■ 初エギング、釣果はイカに?

2003.05.17 天候・晴れ

1ヶ月程前から小樽でヤリイカが釣れているという情報が入っていたので、それならエギで狙ってみようと、メンバーのSと初のエギングにチャレンジしようとなった。札幌近郊でイカがターゲットとして認められてきたのはここ2・3年だろう。船では以前から釣りの対象魚となってはいた。ただ、ショアからルアー(エギ)で狙うとなるとまだまだ確立されていなし、エギング人口もほとんどいない。道外ではエギングでアオリイカ(モイカ)を狙うというのはメジャーになってる。残念ながら、アオリイカは道内には生息していないので、エギングで狙うとなるとヤリイカ・マイカになる。

何しろエギングのことはほとんどわからないので、釣行前の情報収集からはじめた。HPで「エギング」で検索すると、かなりのサイトが検索された。しかしどこも道外のサイトでターゲットはアオリイカだ。1件小樽でヤリイカを狙う「エギング講座」なるサイトがあった。他、いろいろなサイトを見ると、

1.基本は、キャストしエギが着水後フォールカウント→底まで沈める→ジャーク(ロッドをしゃくる)→フォールカウント→ジャークの繰り返し。
2.ポイントのイカのいる層を確実にエギをリトリーブしてくる。
3.魚とアタリは違う。リトリーブ途中で重くなる(ゴミがかかったような重み)ので、そのままラインを緩めずラインを巻き取る。

前の週にはエギを購入した。カラーは一般的なピンク・オレンジ・ブルー、レッドヘッド。その後テストを兼ねて、小樽でキャストしてみた。エギが軽いのもあったが、思ったほどエギは沈むのが遅く、底まで沈めるのは、かなりのカウントがいるようだ。いつものルアーとは勝手が違う。慣れるまでは難しいかもしれない。Nも前の週に家族と小樽に釣りに行き、ワームをイカが追ってきたことを確認したという。

釣行当日、メンバーは、いつものメンバー、私・S・N,そして久しぶりのSH。今回は私やSHが仕事だったので、札幌を21時に出発。時間が遅いことや初のエギングということで、様子見という感じだ。

最初に到着したポイントは、一番イカが上がっている厩岸壁。海面をライトで照らしている人が何人かいる。話を聞くと釣れていないという。しばらく海面を見ていたが、イカも見えなかったので移動することにした。外灯があるところがいいだろうということで、高島漁港に到着。人は何人かいる。丁度海面に外灯が当たっているポイントがあり、見てみるとベイトが結構いる。ここでロッドを振ることにした。
4人それぞれ散らばり、キャストする。30分くらいしてだろうか、先に来ていた隣の釣り人が「来た!来た!」と。海面を見てみると、イカの群れが泳いでいる。すぐに通り過ぎていった。イカは港内にいるようだ。他のメンバーが私の隣にきてキャストする。再び、群れが見えた。その後、Sが「乗った!」との声。上がってきたのは20cm強のヤリイカだった。生かして持ってかえるとバケツに海水を汲み、入れる。
Sによると表層でヒットしたとのこと。着水後、10カウント→ジャークの2回目で来たそうだ。エギに抱きつくのが見えたそうだ。意気消沈していた私、N・SHは俄然やる気が出てきた。その後、群れは現れることがなかった。風が出てきて、反応もなく場所を移動することにした。厩岸壁・北浜岸壁・第一埠頭と見たがイカは確認できなかった。今日は様子見ということで、切り上げることにした。
今回初のエギングで手探りの釣りだったが、やはり難しいかった。さらに実釣方法を研究しなければならいだろう。

−今回のヒットルアー−

ヤマシタ エギステッキ カラー(レッドヘット)