平成23年9月議会 代表質問 10月6日
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◇ 午後 １時００分 再開
○津嶋恭太議長 休憩を閉じ、これより本会議を再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を行います。
それでは、未来会議守口を代表して、福西議員から質問を受けることといたします。
福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕（拍手）
次に、守口市のあり方についてお尋ねいたします。
市長は、基礎自治体の処理する事務の範囲は拡大し、住民に身近なところでそれぞれの地域に応じた独自の施策を展開していくことが求められると述べておられます。ところが、市長選挙に際して、ワン大阪が必要である、ワン大阪で強い守口をつくっていきたいと訴えておられました。そこでお伺いいたします。そもそもワン大阪とはどのような中身であるのか、わかりやすく説明してください。そして、そのワン大阪が私たち守口市民にどのようなメリットをもたらすのか、具体的にお示しください。その上で、所信表明で住民に身近なところでそれぞれの地域に応じた独自の施策を展開していくと述べられていることと矛盾はしないのか、説明してください。
答弁
○西端勝樹市長
次に、守口市のあり方についてでございますが、ワン大阪につきましては、大阪府内の広域行政の権限を一元化といたしますことにより、行政の効率化が図られるとともに、大阪全体の経済の活性化につながり、大阪市に隣接する本市の市民の皆様にとってもメリットがあると考えております。また、教育、福祉、まちづくりといったきめ細かな住民サービスが必要な施策は、地域に一番身近な基礎自治体によって推進されるべきものであり、今まで以上に住民ニーズに合致した独自施策を、基礎自治体の長として展開していかなければならないと考えております。
○４番 福西寿光議員 ただいまの答弁、本当に不十分な答弁でございます。もう時間の関係もございますので、次の再質問に移りたいと存じます。
まず、守口市のあり方について質問させていただきました。その中で、ワン大阪とは一体どういうものであるのか、そしてまた守口市民にとってどのようなメリットがあるのかという質問をさせていただきました。答弁の中では、ワン大阪にすることによって、大阪府全体の経済の活性化につながるとありましたが、なぜ活性化につながるのか、明確な説明がありません。そしてまた、なぜ守口市にメリットがあるのか、またどのようなメリットがあるのか、このことを、やはり市長は公約として掲げておられましたので、もう少し明確に示していただきますようお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 都構想の大きな柱は、広域行政を現在の大阪府のエリアで一本化する、大阪市内に公選の首長を置き、住民に身近な行政サービスを担わせるというものと理解いたしております。広域行政の一本化は、広域行政にかかわる財源を一つにまとめて、大阪全体のグランドデザインのもとに財源を集中して、大阪全体のＧＤＰを上げるものです。つまり、世界での都市間競争に打ち勝つことで住民の所得を上げ、各市町村の税収を上げることだと理解いたしております。どうぞよろしくお願いをいたします。
○津嶋恭太議長 福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの答弁でありますが、私は、ワン大阪を実行すればなぜ経済が発展するのかということをお伺いしました。今、答弁の中でＧＤＰが伸びるというような答弁がありましたが、だから、なぜＧＤＰが伸びるのか、そしてそれがこの守口市民にとってどのようなメリットをもたらすのか、この点をわかりやすく、はっきりとお示し願いたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 二重行政がなくなることにより無駄がなくなるため、大阪の収入が上がる、そして守口もよくなるというところでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 今の御答弁をお伺いしておりましても、なぜＧＤＰが上がるのか、そういった点が非常に不確かでありますし、私は、この守口の市民にとって何のメリットがあるのか、このことをやはりはっきりとお示し願いたい。
例えば、大阪維新の会のホームページの政策欄をのぞいてみます。「大阪都構想について」というところには、次のように記述がありました。大阪都構想は、大阪市以外の衛星都市の住民にとっては直ちに住民サービスの何がどう変わるのか、そういう議論ではありませんとなっております。改めてお伺いいたしますが、ワン大阪になれば、守口市民にとってどのようなメリットがあるのか、お答えください。
○津嶋恭太議長 西端市長に申し上げます。答弁できますか。西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 二重行政が解消されることにより、効率化により大阪全体の活性化につながると考えられることから、本市にとっても当然メリットがあると考えております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいま御答弁をいただきました。二重行政が解消されて大阪全体がよくなる、だから当然守口市もよくなると。なぜ当然よくなるのか、ここを説明していただきたい。そしてまた、どういう点にメリットがあるのか、このことを明確に示していただきたい。
先ほども申し上げましたが、大阪維新の会のホームページの中でも、私たち大阪市以外の衛星都市の住民にとっては、直ちに住民サービスの何がどう変わるのか、そういう議論ではないというふうに明記されておるにもかかわらず、今市長が御答弁いただいた内容では、当然守口市民にメリットがあるということですので、その点は一体どんなメリットか、このことを明らかにしていただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 大阪市と大阪府が一元化されることによりまして、大阪市、大阪府下全体の景気が上がるということで、その衛星都市である守口市も個人所得がふえ、メリットがあると考えております。
○津嶋恭太議長 市長にこの際申し上げます。守口市民にとってのメリットは何かということですし、所得が上がるということもありましたけれども、そのことについてなぜそうなるかということでの質問になりますので、その点を踏まえた答弁をお願いしたいと思います。
暫時休憩いたします。
◇ 午後２時０３分 休憩
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◇ 午後４時３６分 再開
○津嶋恭太議長 休憩を閉じ、これより本会議を再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を行います。
この際申し上げます。本日の会議時間は、議事の都合により、午後７時まで２時間延長いたします。
それでは、休憩前の福西議員の質問に対し答弁を受けることといたします。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 本会議の貴重なお時間をおかりいたしまして、大変申しわけございません。
先ほどの福西議員の質問に対する答弁でございますけれども、大阪広域行政を一本化することにより、大規模な二重投資を避け、無駄がなくなり、効率化が進み、大阪全体の活性化につながると考えております。その結果、守口にとっては、直ちに住民サービスが変わるものではありませんが、メリットがあると考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまちょうだいいたしました市長の御答弁ですけれども、直ちに住民サービスが変わらないが、メリットがあると。一体どんなメリットがあるのか、住民サービスが変わらないメリットというものは一体どんなものなのか、これをやはり具体的にお示しを願いたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 同じ答弁になりますけれども、大阪の広域行政を一本化することにより、大規模な二重投資を避け、無駄がなくなり、効率化が進み、大阪全体の活性化につながると考えております。その結果、守口にとっては、直ちに住民サービスが変わるものではありませんが、メリットがあると考えておるところでございます。
○津嶋恭太議長 西端市長に申し上げます。全く同じ答弁でありましたし、また具体的なメリットについてということでありますので、その点を受けとめていただきまして答弁を願いたいと思います。西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 同じ答弁になるかもわかりませんけれども、日本がよくなれば大阪もよくなる、大阪がよくなれば守口もよくなるということでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの答弁でございますけれども、大阪がよくなれば守口がよくなるという、その因果関係を明確に説明されておられないのではないでしょうか。そして、先ほど来から、直ちに守口市民のサービスは変わらないがメリットはあると、これは一体何なのかということをお尋ね申しているところでございますので、市長におかれましては真剣に御答弁いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 私の考えは同じでございまして、日本がよくなれば大阪がよくなり、そして大阪がよくなれば守口もよくなるというところでございます。よろしく御理解をお願いします。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの御答弁でございますけれども、まるで風が吹けばおけ屋がもうかる、明確な理論のない中での御答弁であります。私が知りたいのは、一体ワン大阪によって私たち守口市民の生活がいかによくなるのか、いかにメリットがあるのか、このことをお尋ねしているだけでございますので、具体論でお答えをいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 先ほどと同じ答弁になりますけれども、日本がよくなれば大阪がよくなる、大阪がよくなれば守口がよくなるということでございます。
○津嶋恭太議長 市長に再度申し上げます。同じですね。質問の観点は変わってますし、また明確な、ワン大阪によって市民にいかにメリットがあるのかということでの質問ですので、それに対する答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 ワン大阪になれば、二重行政がなくなり、市民の皆様方にもメリットがあると考えております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 市長は、ワン大阪、こういうことを訴えて今回の市長選挙に当選をなされました。それは守口市の市民に対する大きな公約の一つではなかったのかなあというふうに私は思っております。そうであるならば、ワン大阪が一体守口市民にとってどのようなメリットがあるのか、このことを具体論で示すのが当然ではないかというふうに私は考えております。
今の御答弁を聞いておりますと、いささか有権者をばかにしたような答弁ではないのか、私はそのように感じております。どうか市長におかれましては、私たち守口市民がどのようなメリットを受けるのか、明るい展望が開けるのか、このことをぜひとも真摯なお言葉で御答弁願いたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 私は、選挙期間中も、市民の皆様方に大阪都構想を、大阪維新の会の推薦をいただき、訴えてまいりました。それは、二重行政がなくなれば無駄が省けるという訴えをさせていただきました。そうしましてメリットがあるということでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの御答弁でございますけれども、一般に二重行政という場合、大阪府と大阪市の二重行政、この解消を言われております。しかしながら、これが私たち守口市に当てはまるのかどうか。私は、そういう議論にはなっておらないのではないかというふうに考えております。
そして何よりも、大阪都構想を導入すれば大阪市民の生活がよくなるということを私は聞いておりません。守口市民の生活がどのようによくなるのか、どのようなメリットがあるのか、このことを具体に説明していただきたいと先ほど来から何度も再質問をさせていただいております。どうか市長におかれましては真摯な対応をしていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 大阪の広域行政を一本化することにより、大規模な二重投資を避け、無駄がなくなり、効率化が進み、大阪全体の活性化につながると考えております。その結果、守口にとっては直ちに住民サービスが変わるものではありませんが、メリットがあると考えておるところでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 今の御答弁、先ほど来から何も進展していない答弁を繰り返されておりますが、市長は、この選挙に際しても、守口市の基本計画、これに対して大阪都構想、ワン大阪で肉づけをしていくというふうに市民の皆様方に訴えておられたと思います。肉づけをしていく、ワン大阪で守口を強くしていくということは、具体的なメリットがあってこその訴えだと私は思います。どうかその具体的な訴えの中身をこの場でお示しをいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 大規模な二重投資を避け、無駄がなくなり、効率化が進み、大阪全体の活性化につながると考えております。その結果、守口市にとっては、直ちに住民サービスが変わるものではありませんが、メリットがあると考えておるところでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの御答弁でございますけれども、私が先ほどお伺いいたしましたのは、守口市の総合基本計画にどのような肉づけをされるのかということでございます。市長は明確に、総合計画はすばらしいけれども大阪都構想が入っていない、ワン大阪の理念が入っていない、だからみずからの手で肉づけをしたいと市民の皆様方に訴えておられたのではないでしょうか。今ここでその具体の内容をぜひお示しいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○津嶋恭太議長 答弁、西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 守口市の第五次総合基本計画は、１０年間のスパンで掲げられております。その間にワン大阪になりますと、この肉づけをしていくというところでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの御答弁の内容は、私には全く理解できない内容でございます。私は、総合基本計画に対してどのような理念でどのような肉づけをするのか、大阪都構想、そしてワン大阪でどのように肉づけをしていくのか、このことを聞いております。総合計画のどの部分にどのような肉づけをしていくのか、明確にお答えを願いたいと思います。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 第五次総合基本計画のスパンは、先ほども申しましたように１０年間のスパンでございますので、その間に大阪都構想が実現すれば肉づけをするということでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 市長は、市民の皆様方に、この総合基本計画を大阪都構想、そしてワン大阪で肉づけをしていくというふうに訴えておられました。大阪都構想が実現すれば肉づけをしていく、これは全く本末転倒の話ではないかなというふうに私は思いますので、いま一度お尋ねをいたしますが、市長は総合基本計画の一体どの部分にどのような肉づけをされるのか、明確にお答えください。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 先ほども申しましたように、総合基本計画は１０年間のスパンでございます。この間に大阪都構想が実現できれば、今はまだ構想の途中でございますので、大阪都構想が実現しますれば、また皆様方に肉づけの御相談もさせていただきたい、このように思っております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 今の御答弁でございますけれども、今、私の手元には、守口市長選挙においての公開討論会の議事録がございます。これを一部朗読させていただきます。
西端市長はこのように答えております。基本計画に基づき行っていきたいと思うが、私も申したように、基本計画はすばらしいが、ここで肉づけをしたいと思っている。ワン大阪に向けての肉づけをしていきたい。それは、ワン大阪に向けて強い守口市をつくっていきたいと思っている。
このようにお話をされておるわけでございますので、まず肉づけをすると、それがまず先であるというふうに市民の皆様方に訴えをされておられたのではないでしょうか。今の答弁と非常にちぐはぐになってまいりますので、いま一度市長の答弁を求めます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 いまだ大阪都構想は具体化されておりませんので、具体化すれば肉づけをするということでございます。
○津嶋恭太議長 市長に申し上げます。質問者の趣旨を把握・理解をしていただいた上で的確な答弁をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
福西議員に申し上げます。再質問はございませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの御答弁でございますけれども、市長の記憶を喚起するために、公開討論会の別の部分を朗読させていただきたいと思います。
第五次総合基本計画についてのことでございますが、この計画の中には、私が考えております大阪都構想、橋下知事が訴えておられますワン大阪ということが訴えられておりませんので、今後は、この選挙の結果において、この大阪都構想の具体的な肉づけがこの中には必要でないかと思っておりますと、このように述べておられますので、今朗読したことによって市長の記憶も喚起されたのではないかと考えますので、正確な御答弁をお願い申し上げたいと存じます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 先ほども申しましたように、大阪都構想がまだ明確に出ておりません。大阪都構想が実現しますれば、これを肉づけすると申し上げております。
○津嶋恭太議長 暫時休憩いたします。
◇ 午後５時００分 休憩
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◇ 午後６時２７分 再開
○津嶋恭太議長 休憩を閉じ、これより本会議を再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を行います。
この際申し上げます。本日の会議時間は、議事の都合により、午後９時まで２時間延長いたします。
それでは、休憩前の福西議員の質問に対し答弁を受けることといたします。西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 本会議の貴重な時間をちょうだいしまして、大変申しわけございませんでした。
現在、大阪都構想につきましては大阪府、大阪市、堺市を中心に議論をされていますが、今後におきましては、それ以外の市町村もさらに広域連携を推進するとされておりますが、その議論を見定め、基礎自治体の守口市としての議論を重ねていかなければならないと認識をいたしております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 大阪都構想について議論を重ねていただくことは大いに結構だと思います。しかし、議論を重ねた上で市民に公約を示すのが本来の筋であるというふうに私は感じます。政治家として、まして市長としての言葉にもっと責任を持つべきであります。
また、ワン大阪について、市長はメリットがあると答えられました。そのことに対して、私は守口市民の立場から、守口市民にとってどんな具体のメリットがあるのかを真摯に質問してまいりました。しかし、市長は、質問の趣旨とはほど遠い、全く的を射ない、ほとんど同じ言葉の繰り返しの答弁に終始されておりました。私たち議員も、市民の負託を得て質問しているということをしっかりと理解するべきであります。市長の態度は、議会を、ひいては市民を愚弄するものであると申し述べて、次の再質問に移らせていただきます。
教育問題について再質問をさせていただきます。
私は、教職員が子どもの教育に専念できるような体制をつくることが大切であると申し上げました。このことにより、教師の本来の仕事である授業に力を注ぎ、守口の子どもたちの学習指導に効果を発揮していくことができるからであります。この点に関しまして市長は、行事等で学校支援を行っている地域コミュニティーや保護者との連携を深めていくということでありましたが、守口の子どもたちの学力保障に効果があると本当に考えておられるのか、再度答弁を求めます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 教職員がその教育活動中に専念できるためには、さまざまな行事や子どもたちの見守り活動などの学校支援を行っていただいている地域コミュニティーや保護者などの連携をより深めていくことが、このことが子どものためになると考えております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 ただいまの市長の答弁でございましたが、また答弁の繰り返しをされておられます。私がお聞きしたいのは、教職員が子どもの教育に専念できる、そういう体制をつくっていくことこそが守口の子どもたちの学力保障に効果があるのではないか。そういう意味で、市長がおっしゃった行事等で学校支援を行っている地域コミュニティーや保護者との連携を深めていく、このことが子どもたちの学力保障に効果があると私は思えない、そういう立場で質問させていただきましたが、市長は、今お答えをいただいたことで、守口の子どもたちの学力が向上するというふうにお考えなのでしょうか、お答えください。
○津嶋恭太議長 答弁、西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 先ほどの御質問でありますけれども、教職員以外に、特別教育支援員、また学習支援サポーターなどに今守口市では活動していただいております。そのことにおいて、先生方におきましては授業に専念できると考えております。
○津嶋恭太議長 福西議員に申し上げます。再質問はありませんか。福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 現在教職員の皆さんは、いろいろな雑事に追われたり保護者対応を迫られて、なかなか子どもと真剣に向き合う時間がとりにくいという現状でございます。そういうことで、やはり守口市の教育力の向上のためにこれからも力を注いでいただきたいというふうに真摯に訴えさせていただいて、次の質問に移らせていただきます。
私の質問の後段で申し述べました出直し市長選挙のことについてでございます。市長は、議員報酬と議員定数を削減できなければ出直し市長選もあるとの発言をされておられますが、今回、議員提案でこの議案が提出されております。この中身につきましては議会活性化特別委員会で議論されることになっておりますが、万が一ここで否決された場合、市長は、就任直後にお答えになったように、出直し市長選挙もあり得ると考えておられるのか、答弁を求めます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 状況次第で出直し選挙もあるということでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 市長は、選挙の中で、議員定数の削減並びに議員報酬の削減を公約として訴えておられましたが、今回のこの定例会におきましては、議員提案という形でそれが提出されました。そして、この中身については特別委員会で議論されることになるわけでございますが、市長が就任直後におっしゃっておられましたように、例えば、今回議員提案ではありますが、この議案が否決されれば、出直し市長選挙もあると考えておられるのでしょうか。状況次第ということは、そのことを指して私は質問をさせていただいておりますので、よろしく御答弁をお願い申し上げます。
○津嶋恭太議長 西端市長。
〔西端勝樹市長 登壇〕
○西端勝樹市長 それは議論のいろいろな中身を私も考えさせていただき、その状況においては出直し選挙あるということでございます。
○津嶋恭太議長 福西議員。
〔福西寿光議員 登壇〕
○４番 福西寿光議員 私が今回再質問させていただきました内容は、すべて市長のお言葉を、その内容を精査するために質問をさせていただきました。市長におかれましては、もう少し自分の言葉に責任を持っていただきたい。そしてまた、真摯に御答弁をお願いしたいと思います。
これからのさまざまな行政課題については、各委員会、それからまた今後開催されます定例会等で議論を深めさせていただきたいと思いますので、どうか市長におかれましては、議員並びに市民を愚弄することのないように真摯に対応していただけることをお願い申し上げまして、私の再質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。（拍手）
○津嶋恭太議長 以上で福西議員の質問は終わりました。
午後6時41分 延会
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