健康のお話

         ☆食生活を見直しましょう

高コレステロール血症や動脈硬化には日常の生活習慣が深く関係しています。閉経に伴うコ
レステロールの上昇は、いわば女性の宿命ともいえるものです。
しかし、ライフスタイルの改善により、コレステロールを減らしたり高血圧を予防することで、動
脈硬化の進行を遅らせ、血管の老化を防ぐことは可能です。
●ホルモンバランスの乱れがコレステロールの異常を引き起こします。
それでは、ちまたでよく耳にするコレステロールとは何でしょうか?
コレステロールは体内の脂肪成分の一種です。どうみゃくこうかを促進することから、健康に対
して悪影響を及ぼす”悪役”のイメージばかりがクローズアップされがちですが、一方で、コレス
テロールは人体の細胞やホルモンの材料となったり、食物の消化・吸収に必要な胆汁酸の原
料となるほど、生命を維持するためにかかせない物質でもあるのです。コレステロール値が多
いとなぜよくないのでしょうか?悪玉コレステロール値が高い状態が続くと、からだの中のいろい
ろな動脈に動脈硬化が起こり、しだいに内側が狭くなって、血栓などでつまりやすくなります。
すると、全身の臓器に酸素や栄養が十分に行きわたらなくなり、細胞に障害がおこって、狭心
症や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気を引き起こすことになります。
●コレステロールを調節するための10ヶ条
@食べ過ぎは禁物です。
食べ過ぎや肥満は、LDLコレステロールや中性脂肪を増加させ、HDLコレステロールを減少さ
せて、動脈硬化を引き起こす原因となります。
A動物性脂肪はひかえましょう
動物性脂肪(固型)にはからだの中のコレステローールを増やす性質があります。動物性脂肪
1に対して植物性脂肪や魚類の油(液状)を2の割合でとることをおすすめします。
Bコレステロールの多い食品は控えめにしましょう
コレステロールを多く含む卵の黄身やたらこ、レバーなどの内臓のとり過ぎに注意しましょう。
特に、卵は1日1個までとします。
C甘いものはほどほどに・・・
甘いもの(糖分)をとり過ぎると、中性脂肪が増え、HDLコレステロールが低下します。
D食物繊維を多くとりましょう
食物繊維には、腸管からのコレステロールの排泄を促すはたらきがあります。
Eビタミンを多くとりましょう
LDLコレステロールは酸化されると動脈硬化をおこす原因となります。酸化を防ぐ働きのある
ビタミンEやβーカロチンなどを多くとりましょう。
F食事はゆっくりと
早食いは大食いのもとです。ゆっくり、よく噛んで食べましょう。
Gアルコールはほどほどに
1日に、清酒は1合、ビールなら1本までとしましょう。なお、中性脂肪の多い人はこれより減ら
してください。
Hたばこはやめましょう
喫煙はHDLコレステロールを低下させます。
I適度な運動を習慣づけましょう
早足歩行などの適度な運動を毎日続けると、中性脂肪を減らし、HDLコレステロールを増やす
効果があります。



  ☆あなたの更年期をチェックしてみませんか?
     (現在、医療機関で活用されている更年期障害の自己チェックシートです。)
    
  ☆更年期障害セルフチェックシート

強・・家事や仕事に大きな支障が出ている、又は全くできない。
中・・家事(や仕事に支障が出る。
弱・・家事や仕事をすることに特に問題は無し
無し・・全く症状は無し。
症状
点数
@顔がほてる
10
6
3
0
A汗をかきやすい
10
6
3
0
B腰や手足が冷えやすい
14
9
5
0
C息切れ、動悸がする
12
8
4
0
D寝つきが悪い、眠りが浅い
14
9
5
0
E怒りやすく、イライラする
12
8
4
0
Fくよくよしたり、憂鬱になる
7
5
3
0
G頭痛、めまい、吐き気がある
7
5
3
0
H疲れやすい
7
4
2
0
I肩こり、腰痛、手足の痛みがある
7
5
3
0
合計
                 
                
更年期指数の自己採点の評価法
0−25点
上手に更年期を過ごしています。
日頃から規則正しい食事や適度な運動を心がけましょう。
26−50点
注意が必要です。食事や運動など日頃の生活に気をつけて無理
な生活をしないようにしましょう。
51−100点
専門の医療機関を受診し、積極的に治療を行う必要があるよう
です。お大事にしてください。

    ☆デトックス☆

最近、デトックスという言葉をよく耳にしますがデトックスつまり解毒とはなんなんでしょう?
現代は、環境汚染や食品添加物等さまざまな理由から身体に悪い影響のある物質が取り込まれています。そこで体内に蓄積された毒素を体外に出し、身体が本来持つ力を取り戻して健康増進を図るという考え方なんです。
ここで毒素の出口というのは便、尿が主なんです。他にも汗、爪、毛髪等あります。いかによく毒素を排出するかは排便、排尿が重要なポイントになってきます。

しかし、日本人の8割は便秘だと言われています。もちろん自分では気づいていない人も含めて・・・・。今更ながら便秘はからだによくありません。髪の毛はぱさぱさになり、肌はぼろぼろになります。
腸は第二の脳とも言われています。ストレスを感じたりすると下痢になったり便秘になったりしますよね。
そこで自分でできる簡単デトックスとは水分補給、生活リズムの改善、などがあります。1日に1,5〜2gの水を飲む必要があります。硬度が高いほうがお勧め。
他にも、血行をよくし、汗とともに老廃物と毒素を排出するお風呂もお勧めです。なので岩盤浴もデトックス効果が高いんです。
デトックスの効果は、老化予防、ダイエットの成功率の上昇、美肌効果、むくみ・冷え性・肩こりなどの解消、生活習慣病の予防、風邪などが引きにくくなる、アレルギーを起こしにくくなる、便秘解消、不眠解消、ストレスがたまりにくくなるなどたくさんの効果があります。

     ☆骨粗鬆症☆

【骨粗鬆症とはなんでしょう?】
長年の生活意習慣等により骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすくなっている状態の事を言います。
寝たきりの原因の第一位が脳卒中、第二位が老衰、第三位が骨粗鬆症による骨折であることから高齢社会が抱える問題の1つとなっています。

【骨粗鬆症の危険因子は?】
1、遺伝に関係するもの
(閉経の時期、痩せ型、家族歴)

2、生活の仕方に関係するもの
(偏食、運動不足、アルコール・コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足)

3、病気に関係するもの
(胃切除、糖尿病、甲状腺機能亢進症、高カルシウム尿症、副腎ステロイド投与、腎不全等)
です。以上の中には避けられないものもありますが、できるだけ危険因子を減らしていくように心がけましょう。

【予防するには?】
骨粗鬆症を予防し、骨を強くするための三原則とは、
カルシウム摂取を意識した食事適切な運動、そして日光浴です。


      ☆風対策☆


朝晩だいぶ涼しくなってきました。今頃から風邪をひきやすくなってきます。
そこで、!!

日常生活のケアで風邪を予防する!!
「風邪をひかないのが、風邪の最大の治療法」という言葉もあるように、風邪はかからないための予防法が何よりも重要です。そのためには、日常生活の中で風邪の原因となるウィルスの感染から身を守ることと、からだの抵抗力や自然治癒力を高めておくことが肝心です。

■外出先で
1、人ごみをなるべく避ける
2、マスクをする
3、厚着・薄着の上手な調節
4、雨や雪に濡れない

■帰宅したら
5、うがいをする
6、手を洗う

■屋内で
7、適度な温度や湿度を保つ
8、換気をする
9、十分な睡眠をとる
10、栄養バランスに気をつけ、ビタミン補給!!

■食事、その他で
11、たっぷりと水分補給
12、禁煙、減煙をする


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