ケーキ・パン

西荻のケーキは「こけしや」と「それいゆ」が良いが、ほとんどの店はクリスマスケーキの域を脱していない情けない状態。しかし「WATER BLUE CAFE」の出現によって一気に都心店の頂点と並ぶレベルになった。そこにアティスウェイが堂々開店し、この2店によって都心並みの域に達したかに思われる。
パンは食パンやあんぱんクリ−ムパンなど伝統的パンはどの店も賞賛に値する、またその延長上にある「リスドウル」はすべてに於いて他の追随を許さないが、個人的には、主婦の作る「ふぁん」「ぐーちょきぱん屋」の家庭の味がお好み。大手パンメーカーの食品添加物が問題になっている昨今、その活躍は頼もしい。フランスパンなど10年20年程度の日本における食材としての歴史の浅いものは味がわかっていない(私も、作る人も)ようである。
個人的に買うのは、ケーキはウォーターブルーかゴッツエ(惜しまれつつ2004年閉業)。パンはアンセン、ふぁん、ぐーちょき、sam's cafe、旭屋です。

南口

こけしや(*)

南口左手行き道路わたる30秒が本館。別館は並びの富士銀行裏。西荻で最初にコーヒーを飲めた(昭和24−5年か?)のがおそらくこの店。ネルのドリップで淹れた濃いこくのあるコーヒーを厚手の重いコーヒカッップでだしてくれた。今は本館の2階に当時のおもかげを幾ばくか忍ぶことが出来る。ケーキも中央線ではおそらく最初に売り出した。現在コーヒーはいけない(はっきり言って不味い−煮詰まっているのがコーヒーの旨味と勘違いしているようだ)がケーキも決してほめられない全て(*)のレベル。北口に「銀座コージーコーナー」という素晴らしいケーキーチェーンが進出。昔ながらの味に頼っていては、「西荻村民」の支持を失う。昔からの伝統の素朴な味ということで・・・エクレア200円とクッキーか。ブランデーケーキ、クロワッサンもまあまあだが、とにかく「古い」「ぼけている」ということか。西荻村民の誇りであったこけしやの奮起を望む 98.11.28 99.5.30 12・10.26

それいゆ(喫茶・ケーキ・軽食)(***)

南口こけしや新館横。総てのものに「良い材料で美味しいものを」と言う造り手の良心を感じる。時間をかけた水だしコーヒー、ミルクたっぷりの紅茶、心のこもったケーキは日替わりが多いがパンプキンは定番、食べてみればいかに丁寧に作られているかが分かる。ほとんどのケーキの大きさが他店の3倍は有るが味・コクは凝縮されているのでランチの後のデザート等にはきつい。ポットサービスのアールグレーなどで食するのがベスト。チョコレートケーキ300円(***)も苦みと甘さのバランスがとれた逸品。美味しい軽食の数々。細やかな心遣いの客あしらい。姉妹の40年に亘る日々の積み重ねは西荻の歴史。「西荻の誇り」のベストに揚げられるが、名店であることを感じさせないくつろげる店。名店中の名店。99.6.19

リスドォル・ミツ(パン)(***)

南口富士銀行並び30秒。私の小さい頃は栄喜堂パン屋といっていた。毀誉褒貶あるが、とにかくすべての品が他店より明らかに!!格段に!!美味いのだから仕方がない!!(***)99.5.5 あんぱん130円(***)と究極のあんパン200円(***)は傑作。努力・執念には脱帽。「憎まれっ子、世にはばかる」などと思うのだったら、爪の垢でも煎じて...ではなく..パンのかけらでも舐めて自分のパンと比べてみて欲しい。99.4.29

bobori

ぼぼり(アイスクリーム)(***

南口大通り新星堂交差点先1分右側。BOBOLIとはどういう意味かわからぬが荻窪にもあるという。種類は豊富。すべてナチュラルな味わいで食後感のさわやかさ(***)。とにかくこんな美味しいさわやかなアイスは生まれて初めて。ミルクイチゴ、パッションフルーツなど試してみて下さい、ショコラ、バナナ、レモンカルピス、抹茶、ライチ、コーヒー牛乳、チョコミント、トロピカルフルーツ、ほおづきなど種類は豊富。脂肪、砂糖は通常のの1/3、無農薬や有機栽培の果物を使用しているのでヘルシーというのが食感で分かる。シングルコーン350円。ダブルコーン390円 99.5.8 99.4.20  boboliのホームページが出来ましたhttp://www.boboli-i.com 12.6.30

アンセン(パン)(***)

西荻南3−18と19の間の路上(大熊産婦人科そば)で毎週木曜日3時より販売。昭和46年(1971年)に、現在マクドナルドのある高架線下に出来た。親会社の不動産会社が傾いたので、親会社から分離、喫茶「それいゆ」のそばに小さな店舗を開店するが、6年ほど前に閉店し、現在は藤沢で営業を続けている。

アンセンの路上販売 アンセンの店舗跡

西荻では上記の時間のみ販売。リスドールが「和風」の頂点とすれば、アンセンは「洋風」の頂点。店主自慢のフランスパンの皮はパリパリすぎず。中身は堅からず柔らかすぎず、粘りすぎず、乾きすぎず、旨味と香りも適切。一言で云うとすべてのポイントが絶妙のバランスで保たれている。良く炊けた「コシヒカリ」のご飯を想像してしまいます。食パンも同様、繊細で軽やか。ブドウパンは食べ出すと止まらない。あんパンなどの菓子パンは、皮が洋風だが、その皮がおいしい。勿論中の餡やクリームも良くできている。電話0466−27−2510 西荻の人は「アンセン」の事は、私が云うまでもなく誰でも先刻承知、皆さん良く知っています。それほど美味しいのです。12.10.5

あのアンセンが5月22日伏見通りに開店

引き売り専門?のパン屋さん「アンセン」が5月22日開店。場所は北口伏見通り吉祥寺方向右側レンタルシップ右折れ左側。以前のアンセンとそんなに変わらない広さです。店の後ろがパン工場で、藤沢のお店は閉めて来たそうです。当分休みなしで夜の7or8時くらいまで営業とのことです。
13.5。27







旭屋(パン・駄菓子)(**)

南口線路沿い荻窪方向3分右側。小さな駄菓子屋さん。看板には「栄喜堂」とあるが、以前は確かにリスドオルの「栄喜堂」から仕入れていたが今では「埼玉の栄喜堂」から入れているそうだ。あんパン100円、ジャムパン100円と仕入れ商品はまあまあだがサンドイッチ(**)コロッケパン150円(**)ホットドッグ150円(**)はおばちゃんの手作りで素朴でナチュラルな味が素晴らしい。99.5.1

ダンディ・リオン(ケーキ)

大通り下って5分右側。甘味を押さえたナチュラルな味でデコレーションに凝っている。クリーム物が得意なケーキ屋さんと見た。マロンクリームも得意なようだ。99.1.18

ぐーちょきパン屋(***)

南口果物や入って直進5分、鮨「さかと」右折れすぐの左側マンション101号。火、木、土の正午から。マンション1Fのパン屋さん。入口の玄関に並べてある。始めてから3年経つと言うが、パンフレットを引用さしていただくと「安全な材料で作るお母さんの焼きたてのパンです。目指しているのはくせのない、素材の味の生きている、小麦粉の香りのするパンです。もちろん添加物は使いません。以前は自分でパンを焼いていたけれど、仕事が忙しくなったとか、子供達が大きくなったとか、いろいろな理由で今は焼いていない方。お母さんの味が懐かしい方。どうぞ味わってみて下さい。どのパンも配合がそれぞれ違います。小麦粉と水だけのパンから卵やバターのタップリ入ったパンまでいろいろです。アレルギー、持病のある方は、内容を聞いて下さい。一人で作っていますので、一日に沢山できません。でも種類はいろいろありますので、お気に入りのパンやお菓子がありましたら、どんどんリクエストして下さい。必ず作ってお待ちしています。お気軽に予約して下さい。」食パン。ブドウパンなど極当たり前の素直な味。しかも出来立てで美味しい。「ふぁん・HOME BAKERY」との比較で言うとこちらの方が「やや素朴・自然」。「ふぁん」の方がややおしゃれか。美味さ自体は引き分けとか、好みの問題と言う以前に、両方ともビックリするほど美味い。食べ出したら止まらなくなる。如何に添加物入りが不味かったのか、自然の味が素晴らしいか今更ながら驚く。TEL 3333−9808 13.6.19  99.5.15
北口大通りのハムやさん「もぐもぐ」でも売っています

ヌーベル

ヌーベル(ケーキ・喫茶)(*)

神明通り荻窪方向3分右側。ホットコーヒ300円(*)はケーキに合った味で美味しい。スフレチーズ280円。ショート300円。モンブラン330円。エクレヤ200円いずれも昔ながらの安心できる味。98.11.6  ほとんどが280円くらいで安心して買えるし、サイズも大きい。店の半分は喫茶スペースだがおちつける。99.8.1 かき氷は上にアイスクリームがのって315円。ランチはピラフ類で787円で14:30まで。気軽なご近所のケーキの食べれる喫茶店。12.7.6



kiichigo

ケーキ工房きいちご(ケーキ)(*)

神明通り荻窪方向「昌久」手前右折右側10分。住宅街の中の小綺麗なケーキやさん。8年前に開店。ケーキは勿論クッキー、チョコレートいずれも種類豊富でしかもどれも味は良い。店自体がコンパクトに詰まったギフトのアソート詰め合わせのような店。味・外観、殊に味のオリジナリティに欠けるのと自家用にはやや小粒、しかも価格もそれなりなのが残念。とは言っても基本を押さえた味でケーキ作りに対する情熱が伝わってくる。12.4.18





北口

銀座コージーコーナー(**)

北口真ん前。安くて・大きくて・美味しいの3拍子。サービスも最高。チェーン店でなければ「西荻の誇り」。とにかく素晴らしいの一語だが、何回も買っていると飽きてくるのはどういう訳でしょう。14.3.18

サンジェルマン(パン・ケーキ)(*)

北口さくら銀行横30秒。有名なチエーン店。クッキーはいける。あんぱん130円は皮が甘すぎる。99.4.29

たけちゃん(たこ焼き)

No.189 (2004/07/31 15:22) title:たけちゃんのたこやき Name:さくら
北口ファミリーマート前に夜になるとあらわれるたけちゃん。
にんにく醤油のたれがとっても美味しくて、車を発見するとついつい
寄ってしまうんですよね。
ところが最近のことなのですが、焼きたてのたこやきが熱くて(油の
温度が高いからでしょうか)プラスチックの容器が溶けていることが
あるのに気づきました。 溶けて接触している部分だけよけて食べて
いますが、問題ないのかな?  ちょっと心配です。
たこやきは美味しい(○だこより好きですよ)し、焼きあがるのを待つのも楽しくて大ファンなのですが、容器になにか工夫してくれないかな・・・なんて思ってます。 
(お皿を持参して買う??)

ボンデセール(パン)

高架線下西友ストアー内吉祥寺よりでスーパー内にあるが店舗裏で次々と作っている。あんパンクリームパンなどを試食。99.4.29 パイシュー100円 あんパン110円と安いのが長所か14.1.29


baron

バロン(パン・ケーキ)(*)

女子大通り右側2分。「藤乃木」と言っていた50年以上は続く老舗。和風菓子パンに伝統の味が伺われ、あんパン(*)は皮がしっとりしていて美味しい。クリームパン(*)も昔ながらのカスタードでうれしくなってくる。いずれも100円と安いのがうれしい。99.5.23 99.4.25


3月の羊(ケーキ・喫茶)(***)

上の写真は持ち帰り品の一部です。何が幾らだったのか分かりませんが、レシートの金額は以下です・・・¥400(チーズケーキ)¥420(珈琲)¥315¥280¥400¥400¥315¥630¥400¥380¥105¥105¥168¥336¥210¥147¥262合計¥4600

西荻北口大通り喜多屋先路地左折れ。駅4分。
西荻北3−31−13−103電話03−3394−6260
営業時間11:00−19:00(日曜は18:00まで)火曜休。
「・・・国内小麦粉、よつ葉バター、三温糖、きび砂糖砂糖、海塩、天然酵母、低温殺菌牛乳、浄水、等で作られております。添加物は使用しておりません・・・」とのことです。
品揃え営業は「cafe,cakes&bread,picture books,zakka・・・」

昨年の10月7日開店とのこと。
品揃えはケーキ、クッキー、パンが中心でしたが。テーブルは3つしかありませんが・・・とても良い雰囲気のお店で膝掛けまでありました。素晴らしいのは禁煙です・・・うれしいです。
写真の420円の珈琲は不可でした、お店の人に、率直にその旨申し上げたら「私の入れ方が不味かったので」と丁寧に謝られました。守備範囲が広すぎるのでしょう・・・というより、後述するように、狭義の味にばかりこだわる私が悪いのです。看板のケーキ・・・写真の400円のチーズケーキは上々でした。金柑のタルトも食べましたがとても美味しかったです。
全部で4600円も買って家で食べました・・・・結果はとてもとても全体的にナチュラルで好感が持てました・・・また材料の良さ、食べ物に対する愛情を感じました・・・が現状の味ですとわたしは、商品や傾向は違いますが、ウォーターブルーカフェにいってしまいます(珈琲が美味しいからもあります)。
あの「がちまいや」も開店当初は、「素人のクッキー」にびっくりしましたが・・・12年間の研鑽と精進があの伝説のクッキーを作ったのでしょう。
そうはいっても、このお店、スローライフを具現しているような、西荻にぴったりのお店です。とにかくとても素敵なお店です。せっかく素晴らしい良いお店が現れたのですから皆さん愛情を持って応援し、このお店を育み西荻に根付かせて下さい
私のように何でも味だけにこだわる人は、都心の有名店に行けばいいのでしょう。この店は、食べ物とは・・食べるということは・・食べて満足するということは・・美味しいとは・・美味しいものを提供するとは・・味だけではない・・というようなことを教えてくれる貴重なお店です。まだ1回しか行っていませんが西荻の誇り・・・伝説の店になるでしょう。食べる側も世帯交代の時期にさしかかっているのでしょう。2005.1.15

No.12 (2005/01/15 00:54) title:三月の羊
Name:ぶちょう
URL:
http://www.rum-lamb.com/(遅ればせながら……)あけましておめでとうございます。
「がちまい家」なきあと、どこで焼き菓子を買ったらよいのか困惑しておられた方々に朗報です。
 昨年10月にオープンした「三月の羊」。天然酵母パンとケーキ、焼き菓子のお店でイートインも可能。お値段は少々高めですが、売られている品々に店主の愛が感じられます。すてきなお店が出来ました。詳細は上記URLで……。では、では。


ふぁん・HOME BAKERY(パン屋)(***)

西荻北口サンジェルマン入って荻窪方向ローソン左折れ右側荒木眼科裏側6分。住宅街のパン屋さんは「ぐーちょきぱんや」についで2軒目。玄関?を入るとテーブルがあってコーヒー250円で飲めます。勿論パンも食べれます。HOME MADEなので日替わりの6種類は毎日変わります。ちなみに私の伺った火曜日はレーズンツイスト、バタートップ、フォカッチャ(毎日)、ハーブハース、バターロール、ピーカンナッツでした。それ以外にもクッキー、ケーキ、菓子パンは毎日あります。お店に行くと週間メニュー表がもらえます。シナモンロール120円はしっとりしていて最高。バターロール70円も健康な味。ティーフェバリットは甘さを押さえ、レーズンツイスト(ブドウパン)350円も美味い。添加物は一切使わないという言葉がそのまま受け取れる健康的で自然な味。添加物が無いと言うことがこれほど、小麦粉やバターの本来の味を損なわないかという事が判ってビックリ。味が正にHOME BAKERYそのもの。とてもとても気に入りました。昨年の9月から看板もほとんど出さず開店していたそうです。日・祝・木休みam11:30−pm5:00ですが無くなり次第閉店です。TEL03−3301−4938  13.6.7






Sam’s Cafe(パン・コーヒー)(**)

中央線荻窪方向ガード下、富士ストア内、6分。イスとテーブルがあって焼きたてを食べられる。暖かいパンは冷めたパンとは別物のようだ、実に美味しい。コーヒーも168円でいける。12.4.14

しみずや(パン)(**)

女子大通り突き当たり右折れ右側8分。小さなパン屋さんだが自家製。昔ながらの菓子パンを昔ながらの味で多種類提供している。特に今では見かけない生クリームパン(グローブ型の中が黄色のカスタードクリームパンでなく細長いパンを縦に割って白い生クリームを流し込んだもの。クリームの中にチェリーやパイナップル片などが入っている)があるのがうれしい。菓子パンは100円から130円(**)いずれもパンの皮と中身の具が渾然一体となり(皮のパリパリしているのは邪道、甘味のあるしっとり加減と中の具とのハーモニーを味わってほしい)、あんパンに代表される日本独特の菓子パンとして完成されている。99.5.17 12.4.7

water blue cafe

WATER BLUE CAFE(ケーキ・喫茶)(***)

北口さくら銀行脇荻窪方向1分。基本はケーキ屋。モンブラン350円(***)イチゴロール350円(***)。圧巻はチョコレートケーキ300円(***)のカカオの深みとカシスのアクセント。ここのケーキは手の込んだ芸術品であり、ケーキというものがいかに素晴らしいものを表現できるかと言う事を思い知らされる。一つ一つに個性があり、味わい、充実感、アクセントなど作る人がこのケーキで何を表現しようとしているか食べる側に明確に伝わってくるのである.それぞれのケーキの持つ特性を表現できる力量を持った作り手がいるのである。B級グルメ愛好家には失礼だが一流のものを食べていないとここの味や和菓子の「中むら」の味は理解できないのである。お店の人の話だと店主は素人だが指導してくれる人は都内の有名店で何年も何軒も修行していた人だそうで、今はお願いして、頼んで来てもらっているそうだ。我々としてはこの状態が続くのを祈る限りである。コーヒーは量が少ないが367円(***)これまた素晴らしい!特にオールドビーン420円(***)はもったいないほどの美味しさ。(コーヒーはーケーキと一緒に注文すると一律315円)97年10月22日オ−プン。店売りの持ち帰りが主なのであろう、店で食べると冷え切ったケーキがでてくるのは残念。新参の店であるがこれほどの店は無視できない「西荻の誇り」である。10.10.2 11.5.4 99.8.2 スノーフロマージュ367円は表現しようがないほどの美味さ。ケーキの冷やしすぎは改善されたようだ。99.10.6

ラ・ペーシュ・ブラン・La Peche−Blanc(ケーキ)(*)

伏見通り先右折れ手前左側5分。7月に開店。高級且つ本格的な感じのケーキ屋さん。価格帯は300〜400円。味は素直といえばいいのでしょうか。14.11.15

マリー・ジョゼ(ケーキ)

女子大通り一圓の先右側7分。モンブラン、ショートケーキなどを食した。99.4.30

マ・シェール(ケーキ)

女子大通りの東京女子大直前左側。270円から300円と安く味もオーソドックスで食べやすい。店名の由来は「あなた」と言う意味だそうだ。99.6.29

ムッシュ ソレイユ(パン・ケーキ)(*)

北口大通り下ってセブンイレブン左折れ右側10分。情報誌などで良く知られたお店。フランスパンとケーキのお店。価格的に少々高いが水準以上でフランスパンは美味しい。バタール180円(*)。クロワッサン160円。ケーキは種類が多くナチュラルな味を目指しているようだが試作品段階か。99.4.30 99.5.1 

ブルク

ブルク(パン)(**)

女子大通り地蔵坂交差点左折れ右側15分。店名はウィーンのブルク街・ブルク劇場からか。戦後間もない頃開店した西荻の歴史的遺産。女子大通りのこの辺り確かに寂れていてウィーンの町並みを彷彿とさせる。店構えもウィーン風。不便な処にあるがどうしてどうして完成された味を提供している。あんパン100円(**)は皮の部分が昔ながらの酒種の香りと味でとても美味しく、餡も甘すぎず。カレーパン130円(**)は油まみれという感じであるがカレーの香りがぷんぷんの「あのカレーパン」99.4.29 クリームパン110円(**)はカスタードが程々の昔ながらの食べ慣れた味。とても目立たぬ地味な店だがこんな僻地(失礼)でこんなに美味しい物を営々と作り続けているのを知ると応援せずにはいられない。 99.5.23 12.4.12

多奈加亭(ケーキ・喫茶)(*)

北口大通り下って5分左側。ショートケーキ(*)ザッハトルテ(*)マロンケーキ(*)等水準以上の出来で上品な味。ナチュラルな味を目指していて美味しいが、いまいちコクというか旨味というかポイントに欠けているのが残念。吉祥寺が本店でここは工場の直売店らしい。99.5.1 ティールームは歩道から引っ込んでいて全面ガラス張りの中から外の草花が見えるいい雰囲気。ポット入りのコーヒーはかなり良いレベル(**) 99.6.9

ミュゲ・ロワイヤル(ケーキ・パン)(**)

北口大通り青梅街道手前交差点右折れ10分。不便な場所の小さい店で外観も平凡だがケーキもパンもかなり美味い。熟練という味ではないが努力・工夫の跡が食べてみて分かるのはうれしい。ケーキは価格も280円均一と安いが全て(**)。菓子パンは少々小ぶりだがほとんど100円、クリ−ムパン、あんぱん、カレーパンすべて美味(**)であるが、どちらかというとケーキ的な菓子パン。4年前の開店。99.6.9

(平成16年10月17日を以って惜しまれつつ閉店)
がちまい家(クッキー・パン)(***)

北口女子大通りまるわ家具店右折れ6分右角。オーガニックなクッキー類を志しているようだが安心感と素朴さだけが売り物のこの手の食品に興味のない私でも美味い!と思わせるだけの技術を持っている。というより開店した頃に比べ長足の進歩を遂げたのだ。正に後生恐るべし。紅茶シフォン、フルーツデニッシュ、クッキー類、パンいずれも(**)。沖縄と関係があるのか「ちんすこう」の味のクッキーが何点かあった。99.5.3
自然の小麦粉が粉粒が美味しいとハッキリわかる。自然食にあまり興味のない私にも「ナチュラルな美味しさ」を満喫できる。すごいことだ。開店して七年になるという。西荻だからこんな「趣味の店」が続くのだろう。12.4.7 12.4.12
No.199 (2004/08/11 00:58) title:〈がちまい家〉さんの『最後のお知らせ』
Name:ぶちょう 初めて書き込みます。
早速本題ですが、〈がちまい家〉さんが今年の10月をもって閉店されるそうです。愛のある焼き菓子がもう食べられないと思うと非常に悲しいです。でも〈がちまい家〉さんの決断にも納得させられました。皆さんも是非『最後のお知らせ』読んでください。(焼き菓子を買うと袋の中に何気なく入っています)私は涙が出そうになりました。

がちまいや最後のメッセージ(現在ニヒル牛2)

伝説の店「がちまいや」最終日のメッセージです。読者からの貴重な写真の提供がありました。がちまいやさんは沖縄の南部に行かれたそうです。・・・・・・こんばんは。「ぶちょう」ともうします。いつも楽しく拝見させていただいております。がちまい家さんの書き込みがあったのでとっておきの写真をメールいたします。
「徹夜したぜ!」の一文が最高です。05.03.23 がちまいや

No.68 (2005/03/22 23:00) title:がちまい家さんName:我悟故我在 17日に惜しくもお店を終えられました。大全さんが、サイトに記録を残していらっしゃいます。http://park12.wakwak.com/~tks/topic.htm閉店に際してのメッセージが書かれた紙を手許に残しておりますので、以下に転載させていただきます(がちまい家さんのご主人、無断転載お許し下さい)。

 閉店を知らせて以来2ヶ月余り、 皆さんに接しているうちに がちまい家がいとおしくなってきました。 私たちは本当にいいお客さんに恵まれました。 共に培ってきた大事なものを今度は別の形で育くんでいきたいと思います。 それでは皆さん、 ご・き・げ・ん・よ・う! がちまい家No.67 (2005/03/22 02:24) title:がちまいやName:mugi西荻を離れて5年経ちますが、やっぱり好きな町なのでちょくちょく訪れていました。久しぶりに「がちまいや」のクッキーを食べたいと思って、今日訪れたら「店舗貸出し」の看板が・・・。いつからそうなって、そしてがちまいやは何処へ行ってしまったのか誰かしっている方いらっしゃいませんか?

アテスウェイ(洋菓子)(**)

開店時13.11.19のお店 現在14.4.5のお店

東京女子大吉祥寺方向斜め前。10月12日オープン。お店のリーフレットによれば、シェフの川村英樹さんは1971年生まれ・・・東京プリンスホテルに入社し・・フランスのブルターニュのホテルで勤務・・・・賞を2つも取っているそうです。シューキャラメル262円、モンブラン399円、フロアマージュクリュ367円、ルージェエノワール399円なりを買ってたべました。フツーのケーキ屋さんの味とはちょっと違っています。これがブルターニュのケーキの味なんでしょうか?もっと食べて研究します。営業時間10:00−20:00定休日月曜日TEL0422−29−0888 13.11.19
東京女子大の入学式の写真を撮りに行って来たついでに寄ってきました。開店時から今までで、お店のケーキはほとんど全種類食べました。西荻の平均的レベルよりも遙かに上です・・・がそれでも、西荻のケーキも良いなあと思ってしまうんですね。外人の嗜好と日本人の嗜好は異なるのでしょうか。私の中では良くも悪くも、外国の田舎の素朴で素直な味。価格、量も含め総合的に考え2つ星(**)のミュゲ・ロワイヤルと銀座コージーコーナーと同格「行きつけにしても良い」です。クロワッサンは、西荻中のクロワッサンの食べ比べをしましたが(近日中発表)、ここのは「ケーキ屋さんのクロワッサン」と言う結論でした。14.4.5
掲示板よりNo.144 (2001/11/15 22:26) Name:ケーキ屋ケンちゃん ところで、女子大の斜め前にオープンした「アテスウェイ」というケーキ屋には行きましたか?ケーキ業界の有名人などから送られたオープン記念のお祝いの花が多数かざられてなかなか派手でしたが・・・。評価は人それぞれだと思いますが、私はイマイチでした。生ケーキはもとより、焼き菓子が職人の腕の見せ所だと思うのですがフィナンシェ、マドレーヌ等が美味しい店って、なかなか無いような気がしませんか?
No.256 (2002/02/27 12:42) title:アテスウェイのクロワッサン Name:aru既にケーキのところに登場のアテスウェイ(東女前)ですが、みなさん、あそこでは、ぜひ、焼きたてクロワッサン、食べてみてください。まじにおいしい。。。(¥150)こないだ代官山なんとかテラスのんを食べましたが、あれより、絶対おいしい!(10円安いし(笑))ケーキ屋さんって外国じゃ、パンとかも売ってるらしいし、そういういみで、なんか、頑張ってるのね。ってかんじも好きです。あと、試食にでてたオレンジのパウンドケーキがおいしくて、これは、即買いしちゃいました。
No.275 (2002/03/06 04:00) title:アテスウェイのケーキ Name:旅猫 既に登場の東女前のアテスウェイ全品制覇の者です。全ておいしい!チョッと他にはない味ですが、皆が知ってるショートケーキとかであの店の味の良さを是非比べてみてください。気に入ったら土日の6〜8にしか出していない、その上イートインでしか食べられない(手が込みすぎで他の時間じゃだせないらしい)スペシャルスフレをお試しください。絶対泣けるから。ホンと。

ゴッツエ(スイス・ドイツ菓子)平成17年閉店

女子大通り吉祥寺方向、女子大から10分位の右側。ここはもう吉祥寺で北口丸井の裏。20年前からやっているというお店。ケーキの価格はほとんど368円。「スイス・ドイツ菓子」ということで、ケーキの外見は地味目で華やかではないが、食べてみると重厚な味わいで、コクがある、看板に偽りなしでオススメ。チョコレートも沢山あってこちらも魅力的、次回に試食。西荻大全の中でもトップランクの評価で(***)だが、ここは吉祥寺、めったに買いに行けません。TEL0422-21-4105 13.8.6

roco(通販・自然焼き菓子工房)

通信販売専門のお菓子屋さんですが、ホビット村の長本兄弟商会、どんぐり舎、かもめブックス、荻窪のグルッペなどで売っています。塩クッキー¥230円(写真)は美味でした。→詳細

西荻のモンブランとシュークリーム14店食べ比べ

と云う事でを使った洋菓子の代表選手「モンブラン」と洋菓子の元祖・原型?「シュークリーム」を食べてみました。全部で26個を3日間で食べ比べ。両方とも生クリーム系洋菓子。流石にかなりググッと来てこんな事は二度とやるまいと思いました(夏のうなぎの食べ比べで懲りたはずなのに)。(お店の解説は*ケーキ/パンを見て下さい)
それでは各店の味を紹介します。勿論断る迄もなくすべて私の独断的な味覚によるものなのでご意見の違いはご寛恕願います。(なお「ダンディリオン」は上石神井に新支店オープンという事で西荻店は休業中のため取材が出来ませんでした。12.10.3

サンジェルマン

モンブラン¥367
上にマロングラッセの1粒の1/4程度の大きさ。。マロンクリームはマロンペーストか、瓶詰めの栗の甘露煮から作ったような、柔らかすぎで香りに乏しく頼りのない味。ココア風味のスポンジケーキがくどく舌に残る。総体的に大味でくどいと思ったが、これがチェーン店の味・特色という事か。

シュークリーム¥210(*)
皮は今流行のパリパリ系で良い。中は生クリームとカスタードクリームの中間でバニラの香りがしてるが、全体的に雑な感あり。でハーモニーが感じられないがまあまあというところ

コージーコーナー

モンブラン¥399(*)
台がスポンジケーキ、中にカスタードクリームがあり、これが全体の半分以上を占めている。マロングラッセ1/2個が載っている。まあまあの味だが、単に巨大な(写真のごとく運ぶ途中で崩れてしまった)生クリームとスポンジケーキの固まりと云った感あり、平凡だが巨大と云うところでコストパフォーマンスは高い。
シュークリーム¥126(***)
大きい。バニラの香りもするカスタードで美味い、しかもあっさり。皮もパリパリ系で美味い。モンブラン同様コストパフォーマンスは高い。この味この大きさでなんと¥126。チェーン店の実力でしょう。絶対オススメ。

多奈可亭

モンブラン¥420
ココア風味のスポンジを台にして、真ん中に生クリーム、その上にマロンクリーム。マロンの粒はなし。視覚的にはなかなか見事。マロンクリ−ムの占める割合は全体の半分位で多いほうだが、鈍く、ポイントに欠ける味で、味覚的に一体何を食べているのか判らなくなってくる。420円という高価格は吉祥寺価格か(吉祥寺が本店)、西荻では通用しないと思う。
シュークリーム¥262
いま流行の外皮が堅く中が柔らかいシュー。バニラビーンズは見え隠れしているが、とってもちちくさい!バニラの香りに欠ける。皮はウォーターブルー系で焦げ目を付けてあるが、ただそれだけで視覚的な問題しか意味がない。クリームはナチュラル感を出そうとしているのは判るが、旨味が全く感じられなければ意味がない。

ミュゲロワイヤル

モンブラン¥294(**)(写真右)
タルトの中がカステラ地、その上にカスタードクリーム。TOPにマロンクリームと何層にもなっていて手が込んでいるが、そのように複雑にする理由・意図・意味が食べる側に明確に伝わって来ないところがウオーターブルーとの大きな違いか。肝心のマロン粒がどこにも見あたらない。マロンクリームが「洋風栗きんとん」もどきで甘すぎる...がチャント洋酒の香りがする。レベルは高くないが、この店の他のケーキ同様間違いなく美味しい事は確か、しかも安いのでオススメ。
シュークリーム¥189(*)
昔風の皮だが美味しい。クリームは甘すぎるがくどくない....があっさりしすぎというアンバランスで奇妙なもの。価格を考えるとオススメしたいが少々小粒で味自体の存在感が希薄なのが難、星*も厳しいところか。

バロン藤乃木

モンブラン¥294(*)(写真右)
円形をカットした三角形。TOPに和栗粒1/3は栗の甘露煮瓶詰め風。2段スポンジ(ふんわりと卵の味がしてなかなか美味しい)の上にナマクリーム+マロンクリーム。伝統的なスポンジケーキ風モンブランだがマロンクリームもしっかりマロンの味がして価格を考えると安心して食べられる。基本的・伝統的な技術の確かさを感じる。
シュークリーム¥157(*)
伝統的な味と云う事だが少々くどい。メリハリのないクリームなのだがどういう訳かくどい。価格を考えて星*か。

マリージョゼ

モンブラン¥378
TOPにクルミが載っているのは不可解。アーモンド風味(なぜアーモンド風味が必要なのかこれも不可解)のクリームとスポンジでくるんだ台の上にマロンクリームが載っているが、肝心のマロンクリームが存在感ゼロ。全体的に統一感に欠け、くどいだけで後味悪し。何を・どんなケーキを作ろうとしているのか理解に苦しむ。
パリ・ブレスト¥315
シュークリームを頼んだらこれを渡された。写真のように上下二つの小さなシュークリームが重なっている。上はアーモンドクリーム、下はカスタードクリーム。皮も、上下のクリームもいまいち。いろいろ工夫はしているが、うまみ、こくが全く感じられないので無駄な努力をしているように思えてしまう。食べる側は、とにかく美味しいものを提供して欲しいだけなのだ。

ムッシュソレイユ

モンブラン¥336
洋風のマロン粒は極小で1/10程度の大きさ。マロンクリームは少ない。台は薄くカステラ生地でかすかに洋酒の味。スポンジの下にマロンクリームがある。工夫はしているが全体的に柔らかい生クリームばかりで食べごたえがないという印象。
シュークリーム¥210(**)
皮はいま流行の堅いものでナッツが掛けてあって美味い。カスタードもバニラが効いている。全体的にシンプルで深みに欠けるが小作りなのでバランスがとれていて美味い。皮はパン造りの技術が生きているのか焼きたてのパリパリ感あり。断然オススメ。

マシェール

モンブラン¥270(写真右)
マロン粒は乗っていない。マロンクリームはマロンの味も香りもしない。全体的に生クリームと緩いスポンジ台の味のみ。甘みも変な甘み。
サバラン¥270
シュークリームは作っていないと云うのでサバランを買ってみた。洋酒の味と香りを期待したが、単なる甘い水。全体的にギトギトの甘み。

こけしや

モンブラン¥210(**)
和栗を丸ごと一つトッピング。台のスポンジはココア風味で柔らかいが全体に占める割合が多く、生クリームとマロンクリームの占める割合が少ない。昔ながらの伝統的・定型的な味・お子さま用ケーキの味・100円ケーキの味であるがコストパフォーマンスを考えるとオススメ。
シュークリーム¥231(*)
皮が昔風でこれは好き嫌い分かれるところ。カスタードクリームはバニラ粒見えずともまあまあ。昔ながらの味は良いが180円程度が適正価格か。

ヌーベル

いもケーキ¥315(*)(写真右)
マロンクリームが今年は未だ入荷しないと云うことで「サツマイモ」クリームのケーキを試食。すごくあっさりしていて調和がとれている。これはこれでよし。ただスポンジケーキの量が多い。一応カスタードクリームもあり。
シュークリーム¥231(*)
かすかに、僅かにバニラが見え隠れ。皮は新旧の中間。シンプルとも言えるがコクなし。

きいちご

モンブラン¥367
和栗が1/8で中央に隠されている。バニラなしのカスタードクリーム。生クリーム。マロンクリーム。カステラ生地。と云う当たり前の構成である。スポンジケーキ・カップケーキのようなおだやかで食べやすい味だが旨味がない。モンブランと云うよりも小さい女の子用のメルヘンチックな味。
シュークリーム¥241
バニラなしのカスタードクリーム。ぼんやりした味でくどくは無いが旨味に欠ける。100円が適正価格か。

神戸デザートアイランド

モンブラン¥189
駅前西友ストア内の出店。円形をカットした三角形TOPに和栗粒1/8。全体が生クリームの固まりと云った感あり。マロンクリームは粉っぽくマロンクリームの素?的な味。価格を考えて厳しい。
ビッグシュークリーム¥105(**)
ビッグであるが素直な味でくどくないクリーム。この価格では絶対オススメ。

ウォーターブルーカフェ

モンブラン¥367(***)マロンは頂点に1/4個、さらに中に1/2個埋もれていてマロンクリームを引き立てるべく甘さは控えめであるが香り高い立派なマロングラッセである。台はメレンゲにチョコレートを掛けてありパリパリ感が舌に心地よい。メレンゲの上のカステラにはラズベリージャムの酸味のアクセントが味を引き締める。マロンクリームは栗の香りが高く、しかもその香りを生クリームが対比させて引き立てる。所々に「仕掛け」と「工夫」が凝らしてあり、それが一つ一つ理解でき、作者の意図が良くわかるが、全体的には渾然一体となって複雑な解析し得ないハーモニー。芸術品と云っても過言ではない。
シュークリーム¥273(***)とにかく美味い!!皮はパリパリ系で適当な堅さの食感がトップのクルミとマッチして絶妙な得も言われぬ味が創造されている。クリームは生クリームに近い軽さだがカスタードに匹敵する味わいの深さ。ほのかなバニラの控えめで上品な香りの高い隠し香?が深遠。味の判る人に食べて貰いたい逸品。これまたモンブランに匹敵する驚嘆すべき「芸術品」

それいゆ

栗のタルト¥315(***)
「それいゆ」はモンブランを作っていません。材料は同じ栗と云うことで取り上げてみました。35年間、毎日・毎日美味しいケーキを、お客様に提供できたらと工夫・努力し作り続けた日々の精進のたまものでしょう。ケーキ専門店でないのに完璧なケーキです。完成されていて、努力の跡も、仕掛けも、工夫も見つける事が出来ません。レベルが円熟した達人・名人の域に達しています。ある意味でウォーターブルーもかないません。これが名店「それいゆ」の35年培った実力なのです。とにかく説明する事は何もありません。価格も良心的なので一度味わって下さい。
ちなみに栗のタルトは栗の出る秋だけの季節商品です、この絶品を食べのがしないよう。

ところで今回の食べ比べで気がついたことは

@洋菓子の基本は実に「スポンジケーキ」と「生クリーム」だなーと。西荻のケーキのルーツ「こけしや」の初期(1950年頃でコーヒーを出した後2−3年してケーキを出した)のメニューは「ショートケーキ」「エクレヤ」「シュークリーム」でした。

A現在のケーキには「昔ながらの味」、カステラやショートケーキ、クリスマスケーキ、誕生日ケーキなどのスポンジケーキを基本としたものがありこれはお子さま用的な味・大味ながら大型でボリューム感のある安心できる「マイホーム」的な味でその代表が「こけしや」。こけし屋も20年前は今の4倍くらいの大きさでした。

B片や洋酒や香料・カカオ等をふんだんに使い刺激的な味で大人の味を目指した小型のケーキがここ20年ほど前から出現しこれが現在の主流です。これは生クリームを多用したり、あるいはティラミスやチーズケーキなどの様な総じてペチャペチャ感の強いものが多いようです。シロップ漬けのフルーツを多彩に使った視覚的に楽しいものも流行っています。その代表が「ウォーターブルーカフェ」でしょう。

C今回の食べ比べで思ったのは、西荻のケーキに関しては、西荻のイタリアンやフレンチと同様、何が・どういうのが「美味しい」と云うことなのか作り手も食べる側も判っていないようです。これは勿論食べる側にも問題があって、歴史の浅い欧米の食味に対し審美力ならぬ賞味力が不足しているのでしょう(こんな偉そうなことを云っている我々も、実は今回、同時に同じケーキを食べてみなければ、一つ一つこれほどの差がある事は判りませんでした)。実際、お客が一杯いる店・立派な店構えのところで買ったものでも何でこんな不味いんだろうとびっくり。きっとケーキは儲かるのでしょう。和菓子の3個分の価格を1個で稼げるのですから。実際、西荻の洋菓子のレベルは、現状では和菓子のレベルにはほど遠いものがあります。これは仕方のないことでたかだか「洋菓子」の戦後50年と和菓子の何百年との伝統を比べるのは酷というものでしょう

D結論から云うと「ウォーターブルーカフェ」が突出していて、僅かに和菓子のもつ微妙な味の陰影をケーキで表現し得ています。但し店で食べるなら種類は少ないが総合点で断然「それいゆ」でしょう。次にチェーン店でありながら「コージ−コーナー」はオススメ、私としては「こけしや」にがんばって欲しいところですが....。「ミュゲロワイヤル」は小店ながら努力を重ねているようです..。と云ったところです。

西荻大全へもどる