Wham!

８３年、イギリスから突如シーンに現れた２人組「Ｗｈａｍ！」。そのアイドル的なルックスと爽快なポップサウンドで女性を中心に人気を獲得、スターの座をあっけなく獲得しました。メンバーは後にソロでも一時代を築く「ジョージ・マイケル」とギターの「アンドリュー・リッジリー」、デビュー時は２人のコーラス担当のおね～ちゃんが居た気がする・・・
１ｓｔの「ファンタスティック」ではポップな音に注目が集まりましたが、その後に出たシングル「ケアレス・ウィスパー」では、ジョージ・マイケルのヴォーカル、ソングライティングの才能が開花することとなります。相棒のアンドリューがいち早くその才能に気付きデビューに至ったという話しも聞いたことがあります。
２ｎｄ「メイク・イット・ビッグ」でついにアメリカ上陸。世界的なポップスターの座を我が物としました。１ｓｔの時も「ワム！ラップ」がチャートインしていた気がしますが、マイナーレーベルでのリリースだったらしく、下位に低迷していましたが、このアルバムからは出す曲すべてチャート上位に送り込むことに成功しています。今やクリスマスの定番「ラスト・クリスマス」もこの頃の作品です。世界ツアーでは、当時異例と言われた中国公演を慣行したものです。
そんな順風満帆かと思われたＷｈａｍ！の終焉は突如訪れました。８６年夏のウェンブリーアリーナでのコンサートを最後に解散してしまいました。
人気絶頂期の解散も当時としては異例。だからこそ今でも伝説のデュオとして皆さんの記憶に残っているのだと思いますけど。
その２年後ジョージはソロ第１弾「フェイス」を発表、本格的に才能を開花させます。しかし、裁判沙汰、本人の奇行などでいまいち波に乗り切れず。。。
一時は亡くなったフレディーに代わってクイーン入りか？との噂もありましたが実現せず。
一方アンドリューは、レーサーになると言っていましたがどうなったかは不明。９０年頃にジョージのプロデュースでソロアルバムを発表しましたが、大した評判にはなりませんでした。

数少ないＷｈａｍ！作品は以下の作品です。
○Fantastic
○Make It Big
○Music from the Edge of Heaven
○The Final