■ 役に立たない三沢レポート
■えちご屋(343) 投稿日:2000年9月19日<火>19時36分/埼玉県/男性/忘れた
・・・えー、行ってまいりました。三沢。
今回は三沢市に引っ越した友人宅に泊めさせて頂けたので、今までのよーな
当日の朝到着ではなく、はじめて前日(の夜)到着して、飲みに行ってしまいました。
ビール、美味かったです。水割り、オイシかったです。
そう・・・またヤッちゃった。前回の新田と同じくの二日酔い。キモチわるー。
当日は猛烈なノドの渇きと軽い吐き気で目が覚めました。
しかし負けてはいられない。カメラのクソ重たさにクラクラしながらも、ボクは
会場目指して歩いたのさ。あー、先が遠い・・・。
うつむきながら歩いてて、遠ざかる意識の中、なぜか「水戸黄門」のテーマソングが
聞こえてくる気がしましたよ。・・・そう。歩くしかないのだ、と。
・・・しかし、やっとこ会場に着いたら、もーダメ。えちご屋ダウン。キモチ悪いわ、
アタマ痛いわ。イッキにテンション下がってしまった。ワッペン漁りもナニも無く、
カメラバッグを下ろした姿勢のまま、しばしゲンナリしてしまいました。
なにしろゲートから会場までが遠すぎますね。三沢も厚木も。
でも中学の頃の厚木は、歩いててはるか向こうの会場に並んでいる展示機の垂直尾翼が
かすかに見えただけでも、ググッとテンションが上がったモンですけどねェ。
あーあ、今じゃすっかりスレちゃって・・・。
そーいえば三沢や厚木って、いわゆる開門ダッシュってやってる人いるのかな・・・?
ま、アタクシの状態はこの際どーでもイイ事ですね。
天気は曇り、雨もポツポツ落ちてくる事がありましたけど、傘が無くてもどーって事は
ない程度でした。雲高も高く視程も悪くなく、フライトは予定通りだったよーです。
開場は、アタクシが行った07:40にはとっくに開いてました。
展示機はいつもどおりでした。8sq40周年機はオープニングで飛んで、着陸した後に
展示エリアにランプインしてきました。今回は塗装したウイングタンク付きでした。
そのフライトですが、例によって全体的に高い、遠い。ちょっと写真写りの点でキビシイ
です。
リモートで201sqの15が2機、展示飛行をしたのですが、1機は戦競塗装機でした。
ロック岩崎も飛びました。演技のバリエーションがまた増えたかな・・・?
やっぱりアレはカメラ構えず、ナマで見るのがアタクシは好きですね。個人的に。
・・・いやその、べつにイイ写真が撮れない言い訳をしてるワケじゃありませんよ。(笑)
その後、三沢ヘリ空隊のチヌークによる消火展示。あのデカイバケツ(7トンの水とか
言ってた)を吊り下げて、滑走路脇に水ブチまけてました。
3空団のAGですが、今回はF−1が2機の、F−4が2機。・・・サビシイ。
離陸もフツーの編隊離陸でした。
その後は、WWの16単機のデモ。これも遠くて500ミリではキビシイので、
ナマで楽しみました。しかしアフターバーナーの音が二日酔いのアタマに響く・・・。
前後してるかもしれませんが、今年もブルーjrが展示飛行(?)しました。人気は
相変わらずですね。肝心の本家ブルーがいないのが残念でなりませんが・・・。
まあ、jrに、親のぶんまでがんばってくれとは言いませんが、張り切って演技してる
ところを見たら、なんかちょっと安心したりして。
なにしろ、親の方も早く戻って来てもらいたいですね。
あとはNFの18単機のデモに、S−3と18の空中給油デモ。去年と同じですね。
そして、最後に、3sqのF−1×9機による編隊パス。コレで見納めですな。
・・・ありゃ、ワンパスで終わりなの?最後にエシュロンでオーバーヘッドも無し?
・・・うーん。ちょっと心残り。
売店は、まあいつもどおりとでも言いましょうか。あ、F−2準備班がワッペンや
帽子を売ってましたよ。機種改編が済んだら終わってしまう物らしいですから、
あとあと希少価値は出るのでしょうけど・・・。
とりあえずアタクシが買ったのは、8sq40周年のTシャツと、「F−2になったら
変わっちゃうかもしれないよ?」と言われて、つい手を出してしまった3sqの帽子。
あの赤いヤツですね。あの帽子、地道に好きなんだよなあ。伝統的でもあるし。
前の総飛の赤い帽子もそうだけど、航空祭でアレかぶってると、会場で迷子に
ならなくていいんですよね。(笑)
という訳で、写真ではちょっとスベった三沢でした。
使ったフィルム・・・2本半。ガクッ。
それでですね。じつは今回、松島に寄らず、ダイレクトに帰って来てしまったのです。
なにしろ帰りの道中、モノすごい雨だったのです。クルマの教習所で教わった
「ハイドロプレーニング現象」を1度ならず経験してしまいました。コワかったー!
アクセルそのまま、スピードも変わんないのに、急にエンジン回転数がガーッ!と
上がって、ハンドルの感触ががヌルヌルするんだもん。ひえぇー!
それでなんとなくヤル気が失せてしまい、それに前日に友人宅で泊めさせてもらった
せいか、例年のよーな、ぐてぐてに疲れてるなんて事もなかったので、一気に帰って来て
しまいました。
・・・が、ソレを決心して松島のインターチェンジを通り過ぎて、ほどなく「この先6km
白石IC・事故渋滞1km」の掲示が。・・・この天気でヤッちゃったんだなー、なんて
思いつつ、1km程度だったらと、そのまま走ってしまった。
それが不幸の始まりだった・・・。
なんと事故りたてホヤホヤ、しかもケッコーな大事故だったらしく、通行止め状態。
渋滞の列は1センチと動かず、当然Uターンも出来ず、雨はダーダー降ってるわ、
ちょっとガソリン残が心もとないわで、途方に暮れました。いつ動くかワカンナイ。
ここでションベンしたくなったらどうしよう・・・。いや、”小”の方ならまだイイ
けど・・・なんてシミュレーションしちゃったりして。
結論としてソッチの方は無事でしたが。
で、気温はそんなに高くなかったので、もうヤケでライトもエンジンも切っちゃった。
考えてみれば高速道路上でエンジン切るなんて、なかなか出来ない体験ですな。
確か夜の9時頃に渋滞にハマって、動き出した時は10時半過ぎてました。
結果として約1時間半ですけど、いつ終わるか解らないと言うのは、精神的にヤですね。
読みかけの本を持ってて、ヒマつぶしができたから良かったけど。
事故現場を通りすぎると、ちょっと前まではセダンとワンボックスのクルマであったろう
鉄のカタマリが。ワンボックスの方は、片手でクッとビールの空き缶をつぶしたぐらいの
ひしゃげ方でした。一方セダンの方は、エンジンルームとトランクはどっかに行ってたけど
キャビンだけは原形をとどめて残ってた。
おお。これが衝突安全性を重視した設計ってヤツなのね・・・。感心感心。
もっとも、クルマの中身の方はどーなったのか知りませんが。
まあ、あるいはひょっとしたら、アタクシと流星号だって、もーちょっと間違えてれば
あんな風になってたかもしれませんし、今日も生きて帰れたことに感謝するとしましょう。
事故処理に当たっていた警察や消防の人たちも、雨にビタビタ打たれながら
作業してました。あれが仕事とは言え、ちょっと気の毒。
うーん。我ながら疲れてる割には、ヘンなところに気がまわるなー。
・・・という訳で、それからは安全運転で帰りました。ハイ。
三沢を出たのが18:00過ぎ、コッチに帰ってきたのが03:40でした。
次の朝、天気予報の「本日の天気」を見ると、松島をはじめ、全国的に晴れ・・・。
俺のT90が泣いてるぜ・・・。
>すとらとすさん
前日の飲み会はお世話様でした。楽しかったッス!
・・・って、じつは3軒目の記憶はとぎれとぎれなんですけどね。
ナニを飲んだとか、どーやって帰ったとか、覚えてまへんです。ハイ。