大事な記録は 安心な 東京速記士会会員へ
東京速記士会
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6月28日夜11時の月下美人  フラッシュで写したものです。   撮影 鈴木 洋子 

実は非常にむずかしい発言記録づくり
プロ(当会会員)にまかせて能率アップ!

機械では果たせない速記・記録者の役割

「録音機があるから速記は要らないのでは?」という質問をよく受けますが、録音機は「音」をとるための機械でしかありません。

 私たち速記・記録者は、「音」以外にもさまざまな情報を収集し、質の高い記録づくりに努めています。

録音だけでは不十分

録音に入らない情報(発言者名、うなずきなどの目でしか確認できない情報)は、当然、録音機には記録されません。
 逆に、そばにいる人のせきやくしゃみ、資料をめくる音など、何でも拾ってしまいますので、大事な発言が雑音にかき消されることもあります。
 また、機械ですから故障もあります。
 人数の多い会議では、マイクから遠い人の発言は録音にはっきり入りません。議論が白熱してくると発言が重なって、十分録音されていないこともあります。 このような場合でも、人間の耳は発言をとらえていますし、目からもいろいろな情報をインプットしているのです。ぜひ速記・記録者をご活用ください。

「音」の記録から適切な記録へ

発言があちこちに飛び、そのまま文字にしたのでは到底意味が通じない話でも、必要最小限の整理をすることによって、意味がすっきり通じるようになります。この技術こそ、速記・記録者の腕の見せどころです。

話し言葉そのままでは読みづらい

話し言葉には、むだな言葉や言い間違い、言い直し、言葉の省略だらだらと続く切れ目のない表現などがたくさん出てきます。
 これは、人が話をするときには、思いつくままにしゃべることが多いからです。聞いている人には意味が大体通じても、そのまま文字にすると読みにくい文章になることがほとんどです。
 そこで、速記・記録者は、発言の趣旨を変えないように注意しながら、文章を整えるという作業をします。これを「整文」と呼んでいます。

お客様のご要望に応じた記録づくり

整文には、「えー」とか「あの−」のような無意味な音を削除するだけといった程度のものから、リライトに近いものまで、さまざまなレベルがあります。

 また、同じ座談会でも、例えば学術関係の話であればかたくまとめたり、タレントの話などは、その場の雰囲気や話し手の味が伝わるようなくだけたまとめ方をします。

 また、誌面のスペースに合わせてリライトをしたり、小見出しを入れたりすることもできます。

 私たちは、お客様のご要望に応じた記録を作成し、満足をしていただけることが「よい記録」だと考えています。

(当会発行「よい記録をつくるために−21世紀にも速記が必要な理由(わけ)−」より)