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パソコン実習室
ショートカット キー
   

ショートカット キー

1.ショートカット キー とは

テキストや画像をコピーして別の場所に貼り付ける。このような操作はかなりの頻度で行われているのではないでしょうか。その度にマウスを操作してメニューを表示し、適切な項目を選択してクリックする行為は、作業量が多くなると結構煩わしくなります。

そこでキーボードのキーにそれぞれの機能を割り当てておき、該当キーの操作のみでコピーや貼り付けができれば、省力化・作業効率の向上につながります。このように機能を割り当てたキーをショートカット キーと言います。
ショートカット キーにはコピーや貼り付けの他に、切り取り、選択、アプリの終了、表示位置の変更等、様々な機能があります。

ショートカット キーは多くの場合、複数キーの組み合わになります。
以下では組み合わせるキーを、プラス記号(+)で繋いで表示しています。
例えば 「Ctrl」 キーと 「C」 キーの組み合わせは次のように表示します。
[Ctrl] + [C]
また「Windows」キーは [Win]と表示しています。

ここではwindowsで使える主なショートカット キーを紹介しています。

ショートカット キーは、単に ショートカット または ホットキー とも呼ばれています。
ショートカット キーは、Windows登場前からありました。


2.コピー、貼り付け、選択 のショートカット キー


テキストや画像、ファイル、フォルダーをに対して、コピー、切り取り、貼り付け、選択を行います。
※ ブラウザで表示中のwebページに対しては、選択とコピーのみ可能です。
  ただし、コピーのできないwebページもあります。

キー機能備考
[Ctrl] + [C]コピー選択要素をクリップボード※1にコピー
[Ctrl] + [X]切り取り※2選択要素をクリップボードにコピー後、削除
[Ctrl] + [V]貼り付けクリップボードのデータを貼り付け
[Ctrl] + [Z]直前の操作を元に戻すファイルの移動や削除にも有効
[Ctrl] + [Y]元に戻した操作をやり直す
[Ctrl] + [A]すべてを選択アクティブ ウィンドウ内のすべてを選択
[Ctrl] + [クリック]複数ファイル(フォルダー)のランダム選択再クリックで解除
[Shift] + [クリック]始点〜終点間を連続選択始点を事前に選択しておく
※1 クリップボードはWindowsがメモリ上に用意したデータの一時保管場所です。
  詳細はクリップボードを参照。
※2 ファイルやフォルダーに対する操作では「切り取り」は「貼り付け」とのセット動作になります。
  「切り取り」直後に「貼り付け」ることで移動になります。
  「貼り付け」が行われない場合、「切り取り」はキャンセルされます。

3.作業を楽にするショートカット キー


1回のキーボード操作で「アプリの終了」、「上書き保存」、「ウィンドウの最小化」等が行えます。

キー機能備考
[Alt] + [F4]※3アクティブ ウィンドウの終了ウィンドウのない場合はシャットダウンメニュー表示
[Alt] + [Tab]起動中アプリのプレビュー一覧表示アプリの切り替えは [Alt] を押したまま [Tab]で行う
[F2]ファイル名の変更
[PrintScreen]全画面キャプチャ―キャプチャー データはクリップボードへ格納される※4
[Alt] + [PrintScreen]アクティブ ウィンドウの画面キャプチャ―
[Ctrl] + [N]新しいウィンドウを開くエクスプローラー:現在と同じフォルダーを開く
edge:新規ウィンドウを開く
[Ctrl] + [F]検索ボックスを表示
[Ctrl] + [S]上書き保存未保存の場合、名前を付けて保存を表示
[Ctrl]+[Shift]+[ESC]タスクマネージャーの起動
[Ctrl]+[マウスホイール]拡大・縮小デスクトップではアイコン サイズ変更
[Win] + [Shift] + [S]Snipping Tool(切り取り&スケッチ)起動スクリーンキャプチャー用ツール
[Win] + [E]エクスプローラーを起動
[Win] + [I](Windowsの)設定を開く
[Win] + [M]すべてのウィンドウを最小化
[Win] + [Shift] + [M]最小化したウィンドウを表示
[Win] + [R]ファイル名を指定して実行を表示
[Win] + [←(→)]アクティブなウィンドウを左(右)半分に配置他のウィンドウをクリックすると反対側に配置
[Win] + [↑]アクティブなウィンドウを最大化
[Win] + [↓]最大化されたウィンドウを戻す
※3 パソコンを長時間放置していた場合、キーボード操作に反応しないことがあります。
  また、カレント ウィンドウがデスクトップの場合(アクティブなウィンドウがない、デスクトップを選択
  している)、シャットダウンメニューが表示されます。
※4 ファイルとして自動保存する方法はT.6.キャプチャー・データの自動保存 を参照。
  


4.文字入力のショートカット キー


日本語入力時の文字種の指定を1回のキー操作で行います。
MicrosoftのIMEを対象としていますが、多くの他社製日本語変換ソフトも同じ機能を備えています。

キー機能備考
[F6]全角ひらがなに変換
[F7]全角カタカナに変換
[F8]半角カタカナに変換
[F9]全角英数字に変換
[F10]半角英数字に変換
[Home]カーソルを行の先頭に移動
[End]カーソルを行の末尾に移動折り返された文字列では折り返し点に移動


5.Edge で使う ショートカット キー


Edgeでホームページ閲覧中に、気になる言葉を検索したり、お気に入りへの追加・表示、表示中のタブを複製、先頭(末尾)へ移動等を行います。
※ これらの機能は Edge のアドレスバーや、タブの右クリックメニューでも選択できます。

キー機能備考
[F3] or [Ctrl]+[F]ページ内の検索検索ボックスを表示
[F5] or [Ctrl]+[R]最新の情報に更新現在のページを再読込
[Alt] + [E or F]設定メニュー表示
[Ctrl] + [D]お気に入りに追加現在のページをお気に入りに追加登録
[Ctrl]+[Shift]+[O]お気に入りを表示登録済のお気に入りを表示
[Ctrl] + [H]閲覧記録を表示閲覧記録は設定で削除(クリア)可能
[Ctrl] + [N]新しいウィンドウを開くEdgeをもう一つ起動する
[Ctrl] + [P]現在のページを印刷
[Ctrl] + [T]新しいタブを開く
[Ctrl]+[Shift]+[K]タブを複製新しいタブで同じサイトを表示
[Ctrl]+[Shift]+[T]閉じたタブを再度開くEdge再起動後も有効
[Ctrl]+[+, -] or
[Ctrl]+[マウスホイール]
拡大・縮小
[Ctrl] + [0(ゼロ)]拡大・縮小をリセットズームを100%に戻す
[Home]ページの先頭を表示
[End]ページの末尾を表示
[Ctrl]+[Shift]+[U]テキスト部を音声で読み上げるアドレスバー下部の音声コントローラーで、一時停止/続行・段落の移動・終了を行います。
[Ctrl] + [U]ページソースの表示表示しているページのソースコードを表示


6.キャプチャー・データの自動保存


[Print Screen]、あるいは[Alt] + [Print Screen]の操作で画面キャプチャーのデータはクリップボードに格納されます。
※ [Print Screen] キーは、キーボードの種類によって [PrtScr] とも表示されています。

キャプチャーした画像データをファイルとして保存するには、クリップボードのデータを画像編集アプリに貼り付けてから保存する必要があります。

この手間を省いて、キャプチャー操作のみでファイルとして保存する方法があります。
キー操作に[Win]キーを追加することで、キャプチャ―した画像データをファイルとして自動保存できます。

操作するキー、キャプチャ―範囲、ファイル保存場所は以下の通りです。
キーキャプチャ―範囲保存フォルダーとファイル名
[Win]+[Print Screen]全画面《ピクチャ》-《スクリーン ショット》
スクリーンショット(一連番号).png
[Win]+[Alt]+[Print Screen]アクティブ ウィンドウ《ビデオ》-《キャプチャ》
ファイル(パス)名+保存日時.png

※ [Win]+[Print Screen]操作の場合はクリップボードにも格納されますが、
  [Win]+[Alt]+[Print Screen]の操作ではクリップボードには格納されません。

※ [Win]+[Alt]+[Print Screen]は Xbox Game Bar の機能を拝借しているようで、画像ファイル保存時に
  下記メッセージが出ますが、無視して差し支えありません。
  『スクリーンショットが保存されました』




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