オーバヘッドコンソールを交換してみました


B4MLの方からの情報で、ランカスターのオーバヘッドコンソールが B4に移植可能と聞き早速トライしてみました。

必要なものはオーバヘッドコンソールアセンブリ(92111AE0610B/8,250円/写真右)と ブラケットコンソールオーバーヘッド(92178AE010/680円/写真左)です。 色は何も指定しないとベージュとなってしまうのでB4の内装色に合うように グレーを指定します。自分はディーラとの間で注文にトラブり結局納期が 1ヶ月もかかってしまいましたが、グレーは元々ストックが少ないので時間がかかるようです。 気長に待ちましょう:-)
裏側から見るとこうなっています。コネクターは固定されていますが後で加工するので外しておきます。 写真の赤丸の4本ネジでブラケットに止めるのですが、 なぜかネジが1本しか付属していなかったので残りの3本は自分で揃えました (5mm×15mm×1本、5mm×20mm×2本)。
で、見た目で気になるのがこの"Lancaster"のエンブレム。後で何か細工をすることにして、 とりあえず裏の円盤状のピンを抜いて 外しておきました
いよいよ取り付けです。純正の前席用スポットランプを外すために まずはプラスチックのレンズカバーをドライバーでこじって外します。
カバーが外れたらその奥にある2本のネジを外します。 このネジは新しいブラケットを取り付けるのに再利用します。 ネジを外した後にランプ用電源ケーブルをコネクター部分で抜けば全て外れます。
ランプへの電源ケーブル用接続コネクターの形状が違うためそのままではつながりません (左:ランカスター/右:B4)。 エレクトロタップを使うかコネクターの移植が必要です。
自分はもう元に戻すことはないと思いB4のコネクターを移植しました。 直接はんだ付けし、収縮チューブで処理しています。
オーバヘッドコンソール用ブラケットを取り付けます。 サイズが大きくてトリムの穴からは入りません。 バイザー固定用ガイドと スポットランプ下のプラスチックのピンを外すと ルーフとトリムの間に隙間ができるのでそこから滑り込ませます(写真)。 後者のピンは結構しっかり留まっているので専用ツールで外しました (見える部分なので傷をつけないように慎重に)。 ルーフトリムまわりをいじるときにはグラスウールが手についたりすると、 手に刺さって(チクチクして)危険ですので 作業用の皮手袋(ホームセンターで300円くらいで売ってます)等でガードをしましょう。
純正スポットランプが取り付けられていたネジ2本でブラケットを取り付けます。 ネジを止めるまでは位置がいまいちきちっと決まらないのですが、 一度ネジを締めてしまえば大丈夫です。なお、ブラケットの取り付け方向(左右上下裏表)は ルーフトリム内に挿入する前に本体あわせをして確認しておかないと間違えやすいので注意しましょう。
ルーフトリムの穴を広げるために切り取ります。 現物をあてがいながら必要なところをすこしづつカッターで切り取っていきます。 楽をするためにはカッターは強力なやつを用意しましょう:-) 結構力がいりますがくれぐれも切りすぎないように!慎重に作業をしていきます。 聞くところによるとルーフトリムは2〜3万円するそうです!
ルーフトリムの切り取りが完了したらネジ4本で取り付けて作業完了です。 色といい、サイズといい、取り付け具合も全く違和感がありません。
ランカスターエンブレムを外した跡を隠すためにシムスのエンブレムを貼り付けてみました。 シムス製オーバヘッドコンソール完成(うそ)!!う〜ん、なかなかかっこいいんじゃない?:-) ちなみに開くとこんな感じです。 収容能力はサングラス程度と低いですが、まあ満足です。

そういえば、ニューフォレスター用オーバヘッドコンソール(収容能力が倍ありそう?)は レガシィにつくのかなあ〜?

取付、分解等は自己責任でお願いいたします。不具合がありましても一切保証できません。


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