■ 2003オホーツク遠征、知床へ番外編

2003.09.14 天候・晴

今年のAnglersのオホーツク遠征は終わったが、私はカラフトマスをGETすることができなかった。9月10日に知床のマス網が揚がった。その後どのくらいマスが岸よりしているのか、網揚げ後カラフトマスを狙うことができるのか、確かめるべく単独で知床へ向かった。14日AM3:30にペレケに到着。辺りはまだ暗く1時間ほど車の中で待機。4:30にペレケ河口左岸に降りタスマニアデビルをセットしキャストを開始。右岸岸壁に1人ウキ釣りの人がいる。

強い向かい風でキャストしづらい。左岸岸壁に移動する。しばらくしてマスがハネだした。右岸のウキ釣りの人がヒットした。しばらくすると、その人が連続ヒットしている。海面を見ると群れが回遊している。周りでも揚がり出した。私は右岸に移り、連続ヒットしている人に話を聞いた。ウキ釣り+タコベイト・赤イカで釣っている。地元の方で、2・3日前に群れが入ってきたという。マスのいるところにキャストすると直ぐにヒットしていた。「ルアーは青色がいいよ」と教えてくれた。

その話を聞き、ルアーをスティング・ブルーに変更。群れの向こう側にキャストし、ルアーが群れの中を通るよう、中層をリトリーブしてくるとバイトが。合わせるがバレてしまった。再びキャスト、バイトが。2度追い合わせで、しっかりフッキング。強烈な引きだ。ドラグが出て行く。しばらくやり取りし浅瀬に移動し無事揚げることができた。61cmの雄だった。リリースする。リリースするときは、魚が弱っているので、回復し自力で泳ぎ出すまで支えてあげる様にする。時間がかかったが、元気に泳いでいった。その後群れは移動したようだ。しばらくキャストを繰り返したが、周りでポツポツ揚がってはいる。ミノーもキャストしてみる。反応はない。続ければGETすることができると思うが、切り上げることにした。

他のポイントの情報収集するため、まず幌別川河口へ向かう。駐車場に戻ってくるアングラーがいたので聞いてみると、その人は5本揚げたと言う。河口まで降り状況を見てみる。ここはウキルアーでキャストしているのを見ていると、遠投せづに近くをリトリーブしている。いくつも魚を入れるネットがあり、それぞれに3〜5本カラフトマスが入っていた。1本サケが混じっている。カラフトマスは銀色だった。状況はかなりいいようだ。やはりマス網が揚がり岸寄りしたのだろう。フンベ・オシンコシンは釣果は確認できず、遠音別川河口に下りてみる。(9/1より解禁)川にはかなりのマスが遡上している。解禁後マス狙いで入っても面白いだろう。

今回の釣行でカラフトマスがマス網が揚がった9/10後でも確実に狙えることがわかった。今年の2回の知床釣行で十分な情報が集まった。これを基に来年はポイント・日程を決めることができるだろう。

それにしても札幌〜知床往復900km。移動はかなりきつかった。ただ私にはそれだけ魅力のあるフィールド、知床だ。

−今回のヒットルアー−

スティング10gブルー