天気予報どおり雨が降ってきました。

映日
2002年1月13日(日) 08時47分 
伊丹から成田への飛行機で窓の外を見ていると、雲が1ヶ所明るく光っていました。 窓ガラスやレンズのゴーストもありますが、 これだけは太陽の真下から動きません。 雲が平たい氷の粒でできていて 粒が水平にそろっていると、このように太陽の光を反射する「映日」という現象です。

ホバークラフト?
2002年1月13日(日) 11時20分 
ヨーロッパへの出発は、成田空港第2旅客ターミナルのサテライトから。 そのサテライトへ移動するこのシャトルが 陸上を走るホバークラフトだって聞いたことがあるように思うのですが、 どこで聞いたんだろう。 ホバークラフトだとしても、タイヤを使わない利点が何かあるのだろうか…?

飛行機から見たブロッケン現象
2002年1月13日(月) 03時38分(GMT) 
日本海上空を飛んでいるときに、飛行機雲の影が下の雲に映っているのが見えました。 これは…と思い、影の一番頭(左)の部分のまわりをよく見ると、 少し色づいた輪が取り囲んでいました。 但し、雲のムラが大きかったので、飛行機その物の影はよくわかりません。

機上から見た日の入り
2002年1月13日(日) 08時18分(GMT) 
日本からヨーロッパへ西向きに飛んでいると、なかなか太陽が沈みません。 それでも太陽が低いこの季節に北極圏近くを飛んでいるので、 ようやく太陽が飛行機の左前方に沈んでいきました。 機体はボーイング747-400という機種で、上へ曲がった翼端が写っています。

地球影
2002年1月13日(日) 08時48分(GMT) 
太陽が飛行機の左前方に沈んだ後の右前方の空です。 一番下には斜めに飛行機の翼が見えていて、 その上に雲と空の境目、いわば雲海の水平線が見えています。 その上の空の暗く見えるところが地球の影で、 太陽が左下にあるため右上がりに拡がっています。

西?から昇る太陽
2002年1月13日(日) 09時59分(GMT) 
日の入りからわずか1時間40分後、再び太陽が顔を見せました。 それも、太陽が沈んだところよりやや右よりから…。 もちろん飛行機の向きも多少変わっているでしょうが、 緯度が高くなったため飛行機が地球の自転を追い越したのではないでしょうか?

氷の樹状結晶
2002年1月13日(日) 10時14分(GMT) 
飛行機の北側の窓に、氷の結晶が成長していました。 南側の窓にはできていなかったのは、日当たりの差でしょうね。 たぶん二重になった外側のガラス(?)の内側に付いているのでしょう。 空中でできたのではないので、雪の結晶のようなきれいな六角形にはなっていません。

飛行機雲
2002年1月13日(月) 10時57分(GMT) 
右端に翼とエンジンが写っていますが、 エンジンから少し離れたところで飛行機雲が見え始めているのがわかります。 肉眼では動きが速くて流れて見えるのですが、 写真ではモコモコとしているのがわかります(シャッタースピード1/64秒)。

再び映日
2002年1月13日(日) 12時35分(GMT) 
本日2度目の映日が見えました。 ただ太陽が飛行機の進行方向に近いので、狭い飛行機の窓から見るのはたいへんでした。 ひょうたん型に見えるのは、雲が一部へこんでいるのか、そこだけ氷晶の形が違うのか…。 22秒後に写したこちらの方が 映日らしい形をしているでしょうか。

パンテオン
2002年1月14日(月) 13時21分(CET) 
かつてフーコーが振り子を使って地球の自転を証明したのが、このパンテオン。 中に入ると高いドーム天井から今も振り子が吊るしてありましたが、 もちろん当時のものではありません。 フーコーが使った振り子のおもりは フランス国立技術博物館で展示されていました。

ピエール&マリー・キュリー通り
2002年1月14日(月) 15時03分(CET) 
パンテオンのすぐ南に、 「ピエール&マリー・キュリー通り」という道があります。 このあたりがラジウム研究の地で、 この標識には小さな字で2人の生没年と「物理学者、ラジウムの発見者」と書いてあります。 この標識の右奥にはキュリー博物館もあります。

夕陽の幻日
2002年1月16日(水) 16時41分(CET) 
パリからアムステルダムへ列車で移動。 その車窓から、沈みかけた夕陽の右に幻日が見えました。 夕陽が赤くなっていたので、幻日にも青みがありませんね。

朝焼けに照らされた飛行機雲
2002年1月18日(金) 08時51分(CET) 
8時51分だというのに、まだ太陽が姿を現わしていません。 でも、まもなく日の出。朝焼けの中、飛行機雲には太陽の光があたって光っています。 まわりにシルエットで写っているのは、船のマスト。アムステルダムにて。

ようやく日の出
2002年1月18日(金) 08時56分(CET) 
窓ガラス越しのせいか二重になってしまいましたが、ようやく太陽が姿を現わしました。 こんなに日の出が遅いのは、高緯度地方の冬というだけではありません。 アムステルダムは標準時子午線より10度も西にあるので、 太陽の南中も日の出・日の入りも、40分くらい遅くなるのです。

交差する飛行機雲
2002年1月18日(金) 09時24分(CET) 
この写真には、いったい何本の飛行機雲が写っているでしょうか? ヨーロッパでは、空を見上げれば必ずといっていいほど、飛行機雲がたくさん見えていました。 もっとも、この写真は特にたくさん見えている時に写したものですが、それにしても…。

スターフルーツ
2002年1月18日(金) 12時49分(CET) 
昼食の付け合わせに、こんなのが出てきました。 丸ごとだとなんてことない形の実に見えるのですが、 輪切りにするとこのような★型になるので、スターフルーツといいます。 ちょっと囓ってみましたが、あまりおいしいものではなかったですね…。

かすかな内暈
2002年1月18日(金) 13時35分(CET) 
ヨーロッパ滞在中、幻日は何度も見たのですが、暈を見たのはこれ1回だけでした。 淡くて、太陽の上から右にかけての1/4くらいだけしか見えず、 しかもすぐに消えてしまいました。

飛行機雲が幻日に
2002年1月18日(金) 15時14分(CET) 
ちょうど幻日のところに飛行機雲が重なっていたのですが、 その飛行機雲そのものが色付いていました。 しかも、いっしょに見えている自然の雲よりも、 飛行機雲の方がより鮮やかに色付いて見えていたのです。

幻日
2002年1月18日(金) 15時38分(CET) 
こちらは普通の幻日です。 手前の木の枝が少しブレているのは、バスの中から写したためです。 今回、ヨーロッパで幻日が何度も見られたのは、日本よりも幻日が現われやすいのか、 それとも空をよく見ていたからだけなのか?

太陽の上に彩雲
2002年1月18日(金) 15時50分(CET) 
同じくバスの中から写したものですが、太陽の上の雲が少し色付いています。 太陽を中心とした円よりだいぶ横に伸びた感じで、 光冠というより彩雲という感じですね。

オランダといえば…
2002年1月18日(金) 16時06分(CET) 
やはり風車でしょう。 もっとも現在ではこのような伝統的な形の風車は観光用のようで、 この風車も街中にありました。 代わりに白いスマートな風力発電機が、日本〜フランスの飛行機の窓からも見えていました。 といっても、双眼鏡でも爪楊枝の頭くらいにしか見えませんでしたが。

アムステルダムのお昼
2002年1月19日(土) 12時30分(CET) 
アムステルダムは北緯52度あまり、日本付近でいえばサハリンの北の端くらいになります。 このため、冬至の日の太陽の南中高度はわずか15度しかありません。 冬至からひと月近くたっていても、真っ昼間だというのにこんな長い影ができています。

偶然のプリズム
2002年1月19日(土) 14時23分(CET) 
空港での待ち時間に、偶然ガラスの端がプリズムになっているのを見つけました。 よく考えてみると、90度の角がプリズムになるには、 屈折率が1.4142…より小さくなければなりません。 ガラスの屈折率はこれより大きいですから、角をうまくカットしてあったんでしょうね。

太陽の光冠
2002年1月20日(日) 10時29分(CET) 
この日はフランクフルトからミュンヘンへ日帰りで往復しましたが、 行きの列車から外を見ていると、 少し幻日が見えたり、こうして太陽のまわりに光冠が見えたりしました。 全体に緑がかっているのは、撮影の時にホワイトバランスが間違っていたのかもしれません。

太陽の左側の幻日
2002年1月20日(日) 10時33分(CET) 
こちらは太陽の左側に見えた、結構明るくて色もはっきりした幻日です (拡大写真)。 残念ながら光冠と幻日は明るさが違いすぎて、 さすがに1枚の写真に一緒におさめることはできませんでした。

太陽の右側の幻日
2002年1月20日(日) 10時41分(CET) 
左側の幻日が見えていた頃、列車は太陽を右手に走っていました。 そのうち左側の幻日は見えなくなってしまったのですが、 列車の移動に伴って、幻日が見えていた辺りの薄雲が太陽の右側に移動してきました。 ということで、しばらくすると太陽の右側にこのような幻日が見えました。

列車の窓から見えた環天頂アーク
2002年1月20日(日) 10時48分(CET) 
列車の進行方向が少し右へ変わったので、もしやと思って上を見あげていると、 鮮やかな環天頂アークが見えました(画像処理していません)。 ただ窓が開けられず、窓にへばりついてもこんなアングルです。 20分後、駅に停車したときには、 だいぶ淡くなってしまいました(色を強調)。

朝8時前の夜景
2002年1月21日(月) 07時47分(CET) 
アムステルダムから南東方向にあるフランクフルトでは、少し夜明けが早くなります。 しかしこの日は曇っていたこともあって、 朝8時前だというのにホテルの窓から夜景が見えていました。

遅い日の出
2002年1月22日(火) 08時16分(CET) 
翌日の朝は晴れていたので、同じホテルの窓から日の出を見ることができました。 前の日の写真の右端に見えているビルが、太陽の左側に見えています。 また、太陽の右側のビルの上には、飛行機が飛んでいるのが写っていました。

色の順番が…
2002年1月22日(火) 11時20分(CET) 
フランクフルトの空港でこんなのを見かけました。 飛行機燃料のタンクなのでしょうが、かわいい絵が描いてあります。 でもよく見ると、内側が赤…。虹の色の順番が逆になっていますね。 離陸の時だったので、この写真はフィルムカメラで撮影。

ZEISSの看板
2002年1月24日(木) 15時48分(GMT) 
ウィーンの街は、環状の路面電車が5kmということで、散歩するにはいい大きさ。 歩いていると、メガネ屋さんに大きな「ZEISS」の看板。 つい写真に撮ってしまいました。

飛行機から見たオーロラ
2002年1月25日(金) 18時50分(GMT) 
ヨーロッパから日本へ帰る飛行機は、ほとんど夜ばかり…。その代わりオーロラが見えました。 しばらくは淡く見えていたのですが、急に明るく激しくなりました。 また、まん中にデネブと少し右にベガが写っています。 但し15秒も露出しているので、手ブレでいびつな形になっています。

夜明け
2002年1月25日(金) 21時29分(GMT) 
1万mあまりの高度で飛んでいるので、 空気が澄んでいる…というより薄くなっているんでしょうね。 明るくなってくるのは水平線が付近だけで、空は暗いままです。 写真の上の方には、やはりちょっとブレていますが、わし座のアルタイルも写っています。

雲海に赤く映った朝日
2002年1月25日(金) 22時38分(GMT) 
太陽の光が強烈でゴーストだらけですが、 雲海の上を太陽に向かって太い赤い筋がのびています。 おそらく映日になるほど氷の粒の方向がそろっていなくて、 太陽柱のように細長くのびているのだと思います。 でも、朝日はほとんど赤くないのに、どうして雲に映った方は赤いんだろう?

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