1999/08
mukawa@mbd.sphere.ne.jp
http://www1.sphere.ne.jp/tico/
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このプログラムは、オフィスで各人の本日の予定や出先の連絡番号等が
記述されているホワイトボードを見ていて、
ふとこれをオンライン化できないかと思って作ったものです。
よく誤解される方が多いのですが、
TiCoはスケジューラではありません。
あくまでも、たんなる情報共有ツールです。
その活用方法はユーザの皆さんが便利なように自由に利用していただければ
その可能性は無限大にあると考えています。
現在、以下のような機能があります。
2.1からの新機能として、ACL(アクセスコントロールリスト)をボードごとに設定することができるために、細かいアクセス権設定を行えます。
タスクトレイ上のアイコンをクリックすることによりメール表示画面にダイレクトに飛ぶことができます。
だたし、リッチテキスト固定です。
ファイルアイコン上でCTRL+右マウスボタンを押すと、ファイル情報が表示されます。プロパティ表示にも同じ情報一覧が表示されます。
編集画面上にドロップすると、選択画面によりファイルそのものではなくパス名をテキストに挿入することもできます。
プロパティには、作成者、所有者、最終更新者、作成日、最終更新日等が含まれます。
リッチテキストボード編集時に文字の修飾をやりやすくするために、ツールバーを用意しました。また、使用できる色数も格段に増えました。
以前の環境のままではDLL関連のエラーが出る可能性があります。最新のDLLファイルをTiCoホームページからダウンロードしてインストールしてください。
![]() |
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![]() |
[自動更新を行う]のところのチェックボックスにチェックを入れないと、誰かがボードを書き換えても、自分のPC上のTiCoクライアント表示に自動では反映されないのでご注意ください。ダイアルアップ環境以外は、チェックを入れた状態での使用をお勧めします。
年月日、表示情報の種類(共通ボード、個人ボード、メール)、 そしてボードバージョンが表示されます。
普段、左側には、現在選択されているボードへのアクセス権限が表示されます。()の中はそのボードの親(上位)フォルダーへのアクセス権限が表示されます。
右側には、現在自分がログオンしているユーザ名と[]の中にユーザレベルが表示されます。
編集モードになると、左側に編集可能な残り時間表示がされます。
残り時間が5分をきると、
3分をきると、
共有ボードには、それぞれ以下のアクセス権が適用されます。なお、個人ボードについては、これとは関係なくいじることができます (もちろん、自分のものについてのみですが)。
* ユーザレベルには、以下の2種類があります。
ユーザレベル | 可能な操作 |
A (Administrator) | 管理者権限。所有者権やACLを無視した操作が可能です。 |
U (User) | 一般ユーザ権限。所有者権やACLに従った操作に限られます。 |
1.2以前のバージョンでは、このユーザレベルのみで各ボードへのアクセス制御を行っていましたが、ACLのサポートにより、ユーザレベルは管理者かユーザかの区別のみに利用されるように仕様変更されました。サーバ側のユーザ管理ファイル(password.txt)の設定により0~3がユーザ、4が管理者となります。
* ACLには以下の種類があります。
アクセス権 | 可能な操作 |
アクセス権無し | 何もできない。 |
読み取り | 表示のみ可能。 |
変更 | 表示&編集が可能。 |
フルコントロール | 表示&編集&プロパティ(ACL&バックグランドカラー)の変更が可能。 |
ACLと可能な操作を表にすると以下のようになります。
操作 | 親 | なし | 読取 | 変更 | フルコン | ||||||||||||
自分 | なし | 読取 | 変更 | フル | なし | 読取 | 変更 | フル | なし | 読取 | 変更 | フル | なし | 読取 | 変更 | フル | |
表示 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | |
編集 | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | |
削除 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | |
名前変更 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | |
新規作成 | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | |
ACL | × | × | × | ○ | × | × | × | ○ | × | × | × | ○ | × | × | × | ○ |
自分:対象となるボード(フォルダーも含む)
親:対象となるボードの親(上位)フォルダー
つまり、以下のようにまとめることができます。
ただし、以下の例外があります。
* ボードやフォルダーにはすべて所有者が存在します。
普通はそのアイテムを作成した人がデフォルトで設定されますが、他のユーザに譲渡することができます。ただし、同時になれるのは1ユーザのみです。所有者は、そのアイテムにおいて管理者と同じ権限をもちます(フルコントロールアクセス権がなくてもACLの編集ができる)。
また、ボタンにより起動している
ブラウザからのURL情報の取り込みや、
ボタンによりファイルの
添付を行うことができます。ドラッグ&ドロップ動作によってもファイルの添付やパスのテキスト挿入ができまるのでご活用ください。
すると、以下の起動確認のダイアログ開きますので、
ここで修正をすることもできます。
ただしボードに記述するときは、
指定URL(アドレス、UNC)の両サイドをタブ文字かスペース文字で開けておいてください。
この機能は、環境設定の"ボードからのプログラム起動"のチェックをはずすことにより
無効することができます。
サポートしているURL
http:, https:, mailto:, file:, ftp:, news:, socks:, gopher:, wais:
サポートしているUNC形式
環境設定画面で、[自動更新を行う]のところのチェックボックスに
チェックを入れないとこのチェックは自動的には行われませんのでご注意ください。
受信したメールを表示したいときは、メールタグを選択し、
さらに受信用メールボックスを選択表示してください。
すると、以下のように内容が表示されます。
受信したメールに対しては、返事を書いたり転送をしたりすることが出来ます。 また、メールについても新規にメールボックスを作成することにより、ジャンルごとにメールボックスに整理しておくことが出来ます。メールは読むときにメールボックスごとサーバからダウンロードしますので、1メールボックス内のメール数が多くなると表示するのに時間がかかります。快適に操作するにはこまめにメールの整理をして1メールボックスを肥大化させないでください。
現在、以下のような機能アップをしていきたいなあ~と考えています。
動作等でおかしな点があれば、遠慮なく以下までメールください。
バグフィックスにご協力していただくと助かります。
連絡先: mukawa@mbd.sphere.ne.jp