TiCo についてお問い合わせのあった内容をFAQとしてまとめています。
まだまだですが、これから徐々に充実させていきたいと思います。
気軽にご質問ください。
このFAQは、バージョン0.4時点での内容ですのでご注意ください。
バージョン1.0に対するFAQは現在作成中です。
お答え)
オフィスで、各人の本日の予定や出先の連絡番号等が記述されているホワイトボー
ドを見ていて、ふとこれをオンライン化できないかと思い作り始めたシンプルなク
ライアントサーバ型プログラムです。クライアントはサーバ側で管理しているテキ
スト情報を表示&更新する機能があり、多人数で一つの情報を共有することができ
ます。現在(Version 0.4)、以下のような機能があります。
1)各人がパブリックなメモとプライベートなメモの2つを利用することが出来ます。
パブリックなメモは、すべての人の間で共用することができますが、プライベート
なメモは原則的に本人しか見ることが出来ませんので、ちょっとしたプライベート
なメモ書きに使用できます。
2)特定の人宛てに伝言メッセージを送ることができます。たとえば、ある人が不在時
に電話があったときに、その人宛てにその旨を伝言しておくことができます。
3)特定の文字列をすばやく探すために、その文字列を強調した表示モードにすること
ができます。このモードは、特定の人についての記述を早急に探したい時等に利用
できます。
お答え)
以下のOSで動作確認をしています。
*TiCoクライアント:Windows95,
Windows95 OSR2,
WindowsNT Workstation 4.0 (SP3),
WindowsNT Server 4.0 (SP3)
*TiCoサーバ: Windows95,
WindowsNT Server 3.51(SP4),
WindowsNT Workstation 4.0 (SP3),
WindowsNT Server 4.0 (SP3)
Q3)クライアント側でTICO.EXEを実行すると、次のエラーが出ます。
"プログラム開始エラー"
"システムに装着しているデバイスは動作していません"
お答え)
TiCoクライアントは、その実行ファイル(TiCo.exe)以外にMFC42.DLLと
MSVCRT.DLLの2つのDLLファイルを使います。これらのファイルは、過去に何回
もバージョンアップを経ていますが、私の開発環境のがVC++5.0であるため、最新
のDLLファイルが要求されます。
このエラーはDLLが足りなかったり、またはそのバージョンが古かったりすると
ことによるものと思われます。ちなみに私の持っている確認の取れている
MFC42.DLL(C:\Windows\System にあります)のバージョンは 4.21.7303 です。これ
はプロパティのバージョン情報で表示されます。最新のDLLを入手してください。
私のホームページ(http://www1.sphere.ne.jp:tico/)からもダウンロード可能です
のでご利用ください。
Q4)だれも編集していないのに、編集中のエラーメッセージが表示されて編集ができな くなってしまったんですけど。
お答え)
TiCoでは、ダブって同じメモの編集をしてしまわないように、排他処理をロッ
クファイルを作ることによって行っています。正常な動作であればメモの編集が終
わればロックファイルは削除されるはずなんですが、PCがハングアップしたりリ
セットされたりして、不正な終わり方をした場合、ロックファイルの削除がされず
に残ってしまう場合があります。
もしこの状態になってしまったら、サービスを止めてから、"___memo-updating"と
いうファイルをTiCoサーバのインストールフォルダー配下で探して、もしあれ
ば全て削除してしまってください。
お答え)
現在のバージョンでは1つしか持つことはできません。ただし、次のバージョンで
対応する予定です。
Q6)複数人で一台の端末を共有してるんですが、起動時にログオンダイアログを表示す るようにできますか?
お答え)
現在のバージョンではできません。ただし、次のバージョンで対応する予定です。
Q7)TiCoサーバをNTにインストールする時に、サービスとして登録できますか?
お答え)
リソースキット付属のツールを使うことによりできます。方法については、パッケ
ージ内包のドキュメントに書いてあります。
さらに、次回のバージョンでは、TiCoサーバ単体でサービス登録ができるよう
にする予定です。
Q8)メモへの書き込みを日付指定に行うことにより、PCのカレンダー機能を組み合わ せて起動したその日のものを優先的に表示するようにできないでしょうか?また、 日付の古いものについては、自動的に削除することができないでしょか?
お答え)
実は、これと同じ要望は開発当初に社内からももらっていました。しかし、TiCo
は、スケジュール管理専用というわけではなく、あくまでも単なるメモ書きがで
きるホワイトボード用ソフトウェアという位置づけで開発したため、その時はそ
の実現方法をちょっと考えただけで、ほとんど無視していました。
ですが、確かにその機能の便利さは私も認めていますので、近い将来のバージョン
ではその対応を少し考えてみたいと思います。
Q9)共有メモに誰かが書き込んでいるときは他の人は書き込み不可能というのは、ちょ っと不便です。やはり共有という特性を活かすとなると、こういった部分の制約は 外した方が使い勝手が向上するのではないですか?
お答え)
一つのメモ情報を複数のクライアントから編集しようとしたときの排他処理の都合
上、このような仕様になっています。もし、複数の人が同時に1つのメモを修正でき
てしまうと、一時に複数バージョンのメモができてしまい、どれでアップデートし
て良いかわからなくなってしまいますし、それぞれのメモをマージするというのは
かなり難しい処理だと思います。リアルタイムで文字単位の修正ができれば良いの
ですが、今の所はファイル単位でしかできないということもこの制約の原因です。
お答え)
残念ながら、現在のバージョンではありません。
お答え)
TiCoではメモにバージョン付けをし、編集されるたびにTiCoサーバ上に過去のメモを
そのまま古いバージョンとして取ってあります。今の所、古いバージョンのメモに戻す
手法はTiCoクライアントに用意されていませんが、TiCoサーバの動作しいるWindows-NT
上でファイルを直接操作することにより、回復することができます。その手順を以下に
示します。ただし、この作業はTiCoの管理体制を狂わせる可能性がありますので、慎重
に行ってください。
たとえば、共有メモのバージョンを一つ前に戻したときを例に説明します。
1)TiCo クライアントで、現在のバージョンを確認します。タイトルバーの[]の中に
表示されています。
2)TiCoサーバを止めます。サービスとして起動しているときは、コントロールパネル->
サービス メニューからTiCoサービスを選択後、停止ボタンを押してください。
3)public/<現在のバージョン>.{rtf,txt} を削除します。なお、そのとき拡張子が .txt
のファイルをメモ帳で開き不要なバージョンのメモであるかどうかを確認しておきます。
4)public/version をメモ帳で開きそこに書き込まれている数値を一つ減らします。
5)TiCoサーバを起動します。サービスとして起動しているときは、コントロールパネル->
サービス メニューからTiCoサービスを選択後、開始ボタンを押してください。