東京散歩
2007年9月7日(金)
浅草雷門(あさくさかみなりもん)
 いきなり王道で申し訳ないですが、今回は『浅草雷門』を散歩してみましょう。雷門周
辺は平日・土・日・祝日関係なく常に観光客・修学旅行生や外国人旅行者で賑わっている
『The 東京観光』のシンボル的な場所です。
 ではでは、この雷門の歴史について一寸勉強してみましょう。
雷門というのは実は通称で正式名称は『風雷神門』と言います。(写真の反対側[=仲見
世側]から見た大提灯には『風雷神門』と書かれています。)現在建っている雷門は意外
に歴史が新しく1960年に松下電器の創設者である松下幸之助によって寄進されました。
(大提灯を見ていただけるとわかりますが松下電器の文字を見つけることが出来ます。)
それ以前にも雷門は存在しましたが、数回の火事でたびたび焼失し、最後の火事は186
5年で、以後仮設的な雷門は存在しましたが、恒久的な建築物としての雷門は実に100
年近く存在しなかったというから驚きです。
≪ 周辺地図 ≫
 大提灯は平成15年8月3日、江戸開府400年
記念事業の一環として新調され、直径3.3m、
高さ3.9m、重さ700kgもあります。3ヶ月
をかけて京都の老舗『高橋提灯』によって作成され
ました。もし、雷門に行った時は大提灯の真下に立
って提灯の底を覗いてみて下さい。観光客は見逃し
がちですが渡邉崇雲氏製作の『雲龍彫刻』を拝むこ
とができます。
 さぁ、雷門を抜ければ観光客で賑わう仲見世通り、
浅草寺(せんそうじ)へと続きます。