U2

THE BEST OF 1980-1990
ザ･ベスト･オブ U2　1980-1990

1.プライド
2.ニュー･イヤーズ･デイ
3.ウィズ･オア･ウィズアウト･ユー
4.アイ･スティル･ハヴント･ファウンド･ホワット･アイム･ルッキング･ォー(終りなき旅)
5.ブラディ･サンデー
6.バッド
7.ホエア･ザ･ストリーツ･ハヴ･ノー･ネイム（約束の地）
8.アイ･ウィル･フォロー
9.焔（ほのお）
10.スウィーテスト･シング
11.ディザイアー
12.ラヴ･カムズ･トゥ･タウン
13.エンジェル･オブ･ハーレム
14.オール･アイ･ウォント･イズ･ユー
15.ワン･トゥリー･ヒル

U２のデビューからトップバンドに登りつめるまでを知るには最適のアルバムです。音作りの変遷が楽しめます。曲順が発表順ではないので、バラエティに富んだ内容に聴こえるかも知れませんが、全曲U２の作品です。
９０年代作品は、取り敢えず「アクトン・ベイビー」を聴いてみましょう！

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1980年、アイルランドから登場したロックバンド。３作目の「War」が世界的にヒットし、トップバンドの仲間入りをしました。デビュー当時の荒削りな音は、テクニックのなさを逆手に取ったものであると後に語っています。８７年の「ヨシュア・トゥリー」は、アメリカンなスタイルが受けたのか、アメリカを中心に大ヒット。頂点を極めた瞬間です。この頃からライヴのスケールが大きくなり、それもまた好評でした。９０年代に入ると方向性を変え、それまで避けていたテクノサウンドを取り入れます。共産主義の崩壊等、時代の変化と重なり、「アクトン・ベイビー」は個人的にも大好きで良く聴いたアルバムです。９８年の来日公演は見に行きました。ものすごいセット＆機材であの東京ドームが小さく見えたほどです。内容はもちろん、大満足の内容でした。昨年アルバムを発表し、１ｓｔカットの「ビューティフル・デイ」でグラミーを獲得しました。テクノ色は影をひそめましたが、昔に戻った訳でもない。また新しいU２となっています。彼らは進化するバンドなのです。

アルバムタイトル	リリース	代表曲	曲数	時間	お薦め度	備考
ボーイ	1980年	ア･デイ･ウィズアウト･ミー、アイ･ウィル･フォロー	11	42：17
アイリッシュ･オクトーバー	1981年	ファイアー、グロリア	11	41：09
WAR（闘）	1983年	ニュー･イヤーズ･デイ、トゥー･ハーツ･ビート･アズ･ワン、ブラディ・サンデー	10	42：08
ブラッド･レッド･スカイ＝四騎＝	1983年		8	35：19		8曲入ライヴ･アルバム。同名タイトルのビデオも発売されている（13曲入）。
焔（ほのお）	1984年	プライド、焔（ほのお）	10	42：54
ワイド･アウェイク･イン･アメリカ	1984年		4			ライヴ･トラック2曲と（当時）未発表曲2曲をパッケージしたEP。
ヨシュア･トゥリー	1987年	ウィズ･オア･ウィズアウト･ユー、アイ･スティル･ハヴント･ファウンド･ホワット･アイム･ルッキング･フォー(終りなき旅)、ホエア･ザ･ストリーツ･ハヴ･ノー･ネイム（約束の地）、神の国	11	50：15
魂の叫び	1988年	ディザイアー、エンジェル･オブ･ハーレム、ラヴ･カムズ･トゥ･タウン、オール･アイ･ウォント･イズ･ユー	17	72：27		同名映画のサウンドトラック
アクトン･ベイビー	1991年	ザ･フライ、ミステリアス･ウェイズ、リアル･シング、ワイルド･ホーセズ、ワン	12	55：29
ZOOROPA	1993年	ステイ（ファラウェイ、ソー･クロース！）、レモン	10	51：20
POP	1997年	ディスコティック、ステアリング･アット･ザ･サン、ラスト･ナイト･オン･アース、プリーズ、イフ･ゴッド･ウィル･センド･ヒズ･エンジェルス、mofo	13	65:21
ザ･ベスト･オブ U2　1980-1990	1998年	スウィーティスト･シング	15	70:59		バンドの最初の10年間を記録したベスト･アルバム。B-sidesと初期のシングル曲を収録したボーナス･ディスク付2CD限定盤もリリースされた(現在は1CDのみ)。
オール･ザット･ユー･キャント･リーヴ･ビハインド	2000年	ビューティフル･デイ、スタック･イン･ア･モーメント、エレヴェイション	12	53：08