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The Style Council

ギター、ヴォーカルのポール・ウェラーと、キーボードのミック・タルボットが中心の80年代初頭に誕生したイギリスのアーティストです。
パンクバンド、ザ・ジャムのポール・ウェラーが結成したとあって注目を集めました。
サウンドはというと、しっとりしたバラードと、ファンキーなダンス系が得意。大きな勢力となっていた、ニューロマンティック系とは一線を画したおしゃれな音作りでした。そのサウンドは、90年代に台頭する”渋谷系”のアーティストたちに多大な影響を与えています。
日本でも当時のおしゃれに敏感なお姉様方に受け、メジャーな方でした。
COLINは、「My Ever Changing Moods」のVCを見て、一発でお気に入り。ただひたすらふたりが自転車を漕ぎながら歌うといった単純なものでしたが、何故かピンと来るものがありました。
1stアルバム「カフェ・ブリュ」は、ほんとに良かった。「My Ever〜」は、シングルではアップテンポだったものが、ピアノベースのバラード曲に変身しておりましたが、これまた別の味わいがあり、素晴らしい仕上がりです。他にもミックの弾くキーボードをフューチャーしたインスト曲も多数収録されていました。
続く2nd「アワ・フェイバリット・ショップ」も期待通りの出来。「シャウト・トゥ・ザ・トップ」、「タンブリング・ダウン」等のヒット曲も収められています。
バックコーラスのDCリーを正式メンバーとして製作された3rd「コスト・オブ・ラヴィング」は、ソウル色が強くなり若干イメージがずれてきたこともあり、COLINは一歩引いてしまう。
この頃、マクセルのCMでお茶の間にも登場。
そして、オリジナルとしては最後となる「コンフェッション・オブ・ア・ポップ・グループ」を発表。前半はピアノ中心のインスト組曲で意表をつき、後半はポップグループを地で行くようなキャッチーな曲がずらり。新たな方向性を見つけたのかな?と当時は思ったのですが、それから1年後、ベストアルバム発表と同時に解散。
80年代のポップミュージックには欠かせない存在だった、スタイル・カウンシルです。
その後、ポール・ウェラーはソロに転向しますが、今度はロックしてます。表現手法を変幻自在に変えながら、今尚第一線で活躍し続けるポール・ウェラー。そんな中でもCOLINは、スタイル・カウンシルがいちばんのお気に入りです。

シンギュラー・アドヴェンチャーズ

1.  スピーク・ライク・ア・チャイルド
2.  マネー・ゴー・ラウンド(パーツ1&2)
3.  ロング・ホット・サマー
4.  ソリッド・ボンド・イン・ユア・ハート
5.  マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ
6.  ユーアー・ザ・ベスト
7.  ビッグ・ボス・グルーヴ
8.  シャウト・トゥ・ザ・トップ
9.  タンブリング・ダウン
10.カム・トゥ・ミルトン・キーンズ
11.ロジャース
12.エヴァ・ハッド・イット・ブルー
13.イット・ディドゥント・マター
14.ウェイティング
15.ウォンテッド
16.トップ・ピープルズ・ヘルス・ファーム
17.シー・スルー・イット・オール・アウェイ
18.プロミスト・ランド


リアルタイムで発表されたオリジナル盤とは、曲数、曲順が異なります。
シングル曲が発表順に並んでおり、彼らの歴史を知るには最適かと思います。

       
             
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