東京散歩
2008年01月31日(木)
浅草仲見世通(あさくさなかみせどおり)
 雷門から浅草寺に伸びる一本の道。その道の両脇には小さなお店が約90店舗並んでい
ます。そうココが浅草仲見世通です。
 仲見世の歴史は古く、浅草寺境内の掃除の仕事を課せられていた近くの人々に対し、境
内や参道上に出店営業の特権が与えられたことが始まりで、元禄・享保(1688年から
1735年)頃といわれています。
 写真を見ていただくとわかりますが、土・日・祝日はもちろんのこと、平日でも修学旅
行生や地方や外国からの観光客でにぎわっています。大晦日から元旦にかけては、浅草寺
にお参りに行く人々で仲見世は雷門の外まではみ出すほど大渋滞になり、もはや正月の風
物詩になっています。
 お店はほとんどがお土産屋さんで、浅草名物雷おこし(←お菓子です。)はもちろんこ
と、人形焼やきび団子、浴衣・着物、キーホルダーはたまた竹刀に舞台かつらなどなど...
日本の観光客のみならず、海外からのお客様も「ワンダフル!」と思わず言ってしまうく
らい驚きの品揃えです。
≪ 周辺地図 ≫
 夜の8時にもなれば、ほとんどのお店が
閉店となりますが、シャッターにも工夫が
凝らしてあり『浅草絵巻』と題し、三社祭
や隅田川花火など浅草の歳事が描かれてい
て、閉店後も下町情緒を楽しめるようにな
っています。
 また、仲見世通を中心に以前にも紹介し
た伝法院通や新仲見世通など複数の商店街
が交差しています。