HOME  和裁教室  ビーズ 








末摘む花 (紅花)



エジプト原産のアザミに似たキク科の植物で、「紅花」の事。花弁の先を摘んで染料として用いた事から、「末摘む花」とも呼ばれました
植物染料の中でも花の部分を染料にするのはこの紅花ぐらいで、唯一咲いている状況と染まる色が一致しています。

紅花は染料として用いられるほか、画料としてや、口紅などの化粧料、又漢方薬としても用いられます。
紅花の洋名は「サフラワー」と言い、紅花の種子から抽出される食用油をサフラワー油と言います。

別名を「呉藍(くれのあい、くれない)」とも言い、これは「呉」の国から来た「藍」と言う意味で、「藍」は染料と言う意味です。
ここから紅染めの色を「紅(くれない)」と言うようになりました。

紅花染めの布は虫除けの効果が有り、血液の循環も良くなると言われる事から、子供の産着や女性の下着用にも用いられました。 

(吉岡幸雄著「色の歴史手帳」、社団法人日本流行色協会監修「日本伝統色・色名事典」を、参考にしました)   


HOMEへ戻る