G−50の内部の紹介
  40年前の無線機とは思われない程、内部は綺麗です。錆は少しあるだけで大きな錆はありません。強いて言うと電源トランスの錆が最も多い。

ケースを外し、後ろから見たとき
中央に電源トランス、左側にチョークコイル、右側に整流管双2極管5U4GB、その後ろのトランスが変調トランス
を兼ねたAF出力トランス。
底面より見た写真でシールドBOXは、送信VCO部
左側になすび管は、AFアンプの6L6GB、その上が終段6146である。
送信のVCOのバリコンが見える。
バリコンの直ぐ下の右側の真空管は、6AU6で送信のVCOと3逓倍を行っている。
その直ぐ左隣の真空管が6AQ5で2逓倍増幅部です。
写真中央下部にある真空管は、12AX7でマイクアンプ(送信時)とAFアンプ(受信時)です。
右下が受信用VCOバリコン
少し判りにくいですが、右上のスピーカーの直ぐ下に2つの真空管があります。
写真の上側が、6AV6で検波とAVC保護回路と初段のAFアンプです。下側が6AL5でANLとSQL回路です。
中央のシールドされている真空管は、6BH6で455kcのIFアンプです。
IFT群で、強大な電コンの直ぐ右隣のシールドキャップ内の真空管は6BE6第二混合回路です。
左より、整流管、チョークコイル、大容量電コン
右上の小型でシールドキャップのある真空管が6BZ6で、受信のRFアンプです。
その直ぐ下の同じくシールドキャップ内にある真空管は6U8で第1局発と第1混合回路です。
送信のVCOバリコンその直ぐ横の真空管で、VCO回路、3逓倍回路、2逓倍回路です。
終段6146とタンク回路部です。